ランダムセレクト

「ランダムセレクト」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

ランダムセレクト - (2020/05/06 (水) 18:49:31) のソース

//大幅修正、もっと分かりやすく出来る人がいたらがんばっテ
[[1.格闘ゲームにおいてキャラを機械まかせでルーレットのようにランダムで選ぶ機能の事。>ランダムセレクト#random_system]]
 本項で主に解説する。

[[2.「1.」のランダムセレクトをモチーフにしたMUGENキャラ。>ランダムセレクト#random_chara]]

3.海外の大手MUGENサイトの名前(RandomSelect)。
 MugenPlusの配布や、mouser氏やたるせ氏製作のキャラクターを代理公開している事で知られる。

----
&aname(random_system,option=nolink){}
1.

&color(red){&size(50){&bold(){&i(){?}}}}

大抵の格闘ゲームのキャラクター選択画面においては、各キャラの小[[ポートレイト]]が描かれた枠にカーソルを動かし、
自分が使いたいキャラを能動的に選ぶのが普通である。
それ以外にも、使用可能キャラを機械まかせでルーレットのようにランダムで選ぶという方法がある。
これが&b(){ランダムセレクト}(略称:ランセレ)で、選択画面では「誰が選ばれるか分からない」という点を表すためか
&b(){?}の記号が使われていることが多い。

実際にランダムセレクトが巷の対戦で使われる場面としては、
-初めて触れるタイトルでキャラの詳細が分からないので、とりあえず誰でもいいからという人(初心者から上級者まで結構多い)
-やり込みが高じて全キャラに精通し、誰でも使えるようになった人(この域に達する人は中々いないが)
-自分の使えるキャラが選ばれるとは限らないため、一種のハンデとしてこれを用いる人
などの例がある。

また「全ての使用可能キャラからランダムで選ぶ」という特性ゆえ、
本来は隠し[[コマンド]]の入力などをしなければ使えない[[隠しキャラ]]がこれで選ばれたりする仕様も稀ながらある。

----
**MUGENにおけるランダムセレクト
select.def内の[Characters]項に&bold(){randomselect}と記述すればOK。
[Characters]項に登録されている全キャラクターから、ルーレットでランダムに選ぶランダムセレクト枠が選択画面に作られる。
アドオンによってはキャラが登録されていないblankの箇所がrandomselectになっているものも多い。

様々なキャラクターが入り乱れるMUGEN、特にニコMUGENの世界においては相性がいいのか、
これを積極的に用いた大会も多く作られ、ストーリー動画でも稀に使われている。

ただし、注意が必要なのは&b(){MUGENのランダムは完全な乱数ではない}&link_anchor(*1){*1}ということ。
その上、たとえプログラム上は完全な乱数であったとしても、試行回数によっては必ず偏りが出てしまう。
(特に回数が少ない場合に起こりがち)
例えば、3チームでランセレを用いて3戦した際、平等に全員が2戦ずつする可能性はたったの20%強でしかない。
そんな訳で「特定のキャラ(チーム)が出過ぎるor全然出てこない」と文句をいうのはやめよう。
ましてや&b(){うp主の作為を疑ったりするのは論外である}。

ニコMUGENにおいてのランダムセレクトは&b(){まるでランダムセレクト自体に意思があるかのような結果}を出すことがしばしばあり、
特定のキャラを連続出場させて「鬼畜ランセレ」「ランセレさんの本気」「[[次は貴様だ>DIO]]」と恐れらたりする。
あるいは逆に全く選ばず&b(){[[空気>ウッドロウ・ケルヴィン]]化}させてみたり、あるいはチーム戦で出展が同じキャラを組ませてみたりもする。
かと思えば因縁があるキャラ同士でカードを作ってみたり、鬼畜なタッグを誕生させたりもする。
その不運ぶりや空気加減がまたキャラクターの設定に妙にあっていたことで視聴者の笑いを誘い、
因縁や素晴らしいタッグを&b(){あくまで偶然}生み出したことで興奮させた。
結果として、視聴者に「ランセレさん&s(){いいぞもっとやれ}仕事してください」と嘆かれる?ことも。
…キャラの設定などランセレが知る由が有る訳が無いが。

勿論、これに関しても確率論的には別に珍しい事ではない。
特に空気化や連続出場に関しては、前述の通り確率の偏りが起こらない方が珍しい。
また、因縁の対決やタッグに関しても、何回もランセレを行っていればいつかは必ず発生する。
例えば特定の対決が起こる確率が10%だったとして、10回ランセレで戦うと1回でも起こりうる確率は65%強となる。
そのため、長い大会ならランセレの悪戯が起こりうる可能性は極めて高い。
それに、前述のMUGENのランセレ仕様が加われば、こういった事は当然に起こりうるのである。

なお、最近では性能が低いという認識が広まり、「抽選王」というソフトに役目を奪われることが多くなってきており、
「ランセレリストラのお知らせ」「ランセレ就職氷河期」などと言われることも。

