フェリシア

「フェリシア」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

フェリシア - (2011/02/28 (月) 14:16:41) のソース

#ref(felicia_ds_1.jpg,,left,height=463)
#ref(felicia_ds_2.jpg,,left,height=220)
&br()&br()&br()
#ref(felicia90.gif)

*&font(22,i){&color(dodgerblue){「夢は捨てないでね!&br()&space(1) 人生に挫折はつきものなんだから」}}
#image(felicia-originalstance.gif,,left)
初出作品: ヴァンパイア The Night Warriors
出身地: アメリカ
生年月日: 1967年 誕生日は不明。
身長: 168cm
体重: 58kg(猫に変身中は4.1kg)
&space(31)スリーサイズ: B88 W61 H87
#clear
「夢見るキャットウーマン」「踊るプリティビースト」
『[[ヴァンパイア]]』シリーズに初代より登場するキャラクター。初代より[[モリガン>モリガン・アーンスランド]]と人気を二分してきたシリーズの影のヒロインであり、
モリガン同様に『[[ポケファイ>ストリートファイター#id_f723bb33]]』『[[MVC2>MARVEL VS. CAPCOM#MVC2]]』『[[最強ファイターズ>頂上決戦 最強ファイターズ SNK VS. CAPCOM]]』『[[CFJ>CAPCOM FIGHTING Jam]]』『[[ナムカプ>NAMCOxCAPCOM]]』(最近では『クロスエッジ』)など外部作品にも度々顔を出している&sup(){&link_anchor(*1){*1}}。
そのため「モリガンあるところにフェリシアあり」とも言われており、今でもなお熱烈に支持されているキャラクターでもある。
操作可能キャラでない作品でもよく背景に[[リン・クロサワ]]と登場している(温泉で何故か2pカラーのフェリシアが奥の方に居たり、船上のプールに居たり…)。
声は登場するゲーム作品全てにおいて[[荒木>セーラーちびムーン]][[香>豊田可莉奈]][[恵>楠真奈美]]([[レイレイ]]と二役)が出演して来たが、『MVC3』では[[阿澄佳奈>テリー・ボガード]]に変更された。OVAやドラマCD及びカセット等では野上ゆかな、[[丹下桜>セイバー]]、小桜エツ子らが演じている。

キワモノ揃いで、[[人間なのに心が一番邪悪と思われるキャラ>バレッタ]]がいたりするシリーズキャラの中では数少ない真っ当な神経の持ち主。
自己の野望のために動く者が多い同作において、数少ない人間と共存しているキャラクターでもある。
故に「ヴァンパイア唯一の良心」とも言われていたり、いなかったり。優しく明るく前向きで、子供が大好きで誰よりも仲間を大切にし、決して夢を諦めない。

そしてシリーズの女性キャラの中でも露出度No.1&sup(){&link_anchor(*2){*2}}。ちなみにプロポーションが最も優れているとは言い切れない。
[[別項>女性キャラクター3サイズ一覧]]にもあるように、体重やBMI、身長も加味した場合、カップではモリガンに劣る。バランス的にはやや太め。これは筋肉質な体型の影響もあるのだろう。

名前の由来は英語における「至福、幸福をもたらすもの」を意味する「Felicity」。
英語圏に実在する女性の名前だが、彼女の場合「猫」を意味する接頭辞「fel-」とも掛かっていると思われる。
&b(){[[&color(blue){「フェリ……シア? …………え? あ、いや!いい名前だね、あはは…」}>スパイダーマン]]}&sup(){&link_anchor(*3){*3}}
名付け親は彼女の恩人シスター・ローズ。その経緯については後述。

作中で[[デミトリ>デミトリ・マキシモフ]]以外とは関連の少ないモリガンに対して関係のある数少ないキャラでもあり、
『セイヴァー』においてプレイヤーキャラクターがフェリシアの場合、モリガンは乱入キャラとして登場。
モリガンを王手まで追い詰めたデミトリに辟易する一方で、フェリシアの事を「子猫ちゃん」と呼び、
乱入時のメッセージは「久しぶりに、あたしと遊びましょ」である事から、2人は過去に何度か会っていることが推測される。
ドラマCDなどでの外部作品ではフェリシアがモリガンのことを「モリちゃん」と呼ぶこともある。

