霊烏路空

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霊烏路空 - (2016/02/20 (土) 23:38:54) のソース

#image(utuhohitensoku.png,title=天破の構えとか言わない!,width=350)

&font(i,green,b,19){「地上に降り注ぐ太陽の光。それは新しい原子を創る核融合の熱。&br()究極の核融合で身も心も幽霊も妖精も、フュージョンし尽くすがいい!」}

『東方Project』の登場キャラ。初出は『東方地霊殿』の[[ラスボス]]。
「[[核融合>Dr.マンハッタン]]&link_anchor(*1){*1}を操る程度の能力」を持つ地獄鴉の少女。
名前の読みは「れいうじ うつほ」。霊烏路の烏は「鳥(とり)」ではなくて「''烏''(からす)」なので注意。

劇中での通称は「おくう」、『ダブルスポイラー』では[[射命丸文]]が「お空さん」と呼んでおり、
ファンの愛称は「お空」や、バカっぽくて特に可愛らしいという意味合いで下記の「うにゅ」+「うつほ」から「うにゅほ」など。
二つ名は「熱かい悩む神の火」。専用BGMは「霊知の太陽信仰 ~ Nuclear Fusion」。
&nicovideo(sm9795402){300,130}
&font(i,b,19){「そこんとこ、どうなんだ?」}

&font(i,green,b,19){「うにゅ?」}

#region(詳細な説明)
左足(分解の足)と右足(融合の足)、そして右手の「第三の足」(制御棒と燃料棒)で究極のエネルギーである核融合を操れる。
究極のエネルギーとされるのは、しばしば神と同一視される太陽のエネルギーが核融合によるものだから。
二つ名「熱かい悩む神の火」の熱かいは扱ふ(扱う)の元になった言葉。即ち核が扱いにくいエネルギーであるから。
彼女の右手が第三の足なのは、太陽の使いである八咫烏が三本足の烏とされているからである。
宇宙を思わせるマントを羽織い、[[左足を中心として回る電子>パイロン]](あるいは[[惑星>地球大進化]])、
右足に纏わりつく金属(一説によれば核反応の最終生成物である鉄、または[[チェルノブイリ>チェルノブ]]で見つかったという「象の足」)、
胸部の眼、そして右手の制御棒&link_anchor(*2){*2}は制御っていうか何かぶっぱなしそうな[[バスター>ロックマン]]か[[サイコガン>コブラ]]みたいな形と、
まぁとんでもない格好で能力・弾幕と併せてプレイヤーの度肝を抜いたのは言うまでも無い。

同作4面のボス[[古明地さとり]]のペットで、[[お燐>火焔猫燐]]とは親友。
因みにさとりは空らの主でありラスボスでもおかしくない力を持ちながら4面ボス扱いという『東方project』でも珍しいキャラ。
能力「第三の目」が戦闘向きではないのと、別の黒幕が存在するストーリーや製作の都合によるもので、空とは別の意味で恐ろしいのだが。

種族は「地獄鴉with八咫烏」だが、空自体はただの地獄鴉で、一時的に八咫烏の力を与えられているだけ。
彼女の仕事は灼熱地獄跡の管理であり、少しでも火が強くなったら中庭の天窓を開け、火力が衰えたらお燐が運んできた死体を投げ込み、火力を調整する。
毎日同じ事の繰り返しではあったが、それなりに平和で満足のいく生活を送っていた。
しかし、ある日突然訪問してきた[[山の上>八坂神奈子]][[の神>洩矢諏訪子]]により八咫烏の力を与えられ、急激に力をつけ外見も大きく変わった。
空が選ばれた理由は、山の上の神の「ここで一番強い鴉は誰か」という質問に「自分だ」と即答した為。
尚上記の「うにゅ?」は、黒幕について[[霧雨魔理沙]]に尋ねられた際、神社の茶の間で温泉卵を頬張りながら発した言葉で、続く会話は「([[博麗霊夢]])誰が何の得をするの?」「(空)私が得したわ。」であり、基本的にあまり物を深く考えてはいない模様。

原作者公認の''カリスマなど最初から無い''バカキャラ。
その力で世界征服したり温泉作ったりするつもりだったらしいが、温泉を求めて地下まで潜ってきた霊夢と魔理沙に阻止された。
尚、力を貰った理由は''聞かされた筈なのに綺麗さっぱり忘れていた''。
さとりの第三の目でも読めなかった為、心の底から忘れ去っていたらしい。
幻想郷の鳥は本当に[[困った>射命丸文]][[連中>ミスティア・ローレライ]]ばっかりで[[感心しませんな]]。

まぁ、力を与えた方も「知能が低い方が余計なたくらみを企てないから」と言っているのでその辺りは織り込み済み。
融通が効かなかったり、嘘をあっさり信じてしまう点を「''愚直な妖怪''」と評したりもしている。
地上に出たら出たでフルボッコにするつもりだったようだし。

それでも力を授かる前には上述の単調な仕事にも充実感を抱き、事件解決後も核融合炉の管理を真面目にこなしていたり、
主のさとりや友達のお燐のこと等、本当に大事なことは決して忘れなかったり、
「炉心の温度低下に注意」といった仕事に関する用語は扱えるし、[[物理>岡崎夢美]]・天文知識も並以上、
相手によってはそつなく丁重な態度も取れるので、それなりの教育と躾があった上での鳥頭なのだと思われる。 
…しかし『非想天則』では[[チルノ]]が「巫女二人を区別する気がない」のに対し
空は「区別出来ない」という、バカというより''記憶障害疑惑''もある。三歩歩けば…のレベル。

