ブレイド(マーベル)

「ブレイド(マーベル)」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
ブレイド(マーベル)」を以下のとおり復元します。
#image(blade.jpg,width=250,title=元々アメコミってことを知らない人も多いかも)

#region(日本語吹替声優)
:[[西凜太朗>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:西凜太朗|]]|『スパイダーマン(1994年アニメ版)』
:[[菅原正志>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:菅原正志|]]|実写映画3部作(ソフト版)
:[[大塚明夫>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:大塚明夫|]]|実写映画3部作(テレビ東京版)、マッドハウスアニメ版
:[[江川央生>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:江川央生|]]|『ブレイド ブラッド・オブ・カソン』
:[[安元洋貴>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:安元洋貴|]]|『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』
:[[諏訪部順一>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:諏訪部順一|]]|『マーベル・シネマティック・ユニバース』
#endregion

[[アメリカ・マーベルコミック>アメコミ]]発刊の漫画『ブレイド(Blade)』の主人公。&s(){ラッツ&スターの歌手?違う違う、そうじゃない}
初出は1973年の『The Tomb of Dracula #10』。
マーベルに縁のある[[メーカーの格ゲー>ウォーザード]]で[[同名の中ボス>ブレイド(ウォーザード)]]がいるが、名前の由来だとかそういう関係は恐らく無いと思われる。
そもそも「ブレイド(ブレード)」とは「刃、刃物」と言う意味の[[一般名詞>ジェネラル]]でしかないので、[[同名>仮面ライダーブレイド]][[キャラ>テッカマンブレード]][[は多数いる>ブレード]]。
&s(){件の中ボスの武器を刃物と呼んで良いのかは[[気にするな!>ジュラルの魔王]]}
人類の天敵としてヴァンパイアが存在する作中世界において、[[ヴァンパイアハンター>マクシーム・キシン]]を名乗り日夜ヴァンパイアを狩り続けている。

本名は&b(){エリック・ブルックス(Eric Brooks)}。身長188cm。体重82kg。
1929年に[[ロンドンに生を受ける>DIO]]。
母は妊娠中にヴァンパイアに襲われ絶命、胎内にいたエリックは[[半人半吸血鬼>シオン・エルトナム・アトラシア]](ダンピール)として産まれた。
そのため[[ヴァンパイアでありながら日光の下でも自由に活動することが出来る>アーカード]]ようになった。
やがて成長したエリックは母を殺したヴァンパイアへの復讐を決意し、吸血鬼狩りを開始、現在に至る。
その性質からヴァンパイア達には「デイ・ウォーカー(日の下を歩む者)」と[[呼ばれ>MUGENキャラクターニックネーム一覧]]恐れられている。

戦闘では吸血鬼としての高い身体能力を活かし、[[徒手空拳や火器・刀などの様々な武器を使って戦う>ダンテ]]。
主に使う武器はチタニウム製の剣と、ニンニクを詰めた弾丸を発砲する銃。
[[モービウス・ザ・リヴィング・ヴァンパイア]]に噛まれて血を欲する体質になった際、
罪の無い人々を犠牲にしない為に、自ら切り落とした左腕の部分に銃を装備した義手を着けている。
また[[超回復力、老化遅延>ウルヴァリン]]や人間の数倍の超感覚などの様々な力を持っている。
一応世界観が繋がっているため、原作では[[ゴーストライダー]]などの他のヒーローと共闘することもある。

過去にウェズリー・スナイプス主演で映画化され、[[ドニー・イェン>葉問]]指導のアクションが受け、シリーズ化するほどの人気作となった。
特に1998年に公開された1作目は『[[スパイダーマン]]』に先駆ける&b(){マーベルスーパーヒーロー初劇場公開作品}である。&link_anchor(*1){*1}
同時に『[[ブラックパンサー]]』より20年早い&b(){マーベル黒人ヒーローとして最初の映画化作品}でもあり、
全世界で1億3,120万ドルの興行収入を叩き出し、子供向けとされがちだったヒーロー映画の常識を塗り替えた大ヒット作である。
&s(){そして『3』は[[ライアン・レイノルズ>デッドプール]]が初めて出演した[[ヒーロー映画>グリーンランタン]]である}