またモリガンの半身である[[リリス]]も設定上はモリガン、[[ジェダ>ジェダ・ドーマ]]以外との接点を持たないが、
アーケードモードでPCがフェリシアの場合、ジェダが6人目になり(全7ステージ)、7人目のラスボスとして登場する(ACモードでリリスがラスボスとして登場するのは、モリガンとフェリシアのみ)。
しかし、その変更があるにも関わらずリリスがフェリシアのEDに直接影響を及ぼしている描写は無い。 

----
**キャラクター設定
#image(felicia-butterfly.gif,title=蝶を捕まえるの図。猫ですから)
キャットウーマン族という、亜人類?の存在発覚は人間にとって衝撃的であった。
尤も、すぐさま大パニックが引き起こされたわけではない。あからさまに人とかけ離れた姿ではないこと、
顔立ちの愛らしい者が多いこと、何となくファンシーな外観が拒絶感をやわらげることが幸いし、
彼女らに向けられる視線も「人間以外のバケモノ」に対する畏怖というよりは、「珍しい動物」に向けられる興味本位のものだった。
アメリカでは、彼女らの存在を認め、尊重すべきだという世論が高まり、彼女らはやがて基本的人権を獲得した。

とはいえ、偏見の目が完全になくなったわけではない。
フェリシアを主役にしたミュージカルも、多分に「見せ物」としての色合いが強かったことは認めざるを得ない。
ただ、一度でもそのステージを見た観客は純粋にフェリシアの溌剌としたダンス、愛らしい歌声に魅せられ、
彼女が人間かどうかなど問題ではなくなってしまう。フェリシアの明るさは、人間の持つ暗い部分をも清めてしまう効果があるのかもしれない。

#region(キャットウーマン族)
魔界にいたネコ型の一種族。
もとは魔界に住んでいたらしいが、百年程前に[[ある魔族のタマネギ野郎>デミトリ・マキシモフ]]が
魔王ベリオールに挑戦して魔界から吹き飛ばされた際、巻添えを食らって人間界に来てしまった。
キャットウーマン族は、全世界のあちらこちらに数百人程住んでおり、その多くは人目を避けたり、
人間のふりをしたりして暮らしている(彼女たちには人間に変身する能力が備わっている)。
また嗅覚は人間の数千倍。同族は匂いでわかるとのこと。加齢も特殊で、実年齢の約半分が人間と同様の年齢となる。
(ex.14歳→7歳、32歳→16歳)
『ヴァンパイア』では特に人間界での西暦何年が舞台かは開かされていないが、初代『ヴァンパイア』が稼働した年とすると
「1993-1967=26、26÷2=13」で、人間年齢13歳になってしまうのは気のせいである。

#endregion
#region(フェリシアの仲間たち)
育ての親シスターローズの死後、フェリシアは街をはなれ、アメリカを転々とした。
そこで彼女は、自分以外のキャットウーマンの存在を知る。彼女らに共通した特徴は「人間として暮らしている」という点。
素性を隠し、(できるだけ)人間になりすますことで精いっぱい生きているのだ。
以下に、フェリシアのピンチに駆けつけるお友達たちを紹介しよう。
#image(felicia-super2.gif,,title=どの子がタイプ?)
-ピコ
14歳(7歳相当)。アメリカ、ミネソタ生まれ。
孤児院にいたが、フェリシアの舞台を見て後を追うようになる。キャットウーマンであることはその後に判明。
好奇心旺盛で怖いもの知らず。
ヘルプミーの弱K+中Kに登場。

-アルト
20歳(10歳)。とある大富豪の珍しいペットとして飼われていたが、屋敷を脱走。
山中で獣のように暮らしているところをグレイスに保護される。
恥ずかしがり屋で人見知りをする。アルトはグレイスによる命名(声質から?)。
ダークフォースに登場。

-ナナ、ミミ
22歳(11歳相当)。香港生まれの日本・埼玉育ち。
乳児のころ密売船にまぎれ日本へ。理解ある老夫婦のもとで育てられる。脳天気でお調子者。
ヘルプミーの中K+強Kに登場。

#ref(felicia-gb.gif,,right,title=サ○エさん)
-ノンノ
年齢不詳。ナナの友達。通称タマ。
近所の裏山(と言うことは埼玉?)で知り合った。
年齢や生い立ちについては不明。ボールの中に隠れて遊ぶのが好きなようだ。
ヘルプミーの加勢と弱K勝利ポーズに登場。

-グレイス
48歳(24歳相当)。アメリカ、ユタ生まれ。アルトの保護者。
人間に化ける能力に優れ、誰よりも長時間人の姿でいられる。アルトの母親がわり。姉御肌で面倒見が良い。
ヘルプミー加勢に登場。