尚冒頭画像は八咫烏と合体し変貌した後のものであり、本来の姿とはだいぶ異なるとの事。
胸にある赤い目のような物は衣装ではなく、融合した八咫烏そのものらしい。
それ以外の制御棒等のパーツはちゃんと取り外し可能なのでご安心を。
…しかし、眼も取り外し可能との情報も。&s(){どっちなんだ!}
恐らく、パーツを外すことにより八咫烏としての能力がなくなり元の地獄烏に戻るのだろう。
&font(18,b,#ffa500){――――――――――――――――――――――――――――&br()&space(10) CAUTION!!     CAUTION!!     CAUTION!!&br()――――――――――――――――――――――――――――}
*&space(5)&font(50,#ffa500){☢   ☢   ☢   ☢}
&font(18,b,#ffa500){――――――――――――――――――――――――――――&br()&space(10) CAUTION!!     CAUTION!!     CAUTION!!&br()――――――――――――――――――――――――――――}
スペルカード宣言時に放射能標識(☢)と共に画面中央に CAUTION!! 、加えて警告音のサイレンが鳴り響く、今迄に無い演出でプレイヤーを驚かせた。
東方には珍しい「一般的なラスボス([[魔王]]とかそういう感じ)っぽい」音楽とシンクロすると割と焦りが生まれる。
『非想天則』でのアレンジ版はまんまRPG風になっており、ゲーム内で使われているBGMの中でも人気が高い。
また、スペルカード使用中の背景も(☢)となっている。
本来はそれぞれ原子からα線・β線・γ線が出ていることを表すマークなのだが、
背景では銀河やら何かの施設やら挙句の果てに何故か猫が描かれている。
銀河はそのままの意味、施設は核施設、または制御棒で、猫は量子力学の「[[シュレーディンガーの猫>古手梨花]]」のこと。
もしかしたらお燐のことを表しているのかも知れない。
大玉を遥かに超える大きさの超大玉をガンガン繰り出すその豪快さは、正に''「弾幕は火力」''。

前述の通り、シリーズ屈指の難度を誇る地霊殿の最終ボスだが、会話終了と共に始まる第一通常攻撃の弾道がド素直な被弾要素絶無の固定弾。
ぶっちゃけ1~2ボス並の癒し弾幕だった為、文字通りの地獄を切り抜けてきた猛者たちを「この子ひょっとしてバカなんじゃあ…」と和ませた。
しかし第一通常が終わると共に、専用核弾と偶数通常の狂った機動力を解禁。
ボム直撃にも平然としている耐久力もあって難度ノーマル時の総合力は歴代最凶の一角だった。難儀な子だよ。

所謂『東方Project』独特の「お約束」を破壊しまくった『地霊殿』の構図は、前作の『風神録』で[[原点回帰>ビビ・オルニティア]]したのをふまえ、
何処かパターン化した過去作品群の[[伝統という名のマンネリを破ろう>仮面ライダークウガ]]としている為と思われる。

『ダブルスポイラー』では主であるさとりよりレベルは一つ下、お燐と同じという謙虚さだが、
&b(){どう見ても[[北東の拳>北斗の拳]]ですありがとうございました。}な感じで、
星符「[[巨星墜つ>ラオウ]]」や、七星「セプテントリオン」といったスペカがある。
セプテントリオンは北斗七星の意であり、弾幕としても「''七つの核弾のすぐ横に小さな弾''があり、
しかもそれが大量に弾をばらまくので出たらすぐに消さないとまずい」というもの。要は&b(){[[見えていると死ぬ。>死兆星]]}
撮影していた射命丸のコメントでも突っ込まれているので故意犯であろう。

尚、『三月精』において正式に''焼き鳥''候補となった(鶏肉なら確保するのに困らないだろうって)。
&s(){空の場合は&b(){焼く鳥}な気もするが}(そんな火力じゃ鳥も焼けないよ!)。
今後一層そっち方面での活躍も期待される。
#endregion

#region(二次創作での扱い)
上述した「お空」という愛称をふまえ、その派生で公式バカ設定から「お⑨」や、スペル「メガフレア」から「[[バハムー子>バハムート]]」なんてのも。
二次創作ではバカっぽさをより強調されてさとりやお燐を困らせたり、
地上の人達にいいように扱われたりすることが多い。まぁお燐を困らせるのは原作同様なのだが。

おバカで幼稚な性格ではあるが二次創作での[[戦闘力>女性キャラクター3サイズ一覧]]は高いものが多い。
理由は「頭以外に栄養がいった」、「あんな眼が飛び出てくるぐらいだから相当でかい」等(逆に眼がでてくるのに胸は邪魔だから貧乳とも)。
一方、スペル「ペタフレア」の語感から、つるぺたではないかとの意見もチラホラ。
因みに「ペタ」とは一千兆を表す接頭辞で「テラ」の千倍「ギガ」の100万倍である。念の為。
また、非想天則での立ち絵・ドットはロリどころか寧ろかなりの長身の印象を受け、
その外見と''二次より酷かった''と言われる超絶なまでの鳥頭の内面を揶揄して「[[残念な美人>長門有希]]」と形容される事も。

そして非想天則での活躍もあってか、第7回人気投票では中々派手な躍進を遂げた。
これもかっこよさげだけどヌけてて可愛くてばか正直な働き者で、
男心をくすぐる超パワーやパーツ、燃えたぎるBGMと演出など、彼女も大物だという評価が広まったからだろう。
BGMも元々地霊殿BGMでは少女さとりに次ぐ人気だったが、[[ネクロファンタジア>八雲紫]]に迫るまでになった。
#endregion

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**格闘ゲームでの霊烏路空
『[[東方緋想天]]』のアぺンドディスク『非想天則』にて追加キャラとして登場。
驚きなのはマントの裏地で、宇宙や電子が動く凝った描写である。&link_anchor(*3){*3}
自身のストーリーこそないが他のキャラのストーリーに出た際や勝利台詞等で鳥頭っぷりを遺憾なく発揮。
「メガフレア」をはじめ、原作のスペカが数多く搭載されている。

#region(『東方非想天則』での性能詳細)
最大の長所は火力。圧倒的なまでの火力。
//文量が他キャラと比べて明らかに膨大なので削減しました
&bold(){基本コンボのA連だけで2500}、スキカを一枚宣言すればスペカを使わなくとも&bold(){地上ならどこでもノーゲージ3000~3500}のコンボが可能(並火力のキャラが大体3ゲージを使ってようやく出せるレベルの威力)。カウンターヒット始動だと&bold(){4000超えることも。}
さらに通常技も、早い強い下段無敵と三拍子揃った4Aに、本作最強の対空打撃技3A、同時攻撃こそできないものの大半の射撃を問答無用でぶち抜く上にデカい5Cと、打撃射撃共にかなりのものが揃っている。
スキル・スペル共に十分で、立ち回りの補助から更なる火力増強までどれも粒ぞろい。
防御面では先述の4Aと最強クラスのバックステップ、発生早めの無敵スペル「八咫烏ダイブ」のおかげでこのテのキャラにしては手札はあるほう。
Ver1.03→1.10での変更も概ね強化といって差し支えないもので、特に今までイマイチだったスペルの救済は大きくプラスに働いた。

