ぶりぶりざえもん

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ぶりぶりざえもん - (2018/07/06 (金) 01:06:27) のソース

#image(buriburizaemon.gif,title=皆の心に生き続ける豚)  

&font(18,b,i,#800080){「救いのヒーローぶりぶりざえもん、ただいま参上」}

漫画『クレヨンしんちゃん』に登場するキャラクター。アニメ版での声優は塩沢兼人氏。
原作においては主人公・[[野原しんのすけ]]が考案したキャラクターで、しんのすけ曰く「救いのヒーロー」。
外見的には豚の姿をした人型のキャラクターで、[[上半身裸、下半身に紫色のタイツを履いている。>ウサピー]]
左右の目と鼻の穴の大きさが違うのが特徴。
腰は刀らしきものを差しているが、これは実は千歳飴で時々舐めている(ただし原作漫画では[[木刀>坂田銀時]]のように描かれていることも)。
本編ではあくまでしんのすけの落書き程度での登場であるが、番外話では実在するキャラとして度々登場。
そして番外シリーズ「ぶりぶりざえもんのぼうけん」ではしんのすけと並ぶ主人公として登場する。

自らを「救いのヒーロー」と呼ぶが、性格的にはしんのすけ同様に下品かつ女好きであり、
軽々しく敵に寝返ったり、敵前逃亡したり、そのくせ味方が敵に勝ったらすぐに戻ってきて
何もしてないのに多額の救い料を請求するなど、[[とてもヒーローとは思えない振る舞いが目立つ。>スッパマン]]
とはいえ、しんのすけ達と力を合わせて敵を倒す事もあり、
しんのすけが彼の借金返済のために金を譲り渡した時はツンデレるなど、
どこか憎めないキャラクター像の持ち主でもある。

アニメ版では『ぶりぶりざえもんのぼうけん』という外伝シリーズが塩沢氏の死去まで展開されていた。
こちらでは幕末チックな世界観の下流浪の旅人しんのすけが、
とある年老いた豚の老人から貰い受けたマラカスに封じられたヒーローという設定。
マラカスを振りながら踊れば召喚され、助けを求められるが上記の通りのキャラなのでまともな力にならず、
危機が迫ると[[制限時間の3分が過ぎた>ウルトラマン]]([[制限時間]]は30分だったり3時間だったりとコロコロ変わる)という口実で消え去るのがパターン。

劇場版でも何度か登場し『ブリブリ王国の秘宝』では願いを叶えてくれる伝説の魔人として彼そっくりの「ブリブリ魔人」が登場したり、
『[[ヘンダーランドの大冒険>マカオとジョマ]]』では劇中劇のヒーロー「アクション仮面」「カンタムロボ」と共に、
スゲーナスゴイデスのトランプによってしんのすけに召喚され、4人で敵に立ち向かったりもした。
更に『電撃!ブタのヒヅメ大作戦』では(映画後半以降の)実質的な主役格といえる活躍をしている。
#region(『電撃!ブタのヒヅメ大作戦』におけるぶりぶりざえもん(ネタバレ注意))
電子学の権威「大袋博士」が新たな電子生命体のアイデアを練っている最中、
偶然しんのすけの描いたぶりぶりざえもんの絵を拾ったのが物語の発端となった。

ぶりぶりざえもんの姿が「自分の理想とする電子生命体の形」だと確信した大袋博士はぶりぶりざえもんを生み出すべく研究を開始。
それを嗅ぎつけた秘密結社「ブタのヒヅメ」に大袋博士は捕らえられ「最強のコンピューターウィルス」としてぶりぶりざえもんは誕生した。
だが博士自身は世界征服などどうでもよく、ぶりぶりざえもんが誕生してくれればそれで良かったらしい。

上記の通り原型はしんのすけの描いた絵だが、作ったのが別人の為しんのすけの事は知らず
しんのすけに対して辛辣な態度を取っていた(尻を出したりふざけた態度を取る点はあまり変わりない)。

終盤、電脳世界でしんのすけと対峙したぶりぶりざえもんは、
しんのすけから自分の存在は人助けをする救いのヒーローだと教えられて改心する。&link_anchor(*1){*1}
だがその直後、博士の準備していたぶりぶりざえもんを消滅させるワクチンプログラムが起動、
危険なウイルスとして彼を製作した末、抹消する手段を取ってしまった博士の「すまない」という言葉をこころよく受け止め、
しんのすけに別れを告げた後、彼の目の前で静かに消滅していった。

&font(18,b,i,#800080){「そうか…これからは人助けをしようと思ったが、もう駄目らしい」}

そして、爆発するブタのヒヅメ本拠地から脱出する飛行艇が炎と爆発に巻き込まれそうになった時…

&font(18,b,i,red){「助けて…ぶりぶりざえもーーーん!!」}

しんのすけの叫びに応えるかのように、ぶりぶりざえもんの幻影が現れて飛行艇を空へと押し上げ、しんのすけ達を守ったのだった。
&nicovideo(sm13567002)
#endregion

塩沢氏の没後も映画や[[TVスペシャル>仮面ライダー電王]]などに様々な形で登場しているが、いずれも声は充てられていない。
声付きで登場しなくなった理由は、塩沢氏のファン・遺族の申し出を受けたことと、原恵一2代目監督及びムトウユージ3代目監督が
「&b(){ぶりぶりざえもんの声は塩沢氏以外は考えられないため封印した。代役をあてるのは失礼にあたる}」と宣言していたため。&link_anchor(*2){*2}
塩沢氏と親交があり、氏が演じたキャラの多くを引き継いだ山崎たくみ氏が担当する案もあったが、実現はしなかった。
ちなみに何の因果か、塩沢氏の急遽により最後の出演となった2000年5月12日第356話『大河時代劇スペシャル!春日部黄門』では、
ラストで「&b(){旅に出ます 探さないでください}」という書き置きを残してぶりぶりざえもんは去っている。

