ガオガイガー

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ガオガイガー - (2015/08/28 (金) 13:10:37) のソース

&ref(gaogaigar.jpg,,height=480,title=ゴォォォォオオオルディオン、ハンマァァアアアアアア!!!!!)

&font(26,i,b,#ffa500){「ファイナル・フュージョーン!」}

ガオガイガーとはサンライズ製作のSFロボットアニメ作品『勇者王ガオガイガー』に登場する主役ロボットである。

#region(これは人類存亡を賭けて戦う、熱き勇者たちの物語である…)
『勇者王ガオガイガー』はタカラがスポンサーを務めたロボットアニメシリーズ『勇者シリーズ』に数えられる最後の作品。
1997年2月1日から1998年1月31日まで名古屋テレビをキーステーションとして、ANN系で毎週土曜17:00に放送された(全49話)。

勇者シリーズは企画時からこの作品を最終作とすることが決まっていたため、従来の作品よりもスポンサー等の縛りが緩かったようだ。
そこで監督の米たにヨシトモ以下スタッフが思う存分作った結果、マニア層から絶大な支持を得ることに成功した。&link_anchor(*1){*1}
後にOVA『勇者王ガオガイガーFINAL』が作られたり、シリーズでは久々となる単独ゲーム化、
勇者シリーズから唯一『スーパーロボット大戦』に参戦、更には未だにマニア向けの新規玩具が発売されるなど、その人気は現在に至るまで衰えず続いている。
%%もっとも他の作品が展開されてないのには大人の事情も深く関係があるのだが…%%

また、田中公平氏による[[BGM]]も非常に好評で、放映後しばらくの間は多くのTV番組でガオガイガーのBGMが流れた。
%%氏いわく「そっこらじゅうで、死ぬほど使われとるねん!」と言わしめたほどに。%%「伊東家の食卓」や「鉄腕!!DASH」あたりが有名どころか。

ちなみに、長官らの''「足りない分は勇気で補えば良い」''といった発言のせいで誤解されやすいのだが、
このアニメは精神論で押し込み敵を粉砕していくような脳筋展開な作品ではない。
仲間のビークルロボ達とのチームワークの重要性、整備班や技術者といった戦場から離れた後方で戦う仲間達の活躍にもかなりの比重を置いて描写しており、
基本的には事前の下準備(敵の調査分析、緻密な作戦立案など)がまずありきで、次に行動と来て、最後の一押しにようやく「勇気」を出している。
つまり勇気勇気とうるさいようでいて、その実は「人事を尽くして天命を待っている」のだ。

例えば初期はファイナルフュージョンの成功率は「限りなく0に近い」と言われる有様であったが、機体性能や運用面の改良・安定化に関する技術が蓄積されていった結果、
最終的には外的要因以外での失敗をしなくなり、ファイナルフュージョンにかかる時間も短くなっていった。%%(尺の都合とか言わない)%%
毎回毎回ピンチに陥るが、それらの苦難を勇気ある仲間達と共に乗り越え、勝利を掴むガオガイガー。
その姿はまさしく「勇者王」と呼ぶにふさわしい。

逆に単身迂闊に突撃したりした時ほどよろしくない状況になりやすく、主人公一人ではほぼ確実に負けていた、人々を助けられなかったという場面もかなり多い。
誰の力も借りられず一人で原種や遊星主に囲まれた時、圧倒的な攻撃力の前に勇気は消し飛び無謀が残り……
勇者は見るも無残に叩きのめされてしまった。
#endregion