映画版ではブレイドは1967年生まれの30歳。
出生と能力については同じだが、少年期にダンピールとして目覚めてしまい吸血衝動に抗えず暴れていた所を、
吸血鬼ハンター・ウィスラーによって救われ、以後彼のパートナーとして師弟・相棒・親子のような関係で吸血鬼狩りをしていた。
狩りの最中、検死官にして血液学者のカレンを巻き込んでしまい、吸血鬼に噛まれた彼女を保護観察する中で、
吸血鬼評議会の中でメキメキと頭角を表しつつある宿敵フロストが、吸血鬼の神「マグラ」を復活させようとしている事を察知。
逆に本拠地を襲われ大きな痛手を負いながら、カレンの開発した切り札「血液抗凝固剤」&link_anchor(*2){*2}を携えて最終決戦に挑む。
その後カレンにいつか吸血鬼を滅ぼした時に取りに来ると吸血鬼治療薬を託し、今日もどこかでブレイドは吸血鬼を退治している……。
そして『2』では吸血鬼を襲う吸血鬼「リーパー」、『3』では蘇った始祖「[[ドレイク>ドラキュラ伯爵]]」との戦いが繰り広げられる。

またその続編としてテレビドラマ化もしている(主演:カーク・ジョーンズ)。
更には2011年にマッドハウスによりテレビアニメ化し、
以後『[[アルティメット・スパイダーマン>スパイダーマン]]』、『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』『エターナルズ』にもゲスト出演するなど、
映像化の機会には比較的恵まれていると言える。

&space(2)&font(22,b,i,red){生まれながらの…《&ruby(ばんちょう){地獄之鬼}》だぜッ!}
|映画版&br()&nicovideo(sm13803124)|番長を怒らせた罪で全員死刑!&br()&nicovideo(sm6569581)|
//|アメスパ&br()&nicovideo(sm29926813)|非表示動画につきCO

なおこのウェズリー・スナイプス版ブレイドの格好良さは凄まじく、原作コミックスにも多大な影響を与えている。
というのも原作コミックス版ブレイドは黒人の吸血鬼ハンターという要素こそ映画版と共通しているものの、
[[吸血鬼を殺さねばならないという>アレクサンド・アンデルセン]][[執念に取り憑かれた狂人>ニンジャスレイヤー]]といった雰囲気を漂わせており、杭を手に吸血鬼を追いかけ回す、
泥臭くてスタイリッシュさの欠片も無い、今のイメージを知っていると目を疑ってしまうようなヒーローだったのだ。
#region(衝撃の初期デザイン)

#image(img02.jpg,title=うーん凄まじい70年代臭,width=300)
この頃は代名詞である刀も持っておらず、「吸血鬼を殺す者」という意味でブレイドを名乗っていただけであった。
&s(){それと「ナイフ曲がってね?」は禁句}
#endregion

ただ、割と勘違いされるが別に初登場から映画版までずっとこのスタイルだった訳ではなく、
90年代には既に「角刈りで黒い革ジャンを着込み、刀を持った黒人」というスタイルになっている。
#region(中間期デザイン)

#image(94_01.jpg,title=「今回のブレイドは『帰ってきたドラキュラ』だ!」,width=300)
画像は1994年刊行のコミックでのコスチューム。
映画版に比べるとスタイリッシュさは控えめだが、中々[[世紀末]]らしい格好良さがある。
#endregion

その後、映画版が公開された事でイメージが逆輸入され、コミックでも実写版と同じようなスタイルに再度イメチェンしたのである。
「コミックを完全に無視したアレンジ」ではなく、あくまでも「当時のコミックにおけるイメージの先鋭化」と言った方が正確だろう。

コミックボンボンで連載された漫画『スパイダーマンJ』でも登場。
同時期に公開されていた『ブレイド3』のタイアップと思われる。
「B・ロード」に改造されたヴァンパイア「モスキラー」を追って来日し、失敗作として捨てられていたモスキラーを守るスパイダーマンJと戦い、
一度は取り逃がしてしまう。
後にモスキラーはJを騙していた事を明かし吸血しようとするも、ブレイドによって焼き尽くされた。
子供向けという事もあり、基本的に人が死なない本作において明確に死亡描写があるヴィランとなった。
最後はJに自分が完全にヴァンパイア化したら始末してもらう様に頼んで去っていく。
ちなみに本作は英訳版も発売されているが、何故かこのエピソードは収録されなかった。[[他>エレクトラ]][[の>Dr.ドゥーム]][[キ>Mr.ファンタスティック]][[ャ>ヒューマン・トーチ]][[ラ>インヴィジブル・ウーマン]][[の>ザ・シング]]客演回はあるのに…。