2011年7月22日に、登場シーンを纏めたDVD『ぶりぶりざえもん ほぼこんぷりーと』が発売され話題となった。

このまま声無しでの登場に終わるかと思われていたが、
クレしん連載開始25周年の節目を迎える2016年5月6日放送回の次回予告で&font(red,b){ぶりぶりざえもんが16年ぶりに声付きで喋ると発表され、次週で本当に復活した。}
後任は[[糸色望]]や[[岸辺露伴]]を演じた神谷浩史氏。
再登場に至った経緯について、ムトウユージ氏は
&b(){「ぶりぶりざえもんを知らずに育った世代が増えてきたことでスタッフの方針で封印し続けることに疑問を持ち、}
 &b(){塩沢氏の16回忌を迎える2016年に復活させようと考えた」}と回答している。
余談だが、神谷氏はぶりぶりざえもん役以前にも出演経験があり、『バカうまっ!B級グルメサバイバル!!』にてオカマキャラのトリュフを演じていた。

&i(){(以上、Wikipediaより一部抜粋、改稿)}

|[[「救いのヒーローの魅力にまた1つ気付いただけだぞぉ~」>泉こなた]]&nicovideo(sm3234507){280,185}|[[「追い込まれた豚はジャッカルよりも凶暴だ!」>ソリッド・スネーク]](※声優ネタです)&nicovideo(sm3611916){280,185}|

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**MUGENにおけるぶりぶりざえもん
#region(カサイ氏製 逆論外)
-カサイ氏製 逆論外
[[マカオとジョマ]]の作者であるカサイ氏による手描きキャラとして製作された。
&nicovideo(sm15043722)
…が、ラウンド開始と同時に&b(){活動制限を理由に即逃亡する}(KO扱い)という、見事なまでの[[原作再現]]となっている。
また、タッグ戦で相方が試合に勝利すると何もしていないくせに後述する“例の台詞”が[[表示される>勝利デモ]]。
カサイ氏曰く「強さ的には[[逆論外>しんのゆうしゃ]]」とのこと。一応、[[ダミーキャラ>dummy]]として活用することは可能。
//ちゃんと普通に戦えるモードを搭載する構想はあるそうなのでこれからの更新にも期待しよう。

#endregion
#region(SHELD氏製 スタイリッシュ)
-SHELD氏製 スタイリッシュ
ツインエンジェルキャラでおなじみのSHELD氏によるスタイリッシュなバージョン。
|&nicovideo(sm18036458)|&nicovideo(sm18003085)|
2012年5月24日に公開されたが、アニメキャプのスプライトが問題で動画公開から僅か6時間でシンエイ動画株式会社より権利者削除された為、
同年5月26日に手直しを加えたうえで再アップされた……が、再び動画削除。それに伴い、キャラ本体の公開も一時停止。

2012年6月8日に、カサイ氏の協力で全[[ドット>ドット絵]]を手描きに差し替えた上で再公開された。
また、同じくカサイ氏による外部[[AI]]も2011年6月18日に公開されている。
[[ボイス]]は劇中のぶりぶりざえもんではなく全て[[北斗の拳]]の[[レイ]]。
#endregion

&font(18,b,i,#800080){「お助け料一億万円 ローンも可」}

***出場大会
#list_by_tagsearch_cache([大会],[ぶりぶりざえもん],sort=hiduke,100)
-[[真・弱王決定戦>>http://nico.ms/sm15685619]]
#co(){
''更新停止中''
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[ぶりぶりざえもん],sort=hiduke,100)
''凍結''
#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[ぶりぶりざえもん],sort=hiduke,100)
}
***出演ストーリー
[[なこるる茶屋]](戦闘あり)

***その他
[[私の好きなキャラ達]](vol15)
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&aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}
ちなみにこの時しんのすけが披露した話は、映画が公開される以前に
出版された絵本『のはらしんのすけのオラがかいたえほん』のエピソードが元となっている。
また電脳世界での出会い頭に&b(){お互いの[[アレ>ぞう]]の大きさを比べ合う}という名(迷?)シーンが存在するが、
埼玉県春日部市にあるクレしんをフィーチャーしたゲームセンター『嵐を呼ぶ ブリブリシネマスタジオ』に
このシーンを再現した&font(b,#DAA520){金の像}が存在している。&s(){よりによって何故このシーンに(ry}

&aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}}
ただし、塩沢氏の没後もライブラリ出演と言う形で声が充てられたことはあり、
ニンテンドーDS用ソフト『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶシネマランド カチンコガチンコ大活劇!』においては
劇場版の音声を利用してキャラクターボイスが製作されている。
同作ではその他にも『雲黒斎の野望』でヒエール・ジョコマンを演じた富山敬氏や、
『爆発!温泉わくわく大決戦』で温泉の精を演じた丹波哲郎氏など、
既に故人であるキャストがライブラリ出演しており、「ゲームという形での特別復活」と捉える事が出来る。
上記の通り2016年に声付きで復活したため、今後、劇場版やゲームで神谷版ぶりぶりざえもんが聞けることに期待しよう。
ついでに塩沢氏没後に描かれた原作エピソードで、しんのすけとしては[[水田わさび>ドラえもん]]氏の声をイメージしていることが明かされた。
//(ただしその日夢の中に出てきたぶりぶりざえもん自身はおそらく塩沢氏の声で話している)

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//ヒーロー,豚,|CV:塩沢兼人|,剣士,半裸,プログラム