#region(君達に最新情報を公開しよう!)
機界生命体「ゾンダー」に対抗するため作られた組織「GGG(スリージー)」が擁する最大戦力にして、僕らの勇者王。
GGGの存在が公に明かされていない頃は、一般人から「[[黒い>マジンガーZ]][[ロボット>ガンダムデスサイズ]]」と呼ばれていた。
ギャレオリア彗星と共にやって来た謎の[[ライオン]]型ロボット「ギャレオン」と、地球で建造された3機の「ガオーマシン」
(足を構成するドリル戦車「ドリルガオー」、翼と拳になる戦闘機「ステルスガオー」、肩から腕部を形作る新幹線「ライナーガオー」&link_anchor(*2){*2}が
合体(ファイナルフュージョン)することで完成する。
動力源はギャレオンよりもたらされた無限情報サーキット「Gストーン」であり、使用者の命の力、
すなわち''勇気''と反応して莫大なエネルギーを生み出す。
また、Gストーンの生み出すGパワーはゾンダーが接触したものを機界昇華(=ゾンダー化)するために発散する
「素粒子Z0」とは対消滅の関係にあるため、Gパワーで駆動する勇者ロボは機界昇華への抵抗力を持つ唯一の機動戦力となっている。
なお、フュージョン及びファイナルフュージョン中の凱はギャレオンやガオーマシンと神経系も接続され、[[完全に一体化>飛影(忍者戦士飛影)]]している。
そのため、ガオガイガーを「操縦している」のではなく、ガオガイガーに[[「なっている」>テッカマン]]と言うのが正しい。
(まあ実際に勇者シリーズで主人公機を「操縦」しているのは『勇者特急マイトガイン』ぐらいのものなのだが)
その時の凱の身体が具体的にどうなっているのかは不明だが、劇中でしばしば映される凱の姿はただのイメージ映像だと思われる。

勇者シリーズとしては、いわゆる「グレート合体」が存在しない唯一の主役ロボである。
後期からは「スターガオガイガー」という強化型が登場したものの、これはステルスガオーを新型エンジンと追加装備つきの改良型「ステルスガオーII」に交換しただけという、
割と地味なパワーアップであった。
そのせいもあってか、作中では強化後も凱やナレーションもガオガイガーと呼び続け、「スターガオガイガー」の名称はアイキャッチでようやく判明したという状態であった。
ただし、見た目こそさほど変わってはいないが、ウルテクエンジン搭載などガオーマシン全ての内部が改良されていて、基本性能自体は大幅に上がっている。
強化前はゾンダーの上位種である「機界31原種」に全く歯が立たず袋叩きにされたが、強化後は互角に戦い抜いている。
#endregion

#region(ファイナルフュージョン承認だ!)
ファイナルフュージョンを行うには地球防衛組織GGG長官・大河幸太郎の許可が必要であり、合体の度に毎回承認を取らなければならない
(もっとも長官の性格上、要請すれば次の瞬間にほぼ100%通るが)。
「一刻を争う非常事態に何を形式ばったことを…」と思われるかもしれないが、ギャレオンと3機のガオーマシン、
さらにはGストーン駆動のサイボーグであるパイロット本人と、合計五つものGストーンを積んだガオガイガーは
あまりにも強大である&link_anchor(*3){*3}ため、一歩間違えれば取り返しのつかない大惨事を招きかねない。
それを防ぐためにあえてまどろっこしいことをしているのだ。

そのため、番組中ではほぼ毎回「ファイナルフュージョン要請→承認→プログラムドライブ」という流れがあるのだが、
時々微妙にシチュエーションが変わっていたりする。
(合体を妨害される、プログラムドライブの際にオペレーターが一息入れる、ガオーマシンを人が操作する等)
中でも最終回のファイナルフュージョンは、その異常なまでのテンションの高さから今でも名シーンとして挙げられることが多い。
下記の動画でも描写されているがファイナルフュージョンMANUALやらTAKE2もモニターに表示されるなど妙にモニターが凝っている。
また、ファイナルフュージョン承認の流れはムダが一切ない「様式美の極み」であり、
GGG長官の''「ファイナルフュージョン、承認!」''というセリフをもじった「〇〇承認!」というフレーズは、
次回予告の''「君達に最新情報を公開しよう!」''、''「これが[[勝利の鍵>メイ・リー]]だ!」''と共に散々ネタにされた。
&nicovideo(sm5858973)