…と、ここまで見ると非常に恵まれたパワーキャラなのだが。
無念、お空はあまりにも致命的すぎる弱点を抱えているのだった。
それは、&bold(){移動手段のほぼ全てに欠陥を抱えている}ということ。
まず地上の基本である歩きは速度が全キャラ中最遅タイで、地上ダッシュは硬直が非常に長い。どれほどかというと、&bold(){近めの間合いでダッシュすると相手の打撃が確定する}ぐらい。
ジャンプは格ゲー史上でも最上位に入るであろう[[ティッシュ]]。&bold(){ジャンプしてから着地までに1秒以上かかる。}
これだけでも大きな欠点なのだが、恐るべきことに空中制動はこれが可愛く見えるレベルの劣悪さである。
その理由はただ1つ、&bold(){空中ダッシュ・飛翔の前に長い溜め動作が入る}こと。&bold(){溜め動作中はグレイズがついている以外は全くの無防備である。}
具体的なフレーム数でいうと、大半の他キャラの飛翔を開始するまでの時間が7Fなのに対し、空は&bold(){18F}である。
これはつまり、&bold(){理論上では空が飛翔を始めるまでに他キャラの飛翔>打撃が確定する}ことすらあるということ。
&font(red){そしてこのゲームは、画面中を飛び回りつつ立ちまわることが前提にあるゲームである。}そのディスアドバンテージの大きさは言葉では語り尽くせない。
一応、ハイジャンプだけはまともな性能(高度が高い、速度普通、移動距離が長い)だが、それだけで立ち回れる弾幕アクションSTGではなかった。

また、触られた後の防御面もかなり弱め。
全キャラで最も身長が高い&link_anchor(*4){*4}ため基本的に全てのキャラの殆どのキャラ限コンボを食らうと言っても過言ではない。食らわないのは、特定キャラの足元の判定の位置などを利用したごく一部のループコンボくらいである。
特に対[[霧雨魔理沙]]戦ではこれが顕著であり、魔理沙の高火力コンボの必須パーツであるB>上りJAの繋ぎが空相手だと&bold(){初心者魔理沙のトレモ相手に推奨されるほど入りやすい}ため、容易に高火力コンボを完走されてしまう。
機動力が無いせいで固めを抜けても逃げられず捕まることも多いので、なおさらその点が目立つ。
なお前述の最強のバックステップだが、これは単純に無敵時間だけが長いのではなく、後ろに飛ぶ距離や全体モーションなどの全てが他キャラの3倍くらいあるために無敵時間も長いだけなので、画面中央なら一発で完全間合い外に離脱できる優秀な防御手段となるのだが、画面端を背負っている状態では逆にまるで役に立たない。固められている最中に暴発でもしようものなら、相手が一呼吸置いてから反確を取れるほど。

ちなみに、火力は最強なのだが爆発力はそれほど高くない。
やはり機動力が無く技の隙が大きいのがきつく、固めや差し込みにあまりプレッシャーが無いのだ。というか差し込める技自体がほとんどない。あ、愛などいらぬ!

余談だが、人によっては[[洩矢諏訪子]]などの別ゲーレベルに特殊な挙動を持つキャラよりも他キャラとの使用感の違いを感じるらしく、「自由飛翔タイプのキャラでもスタンダードキャラでも諏訪子でも使えるが、お空だけは使えない」と言った人も珍しくない。

現在のVer1.10では、上方修正は受けたものの機動性能と防御面の弱さという根本的な欠点は変わっていないため、やはりまだまだ厳しいのが実情。
総合的には残念ながら弱い部類のキャラと見られている。[[理論値だけなら全キャラ不利>ハート様]]とまでも。
個別のキャラ相性では[[一部の技が全てを無に帰すほどにどうしようもないキャラ>永江衣玖]]や[[冗談抜きで試合時間の9割は画面端で我慢する時間になるキャラ>射命丸文]]、[[機動力に圧倒的な差があるのにコンボ火力で追いつかれてしまうキャラ>霧雨魔理沙]]など極端な相手がいるが、それ以外の上位勢には意外と何とかなる程度に収まっており、ワンチャンはかなりある。
また1.10までバージョンアップを重ね、主にスペルカード面では大幅に強化されており、スペルカード&bold(){だけ}なら非常に粒揃いである。特に強制的に全画面で相手の動きを阻害し、出すだけで一方的に場を支配してしまう「サブタレイニアンサン」や、コンボ・削り・確定ガークラ何にでも使える「メガフレア」など、他キャラであれば[[使い手が自ら自重したり大会で使用禁止ルールが設けられたりする>永江衣玖]]ほどのぶっ壊れ技になっていたのだが、今のところ「持ち主が霊烏路空である」と言うだけで許されている。

なお上では1.03→1.10ではおおむね強化しかされていないと書いたが、実は致命的に弱体化された点が1つ存在する。龍魚の羽衣(いわゆるガーキャン)である。
この技、全てのキャラで同じ技が使えるシステムカードと呼ばれる類の技なのだが、1.03まではキャラごとに性能が異なっており、空のガーキャンは&bold(){発生3F(暗転による停止時間を差し引く)で正ガードされても1Fしか不利が付かない}という全キャラ中トップの高性能を誇る技だった。
適当な小技に使っても簡単に確定してしまう超性能だったのだが、1.10にて発生速度が全キャラ一律にされ、慣れた人なら見てからガードまたは無敵技でガーキャン狩りが出来る程度の中の下くらいの性能になってしまった。
正ガードされて1F不利のみという硬直差の優秀さは失われてはいないものの、ガードされても致命的ではないというだけで、ガードされてしまって相手を至近距離から離す事ができない時点で厳しい。特に、空は防御面がこのガーキャン頼みであるというのがさらにキツイ。相対的ではあるが大幅な弱体化と見て間違いない点だろう。


#region(お空ちゃん強キャラ説?)
ちなみに、対戦記録・レーティングシステムツールである「天則観」および「Tenco!」の統計では、
空は&bold(){使用数・勝率共に最上位を突っ走っている}。
しかし、上級者達の評価は上記の有り様であり、評価と勝率が一致していないという稀有なキャラとなっている。
これの原因は、空のキャラ特性が&bold(){初心者~中級者前後の実力帯において&font(red){無類の強さを発揮する}}からに他ならない。
強烈に高い火力や強い技は初心者にもわかりやすく扱いやすい長所であり、初心者同士の殴り合いでも発揮される強みであるのに対し、逆に致命的な短所であるはずの機動力の欠陥は「自分はミスをせず、相手のミスは見逃さず」な中級者以上のクラスにならないと中々突くことが難しい。

