ダース・モール

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ダース・モール - (2011/03/27 (日) 12:54:02) の編集履歴(バックアップ)



映画『スター・ウォーズ エピソード1~ファントム・メナス~』に登場した人物。
幼い頃にダース・シディアスに見出されダークサイドの訓練を受けていたシスの暗黒卿。
種族は頭部に十本ほどの短い角を持つエイリアン、ザブラクで、惑星イリドニアの出身者。
同族にジェダイ・マスターのイース・コスやエージェン・コーラーがいる。
顔が赤黒いのは全身に赤と黒の刺青をしている為であり彼独自のもの。
非常に無口。具体的には作中で一言も台詞が無い位。
クワイ=ガン・ジン及びオビ=ワン・ケノービとの対決シーンも無言でライトセーバーで切り合うのみ。
エピソード1の悪役の顔がそれでいいのか。

シディアスの指令で惑星ナブーを通商連合が侵略する際に封鎖線を突破して逃亡したナブーのアミダラ女王の捜索任務を与えられ、
惑星タトゥイーンで女王一行を発見して急襲するが、女王を警護していたジェダイ・マスターのクワイ=ガン・ジンによって防がれ、
捕らえられずに終わる。
その後、首都惑星コルサントからナブーへ女王が引き返すと、再度シディアスに命じられ通商連合の救援に向かい、
再びクワイ=ガンとそのパダワン、オビ=ワンとナブーのシード王宮で対決し、宇宙船格納庫、
エネルギー発生室で激しく戦って、クワイ=ガンを倒すことに成功し、ライトセイバーを蹴落としてオビ=ワンをも追い詰める。
が、クワイ=ガンの形見となったライトセーバーを手にしたオビ=ワンによって胴を両断されて絶命、溶解孔に落ちて消えた。

普通ジェダイが用いるライトセーバーは光刃(通常の刀における刃にあたる、輝く棒状のエネルギー)が1本の物が通常であり、
シスの暗黒卿の場合でも光刃が1本しかない物を使うことが多い。
だが、彼の使用するダブルブレイドライトセーバーはグリップの両側から合計2本まで光刃を出すことが出来る。
これは古代のシスの暗黒卿エグザ・キューンが考案したものと言われており、使いこなすためには非常に高い技術を必要とする。
だが、あくまでこれは訓練の際に使用するものであるという説もある。すなわち、ジェダイよりも強大な力を得るためである。
自らを傷つけかねないようなこのライトセーバーで訓練を積むことが、シスの剣技の強さの秘密であると考えられる。
+ ダブルブレイドライトセーバーについての余談
モールの武器が明らかになったとき、日本のファンは「ゲルググの武器が逆輸入された!」
「いやむしろスピルバンのツインブレードだ」などと冗談半分に噂したが、
実際の所はドラマ版『西遊記』の孫悟空の棒術を参考にしたものだそうである。

この剣術の他、彼はフォースによる物体操作を相手に直接作用させる戦法も得意とする。
この組み合わせにより、一対一ではクワイ=ガンや当時のオビ=ワンを凌駕する実力を発揮していた。
ただしシディアスや後のドゥークー伯爵が使っていたフォース・ライトニングの使用描写はない。

彼が主役となるスピンオフ小説があり、タイトルは『ダース・モール 闇の狩人』。
マイケル・リーヴス著、ソニー・マガジンズ刊で発売中。

演じたレイ・パーク氏は元々はスタントマンとして作品に参加していたが、
カメラテストの為にダース・モールに扮した彼を見たジョージ・ルーカス監督らが、
その存在感を買って正式にモール役に起用したというエピソードがある。
当然、劇中の剣劇やスタントは全てパーク自身が演じている。


MUGENにおけるダース・モール

海外のRMX氏が製作したキャラが存在。
KOFのゼロのスプライトを改変したものと思われ、ドットのクオリティが高い。
ストライカーとしてバトルドルイドを呼ぶ事もできる。
どうやら未完成のようで、付属のテキストファイルにコマンドが書かれていない。
技も改変元からだいぶ削られており、AIも無いため出番はほぼ無いと思われる。

また、キャラ名が「Death Maul」となっている(正確な綴りは「Darth Maul」)。
これが原因で、週刊「載ってねぇ」において「デスマウル」と紹介されてしまった。

あと、これはどうでもいいようでかなり重要なあれだが…ライトセーバーあんまり使わない。
ビーム展開も基本的にしない状態で、一部ゲージ技で使うのみだが…使い方も映画のダイナミックな動きでの剣術と違いなんか地味である。
使えよセーバー。ここ、ツッコミどころです。

出場大会

その他