#endregion

#region(これが勝利の鍵だ!)
この項目ではガオガイガーが用いる必殺技やツールについて解説する。

''ブロウクンマグナム/ブロウクンファントム''
右腕を高速回転させつつ相手に飛ばす所謂ロケットパンチライクの技。
跳ね返った腕が再び元の位置に戻る演出がシブい。
スターガオガイガーになった後は、追加武装「ファントムリング」と共に射出し、
破壊力と貫通力を高めた「ブロウクンファントム」に強化された。
なお元ネタと思われる『リングにかけろ』では「ギャラクティカマグナム」は右手、「[[ギャラクティカファントム>ラルフ・ジョーンズ]]」は左手で出す技である。
(ファントムの方が強いのは同じ)

''プロテクトシェード/プロテクトウォール''
左腕に装備されたバリア。作中では受け止めたレーザービームを五芒星の形に収束し相手に跳ね返すこともあった。
スターガオガイガーになった後は、追加武装「ウォールリング」と共にバリアを展開し、
防御力を高めた「プロテクトウォール」に強化された。
また、原種出現に伴い激化する戦いに対応するため建造された軌道上基地「オービットベース」にも防衛用装備として
外壁にプロテクトシェードが敷設されており、こちらも敵の攻撃を反射している場面がみられた。

''プラズマホールド''
プロテクトシェードの機能を反転させたうえで相手に放出し、動きを封じる技。
本来は防御であるプロテクトシェードを攻撃に転用するため負荷が非常に大きく、作中でもほとんど使われる事はなかった。

''ドリルニー''
両膝のドリルを回転させつつ放つヒザ蹴り。基本的に地味な立ち位置だが、原種との初遭遇戦において
たった一人で三体の原種に取り囲まれ、起死回生のヘル・アンド・ヘブンも破られて両腕を砕かれるという
満身創痍のガオガイガー最後の武器として振るわれるという印象的な場面も存在する。
この際&b(){「最後に残された、このオレの最大の武器を見せてやるぜ! それは…[[勇気だぁーっ!>島村ジョー]]」}
というセリフとともに繰り出されたため、ドリルニー=勇気と呼ぶ人もいるとか。
&s(){[[「いくら強くてもこいつらは『勇気』を知らん! ノミと同類よォーッ!」>ウィル・A・ツェペリ]]}
なお、ヘル・アンド・ヘブンが通じなかった相手に苦し紛れのサブ武装が通じるはずもなく、この後
あっさり脚ごと砕かれているのは言うまでもない。勇気だけじゃダメだったよ…

''ディバイディングドライバー/ガトリングドライバー''
左腕に装着する追加武装で、ともに「空間を湾曲させる」能力を持つ。
前者は既存の空間と空間の間をドライバーの力でこじ開け、それによって歪めた空間の広大な隙間を
戦闘フィールドと成し、そこで戦うことで市街地への被害を抑えるというもの。
後者は対象の空間座標を固定する。本来は戦闘用ではないが、重力レンズを発生させ味方の攻撃を一点に集中するなどの作戦で高い戦果を挙げた。
モデルは工具のドライバー。ディバイディング~がマイナス、ガトリング~がプラスもしくは三角ドライバー。

''ディメンジョンプライヤー''
3体の小型ロボ「プライヤーズ」が合体して完成するツール。モデルはペンチ・プライヤー。
空間の歪曲を修復することができる。歪曲空間に閉じ込められたガオガイガーのピンチを救った。
また、最終話ではプライヤーズと同型機の「カーペンターズ」と呼ばれるロボが登場。こちらの
能力は「機械、建物といったあらゆる人工物の修復」となっており、決戦終了後に機界昇華寸前まで陥った東京を一瞬で修復した。