故に、&bold(){中級者以下の対戦においてはぶっちぎりの強キャラとして君臨することになるのだ}。
この辺りはプレイヤー人口も最も多くなるところであるので、結果的に勝率も伸びるわ伸びるわ。
評価と勝率の剥離はこうして生じているのであった…使用数?・・・&font(red){&bold(){愛}}・・・かな?
#endregion

#region(20XX年 幻想郷は核の炎に包まれた!)
地獄で何を学んで来たのかは知らないが、八咫烏ダイブが[[サウザー]]の羽ばたき(説明文もまんま)だったり、
浴びせ蹴りの成功モーションが[[シン>シン(北斗の拳)]]のつかみ投げだったり、
通常技も3Aが[[ユダ]]のグレイブ、6Aが聖帝のグレイブ、
J6Aが[[レイ]]の[[ブーン]]だったり、J2Aを溜めると腕部分と衝撃波部分で合わせて2HITしたり…。
それ以外にも[[ここですか>ゲーニッツ]]したり[[リング状の弾を発射>ワーロック]]したり[[舞い降りよ>イグニス]]したりと色々はっちゃけている。
ガードモーションは仁王立ちで&b(){切り返しが[[ガードキャンセル]]と羽ばたきしかなく}、[[守ると弱い>紙]]とこまで同じ。
システム上、北斗のようにガークラしやすさや体力に差があるところまでは流石に再現されていないが、
一部キャラに触られたら一生画面端になったりする部分はしっかり再現(?)されている。
アレか、核の炎だからか?それとも霊夢に[[テーレッテー]]が追加されたからか? 
#region(分かりやすい比較図(サイズ注意))
#image(サウザー.png,title=(ネタ的に)引かぬ!媚びぬ!制御が出来ぬ!,width=550)
…これはひどい。まぁ[[黄昏だからしょうがない>○○だからしょうがない]]。
#endregion
#endregion

天候は「烈日」で、効果は「全てを焼き尽くす程度の天気」。
画面上部にいくほど徐々に自分の体力が減っていくが、代わりに攻撃力が上がりゲージも増加していくという天候。この減少ダメージではKOにはならない。
空中戦主体のゲームとはいえ主戦場はあくまで地上~中空程度なので、この攻撃力アップの明らかな恩恵を受けることはあまり多くない。
しかしこの天候の真骨頂は体力減少で、地上戦で牽制してジャンプさせたり積極的に相手を打ち上げるなどして少しでも与ダメを稼ぐなんて使い方がある。
またゲージ増加もクセモノで、体力ドットでワンチャンが遠い時はいっそ高飛びしてゲージ回収に務めるなど、鳥頭の天候主とは裏腹になかなか戦略性が高い天候である。
お空自身は機動力が無いので、追い詰められて仕方なく飛ばされて体力を減らされいそいそとゲージ回収に専念する側になることが多い。うにゅ…
ちなみに、超高空へかっ飛んでいく演出のある技(天子の天道是非の剣など)をこの天候の時に使うと&bold(){えらいことになる。}

全くの余談だが、髪の毛がエロい。あんなにふさふさとした髪の毛を揺らすなんて…
また、4AやJ8Aの蹴り上げモーションを見る限り''明らかにはいてない''。
因みに古語の「空(うつほ)」には''上着の下に下着を着けない''、という意味があったりする。
まあ今で言う下着とは意味合いからして違っているが。
#endregion

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**MUGENにおける霊烏路空
『非想天則』発表以前にも手描きで製作されていた他、アクションゲームの『魔理沙と6つのキノコ』の画像を使用したキャラも存在する。
非想天則ドットが使用されてる空は意外と少ないが、これは空のドッターが自分のドットをMUGENで使用されることに難色を示した為。
そういった事情もあってか現在のところ、非想天則再現の空はいない。

***手描きドット
#region(キャベツ太郎氏 緋想天風)
キャベツ太郎氏 緋想天風「霊烏路空」
#image(Unyuho.gif,title=なんと揺れる、よく見ると循環してる)
八坂神奈子・[[メディスン・メランコリー]]を製作した氏のお空。
[[神奈備命]]・[[射命丸文]]・比那名居天子を基にしたドットは6ボスらしいカリスマを内包する。
翼等には食らい判定が無く、実質天子並みの大きさ。

東方キャラでは早いがリーチの短いA打撃、中距離安全地帯が在るB射撃など乱戦は苦手。
多段ヒットする射撃と高速な飛翔、空中使用可または空中専用の技を活かした戦い方を求められる。
A打撃は書き換えではあるが「ソードオブフツノミタマ」Cでリーチの強化が可能。
射撃扱いになるので[[グレイズ]]され易くなるが便利。
また、2P側でのデフォルトのスキルである「プロミネンスワーム」は相手に照準を当ててから放つとあきれんばかりの追尾性能を誇る。
画面外から襲いかかるミサイル弾は脅威である。

スペルカードは1コス技が無く、見た目以上に攻撃範囲の広いものが多い。
しかし〇〇フレア系を除くと横方向への判定が弱いものが大多数。
また技終了後の隙も大きめで[[反確]]を取られやすい。
5×3種の必殺技、14種類ものスペカ、気象関連以外の各種システムカードが実装されている。デッキ編集も可能。
ゲージを消費し続け必殺技性能の強化に使うレベル転換、ガード反撃はなく霊撃が[[ガードキャンセル]]の役割を担う等アレンジ要素もある。

また技の書き換え無しに各種必殺技を使える萃夢想風モード(別名「[[理論上最強>理論上最強(笑)]]モード」)も存在する。&link_anchor(*5){*5}
5コス技「核反応制御不能」を使用するとこのモードでもスキルレベルMAXの必殺技が使えるようになる。
…のだが、時間制限がある上にカウント0になると[[自爆して5割ダメージを被る>自爆技]](自分のみ)という致命的な欠点がある。
対人戦で他の東方キャラと程良く遊べる程度の性能を目指してバランス調整がなされている。

