細川可南子

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細川可南子 - (2010/03/23 (火) 12:59:26) の編集履歴(バックアップ)


今野緒雪の少女小説『マリア様がみてる』の登場人物。
『涼風さつさつ』で登場し、以降もたびたび出番がある。
CVは小清水亜美。
また、本作の二次創作である同人姉妹格闘ゲーム『マリばと!』にも、三作目『マリばと!+プラス』から出演している。

原作での細川可南子

『涼風さつさつ』にて初登場。
背が高くて(179cm)髪が長い。細身なため、 「ハリガネ」 と呼ばれたこともあった。
元バスケットボール選手の父親の指導の下で打ち込んでいたが、両親が協議離婚。結果、極端な男嫌いとなる。
当初は自分の理想像を福沢祐巳に投影していたようで、後をつけ回したり、花寺学園との合同体育祭に関わろうとするのを止めようとした。
人間関係もかなり極端で、「好きな人」「どうでもいい人」「殺したいほど憎い人」しかジャンルがないと公言しているほど。
その結果、『涼風さつさつ』では祐巳との行き違いから喧嘩別れとなってしまった。
『特別ではないただの一日』にて、父親と和解。以降、良好な関係を築いているようである。
姉妹関係は最新刊『リトルホラーズ』辞典ではまだ無い。

人間関係は、当初はあまり好意的ではなかったが、わだかまりが解消して以降はうまくやっている。
特に松平瞳子とは犬猿の仲だったが、現在では二条乃梨子ほどではないが瞳子の親友ポジションになっている。

+ 原作について、ちょっと穿った見方
「男嫌い」「背が高い」「髪が長い」など、かなり小笠原祥子と共通する部分が多く、
瞳子と並ぶ祐巳の妹候補として登場した感が強い。
ただ、登場巻での印象があまり良くなく、彼女の根元的な悩みについても早期に解決してしまったため、
以降は登場の機会が減ってしまったとも考えられる。
事実、「主要登場人物一覧」に書かれたのは『涼風さつさつ』から『妹オーディション』までの たった6冊 のみ。
「瞳子の友人」というポジションについても、乃梨子という先客がいたため、よりキャラが薄くなってしまった。
そういう意味では不幸なキャラである。


『マリばと!』での細川可南子

「意外とだらしないんですね」

『マリばと!+プラス』にて、蟹名静、久保栞と並んで参戦。
バスケットボールを使うほか、長い髪を振り回して戦うスタイル。
髪を使った攻撃は間合いが長く、全体的なスキも短い。
だが、超必殺技の「乱れ髪」と「地天髪」は攻撃範囲は広いものの持続時間が短く、制圧力も低め。
さらには原作で出番が少なかったせいか姉妹ゲージの恩恵をあまり受けられない。
このため、タッグパートナーとの連携よりも個人性能重視の戦い方にならざるを得ないのが欠点である。

MUGENでの細川可南子

サクラカ氏によるものが公開されている。
松平瞳子同様、スールシステムではなくストライカーを呼べるようになっている。
呼べるのは福沢祐巳と小笠原祥子、クラスメイトの松平瞳子と二条乃梨子。
特に福沢祐巳は攻撃こそしないが、出ている間は攻撃力と防御力がアップする仕様となっている。