''ゴルディオンハンマー''
正式名称は「グラビティ・ショックウェーブ・ジェネレイティング・ツール(重力衝撃波発生措置)」。…長い。
重力波と空間湾曲により、''対象を光子レベルまで分解してしまう''。装甲やバリアはおろか
ビーム・風などの弾幕攻撃さえもハンマーのパワーで光に変えながら突き進んでいき、
相手を破壊する、末恐ろしい%%ピコピコ%%[[ハンマー]]である。
しかし、その衝撃の余波は使用者であるガオガイガー自身をも傷つける諸刃の剣であり、
初使用時にはガオガイガーの右半身が大破してしまった。
その戦いを教訓にGGGは、使用時のガオガイガー保護ツール「マーグハンド」とゴルディオンハンマー本体を
ワンセットのボディにして超AIを搭載した新たな勇者ロボ「ゴルディーマーグ」を作成。
後述する「ハンマーヘル・アンド・ヘブン」を編み出すことでようやく安全な運用が可能となった。

なお、『ブレイブサーガ2』では『黄金勇者ゴルドラン』のウサリンマークIIがガオガイガーとの合体技(?)で使用。その際の名称は「GGGピコピコハンマー」。&link_anchor(*4){*4}

''ヘル・アンド・ヘブン''
右手の攻撃エネルギーと左手の防御エネルギーを高め、両拳を組みあわせることで融合させ、
緑色のエネルギー嵐となったそれをターゲットに放射して動きを封じたまま相手に突撃、
[[拳を体内に叩き込んでコアをつかみ出し>ゴールドライタン]]保護しつつ(コアは人間が取り込まれているので破壊するわけにはいかない)、
同時に敵の内側でエネルギーを開放し粉砕する、豪快な肉体派必殺技である。
剣を用いた必殺技が多い勇者シリーズにおいてはかなり異色の技であるといえる。
モーションの大きい技ではあるが、突撃する直前に竜巻を発生させて敵を拘束するため命中率に問題は無い。
しかしこの技は凱の体に掛かる負担が大きくしょっちゅう瀕死になっていた為、使用を禁じられてしまった
(ただし最終回ほかゴルディオンハンマーが使用できないときにはその禁を破り使用。まあここで使わずしてどうする!と言えるほどの熱いシーンばかりではあるが)。
そのため新しい武器として前述のゴルディオンハンマーが作られている。
ちなみに、「ヘル・アンド・ヘブン」や「弾丸X」&link_anchor(*5){*5}使用時など、Gストーンがフル稼動時には機体全体が緑色に光る。
なおこの技を放つ時に唱える「ゲム・ギル・ガン・ゴー・グフォ…」だがギャレオンのデータの破損から解析できず''実は詠唱が一節足りていない。''これが凱の身体に負荷がかかる大きな要因だったりする。

''ハンマーヘル・アンド・ヘブン''
ゴルディーマーグが変形・分離した「マーグハンド」と合体することで使用可能になる、ガオガイガー最強の必殺技。
「ハンマー…ヘル!」の声と共に敵の体に、「ゴルディオンネイル」という巨大な釘の形をしたエネルギー体を打ち込んで
体内のコアをホールドし、「ハンマー…ヘブン!」でハンマー側面の釘抜きでコアを摘出、
その後「光に…なれええぇぇぇ!!」の叫びとともにゴルディオンハンマーを叩きつけ、相手を光に分解・消滅させる。
なお、ゴルディオンハンマー使用時には余剰エネルギーの影響で[[全身が金色に輝く>ゴッドガンダム]]。
これはマーグハンドがゴルディオンハンマーの衝撃からガオガイガーを守るために発生させるエネルギーコーティングでもある。

ちなみに、ある特殊なゾンダーにゴルディオンハンマーを防ぎきられてガオガイガーが倒れ、
キングジェイダーがこれを使った際には、ゴルディー側のGSライドとキングジェイダー側のジュエルジェネレイターの
エネルギー相互干渉の結果、技の発動中ゴルディオンハンマーは銀色に輝くシルバリオンハンマーとなり、
キングジェイダー版のハンマーヘルアンドヘブンともいえる「ジェイダーヘルアンドヘブン(仮称)」&link_anchor(*6){*6}」を敢行することとなった。
(この際、キングジェイダーには「ジェネレイティングアーマー」という自前の防御力場があったため色の変化はなし。
またこの防御力場は、マーグハンドなしでハンマーを振るったキングジェイダーにも一切ダメージを通さなかった。[[なんなんだ赤の星の技術>なんなんだアンタ]])