Seacolor氏、切干氏、青梨氏によりAIが製作された。
動画登場頻度の高いSeacolor氏のAIは全てのスキルを使用する。
前述の絶望的な打撃のリーチと根元に判定が無い射撃を補うため、飛翔を使った逃げ戦術をとる。
その為空中での攻め手が豊富だが、技終了後の落下時の無防備さが弱点となっている。
切り返しも乏しいため苦戦する場面が多いようだ。
しかし「ハイパーフルーイディティ」を使用したループコンボは見栄えが良いので筆者のお勧めである。
切干氏のAIは地上でのA打撃と昇龍技の「転生の炎」を重視しており安定しているが
無駄にスキルの上書きを行う為デッキ編集で各コマンドのスキルカードをそれぞれ一つにすると十分な実力を発揮できるだろう。
尚切干氏のAIは現在公開停止で、使用したい場合には[[制限が有る>動画使用に制限のあるキャラ]]ので注意。

また、キャベツ太郎氏がSeacolor氏製作AI(ver.1.04)を改変したAIを公開した。
氏曰く、勝率はさて置きとりあえず前に出て切り返し、ぶっぱ、軽いコンボをするようになり、
理論上最強モード且つ各スキルレベルMAXの状態であればそこそこのキャラとは闘える筈、との事。
更にAI公開に伴う更新で[[ストーリーモード]]が搭載された&link_anchor(*6){*6}。

余談だが、射命丸譲りのミニスカートはオリジナルのアニメーションでも本家同様の鉄壁ぶりで、
&b(){空中で逆さになり開脚しながら回転しても中身が見えない。}
%%作者としてはパンツは描きたかったとの事。%%
尚、キャベツ太郎氏がサークル活動を始めるに当たり、黄昏ドット改変のキャラの公開を停止。そのため現在はDL不可。
(手書きのキャラ作成は続け、削除後も動画への使用やドットの改変等は変わらず自由との事)

[[イグニス・スカーレット>レミリア・スカーレット]]や[[ソニック・ザ・ヘッジホッグ]]を製作してるABAB氏が下記の青梨氏用と共にボイスパッチが公開されているが・・・
#region(「うにゅー」と言わせてみたかった)
''何故[[このボイス>織田信長]]にした。''
&nicovideo(sm12276191)
#endregion

-コンボ
|~コマンド|~備考|
|近A×2→3A→2C|2Cフルヒットで2割前後。小さいキャラには安定しない。|
|近A×2→3A→B→(HJ)→A→J6AorJ2A→各種スキル|画面端限定。|
|近A×2→3A→6B→(HJ)→A→J6AorJ2AorJ8A→各種スキル|↓より僅かに威力が高いが、小さいキャラには安定しない。|
|近A×2→6B→(HJ)→J2A→J8A→各種スキル|6B~J8Aの繋ぎは最速で。|
|~J8A→地獄極楽ボトムダウンorC飛翔弾or転生の炎MAXorコメットレインMAX|J8Aからはスペカも繋がるが、&br()(現時点では)[[補正]]がかかり過ぎて割に合わない。|
|近A×2→6B→(HJ)→J6A→&br()テラフレア(相手が端寄りにいる場合のみ)&br()J2B(5~8ヒット)→JCorプロミネンスワームor&br()CハイパーフルーイディティMAX→J6A→J2B→JCor(空中ダッシュ)→地獄極楽ボトムダウン|J2B以降は入ったり入らなかったりする。画面端から遠い方が入りやすい。|
|近A×2→6B→2C→(Bオビシャストライク→フェルミズパイル)or(Cオビシャストライク→J6A)|スキルLvがMAXなら、Cオビシャの後にJ6Aが入る。|
|(Cソードオブフツノミタマ装着時)近A×3→メテオレインor牛玉宝印or地獄極楽ボトムダウン|補正の緩い熱剣攻撃からのスペカ。|
|遠A or 近A×2→6A→6B→(HJ)→J6A→J6C→一切方焦熱六十四寸釘|画面端限定|
|遠Aor近A×2→6A→6B→(HJ)→J6A→J6C→飛翔or空中ダッシュ→JA→J6A→J6C→飛翔or空中ダッシュ→JA→J2Aor(J6A→C地獄極楽ボトムダウンor牛玉宝印)|画面端でなくても狭いステージ(KFMステージ程度の幅)なら開始位置から狙えるループコンボ。J6Cから2飛翔で着地してループ回数を増やすと最大6割まで伸ばせる。|
|[近A×2→5Bor2Bor6B→(前HJ)→JA×2]×n|画面端&昇りJAの当たる相手限定の永久。補正で途中からダメージが0になる。どんなに頑張ってもダメージが増えないネタコンボ。一応ゲージ稼ぎ、時間稼ぎには使えなくも無い。|
#endregion
#region(青梨氏 非想天則風)
青梨氏 非想天則風「霊烏路空」
キャベツ太郎氏お空のドットを用いた非想天則風アレンジ版。
デッキ選択システムやシステムカードの追加、回避結界やボーダークラッシュ追加、
ストーリーモードのオミット、一部技の仕様変更やコンボルート見直し、特殊カラーの追加などが行われている。
デフォルトでAIが搭載されており、A射撃のヒットを確認してから悠々と飛来してくる。
7~12Pは全てのスキルが使える(Bの表示とイントロ付きでの登場が目印)。
6Pは全ての技にヒット硬直とガード硬直増加効果が付き、グレイズ中無敵となる。
12Pはゲージ・霊力・スキルレベルが常時MAX、空中ダッシュ無制限となる。

#endregion
#region(愛茶氏 太陽神マリーナ)
愛茶氏 「太陽神マリーナ」
キャベツ太郎氏のお空の改変。
下記の太陽神より早い時期に公開された神キャラだが、現在は公開停止。