-ルーシー
36歳(18歳相当)。アメリカ、バージニア生まれ。
旅芸人一座のもとで働いていた。数少ない人間の理解者だった同年代の友人が病没し、座を離れる。
放浪していたところ、フェリシア達に出会う。シニカルで皮肉屋。やや人間不信。腕力は仲間内で最強。
ヘルプミー加勢に登場。

この他にも、現在数百人のキャットウーマンたちが全世界にいる(と思われる)。
きっとフェリシアたちの活躍を見て、勇気づけられているに違いない。

***例外
-二代目キング&初代アーマーキング
ナムコの格闘ゲーム『[[鉄>風間仁]][[拳>三島平八]]』のキャラクター。二代目は30歳、初代は年齢不詳(故人)。
『NAMCOxCAPCOM』ではヘルプミーを使うといつもの猫たちに代わり素敵なガチムチ二人が現れ敵を容赦なく叩きのめしてくれる。&br()実ダメージはともかく、見た目的には最も恐ろ……頼もしい友達だろう。

#endregion
#region(生態や生活環境)
彼女らは、普通の人間と変わらぬ姿で生まれた後、およそ4~10歳のころに体毛・耳・シッポなどに変化が現れ、キャットウーマンであることがわかる。
また彼女らは、これも個体差はあるが、「変身能力」とでも呼ぶべき擬態能力を持っており、
手足やシッポを隠したり、普通の猫の姿にバケたりして人目を避けられる。
(フェリシアの場合は子猫に変身することができるが、変身していられる時間は5分程度)
嗅覚能力は人間の数千倍。彼女らは本能的に、においで仲間を認識する事が出来る。
夜行性のため、昼間の太陽光は苦手。活動は夜に集中する。また、[[尻尾の根元が弱点で握られると力が抜けてしまう>孫悟空]]。

#endregion
#region(性別、生殖について)
キャットウーマン族には、その名の通り男性がいない。
人間の男性と結婚したキャットウーマンもいたが、生まれてくる子供はごく普通の人間であった。
彼女らは、いまのところ同種の子孫を残すことが出来ない存在なのだ。
おそらくは人間界という環境下において、(キャットマン?)が生存に適さない理由があるのであろう。
#endregion

#region(ストーリー)
アメリカのとある田舎町、さびれた教会の門扉のたもとに、その赤ん坊は置き去りにされていた。
赤ん坊を自ら育てることを決意したシスター・ローズは、『神の恵み=Felicity』から彼女をフェリシアと名付けた。
教会に併設された孤児院で、すくすくと育つフェリシア。
だが、次第に彼女の体にさまざまな変調が現れ、キャットウーマンであることが判明。
シスター・ローズに連れられその地を離れたフェリシアだが、数年後、いつも変わらぬ愛情を注いでくれたシスターもこの世を去った。
彼女は人間離れした体をチャーム・ポイントとしてアピールできそうなミュージカル・スターに可能性を見いだし、
ついにシアワセをつかむことに成功。自身の孤児院も建設し、歌って踊れるミュージカルシスターとなって、子供たちに笑顔を振りまいている。

#region(『ヴァンパイア』および『ヴァンパイアハンター』)
『ヴァンパイア』および『ハンター』においては世界中を回って悪い怪物を倒し、有名になって
ミュージカルスターになるために参戦。最終的に[[パイロン]]を倒した彼女は
EDにおいて&bold(){世界最強であることを証明した後に}ミュージカルスターとしてデビューしている。
デビュー作品は「この世は私のもの」。

ハンターで追加されたEDのモノローグがフェリシアのみプレイヤーに宛てたメッセージ風の文章になっている。
#endregion

#region(『ヴァンパイアセイヴァー』)
『セイヴァー』では、ミュージカルスターとして大成功し、充実した日々をすごしているが
ある日ふと「世の中にはかつての自分のようにひとりぼっちな人もまだたくさんいる。
どうやったらみんながシアワセになれるんだろう?」という疑問を抱いたとき、突如として
ジェダの作り出した魔次元へ召還される。理由もわからず途方にくれるフェリシアだが、
MAMAに教わったとおりシアワセをつかむために自らの力で前に進み始める。
同作EDにおいてジェダの野望を阻止したフェリシアは、無事に人間界へ戻り
孤児院「ねこのこはうす」を開き、自らシスターを勤めている。