ファイナルフュージョン同様、こうしてゴルディオンハンマーを使用する際にも
内閣総理大臣やら国連事務総長の承認(を代行した鍵)が必要。
#endregion

#region(ガオガイガーFINALでは…)
本編最終話にて、ギャレオンはもう一人の主人公である少年・天海護と共にギャレオリア彗星の彼方に旅立ってしまった。
そのためギャレオンに代わる「ファントムガオー」を製作し、マシン全てを地球製の新型ガオーマシンで構成した
新たな勇者王「ガオファイガー」が登場。
バイオネットやソール11遊星主などの新たな脅威に立ち向かっている。
細かいことだが、こちらではギャレオンとフュージョンした時と違い地球製の操縦システムを使用するため
凱がコクピット内で操縦しているところが明確に描写されている。

通常のガオガイガーは登場しないが、その複製品レプリスターガオガイガーが登場しガオファイガーと戦闘する事になる。

そして、FINAL後半では「ガオガイガー本来の姿」である「[[ジェネシックガオガイガー]]」が登場した(そちらについては該当記事を参照)。
#endregion

#region(勇者王誕生!)
パイロットは主人公の一人、''獅子王凱''。CVは[[ジョー東]]や[[デミトリ・マキシモフ]]等を担当した檜山修之氏。
過去作の「勇者特急マイトガイン」も合わせて2回も勇者シリーズの主役を演じており、その熱演ぶりから獅子王凱は檜山氏を代表する役の一つとなった。
「檜山=勇者王」と結びつけたり、派生して他のCV檜山キャラを「○○王」と呼んだり、放映から10年以上経った現在でも商業同人問わずネタにされたりしている。

ニコニコ動画ではガオガイガーをとしたMAD作品には、「[[腹筋が光になる>>http://dic.nicovideo.jp/a/腹筋が光になる]]」「[[光の要請>>http://dic.nicovideo.jp/a/光の要請]]」「[[マイクのディスクシリーズ>>http://dic.nicovideo.jp/a/マイクのディスクシリーズ]]」等のタグが付いていることが多い。
もしも貴方が腹筋と鼓膜に自信があり、尚且つ''勇気のある''視聴者であるなら、視聴してみることを勧める。
#region(厳選?ピックアップ動画)
|&nicovideo(sm424909)|&nicovideo(sm878395)|
|&nicovideo(sm5711294)|&nicovideo(sm334000)|
|&nicovideo(sm5176359)|&nicovideo(sm2971845)|
|&nicovideo(sm2494263)|&nicovideo(sm25212724)|
#endregion

ちなみにこれらの動画では[[他の>ジョー東]][[CV檜山>斑目一角]][[キャラ>アズラエル]]のボイスも使用されている模様。

また主題歌である「勇者王誕生!」は様々なバリエーションがあり、
こちらでは喉がつぶれるの必須の曲や''「腹筋が光になる」''のもあるのでお勧めである。

…しかしスパロボで毎度の如く叫びまくっていても喉がつぶれない檜山氏には脱帽せ[[ざるを得ない>お覇王]]。
[[同じように叫びまくって喉に支障をきたした人>ドモン・カッシュ]]もいるというのに。
#endregion

#region(外部作品での扱い)
大体は[[ジェネシックガオガイガー]]で紹介されているが、その補足として少々書き足しておく。

『第二次スーパーロボット大戦α』でスパロボ初出演した際は、あとあと『第三次α』が控えていることもあり
前半の山場「EI-01戦」までのストーリーを追っていくことになるのだが、EI-01戦で特定の条件を満たして
クリアすることで、本来原種が現れてからであるスターガオガイガーへの換装を早々とできるようになる
隠し要素が用意されていた。
その後はほとんどラスボス戦くらいしかない終盤ではあるが、初参戦ということでかなり優遇されていた
ガオガイガーがさらに強力になるため、みんなこぞって''ガオガイガーを瀕死にした''。
…うん、取得条件ってEI-01戦でズタボロになることなんだ。
(具体的に言うと凱の全地形適応をSに育成した上で、''HP500以下にしてクリア'')
大抵の人は敵の攻撃に期待するより、''当てやすく計算しやすい味方のMAP兵器に巻き込んだ''ことであろう。
スパロボ残酷物語である。
//竜(龍)兄弟関係については超竜神のページに移動させました