#endregion
#region(BIYO氏 萃夢想風)
BIYO氏 萃夢想風「霊烏路空」
#image(BIYO_Utsuho.gif,title=通称 軽装お空)
「温度ゲージ」など意欲的なオリジナル要素も搭載されており、現在の完成度は95%程度とのこと。
東方キャラとしては弾幕は薄め、更に射撃を使うと「温度」が下がってしまう為殴り合いの方が得意。
尤も、射撃は発生・弾速共に優れている為使いにくいわけではない。
前述の「温度ゲージ」はゲージ消費の特殊霊撃1回またはダッシュや打撃技を使うことで珠の色が変化し、
MAXになるとカットインが挿入され、以後一定時間スペカ強化・ゲージ回復等の利点がある(効果終了時には霊力が0になる欠点もあるが)。
カットインは天子の公式イラストの改変だが''ベースと比べて戦闘力が増し増しになっている''。
こちらは公開時からAIが搭載されている為出番が多い。素直な[[波動昇龍]]系のキャラではあるが、
強キャラ勢とも渡り合える実力を持ち、舐めてかかると痛い目を見る。
&nicovideo(sm8257788)
-コンボ
|~コマンド|~備考|
|A×2~5→6A→6B→6Corプロミネンスorニュークリアフュージョン(端限定)]|お手軽かつ安定、威力も高い。|
|A×2~3→(6AorB)→キャンセル特殊霊撃→JA→JB→JC|特殊状態への移行を組み込んだコンボ。|
|A(×2~5)→2A→2B→ディレイ22A→6Corギガフレアor(JA→JB→シーリングレイヴン)|カッコ内は画面端限定。|
#endregion
#region(極楽主義者氏 太陽神)
極楽主義者氏 「太陽神」
BIYO氏製作のお空の改変。
神キャラを目指しており、日々様々な製作者に教わって更新中とのこと。
現在は強化された「太陽神R」と同時に公開中。こちらの12Pは親変更、邪眼キラー、強制死の宣告など神上位の性能になっている。

#endregion
#region(BIYO氏 緋想天風)
BIYO氏 緋想天風「霊烏路空」
#image(BIYO_Utsuho_2.gif,title=色々とボリュームアップ)
上記の萃夢想風手描き空を製作したBIYO氏によるリニューアル版。
2013年2月16日にver1.0が公開された。

基本システムは緋想天準拠だが、霊力ゲージが6段階だったり、スペルカードがコマンド入力だったりと一部が異なる。
必殺技のスキルアップや霊撃に必要なサーマルゲージは時間経過で増加し、ライフが低い時やコンボ中は上昇量が多い。
サーマルゲージが100%に達するかコマンド入力で臨界モードに移行出来るが、終了時にスキルレベルが1になる。
臨界モード中は基本スペル5種類を組み合わせて13種類の合成スペルを発動するスペルフュージョンが可能。

キャラドット、エフェクト、そしてほぼ全ての音声が自作であり、力強い演出は見ごたえ十分。
更に、各技のフレーム数や補正が詳細に書かれた製作メモも付属しており、非常にユーザーフレンドリー。
デフォルトでAIが存在。
|&nicovideo(sm17543584)|&nicovideo(sm20106376)|
#endregion

***非想天則ドット
#region(Kohaku氏 格ゲーアレンジ)
Kohaku氏 格ゲーアレンジ「霊烏路空」
一般的な格ゲー風にアレンジされ、スペカ宣言や弾幕の類を使用しない空。
非想天則のドットが使用されているが、マントの模様は再現されていない。
機動力は原作に倣って中々重いが、格ゲー風と言う事で攻撃動作の方は大分軽くなっている。
開始時に特殊防御を[[ジャストディフェンス]]、[[MELTY BLOOD]]風のシールド、[[パリィ>ブロッキング]]の3つから選択可能。
ストライカーとしてお燐とチルノを呼び出すことが可能、これでちゃっかりお燐もMUGEN入りとなった。
そして体力30%以下限定で3ゲージ技「ギガフレア」を発動可能。
敵を宇宙まで吹き飛ばす派手な演出で、威力も絶大。ついでに何か色々巻き込んでしまってるが[[何、気にすることはない。>ウッドロウ・ケルヴィン]]
勝利時にはストIVのリザルト画面が出る(ここまでのシステムは氏の他のキャラも共通)。
尚、氏製作の東方キャラの例に漏れず、3ゲージ技発動時には[[どこかで聞いた様な声>園崎詩音]]が入る。
わかる人にはわかる声だが、アレンジ東方繋がりでむしろ[[彼女>世紀末霊夢]]が浮かぶ人も居るかもしれない。

sekt氏によってAIが作成された。オプションでストライカーの使用の有無、ジャストディフェンスの使用に関する設定ができ、
最新版ではボイスのON/OFF切り替えが可能。
しかし現在は公開停止している。
ほかにshao氏のAIが公開されている。

#endregion
#region(fhqwhgads7氏 萃夢想風)
fhqwhgads7氏 萃夢想風「霊烏路空」
[[The Kid]]などの製作者であるfhqwhgads7氏によって製作されたお空。
非想天則のドットが使用されているが、やはりマントの模様は再現されていない。
スペカが壱符と弐符でセットになっておらず、それぞれ3種類の中から選択できる。
他にもアーケードモードでは使用不可能な技(と説明されているが、実際は2P側なら使える)が2つある。
1つ目はパワーゲージ最大で使用できる「南斗鳳お空拳」。
最初は乱舞技が始まるので「あれ?」と思わせといて、最後に羽ばたいて[[一撃必殺>即死攻撃]]。しかもガード不可。
例の音楽は1試合の必要ラウンド数を全て取ったときのみに流れる。
2つ目はパワーゲージ最大値の50%で使用できる「Shun Goku Rip-off」(直訳すると瞬獄盗?)。
要するに[[瞬獄殺]]で、ダメージは5割程。
但し最大ゲージ数が9かつゲージ回収率が低い(1ラウンドで1ゲージ強程)ので使用機会は少ない。
尚、前者は最大ゲージ数にかかわらずゲージ最大なら使用できるが、後者は4.5ゲージ必要である。
AIはこの2つの技は使わず、ゲージはスペルカードに回す。

#endregion
#region(humi氏 聖帝空)
humi氏 「聖帝空」
サウザーボイスのお空。一見AC北斗の拳のサウザーの差し替えキャラみたいな名前だが実際は即死級の技を撃ちまくる狂キャラ。
上記のKohaku氏空の改変のため2回目の勝利イントロではリザルト画面が表示されるが、
内容は改変元のままなので全てアルファベット表記でありなんだかよく分からない。

humi氏自身の大会動画に登場。4:15~
&nicovideo(sm15709997)
#endregion
#region(にんにく氏 鳥座U235星)
にんにく氏 「鳥座U235星」
恒星をイメージして制作されたお空。
相手はその場にいるだけでダメージを受け、火力がとにかく高い。
攻撃を介せず無敵の相手にすらガリガリ体力を削るような技もある。だが動作はとにかく遅い。
動作中は常時アーマーだったが、最新版では「何もしなくても自分の体力がどんどん減っていく(氏曰く20秒で自滅するとのこと)」というキャラになった。
KOされた時に強制的に超新星爆発に以降しダブルKOを狙ってくる。
タッグ時に倒された場合一定時間経つと完全復活するおまけつき。しかも制限なんてない。
強さはシングルで1~4Pが狂下位、5~8Pが狂中位、9~12Pが狂最上位(準神)くらいとのこと。

