#ref(nightcrawler.jpg,,width=250,title=外見は悪魔でもクリスチャン) アメリカの[[マーベルコミック>アメコミ]]の人気シリーズ『X-MEN』に登場するヒーロー。 初出は、1975年の『Giant-Size X-Men #1』。 名前を直訳すると「夜に這うもの」。 本名はカート・ワーグナー。 生まれた後、心臓発作で死んだ両親とともに道ばたにいたところをサーカス団に拾われ、そこで育つ。 (ただし、この両親は本当の両親ではない。理由は後述) そこで幸福に成長したが、次第にミュータント能力に目覚めてしまう。 ただ、彼女の母親代わりも[[占い師>ローズ]]だったこともあり、周囲にも好意的に受け入れてもらえたようである。 容貌もかなり変わってしまったが、舞台上ではコスチュームということで押し通していた。 その後、サーカス団が買収されてフリークショーに出されそうになったため脱走。 ドイツのウィンゼルドルフにいた兄のステファンを頼るが、彼は[[発狂>サンダーマスク]]していた。 罪もない子供の命を奪う兄を止めるべく格闘し、ついにはステファンを殺してしまう。 その結果吊されかかったところをエグゼビア教授に拾われ、X-MENに入ることになった。 一時期はイギリスのヒーローチームであるエクスカリバーに所属したりもしたが、現在ではX-MENに戻っている。 能力はとにかく多彩だが、直接的に戦闘に役立つ物は少なめ。どちらかというとサポート向きか。 比較的初期からあったのが、自分自身にのみ使える[[テレポーテーション>サイロック]]。 //やっぱりサイロックだな、と 肉体の変異が進むにつれ、暗視、陰にとけ込む、[[壁上り>スパイダーマン]]などの能力も身に付いていった。 また、人間離れした敏捷性や、自由に動く尻尾といった肉体面での能力も持っている。 ただし、パワーは人並みである。 とがった耳や青い肌、黄色い目や先述した尻尾などの外見から悪魔にも見えるが、 これは[[ミスティーク]]と、悪魔であるアザゼルの子供だからであるという&bold(){後付}設定(2005)がついた。 母親と違って偽装できないので、外付けの認識操作装置を使って外見をごまかしている。 #region(close, 当初の設定予定) 本来は、ミスティーク&bold(){(女性。肉体変異能力持ち)}と、ディスティニー&bold(){(女性)}の間に生まれた子供となるはずだった。 もちろん、女性同士で子供は出来ないので、ミスティークが男性に変異してである。 流石に1970年代にこの設定はマーベルコミックに却下されたようである。 ミスティークの親設定はそのまま残ったので、彼女を母親として新たに設定がくっついたわけである。 #endregion 性格は、かなりのイタズラ好き。能力を使って騒ぎを起こすことも多い。 その一方で熱心なカトリック信者であり、[[神父>ゲーニッツ]]になる勉強をしていたこともあった。 ---- **MUGENにおけるナイトクロウラー #image(NightCrawler.gif) Twinimage氏が制作したものが公開されている。 テレポートや剣を使用して戦う他、3ゲージを使う超必殺技の「エクスカリバー」で、 エクスカリバーのメンバーを[[呼び出して>ストライカー]]一緒に攻撃することができる。