『サンライズ英雄譚』シリーズでは、『2』で凱以外にも護が乗って戦うシナリオがある他、
2周目以降はなんとGGGオペレーターの命やスワン、さらには大河長官まで乗り換えさせられたりする。
どうやって動かす気だあんたら。%%いやその辺も勇気で補うってことか%%
なお、当時はまだ[[ジェネシック>ジェネシックガオガイガー]]が登場していなかったためガオファイガーまでの参戦である。
続く『サンライズワールドウォー』では、英雄譚お約束のFTシリーズ
(ガンダムなどの参戦作品の主役機をモデルに開発された英雄譚オリジナルロボット)の一機として
満を持してガオガイガー型FTが登場している。''……データの上でだけは。''
残念ながらこの作品、途中までしか作られていないため''ガオガイガー編まで話が到達しない''。
「機体データだけは用意したから、あとはおまけのフリーバトルで使って遊んでね♪」という非常に
業腹な仕様だったため、当然評判は最悪であった。&s(){作品名発表されてたのにデータさえ影も形もない[[ガン種>ストライクガンダム]]よりはマシだが}

『新世紀勇者大戦』でも登場しているのだがこちらでもEI-01戦で原作再現が終了したためか
ガオファイガーどころかスターガオガイガーすら登場せず''勇者シリーズの主人公機の中で唯一強化されない''という不遇を味わっている。
しかもEI-01戦はゲーム中盤であり直前の機界四天王戦でゲームの主人公機がグレート合体を果たしてしまい見せ場を持っていかれた感さえある。
当然原種戦前なので撃龍神やキングジェイダーは名前すら登場しない。
しかし他の作品は原作再現ガン無視でも全機グレート合体してることを考えると手抜きと言われても仕方ないと思われる。
さらにはGGGの技術力が味方オリジナルキャラの技術力のかませにされたりと中々に扱いが酷い。
もっともゲームシステムの都合ディバイディングドライバーが超重要ツールとして活躍し、全主人公のビーム技と勇気を纏ったヘル・アンド・ヘヴンを放つなど見せ場がないわけではない…一応は。
発売時期によっては仕方ないんじゃ?と思うかもしれないがなんとこのゲーム上記の『サンライズワールドウォー』よりも後に発売されたゲームである。
%%実はこれでも登場作品の中では原作再現率が高いほうなのは内緒%%
#endregion

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**MUGENにおけるガオガイガー
なにー氏による『スーパーロボット大戦W』のスプライトを使用したものが公開されている。
現在DLできる最新のverは1.10版で、新MUGENにも対応している。

勇気ゲージと金色ゲージが存在し、どちらも攻撃を受けたり攻撃すると溜まっていく(勇気ゲージは約8~9割ほど体力が負けていると即MAXになる)。
勇気ゲージがMAXにならないと金色ゲージは増えないため、実質二段目のゲージであるとも言える。
ライフが30%以下時に勇気ゲージがMAXだとGストーンが輝き、攻撃力が1.5倍に上昇する。
また6P以降はスターガオガイガーモードになり、一部の必殺技が変更される(パージして通常のガオガイガーに戻る事も可能)。
10Pは弾丸Xモードに変化、勇気ゲージが最初からMAXになり攻撃力と防御力が2倍に上昇、[[ハイパーアーマー]]が付与される。
11Pはザ・パワーモードに変化、勇気ゲージが最初からMAXになって攻撃力と防御力が4倍に上昇し、
常時ハイパーアーマーとなる上体力とゲージが常時回復するようになるが、ゲージMAXの状態で30秒が経過するとザ・パワーの力に耐え切れず自爆する。
12Pは原作の最終決戦を再現したGGG ガオガイガーモード([[各ガオーマシンに竜&龍4兄弟+ボルフォッグのAIを移植した形態>仮面ライダー電王]])になり、
勇気ゲージが少しづつ上昇するようになる(勇気ゲージがMAXになると金色ゲージも上昇する)。
ゲージ技は『スーパーロボット大戦W』の戦闘アニメーションをほぼ再現したものになっており、