&font(22,b,i,black){「ガキってなぁできなかったことでも一瞬のちにやってのけることがあるからな}
&font(22,b,i,black){ 甘ぇってだけでかたづけられねぇヤツもいる…か ふふふ…」}

幾度も映像化されている事からも分かる通り人気は高く、ゲーム情報サイト「IGN」が開催した「The Top 100 Comic Book Heroes」では、
[[ガンビット]]や[[アイアンフィスト]]を抑えて63位となった。


#image(chigau.jpg,title=違う 違う そうじゃ そうじゃない)

----
**MUGENにおけるブレイド (マーベル)
#image(fede de 10 blade.gif,title=2022年4月に更新された最新版)
海外製作者のFede de 10氏によるものが存在。
現在は海外サイト「The Mugen Multiverse」にて代理公開されている。
DopeFiend氏が製作したDCヴィラン、[[オノマトピア]](Onomatopoeia)の改変キャラで、[[MUGEN1.0以降>新バージョンmugenについて]]専用。
ヴァンパイアハンター繋がりからか、イントロの一つでは[[別作品の吸血鬼>ドラキュラ伯爵]]が[[バイト]]で登場する。
&s(){…それ以外のイントロは改変元そのままだったりするが気にしてはいけない}

[[マヴカプ>MARVEL VS. CAPCOM]]を参考にした[[コンボ]]ゲー風のシステムをしている。6ボタン式。
チェーンコンボ・エリアルレイブが可能で、デフォルトではコンボ成功時に画面に英字(YES、GOODなど)が表記される。
また[[必殺技]]を[[キャンセル]]して[[超必殺技]]に繋げることも出来る。
なお、[[通常技]]及び必殺技・超必殺技の多くは改変元であるオノマトピアのものを踏襲しているが、
[[バイクで相手を撥ねる>お覇王]]超必殺技など、ブレイド独自の技もしっかり搭載されている。
//麻酔銃はオノマトピアも使ってたので

コンフィグテキストが付属しており、数値をいじることでコンボ表記の有無、ライフルの変更、その他各種設定の調節が出来る。
デフォルトで[[AI]]も搭載済み。一般的な[[強>MUGENキャラクターのランク付け]]ランクキャラと闘わせると[[立ち回り]]でやや押されがちであるが、
超必のバイクが[[AI殺し]]なのか、連続で使用し逆転勝ちすることもある。
|旧バージョン紹介動画(公開先のURLは古いものなので注意)&br()&youtube(https://www.youtube.com/watch?v=C3vdHsLTATE){320,240}|

#image(Clint&Candido159 blade.gif,title=陽の下を歩けるヒューマン・バンパイア)
2022年にはClint氏とCandido159氏が共同製作した新たなブレイドが公開された。
こちらは『[[ドラグーンマイト]]』の主人公・ヤマトの[[ドット>ドット絵]]をベースとしている。
並程度の強さを持つAIもデフォルトで搭載済み。
|紹介動画(DLリンク有り)&br()&youtube(https://www.youtube.com/watch?v=fWQxB8cE_Qs){320,240}|


#image(B.jpg,width=400,title=テレビ東京系アニメ『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』第43話より。
台詞とウェズリー・スナイプス版をリスペクトしたポーズに痺れろ!)

&font(20,b,i,#660b45){「我らヴァンパイア一族は世界中に散らばっている!}
&font(20,b,i,#660b45){ 私を封じたところで、お前の戦いに終わりはないぞ!!」}

&font(20,b,i,black){「ならば、この剣が折れるまで戦い続けるまで!}
&space(5)&font(25,b,i,black){《&ruby(ブレイド){剣}》の名……伊達に背負っちゃいない!!」}

***出場大会
#list_by_tagsearch_cache([大会],[ブレイド(マーベル)],sort=hiduke,100)
#co(){
''更新停止中''
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[ブレイド(マーベル)],sort=hiduke,100)
''凍結''
#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[ブレイド(マーベル)],sort=hiduke,100)
}
//***出演ストーリー