|本当にそうなのかどうか確かめた動画|
|&nicovideo(sm14791428)|

深山氏によって偏りをある程度改善させるパッチが公開されている。
気になる方はダウンロードしてみるとよい。

また、実際に&b(){Ramdom Select}という名のキャラクターも公開されている(下記参照)。

----
**ランダムセレクトを用いた主な大会
//解説ページのあるもののみ記載しています。
[[街中出逢って誰お前グランプリ]]
[[作品別街中出逢って成長グランプリ]]
[[ゲージMAXシングルトーナメント【Finalゲジマユ】]]
[[ドキッ!!オロチ&ミズチだらけのバトルロワイヤル]]
[[特殊カラートーナメント(金とか黒とか)]]
[[最終鬼畜全部人工AIトーナメント]]
[[終戦管理局主催 ロボットトーナメント]]
[[終戦管理局主催 ロボットトーナメント 2nd]]
[[主人公vsボス LvUP付き成長バトル]]
[[遊撃祭]]
[[第2回遊撃祭]]
[[ゲージMAXタッグトーナメント【ゲジマユ2】]]
[[年忘れだよ!主人公ランダムタッグトーナメント]]
[[アンノーン主催FINALバトルロワイアル]]
[[良キャラ発掘トーナメント タッグ編]]
[[ランダムタッグ大会]]
[[プチタッグトーナメント2【背中に気を付けろ】]]
[[タッグバトル【空気末】]]
[[問題児タッグトーナメント【兎鍋】]]
[[幻想浮遊島タッグバトル]]
[[無茶?無謀? mugen ランセレで成長バトル]]
[[無茶?無謀?mugenランセレ成長『タッグ』]]
[[無茶?無謀?『成長+大貧民』 ランバト]]
[[無茶?無謀?(第4弾) 作品別 成長 ランセレバトル]]
[[無差別攻撃ガールズタッグ+αグランプリ]]
[[タタリフェスティバルッ!! ]]
[[ランセレで即興タッグトーナメント]]
[[ランダムタッグで成長サバイバル]]
[[これはひどい 準ゼットン級世紀末タッグトーナメント]]
[[良キャラ揃いの作品『別々』ランセレチームバトルロワイヤル]]
[[作品別裏切りグランプリ]]
[[トゥエルヴと互角以上 チームバトル]]
[[新しく出来たキャラとAIで作品別トーナメント]]
[[成長疲労で大貧民ランセレバトル]]
[[力こそ正義グランプリ]]
[[大富豪でランセレバトル]]
[[大富豪2]]
[[【自分よければ】自己中成長(?)サバイバル【すべてよし】]]
[[ポイント制 対凶悪ボスキャラ大会 【2vs1】]]
[[真の凶キャラ最強グランプリ]]
[[両手に花 ランセレ成長サバイバル]]
[[たたかうのりものといっしょにたたかうたいかい]]
[[【たぶんSMH未満】凶&狂キャラトーナメント]]
[[ステータス付きMUGENランセレバトル]]
[[北斗神拳伝承者が成長トナメを開くようです]]
[[主人公連合vsボス連合ランセレ勝ち抜き戦]]
[[【新機軸】空気読めない奴は汚ねえ花火だぜリーグ【作品別】]]
[[ころしてでも うばいとる ばとる]]
[[格差社会を生き抜け!ランセレ成長バトル]]
[[盟約ランセレ成長サバイバル]]
[[男女タッグでチームバトルロワイアル]]
[[神未満シングルランセレトーナメント]]
[[僕の夢は魔物使いトーナメント]]
[[6on6!クラスチェンジ杯]]
[[Let's餌やり!★取りサバイバル]]

**ランダムセレクトを取り入れた主なストーリー動画
[[ブランドー一家]](ダリオグランプリ)
[[ランダムセレクトストーリー]]
[[MRSバトル]]
[[Mr.Kの挑戦状Dynamite]]

----
&aname(random_chara,option=nolink){}

2.

#image(random.gif,title=目がチカチカする)
ランダムセレクトという名前のキャラクターである。Masher氏製作。
キャラ選択画面どころか、バトルの最中までランダムセレクト。
[[常に絵柄が変わっており、攻撃判定や喰らい判定も常に変動している>sihon]](最小は[[カメック]]、最大は[[オンスロート]])。
使用技は「ランダム[[波動拳]]」、「ランダム[[昇龍拳]]」など、見た目だけは意外とオーソドックス。
かと思えば、昇龍拳と同時に数発の波動拳を放つ「ランダム波動拳バリアー」のような降龍じみた奇妙な技も持っていたりする。

//性質上、[[AI]]製作は困難を極めると思われる。また、このキャラにはReadmeが付属していない。
無限ロダのup3026に制作者不明の[[AI]]と日本語コマンド表がアップされていたが、公開場所の閉鎖で現在は入手不可。

***出場大会
#list_by_tagsearch_cache([大会],[ランダムセレクト],sort=hiduke,100)
#co(){
''更新停止中''
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[ランダムセレクト],sort=hiduke,100)
''凍結''
#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[ランダムセレクト],sort=hiduke,100)
}

----
&aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}
コンピューターというのは『あらかじめ決められた手続き(プログラムとアルゴリズム)に従って演算を行う』ための物であるが故に、
完全乱数の表現は事実上不可能。
この為プログラムでランダムの値を求める関数には、時刻など常に変動し続ける数値に依存することが多い(いわゆる擬似乱数)。
ましてや、他の面でもバグや改良すべき点が見つかるMUGENに完全乱数を期待するのは難しい。
無料で使わせてもらっているのだから文句も言えないだろう。
とは言え、MUGENではどのように処理されているのか分からないが、有志のプログラムに詳しい人がいれば改良は可能かもしれない。

実のところ、市販されているゲームソフトでも成功90%の攻撃が連続で失敗するなど、実際の確率が怪しいことは多い。
『[[F>チキ]][[E>リンディス]]シリーズ』とか『[[スパ>ゲシュペンスト]][[ロボシリーズ>スレードゲルミル]]』とかのシミュレーション系で経験した方も多いと思われる。
シミュレーションゲーム界だと&b(){「100%と0%以外は信用するな」}なんて言葉すら生まれる有様である。

----
//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。)
//コピー能力