ゴエモン

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ゴエモン - (2016/01/21 (木) 21:15:30) のソース

#image(goemon.jpg,title=キセルを武器に変えた男)
&font(24,b,i,red){「てやんでぃ!」}

コナミの名作アクションゲーム『がんばれゴエモン』シリーズの主人公。『[[富士山バスター]]』の[[五右衛門]]はモチーフが同じ別人。
海外では「Mystical Ninja」というタイトルで売られていた。&link_anchor(*1){*1}
斬鉄剣の使い手?それは十三代目、[[モンキーパンチの方>ルパン三世]]よ。
&nicovideo(sm4406179)
CVは[[中村大樹>覇王丸]]氏(OVA版)→太田真一郎氏(『ネオ桃山幕府のおどり』等)→松本保典氏(1997年のアニメ版以降全ての媒体)。

*概要
御江戸の町を舞台に愛用のキセルと小判の投擲を武器にして、悪い商人や悪大名、良からぬ事を企む悪人共を日本全国を巡って打倒す大泥棒。
原型の『Mr.五右衛門』や初代『からくり道中』『2』では歌舞伎役者のような出で立ちをしており、
現在のデザインとなったのは『がんばれゴエモン外伝 きえた黄金キセル』が最初である。

『がんばれゴエモン2』から登場した相棒のエビス丸、
『ゆき姫救出絵巻』でボスとして出演し、続編『奇天烈将軍マッギネス』でシリアスなかっこよさで子供達を虜にした[[からくり>機巧おちゃ麻呂]]忍者サスケ([[ジョイメカ>サスケ]]ではない)、
出番自体は外伝からあったが『獅子重禄兵衛のカラクリ卍固め』からアクションゲームでもプレイヤーキャラになった
&del(){ゴエモンの彼女のおみっちゃんを差し置いて完全にヒロインと化した}くノ一のヤエちゃん、
裏方ながらも便利な道具を発明してゴエモン達をサポートする、サスケと[[ゴエモンインパクト]]の生みの親のものしりじいさん
(インパクトに関しては「地球での育ての親」になるのだが、ネタバレが含まれるため、詳しくは[[ゴエモンインパクト]]のページを参照)、
上記の『宇宙海賊アコギング』のみの出演だったがゴエモンのファンだという山賊の頭ゴロク、
アコギングを追って地球にやってきた宇宙警察のババン
(名前と肩書き的に[[某宇宙刑事>宇宙刑事ギャバン]]がモデルだろうか&del(){「ぎゃあああああ、ババーーーン」}。)
等の愉快な仲間たちと江戸と日本、果ては宇宙さえも救った大英雄である。

「ゆき姫」では空を飛ぶ等、忍者らしく?忍術もいくつか使用しており、
『獅子重禄兵衛のカラクリ卍固め』では一定時間パワーアップする一触即発の術を使うのだが、
その演出が金色のオーラを纏って髪(の紫がかってる部分のみ)が金髪に変わるというもの。
漫画版では人質にとられたヤエちゃんが目の前で握りつぶされそうになった際に一度だけ発動、
前記した演出に加え怒りによるきっかけだった事と逆立った髪型から[[サーパーサイヤ人>ドラゴンボール]]呼ばわりされたのはいうまでもない。

**シリーズ歴代作品
ファミコン版一作目『がんばれゴエモン からくり道中』では、
日本全国(と各地の地下迷路)を巡って各地の大名たちを改心させ、小判をばら撒いて庶民を助けて回る。
この作品、ファミコンでは初の2メガビットロムを採用しており、それまでのFCソフトの2倍の容量を誇っている。&link_anchor(*2){*2}
その大容量を武器に、広いステージに一人称視点の迷路等、当時としては珍しい試みをふんだんに取り入れて人気を博した。
ステージは8つ、それぞれが13面で構成されており、
最終ステージである江戸以外は同じ構成とは言え最終クリアまでに実に104面もの規格外とも言える大ボリュームの作品であるのも特徴。
尤も、[[時間制限もある>マリオ]]うえにただでさえ広い面をクリア条件である「通行手形三つの入手」を満たす為に駆けずり回るというのは相当な骨であり、
最初のステージである肥後をクリアするのすら困難で、[[ようやくクリアしたと思ったらそのあともまだ続くと知って唖然としたプレイヤーも多いはず。>レッドアリーマー]]
プレイステーション版『宇宙海賊アコギング』のエンディングムービーでもファミコン版のドットで小判をばら撒くシーンが再現された他、
過去作のアレンジされたBGMが使用されている。

『2』から相棒エビス丸が登場。おなじみの団子鼻姿は[[ラスボス]]にかけられた呪いによるもので、真の姿は…。&link_anchor(*3){*3}
スーパーファミコン版『ゆき姫救出絵巻』では町はずれの寺に[[女の幽霊>西行寺幽々子]]が出没して人々を驚かせるとの噂を聞いて退治しに向かうところから物語は始まり、
その幽霊から江戸の将軍様の娘ゆき姫が般若顔の集団に浚われたことを聞きだしてまたしても全国を巡って奔走する。
また、遊園地があったり、[[ハンバーガー>とら]]が買えたり、フェリーに乗ったり等、
この頃から時代背景が「[[一応江戸時代>サムライスピリッツ]]」から「からくりパンクな勘違い日本」と言った感じのノリになった。
MUGENではその女幽霊もIF氏が制作していたが、閉鎖したため入手不可能。