&nicovideo(sm21947952)
最新版では親捏造強制ターゲットを使わせるスイッチが搭載されている。

#endregion
#region(soruzin氏 M_Utsuho)
soruzin氏 「マグナディウエス空」
[[TOD2>カイル・デュナミス]]に登場するマグナディウエス風のアレンジキャラ。
仕様から使う技まで出来る限り原作に近づけており、現在は具現結晶を除いたほぼ全ての技を搭載。
隠しボスが元なだけあり防御力が高く(Life8000)、使う技はどれも高性能。
特に開幕と同時に発動し、阻止に失敗した場合こちらのHPを1にしてくる全画面ガード不能技「ラスト・ヴァニッシャー」には注意(一応スイッチでON/OFF可能)。
また、[[バルバトス>バルバトス・ゲーティア]]と同じくうっかり後ろに立ってしまうとカウンター攻撃からの連携で死が見えるので注意。
%%立たなくても時止めして突進技で裏周りしつつカウンターしたりエンシェントノヴァで自分の方に吹き飛ばしつつカウンターするなど理不尽度も同じ。%%
[[エルレイン>八雲紫]]や[[フォルトゥナ>洩矢諏訪子]]などの氏が製作した他テイルズボスキャラ同様狂クラスになっている。
&nicovideo(sm18004390)
#endregion
#region(ルフトゲルング氏 ロックマンXっぽいお空)
ルフトゲルング氏 「ロックマンXっぽいお空」
名前通り[[ロックマンX>エックス]]の様な攻撃方法を持つ(一部[[違うもの>グランゾン]]も紛れているが)。
公開されているキャラでは唯一「銀河マント」になっている(銀河は動かない)。
&nicovideo(sm18911388)
#endregion

***その他
#region(mapelao氏 原作STG風)
mapelao氏 原作STG風「霊烏路空」
[[論外キャラ>神キャラ]]で知られる[[mapelao]]氏によって製作されたお空。
原作ドットとスペルカードをそのまま持ってきたような凶悪キャラである。
技が射撃しかない為、射撃対策してあるキャラだとあっさり倒せたりもするが普通のキャラでは間違いなく倒せないだろう。

『[[ブリジットと遊撃の旅>ブリジットで世紀末に挑戦]]』に登場。9:55~
&nicovideo(sm8675039)
#endregion
#region(Murdertroyd氏製作 魔理沙と6つのキノコドット)
『魔理沙と6つのキノコ』&link_anchor(*7){*7}の画像を使用して製作されたアクションゲーム系の巨大キャラ。
性能や演出は多少アレンジされており、撃破するには原作と違った手順が必要。
また、このキャラの戦闘中はBGMが強制的に変更される他、専用ステージも付属している。

開幕時はジャンプからの踏みつけ攻撃しか使ってこないが、ダメージを与えることで火柱や岩での攻撃も追加される。
空本体に直接攻撃してもダメージは入らないので一緒に出現するアリスに攻撃して貰う必要があるが、そのためには一定の段階を踏まなければならない。
まず空の頭のキノコを踏むと吐き出す火球を攻撃すると「POWER UP!」という表示が出る。
その後にアリスを攻撃することでビームを撃ってくれるのだが、このビームはお空だけでなく自分にも当たってしまうので注意。
キノコを踏むにも火柱(ガード不能)を避けるのにもジャンプが必要なので、使用キャラによっては詰んでしまうこともある。
攻撃範囲が広く、二段ジャンプが可能なキャラだと戦いやすいだろう。

プレイヤー操作動画の『白猫と歩く』で詳しく紹介されている(9:15~)
&nicovideo(sm18701028)
#endregion

[[十得制御棒うにゅほ]]については当該項目を参照。

動画では核を扱うということで[[ゴジラ]]とタッグを組んだり共演したり、太陽繋がりで[[毛利元就]]と組んだりしている。
ストーリーでは彼女に付いてくる形でお燐やさとり、[[古明地こいし]]が出演しているケースも。