外部出演がある際にはこれ以降の設定であることが多く、作品によっては登場イントロで
シスターの格好をしている姿を見ることもできる。
#endregion

#region(『スーパーパズルファイターIIX』および『ポケットファイター』)
『スーパーパズルファイターIIX』では『ハンター』時代の設定のまま
(発売年月を考えると当然といえば当然なのだが)で、まだミュージカルスターにはなっていない。

『ポケットファイター』では、『セイヴァー』の後の設定。
ミュージカルスターとして大成功を収めたフェリシアは映画出演にも挑戦しようと考え、
業界にコネのありそうなケンの元へと赴く。ケンとの力比べに勝利したフェリシアは無事に
映画業界の人を紹介してもらえることとなったが、その映画業界の人というのがフェイロンで・・・。

結局やりたかったラブストーリーではなくアクション映画に出演することとなってしまった。
映画デビュー作は『ドラゴンvs猫又』。

春麗のストーリーでは、C動物園から逃げだした動物と勘違いして捕獲され、動物園送りにされ
謎の失踪を遂げたことになっていたりもする。
#endregion

#region(『NAMCOxCAPCOM』)
第1話から登場。ワンダーモモこと神田桃への挨拶のためお忍びで来日するが、
バトルミュージカル上演中のナムコシアター前で出現した化け物騒ぎに巻き込まれ、
ワンダーモモ、ベラボーマンらと共闘することとなる。
ゲーム中では鉄拳シリーズのキングと二人一組のユニット。

登場時の衣装は『セイヴァー』でのミッドナイトブリス時に着ていたものに近い白いドレスだが、
すぐに脱ぎ捨てていつもの格好に戻る。
#endregion

#region(Xedge)
序盤から登場。設定は『セイヴァー』以降の設定で特に特記すべきことはない。
TP集めに適しており、序盤~中盤にかけて大活躍したり、
物理戦闘力がヴァンパイアキャラクター内でトップクラスだったりと、非常に高性能なキャラになっていた。
#endregion

#endregion
&size(9){参考文献:電波新聞社『ALL ABOUTヴァンパイアセイヴァー』&br()&space(17)カプコン『ヴァンパイア グラフィックファイル』}

外部出演作品において、「モリガンとフェリシアの精神年齢は反比例する」というある種の法則がある。
その場合におけるモリガンはリリスに対して面倒見の良いお姉さん的ポジションもしくは痴女のどちらか一方であり、
前者ではフェリシアの思考や言動が本シリーズよりも幼く設定されている場合が多い。
これはフェリシアとモリガンのコンセプトが開発当初から初代発表の段階で変更があった事、その後出た作品で何故かそれらが適用され続けた結果であり、大人の事情である。

余談になるが、『ALL ABOUTヴァンパイアハンター』に掲載されている複数の開発中デザイン案ではまさに「化け猫」といった感じのものだったり、複数本の尻尾が生えた猫又のようなものもあった。
----
**キャラクター性能
#image(felicia-guileshead.gif,right,title=そんな所に乗っちゃ駄目ですよ)
-『ハンター』
「ローリングバックラー」「ローリングスクラッチ」「サンドスプラッシュ」。奇襲、対空、牽制と立ち回りに使える技は一通り揃っている。
しかし、主力で使っていくこれらの必殺技は、どれもガードされたり飛び込まれたりすると大ダメージを受けるリスクを伴っているので、使い所が難しい。
[[中段]]になるダッシュ攻撃も、一歩間合いを間違えると着地に投げ返され、仮にヒットしても地上技に繋がらない。
無敵技を持っている相手には[[逆2択>択一攻撃]]の状況に陥ってしまうので、適当に使っていけるものではない。
「K投げ」→「ES追い討ち」はかなりの威力を誇り、相手に近づいてからの2択は強力だが、この状況に持っていくまでが困難。
また、強Kの後に追い討ちの入らないキャラには打撃の選択肢が安くなりがちなのも難点。
立ち回りの選択肢がかみ合った時はかなりの爆発力を秘めているが、どこかで手痛い反撃を受けて体力負けする事が多いキャラである。

