ダブルイリミネーション

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ダブルイリミネーション - (2008/03/11 (火) 22:41:59) の編集履歴(バックアップ)


トーナメント方式のひとつ。その名の通り、2度負けるまでは脱落(elimination)とならない。
これに対し、通常の1回勝負のトーナメント方式はシングルイリミネーションと呼ばれる。

double-eliminationと書くためローマ字読みで「ダブルエリミネーション(エリミネート)」などとも呼ばれる。
また「ダブルイルミネーション」と誤解されている場合もある。

通常の勝ち上がりトーナメント(A)に加え、敗者復活のトーナメント(B)が行われる方式。
(A)の1回戦で敗退した選手同士が(B)の1回戦で対戦し、その勝者と(A)の2回戦で
敗退した選手が対戦する。これを繰り返す。
通常のトーナメント(参加者-1試合)に比べて試合数が2倍になるが、決勝戦で(A)を
勝ち上がってきた無敗選手が負けた場合、さらにもう1試合を行う場合もある。

メリットとしては、どの選手も必ず2回は試合ができる、運の悪さだけで敗退してしまうのを
多少は回避でき、実力がより正確に反映できるといったあたり。
とはいえ、総当りやリーグ戦に比べれば試合数が少なくて済む。

デメリットはトーナメント表が非常にわかりにくいこと。
また、後半になるほど再戦が発生しやすいが、これは長短どちらともいえる。

ニコニコではよくダブルチルノシステムと混同されているが、
ダブルチルノシステムは1回戦だけがダブルイリミネーション扱いで、2回戦以降はシングルイリミネーション扱いになる方式であって、両者は異なる。
こちらもすべての選手が最低2回は試合できるうえ、トーナメント表がわかりやすい点で大会動画向きである。
反面、勝者トーナメントで2回戦以降に敗退するともうチャンスは無いため、公平性が若干損なわれる。


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