&font(i,green,b,19){「貴方も私とフュージョンしましょ?」}

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***出場大会
#region(一覧)
''シングル''
#list_by_tagsearch_cache([大会],[シングル],[霊烏路空],sort=hiduke,100)
''タッグ''
#list_by_tagsearch_cache([大会],[タッグ],[霊烏路空],sort=hiduke,100)
-東方夢幻天空杯([[OP>>http://nico.ms/sm7559664]])
''チーム''
#list_by_tagsearch_cache([大会],[チーム],[霊烏路空],sort=hiduke,100)
''その他''
#list_by_tagsearch_cache([大会],[その他],[霊烏路空],sort=hiduke,100)
-グループ別総力戦トーナメント([[OP>>http://nico.ms/sm6626916]])
''更新停止中''
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[霊烏路空],sort=hiduke,100)
''凍結''
#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[霊烏路空],sort=hiduke,100)
''削除済み''
#list_by_tagsearch_cache([削除済み大会],[霊烏路空],sort=hiduke,100)
-自重知らずの凶狂キャラタッグトーナメント(タッグ-[[ゴジラ]]))
#co(){
BIYO氏版
[[Pokemon的属性別チームトーナメント【ミズチ大感謝祭】]]
[[いつかの敵は今日の相棒大会2010ver]]
[[第二回幻想郷お祭リーグトーナメント【タッグ】]]
[[第2回遊撃祭]]
[[良タッグ発掘男女タッグバトル大会4th]]
kohaku氏版
[[テメェら誰だグランプリ]]
キャベツ氏版
[[忍者大好き!第二次幻想忍大戦!!]]
[[第三回幻想郷お祭リーグトーナメント【チーム】]]
[[第一回MUGENバスターズ!タッグトーナメント]]
}
''【烏座U235星】''
#list_by_tagsearch_cache([大会],[烏座U235星],sort=hiduke,100)
''【マグナディウエス空】''
#list_by_tagsearch_cache([大会],[マグナディウエス空],sort=hiduke,100)
#endregion
***出演ストーリー
#region(一覧)
-[[A・B・C]](非戦闘)
-[[GO!GO!リンガ王国]](キャベツ太郎氏製作版、カリスマ)
-[[Lucid Dream]](BIYO氏製作版)
-[[MUGEN街の夜雀亭]](赤ちゃんとして登場、名前は「空(そら)・[[F>藤原妹紅]]・[[ローレライ>ミスティア・ローレライ]]」)
-[[MUGEN街の夜雀亭 2nd]](続編にして主人公)
-[[~Restaurant Dolls~]](キャベツ太郎氏製作版。地霊殿組で出演)
-[[S&S ~ようこそ、古明地探偵事務所~]]
-[[Transfer Avengers]]
-[[暁家の悪魔]](「[[お空>十得制御棒うにゅほ]]」が妹)
-[[アリスさん姉妹・R]](キャベツ太郎氏・BIYO氏製作版)
-[[ウドン13]](Kohaku氏製作版)
-[[怪獣王 王座復権への道]](&b(){ヒロイン})
-[[がくえんアリス]]
-[[仮面ライダーMIOMEGA]]
-[[霧雨魔法店]]
-[[狂って踊れ]]
-[[香霖堂夜想曲]]
-[[こんな○○は因果地平の彼方に]](山のフドウ)
-[[サウザーの拳]]
-[[ザ・ジャンボォ!]]
-[[大闘領 -Sengoku Legend of the Gainers-]]
-[[てんこちゃん愛してる!]](BIYO氏製作版 さとり様も出演)
-[[とある吸血鬼の東方見聞録]]
-[[特別課外活動部事件簿]]
-[[七夜と痛快すぎる仲間達~ユニオン名は七夜フレンズ~]](BIYO氏製作版)
-[[ヒナナイの剣]]
-ひやあせ荘のうにゅほさん(主人公、BIYO氏製作版)
-[[無限の極]]
-[[もこや営業中!]](キャベツ太郎氏製作版/Seacolor氏AI サd…&b(){さとり様も出演})
-[[ラディッツがMUGENで幻想入り]](キャベツ太郎氏製作版)
-[[ロックマンゼロが幻想郷の住人と戦うシリーズ]]
#endregion
***プレイヤー操作
-[[アルで昇華]] part85(Murdertroyd氏製作版)
-[[一般的な修行風景]](BIYO氏製作版・Murdertroyd氏製作版)
-[[白猫と歩く>http://www.nicovideo.jp/watch/sm18701028]] part28(Murdertroyd氏製作版)
-[[ブリジットと遊撃の旅>ブリジットで世紀末に挑戦]] part213(mapelao氏製作版)

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***関連項目:[[東方Projectのキャラクター一覧>http://www30.atwiki.jp/niconicomugen/tag/東方Project]]
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&aname(*1,option=nolink){&font(red){*1}}
「核」と聞いて思い浮かぶのは核兵器や原子力発電だろうが、これらは「核分裂」のエネルギーを利用したもので、
原子核の反応によるエネルギーを利用する点以外は「核融合」とは全く別の技術。
空の「核融合を操る程度の能力」とは、その夢の技術である核融合を行う(八咫烏の)力。
しかも霊夢や早苗が(暑いとは言っているものの)彼女の近くや炉の中で平気でいるところを見るに、
&b(){常温常圧}で行っている可能性が高い。放射線も全く出てないっぽい。この辺は幻想郷だからとしか。

&aname(*2,option=nolink){&font(red){*2}}
本来の意味の「制御棒」とは、原子力発電に必要な装置である。
中性子を吸収する物質でできており、これを燃料の間に抜き差しして中性子の量を調整することで核''分裂''の速度を変える為の部品で、
緊急時には押し込むことで反応を停止させる安全装置の働きもある。
本文のように核融合では中性子のやりとりによる連鎖反応がないため根本的に暴走が起こらず、
''本来制御棒は必要ない''(炉の破損が起きると温度や圧力が下がるため、勝手に反応が止まる)。
また燃料棒は核燃料の塊だが、これも気体または液体である水素を利用する核融合には無用の筈である。
にもかかわらず空の腕にこれらが装備されているのは足の数合わせなのか、それとももしかして[[柱をぶっぱなす方の神様>八坂神奈子]]の趣味なのか…
まあ「分解の足」とかも持ってるし、核分裂も使えるのかもしれないが。

&aname(*3,option=nolink){&font(red){*3}}
詳細は不明だがマントを透過させた裏に別途表示している物と思われる。
しかし、あまりに力を入れすぎたため低スペックキラー的な意味で最凶となってしまう。
後にパッチで簡易描画が可能になったが、無地マントとなる為低スペックPCは結局[[哀しみを背負う>無想転生]]事になった。

&aname(*4,option=nolink){&font(red){*4}}
[[レミリア>レミリア・スカーレット]]が前ダッシュによって立ち状態を飛び越えられない唯一のキャラ。
これのお陰で対レミリア戦では「立っている限りダッシュ攻撃でめくられる事が無い」と言う
地味な防御面での利点になっている。

&aname(*5,option=nolink){&font(red){*5}}
通常モード・理論上最強モードのどちらでも試合開始時の必殺技の種類・レベルを設定変更できる。
更に1P側と2P側でも個別に調整可能で、''デフォルトでは1P2Pの開始時使用可能な必殺技が異なる''。
動画使用の際にはデッキの編集と併せて留意しておこう。
(「初期スキル選択」欄で1P2Pの必殺技を揃える・一部東方キャラと足並みを揃える為にレベルを最大の4に設定する等)

&aname(*6,option=nolink){&font(red){*6}}
お空以前のキャベツ太郎氏のキャラにも搭載されているが、
スペカの数が神奈子が5枚、メディが4枚なのに対し空はなんと''9枚。''
これは、空のスペカを攻略した際に原作ゲームの様に[P]アイテムが放出され、対戦中に体力回復が可能な為。
原作風だからって、紙STGキャラで回収しに行くとピチューンされてしまうので注意。
難易度は高めだが、腕に自信のある方は挑んでみてはいかがだろうか。

&aname(*7,option=nolink){&font(red){*7}}
黄昏フロンティア製作の『スーパーマリオワールド』風アクションゲーム。正式タイトルは『魔理沙と6つのキノコ~New SuperMarisaLand~』。
空は「地獄跡」の最終ステージである「地底都市最深部」で魔理沙を待ち受ける。
『ヨッシーアイランド』の「ビッグキューちゃん」を思わせるデザインとなっているため、「ビッグお⑨ちゃん」などと呼ばれることも。
&nicovideo(sm11887253)

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//タグ管理用スペース
//鳥,ラスボス,東方Project,炎使い,パワーキャラ,羽付,核,地霊殿