-『セイヴァー』
安定したキャラと言える。 中段も有しており、[[コマンド投げ]]は自動二択で性能も申し分ない。
[[コンボ]]も減り、 飛び込みも早く、[[GC>ガードキャンセル]]の性能も悪くない。そして割り込み性能も低くなく足払いは下段で長い。
『セイヴァー』独自のシステムがほぼ全部あると言ってもいい程レパートリーが豊富。“何でも出来る”分、“何をするか”の選択さえ上手くすれば安定した立ち回りを展開できる。
ジャンプのスピード、中段、下段、投げ、どれも性能が標準以上でこれ一択という選択は無いが、攻めの持続・リターンはかなりのもの。
移動起きも癖があるが、移動距離が長いため画面端から逃げやすい。逃げという点では三角飛びもあり、端からの回避法としても優秀。
フェリシアは他のキャラよりも操作に負担が少なく、常に“ベストではないがベターをとり続けることが可能”なキャラと言える。
戦略の取捨選択が必要な大会などでは、コンパネ(特にレバー)に影響を受けやすい上位キャラの[[Q-Bee]]や[[ザベル>ザベル・ザロック]]よりは結果が出やすかったりする。
故に、フェリシアは[[サスカッチ]]や[[ガロン]]と合わせて『セイヴァー』における初心者向けキャラ「獣三匹」と呼ばれている。

しかし、フェリシアは常に他の「獣三匹」よりも下に置かれることが多い。“バランスが良い”為、何かに特化したと言う部分を持ち合わせていないからである。
中段に関してはサスカッチ、ザベルに劣り投げに関してはガロンの方が上。
ガロンを相手にした場合、立ち回りで基本優位に立てるが押し込まれるとガロン有利という部分もあり、獣三匹内だけでのガロンとの序列は微妙なところである。サスカッチは言うまでもないが。
コンボもリリスなどのパワーキャラに比べ一歩劣り、対空性能はザベルよりも下で、GCも[[ビシャモン]]、[[ビクトル>ビクトル・フォン・ゲルデンハイム]]ほど高性能ではない。
「ジャンプ攻撃」はスピードも速く判定は強いが、下向きの技が多いため空対空は苦手。
しかも相手の頭上でジャンプすると自動的に「ヘッドライド」が出てしまうので、すかし投げ、すかし下段が狙い難い。
以上の理由から、“フェリシアのどの部分を活かすか”と言う事がとても重要になり、プレイヤーの格闘ゲームでの地力が全てフェリシアの強さへ変換されると言える。

数少ないダークフォースが戦略的に使いものになるキャラでもある。
ダークフォースを発動するとフェリシアの足元をアルトが走り回るようになり、この状態でフェリシアが攻撃を出すと25F遅れてヒットするようにアルトが攻撃判定の先端まで飛んでいくという、中々に便利なもの。
このアルトの攻撃を利用して普通繋がらないようなコンボを繋げることができる。ダークフォース中のみ「弱P×2>キャットスパイク弱>アルトヒット確認」でかなり簡単に[[永久]]のようなコンボが可能。
尤も、ダークフォースの効果自体が長くなく、3回、6割~8割程度が限界である。

難易度が非常に高いが、{前ジャンプ弱P>弱K>ずらし中P>ずらし強P}×nで背の高い相手に永久となる。

ほかのキャラが持たない特殊な要素として、
・相手の頭の上に乗って強制的にニュートラル状態にする『ヘッドライド』
 (相手が必殺技を出したときなどに、攻撃判定にかからないように乗れば必殺技をつぶせる)
・ゲージを溜める『EXチャージ』
 (上昇速度は遅い)
・特殊な追い討ち技の『トイタッチ』
を持つ。

-『ハンター2』『セイヴァー2』
特に『セイヴァー』との変更点は全員共通の要素以外はないが、
『ハンター2』ではQ-beeが、『セイヴァー2』ではガロン・サスカッチ・オルバスが削除されたため
相対的にキャラランクは上昇している。

-『MARVEL VS. CAPCOM 3』
従来のMVCシリーズに近い性能だが、コマンドの変更が入っていたり
トイタッチでダウンした相手を拾うことができるようになっている。
性能はスピードタイプで体力は若干低めに設定されているが、コマ投げからも拾いが成立するので
コンボ火力もかなり伸びるようになっている。

また4ゲージほどあれば即死コンボができることがなぜか発売日前にフラゲ組によって発見されていた。
----
**MUGENにおけるフェリシア
#region(Mgbenz氏)
MVC2仕様で、デフォルトで[[AI]]も入ってる。
おまけの人氏によるAIパッチも公開されている。
しかし、非常にワンパターンな攻めをするうえ、[[フライング]]を自重しないために大会で使用する際は注意。

#endregion
#region(操氏)
現在公開されている唯一の国産のヴァンパイアドットフェリシア。
セイヴァー時の性能をベースとしており、オリジナル技、前転回避も搭載している。
また、スタートボタンを押しながら決定することでハンター時のカラーも選択可能。
syuri氏のAIが公開された。