----
&aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}
ただしこれは「スーパーヒーロー物として」の話で、MARVEL作品の実写映画としては『ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀』が一作目となる。
&s(){勿論、映画としての出来に関しては何も言わないお約束である。日曜洋画劇場等で度々放映されたのでそれなりに好きな人もいるけども}
また、実は『[[キャプテン・アメリカ>キャプテンアメリカ]]/[[卍帝国の野望>レッドスカル]]』という作品が90年頃に劇場公開予定だったが、
様々な事情から2年延期した末に結局TV映画として放映され、ビデオスルーとなっている。
&s(){当然だが、こちらも出来は言わずもがな}
//あれは本国では劇場公開予定だったはずが2年延期した末にTV映画として放映されたもので、劇場公開されたのはフィリピンなどごく一部なため、ちょっと先例とは言い難いのです。
//矛盾のないように修正して復帰。でもWikipediaやアニヲタWikiで調べると1990年にイギリスで劇場公開されてたとのことですけど、そこら辺どうなんでしょう?
//事情は不明ですが英国では米国に先行してVHSリリースされていますので、それが日本ウィキペディア上では「英国で劇場公開」と誤解されたのだと思います。

一応、これら以前にもかの[[東映版『スパイダーマン』>スパイダーマッ]]の映画が1978年に作られているが、
同作は劇場短編集『東映まんがまつり』内で上映された、TV版とほぼ変わらない尺の短編映画である。
そのため、単体の長編映画としてはやはり『ハワード・ザ・ダック』や『ブレイド』が先駆けに当たる。&s(){本国でも上映されてないし}



&aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}}
実在する血栓を溶かす薬品なのだが、これを注入された吸血鬼は……なんか……その……&b(){[[爆発>仮面ライダー1号]][[四散>ニンジャスレイヤー]]}する。
どうやら吸血鬼は遺伝子に異常を来しており、その変異した血液が体を循環しているためらしいが、[[その他一切のことはわかりません!>チャージマン研]]

本作の吸血鬼は唾液が血管に侵入することで感染、72時間で発症して遺伝子を変化させて新たな器官を体内に作ると同時に、
超人的代謝能力と引き換えに紫外線アレルギーやニンニクアレルギー、銀アレルギーなどを発症する、ある種の遺伝子病として設定されている。
吸血鬼はその代謝能力の高さに対してカロリーが不足しており十分な量のヘモグロビンを生成できないため、本能的に血を欲するのだとか。
そのためタイプによっては十字架を恐れる者もいるが基本的には通用せず、
ガーリックエキスや銀製品などでアナフィラキシーショックを起こし灰化させるのが対抗手段。
紫外線を浴びても炎上してしまうが、これはライダースーツで全身を覆ったり、日焼け止めなどである程度防ぐことができてしまう。&s(){アレルギー……?}
ただ『1』時点で「血の神マグラ」など超常的な存在も描かれているため、あくまで「科学的に説明する事もできる」というだけなのかもしれない。

そして[[生まれながらの吸血鬼>アルクェイド・ブリュンスタッド]]は純血種、そうでない人間から吸血鬼になったものは下等な雑種として扱われ、
人間社会と密かに協定を結び、純血種の評議会統治下のもと、数千年に渡って社会の影で人を襲って血を啜ってきていた。
そのため警察をはじめとする国家機関にも多くの吸血鬼に付き従う人間が所属しており、標的とされた人間は孤立無援に追い込まれる。
とはいえある種の統治体制が整っていたのも確かで、『1』にてフロストが純血種達をマグラの生贄に捧げたことで評議会が崩壊。
『2』『3』と吸血鬼社会にも混乱が広がり、人間社会にも多大な影響を及ぼす事件が頻発するようになってしまう。

一方、ある種の病気でもあるため、カレンによってブレイドのために&b(){DNAをレトロウィルスで書き換える}吸血鬼化治療薬が作成されており、
『2』冒頭では吸血鬼化したある重要人物の治療・人間化を成功させるなど、[[ダンピール>モーラ]]垂涎の薬品となっている。

と、ここまで説明したが、&b(){血液抗凝固剤で[[爆発>究極神拳]][[四散>絶命奥義]]する理由は一切不明}。ホント何故なんだろう……?

----
//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください)
//|CV:西凜太朗|,|CV:菅原正志|,|CV:大塚明夫|,|CV:江川央生|,|CV:安元洋貴|,|CV:諏訪部順一|,アメコミ,ヒーロー,主人公,吸血鬼,復讐者,イギリス人,黒人,混血,半人半妖,義手,剣士,銃使い,刀使い,サングラス,黒髪

復元してよろしいですか?