また外伝としてRPGも発売されており、『きえた黄金キセル』では家宝の黄金キセルを取り戻す為、
『天下の財宝』では世界ドロボウ大会に出場し、世界各国を行脚する事となる。
2作目の%%ヤエちゃんのいない%%『天下の財宝』では[[シモン・ベルモンド]]との共演も果たしている。

#region(派生作やメディアミックス、外部出演など)
**派生作
『新世代襲名!』では主人公である新世代ゴエモンの上司、先代ゴエモンとして登場。
本作は本編シリーズとの明確な関連付けはされていないが本編より未来をイメージした世界観であり、
先代ゴエモンの見た目はまんま本編シリーズにおけるゴエモンである。
ゲームでは少ない会話のみの出番な上に影で顔が隠され、先代であるとも言われていないが、
漫画版では先代と明言され新世代を助けに来る等出番も増えて、顔もちゃんと描かれている。
//新世代に関する記述を改変。
//新世代に対するアレコレや公式disの件まで書きたいけどそれはキャラの記事という趣旨に反すると考えるので先代としての出番を書くのみにします。
//下に以前の新世代に関する記述を残しておきます。
//&del(){津島直人先生がキャラデザした新世代襲名?そんなものはなかった、いいね}
//&del(){まあ漫画版は帯ひろ志先生ではないもののセクシーなシーンもあったけど}

設定自体を変更した『冒険時代活劇ゴエモン』では大工見習いの10歳の少年となり(CVは山下亜矢香氏)、
他のメインキャラも設定やビジュアル(エビス丸だけは声含めてそのままだが)が若干変更されて登場している。
&del(){ヤエちゃんがメインヒロインでおみっちゃんは完全にモブだけど}

**漫画作品
[[コミックボンボン>メタビー]]で帯ひろ志氏のコミカライズ作品があり、概ねゲーム作品と同じ道筋を辿っているもののオリジナル展開やセクシーな描写に定評があり
当時リアルタイムで読んでいた人にとっては、ヤエちゃんが性の目覚めと言う人も少なくないはず。
具体的には『ゆき姫救出絵巻』ではカラクリ忍者屋敷のトゲで切れ痔になったり、山越えの為の手形を買うためのお金でストリップショーを見に行ったり。
//原作についての話は詳しい方お願いします
//知ってる作品のあらすじだけ追記、一応ネタバレは避けました。そのうちコミックボンボン版のネタも書きたい
インパクト百裂拳やオビス丸などいくつかのネタはゲームにも逆輸入された。
コミックボンボンでは他にこーた氏による後述のアニメ版のコミカライズや山藤ひろみ氏による複数作品をミックスしたコミカライズも連載された。

**映像作品
1997年ごろにはアニメ化もされていた(声の担当は先述)。
アニメ版は、マクアムーゲ&del(){(反対から読むとゲーム悪魔、そのまんまである)}と言う謎の大悪党が現実世界を乗っ取るという計画を企てていた。
それを阻止するためゴエモンたちがゲーム界から「いしかわつかさ」という少年のパソコン画面から現実世界にやってくると言う話。
マクアムーゲの手下には、前半はキラキラ道中で登場したセップク丸と辻斬り4人組を始め、
後半にはオリジナルの悪党ドクター・ムダナシと、その手下でオカマのムキムキからくり人形ミスター・プロテインが登場する
(辻斬り4人組は&del(){失態を犯したセップク丸を差し置いて}後半にも登場する)。
このアニメ版独自の設定で、おみっちゃん特製のおはぎを食べるとパワーアップする。
逆に、おはぎを食べないといざと言うときなのにほら貝を吹くことすらできない(一部例外もある)。

**外部出演
2005年ごろを最後に新たなシリーズは出ていないものの、その人気の高さから外部出演は多く、
MSX版『パロディウス』やスーパーファミコン版『極上パロディウス』では自機としてゲスト参戦しており、
『コナミワイワイワールド』では捕らわれている所を助けてやると仲間になってくれる。
回復アイテムなどが入っている宝箱を開ける事ができる重要なキャラで、最初にゴエモンを助けるのが攻略の第一歩。
攻撃ポーズの関係上、少し上側を攻撃することが可能で、階段を登りながら上の階にいる敵を排除できるのも強み。
『[[pop'n music>ゴルゴン]]いろは』では原作の曲がアレンジされたものがメドレーとなって収録されている。
&nicovideo(sm23386131)