更に必殺技のヘルアンドヘブンや一撃技のゴルディオンハンマーなどは原作アニメを使用したものとなっている(configで演出関連の設定も可能)。
が、そのために容量もドでかい(解凍前で約115MB、解凍後は''約182MB'')ため、DLする際は注意。
簡易ながらデフォルト[[AI]]も搭載。
最新バージョンでは超竜神、ビッグボルフォッグ、マイク・サウンダース13世が[[ストライカー]]で使用可能。
ただしマイク以外は、同氏の[[超竜神]]や[[ビッグボルフォッグ]]が対戦相手やタッグの場合は封印される。
またその超竜神と合わせてスプライトが従来の1.5倍に変更されているが、
サイズを変更してもエフェクト等が自動調整されるので前verと同じサイズでも違和感なく動かせる仕様となっている。
|2014/01/12更新版の紹介動画。公開先も動画説明文に記載されている。&nicovideo(sm22657064)|

***出演大会
#list_by_tagsearch_cache([大会],[ガオガイガー],sort=hiduke,100)
#co(){
''更新停止中''
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[ガオガイガー],sort=hiduke,100)
''凍結''
#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[ガオガイガー],sort=hiduke,100)
}
//***出演ストーリー

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&aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}
ただし、本放送時に正当な評価を得たとは言い難い。と言うかスポンサー(タカラ、現タカラトミー)的には今でも失敗作である。
それと言うのも、勇者シリーズのメインターゲットである低年齢層には難解な脚本、
裏番組にウルトラマンシリーズ16年ぶりの新作である『[[ウルトラマンティガ]]』や『[[がんばれゴエモン>ゴエモンインパクト]]』
(皮肉にも、ゴエモンの監督は初期勇者シリーズの監督を務めた谷田部勝義氏)等の強敵が控えていた、
などの要因が重なり「視聴率は低迷、玩具の売り上げもそれに比例して落ちる」と商業的には失敗に終わっている。
(サードパーティーが出す「大きなお友達」向けのフィギュア等は売れたが、肝心のメインスポンサーの子供向け玩具が売れなかった)
続編にあたるOVAや小説では完全に大きなお友達向けに舵を切っている。%%スポンサーの枷が外れてやりたい放題とも言う。%%

また、97年8月には前半の敵であるゾンダーとの最終決戦が始まったのだが、
丁度この時期に「ガオガイガーは8月で[[打ち切り>ガンダムX]]」という噂が流れた。
監督曰く「8月は夏休みで外に遊びに行くことが多い(=視聴率が落ちる)ため、続きものにして目が離せない展開にしよう」という狙いだったのだが、[[あまりにテンションが高かった>東方不敗マスター・アジア]]ため前述の噂が流れてしまった。

余談だが、敵がトレジャー家で神が%%リカちゃん%%人形みたいな『黄金勇者ゴルドラン』や
社長であるはずの主人公の知らぬ間に(タカラの工場の所在地で)勝手に新兵器が開発されている『勇者特急マイトガイン』の描写から
シリーズ中盤以降の製作者はスポンサーに対して不満があるんじゃないのかとも噂されていた。
[[「だからドリルは取れと言ったのだ…」>ダイアトラス]]

&aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}}
ちなみにライナーガオーの最高速度は''時速526km''。そして、サイボーグ・ガイの最高速度は''時速61.5km''。
と、聞いて「あれ?」と思うのはよく訓練された視聴者。
前期OPには''凱とライナーガオーが併走している場面がある''のだ。
……単なるイメージ映像か、もしくは''ライナーガオーが死ぬほど手加減している''のだろう、きっと。%%遠近法かも。%%