#endregion
#region(kong氏)
ポケットファイターのフェリシア。
kong氏の他のポケファイキャラ同様アレンジされており、例の如く非常に強い。

#endregion
#region(Jesuszilla氏)
CVS2仕様のフェリシア。
CVS2の基本的な[[グルーヴ]]が完備されており、[[ブロッキング]]やジャストディフェンス、
[[オリコン>オリジナルコンボ]]も当然ながら扱う事が出来る。
EXグルーヴを装備しており、コンフィグでのカスタマイズで設定することが出来る。
初期設定ではNグルーヴゲージ、攻撃避け、ブロッキングとジャストディフェンス設定である。
また、特定のイントロで[[何所かで聴いたような効果音が>ソリッド・スネーク]]…。

#endregion
#region(pinko氏)
『ポケットファイター』仕様のフェリシア。
こちらはkong氏とは違い原作再現仕様。同じくpinko氏のポケファイレイレイとジェムやアイテムを共有可能。
氏のAIがデフォルトで入っている。

#endregion
ちなみにフェリシアのお仲間「ピコ」もMUGENに参戦している。ただし出来はあまりよろしくないみたい。

***出場大会
#region( )
''シングル''
#list_by_tagsearch([大会],[シングル],[フェリシア],sort=hiduke,100)
''タッグ''
#list_by_tagsearch([大会],[タッグ],[フェリシア],sort=hiduke,100)
''チーム''
#list_by_tagsearch([大会],[チーム],[フェリシア],sort=hiduke,100)
-[[パーツ・ジャンル別チームトーナメント>>http://www.nicovideo.jp/watch/sm4422084]]
''その他''
#list_by_tagsearch([大会],[その他],[フェリシア],sort=hiduke,100)

''削除済み''
#list_by_tagsearch([削除済み大会],[フェリシア],sort=hiduke,100)
''更新停止中''
#list_by_tagsearch([更新停止中大会],[フェリシア],sort=hiduke,100)
#endregion

***出演ストーリー
#region( )
[[Far East Phantasm]]
[[MUGEN STORIES INFINITY]]
[[風と星の夜話]]
[[七夜が往く]]
[[飛竜の旅]]
[[風天のクァンド]](第十二話と半分)
[[無限の果てに。]]
#endregion

***その他
[[MUGEN∞動画番外篇]]
[[【遊ぶ動画】軍師募集!性別スーパーMUGEN大戦【タクティクスドウガ】]]
----
&aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}
ナムカプ出演の際は、ナムコ側である『[[鉄>三島一八]][[拳>三島平八]]』のキングとペアを組み、
さまざまなペアが、社内だけの編成の中で、唯一の「NAMCOxCAPCOM」となるペアであった。
また『最強ファイターズ』には彼女を操作するミニゲーム「[[キャットウォーク>Catwalk]]」がある。

&aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}}
体に付いている白い模様は体毛であり、自然な生え際のまま。つまり''全裸''。
初期のデザイン案では、モリガンが「かわいい」でフェリシアが「セクシー」のコンセプトだったが、途中で路線が逆になったらしい。
フェリシアがシリーズ女性キャラの中で屈指の優れたプロポーションを誇るのは、このセクシー路線の名残だとか。
ちなみに『MVC3』の北米版公式サイトではキャラ紹介欄のイラストが肩から下は消されて見えないという自主規制を喰らわされている。
モリガンの場合はちゃんと全身写っているのだがこちらは胸元が黒塗りされるという事態に。

&aname(*3,option=nolink){&color(red){*3}}
[[スパイダーマン]]に登場するキャラクター、ブラックキャットの本名が
『フェリシア・ハーディ』ということにひっかけたスパイダーマンの特殊演出の台詞。
詳しくは割愛するが、簡単に言うとスパイダーマンの元カノ。

#ref(felicia-end2-vs.gif,,left,title=割と貴重なシスター服版フェリシア)
&br()
&sizex(5){&color(dodgerblue){&b(){&i(){「どんなときでも明るく アタシ、そー決めてるのっ!」}}}}
&sizex(5){&color(dodgerblue){&b(){&i(){「いつだって真剣よ! だって踊りは、アタシの生きがいだもん!」}}}}
&sizex(5){&color(dodgerblue){&b(){&i(){「あなたも夢中になれるコト 見つけられたらいいね」}}}}
#clear