&del(){でも『ドリームミックスTVワールドファイターズ』には[[コナミ勢>パワプロくん]]でも特に馴染みそうなのに[[出られなかった>藤崎詩織]]し、}
&del(){[[スマブラX>大乱闘スマッシュブラザーズ]]にはコナミからゴエモンを差し置いて[[スネーク>ソリッド・スネーク]]が出張(上の『ドリームミックス』にも参戦)。[[小島監督が先に直談判したから仕方ない。>○○だからしょうがない]]}

#image(goegoe.jpg,width=300,title=エビスとヤエちゃんもいるよ。サスケ?…まったく関係ない忍者キャラなら)
厳密には同一キャラクターではなくパロディと思われるが、[[遊戯王デュエルモンスターズ>武藤遊戯]]にもモンスターカードで「忍者義賊ゴエゴエ」として登場
(もっとも、ゴエモン自身がストレートに歌舞伎などに出てくる石川五右衛門の造形なのでそっちかもしれないが)したり、
#image(ca_emon.gif,width=400,title=乙女に混じってもいいじゃない。コナミの顔だもの。)
パロディウス系列の美少女STG『オトメディウス』にも唯一の男性自機の登場人物「エモン・5(ファイブ)」として登場したりもしている。
&del(){続編ではリストラされたけどな!}

#image(monster_img_20.jpg,title=現時点ではオレカ最後のゲスト登場キャラ)
#image(monster_img_21.jpg,title=進化後は「新世代襲名」を踏襲したデザイン)
『モンスター列伝 オレカバトル』では風属性のモンスターとして登場。条件を満たすと『義賊ゴエモン』へと進化する。
『モンスター列伝 オレカバトル』では風属性のモンスターとして登場。
小判をばらまいて混乱させたり、相手のEXゲージを盗むといったゴエモンらしい技を使う。
進化後はボスとして登場することがあるが、
この時シモンなど『ワイワイワールド』で共演したことのあるキャラがリーダーだと[[カットイン>特殊イントロ]]が発生する。

&del(){でも本当にそろそろシリーズ新作出してよKONMAI。『大江戸大回転』が最終作とは言わないで。}
#endregion

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**MUGENにおけるゴエモン
-REDWAVE氏製作
アクションゲームの動きを元にしており、見た目の通り小さな喰らい判定、意外と遠くまで届く攻撃のリーチや豊富な飛び道具が強み。

3ゲージ技「[[ミニインパクト召喚>ゴエモンインパクト]]」はガード不可能な大ダメージの攻撃。
外見上も大きなミニゴエモンインパクトが画面を横切るためいかにも回避がしづらそうなのだが、
実は''頭上の何も無い空間にも攻撃判定が存在しており''、壁が迫ってくるというか[[ファイナルサイコクラッシャー>ベガ]]のような事実上の全画面攻撃に近い。
一応、マーベル系のキャラがスーパージャンプをしたり、空を飛べるキャラが大きく上に行くことで回避する事は可能。

&nicovideo(sm27983086)
エビス丸、ヤエちゃん、サスケも制作されているが、いずれもデフォルトAIは搭載されていない。

-海外製
別製作者のものも存在する模様。
こちらにもAIは無いらしい。

&nicovideo(sm5363931)

***出場大会
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#co(){
''更新停止中''
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[ゴエモン],sort=hiduke,100)
''凍結''
#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[ゴエモン],sort=hiduke,100)
}

//***出演ストーリー
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&aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}
サスケやヤエちゃんはともかく「こいつのどこがニンジャだ?」と思うかもしれないが、
『ネオ桃山幕府の踊り』の公式ガイドでゴエモンたちを忍者と表現しているくだりがあるので、いつの間にか盗賊から忍者になったらしい。
元ネタの石川五右衛門にしても[[伊賀流忍者>服部半蔵]]の抜け忍という出自の説があるし。

&aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}}
この『がんばれゴエモン からくり道中』が発売される約1ヶ月前に、『[[魔界村>アーサー#arthur_mvc]]』が「ファミコン初の1メガROM」を売り文句にして発売されている。
……が、その「ファミコン初」はあっという間に抜き去られる事になってしまった。
しかもゲームの出来もクソ移植のため『魔界村』は不評で、ゴエモンに大きく水をあけられる事になってしまった……。

&aname(*3,option=nolink){&color(red){*3}}
「ゲーム中で同行していたエビス丸は、変身させられていた美少女だった」というもの。

この衝撃の展開については
「本作で同行していた人物は本物のエビス丸ではなく、エビス丸の姿にされていた別人で、彼女はそれ以降のシリーズには登場していない。
その後、ゴエモンは本物のエビス丸と出会う事になり、本物の方がメンバーの一員として定着している」と
「エビス丸の正体は女性という設定があったが、後にその設定は無くなった」の二種類の解釈ができるが、
いずれにしてもこの「エビス丸=女性」の設定はそれ以降登場していない。

より正確に言うとFCのがんばれゴエモンは「初代→2→外伝→外伝2」という発売順で、外伝でいったん設定をリセットしており、
SFC以後は外伝初登場のヤエとの絡みから外伝側からつながるストーリーと思われる。

尚、『新世代襲名!』に登場するエビス(同名の別人)は性別が女性であり、外見も相応のものとなっている。

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