&aname(*3,option=nolink){&color(red){*3}}
一例として、ガオガイガーの最大出力は、3機のガオーマシンとファイナルフュージョンする前の状態であるガイガーの''実に40倍に相当する''。
ものすごいインフレっぷりである。
またFINALのレプリスターガオガイガーやその前日譚漫画でのガオファー及び新ガオーマシン奪取事件など実際に取り返しのつかない一歩前の状況は起きている。

&aname(*4,option=nolink){&color(red){*4}}
こちらはガオガイガーがハンマーコネクトをしようとした所を''「お借りしますわ~」と横から突き飛ばしてハンマーを奪い取り「光になれ~ですわ」とマーグハンドなしで振るう''というとてつもない技となっている。
しかもマーグハンドなしにも関わらずウサリンは損傷ゼロというぶっ飛びぶり。さらにはマーグハンドと合体してないにも関わらず何故か金色のエネルギーコーティングが施されていた。
どこも合体してないが仮にも合体技、ガオガイガーが使うよりも威力も上というガオガイガーとGGG涙目な技である。
ガオガイガーともウサリンとも合体できずどこかに飛んでいくマーグハンドに哀愁を感じる。なおハンマーヘル・アンド・ヘヴンではないため光にするだけである。
なおこのウサリンマークIIだがテレビ本編で主人公機を一蹴するなどデタラメに強い機体のため''こいつならできてもおかしくない''とファンに思われている始末。

&aname(*5,option=nolink){&color(red){*5}}
勇者ロボのGストーンが内包するGパワーを''限界以上に引き出す''ための特殊装置。
物語中盤、ゾンダーの前線司令官である「EI-01」との決戦において、東京首都圏の全エネルギーを味方につけたEI-01への
最後の手段として決死の覚悟で使用され、圧倒的な出力の素粒子Z0の嵐の中で動くこともままならなかった勇者ロボたちに勝機を与えた。
が、「限界以上」とあるように、これの使用は諸刃の剣である。
戦闘後Gパワーの枯渇した勇者ロボは文字通り真っ白な灰となって機能停止してしまった。
弾丸X使用からの血潮がたぎる逆転劇と、その後無事復旧できたのは奇跡としかいいようのないほどの見事な燃え尽きっぷりは必見である。
%%まあ、ようやく復旧した直後に今度は原種にボコられてしまうが…%%
ちなみにフランスのGGG製竜型ビーグルロボである光竜と闇竜が合体した天竜神にもこの機能が搭載されている。
ガオファイガーにも弾丸X使用時の経験を活かして開発されたGストーンの稼動効率化技術が導入されているなど、
[[一度かぎりの捨て身技>自爆技]]という扱いだけで終わっていないのは流石である。

なお、ファイナルフュージョン要請→承認→保護カバーを叩き割って合体プログラム始動のくだりをしつこく描写するなど
司令室でのプロセスに並々ならぬこだわりがある当作品だが、この弾丸X発動の際も例外ではなく、
発動の際には''スイッチ兼用の[[モニターを拳でぶん殴る>ガンダム]]''という大変男らしい仕様となっている。

&aname(*6,option=nolink){&color(red){*6}}
このジェイダーヘルアンドヘブン(仮称)だが、「ジェイダー…ヘル!」で、ハンマーの重力波に耐えているゾンダーの体に指を突き刺し、
「ジェイダー…ヘブン!」で、''その指先である五連メーザー砲の発射口にゾンダー核を詰めて引き抜き''、
「光に…なれぇぇぇぇ!!」でハンマーを押し込み、後に残った敵の体を光にするという、
いくら即席とはいえ本家よりかなり荒っぽい手順となっている。
%%というか、核摘出に使う部位が部位だけに取り込まれていた大河長官と火麻参謀、実は結構危なかったのでは…%%
ちなみにこの時のソルダートJはやたらノリノリである。一度やってみたかったのだろうか。
この後、ゴルディマーグを勧誘してるし(流石に断られたが)。
//新作情報解禁は発売から1か月経ってから
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//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。)
//|CV:檜山修之|,主人公,ロボット,ハンマー使い,勇者