ガラシャープ


大映特撮映画『ガメラ』シリーズに登場予定だった怪獣
ガメラ対深海怪獣ジグラ』の次回作として構想されていた『ガメラ対双頭怪獣W』に登場予定だったのだが、『ジグラ』公開後に大映が倒産。
昭和ガメラシリーズは中断を余儀なくされ、『ジグラ』から9年後の『宇宙怪獣ガメラ』を以て事実上終了したため、
日の目を見る事ができなかった存在である。
ただし、イベントや映像媒体の特典などで情報が断片的に明かされており、
宇宙氷人、マルコブガラッパ、フェニックス、生誕50周年記念作品の名無しの怪獣と共に、「幻の怪獣」としてコアなガメラファンからの知名度は高い。

ガラガラヘビとキングコブラをモチーフとした蛇の怪獣で、
熱エネルギーは全て吸収する能力を備えているらしく、火炎放射を主力とするガメラにとって相性最悪の宿敵との事。
さらに口から毒ガスを吐き、尻尾の先端には回転式のドリルが付いている他、角はミサイルとして発射する事もできる。
子供が2匹いるようで、性別は雌と思われる。
一度はガメラの口内に舌を侵入させ、熱エネルギーを根こそぎ吸収し尽くして勝利するも、
復活したガメラとの再戦時にはガラシャープが飲み込んだ新型爆弾に火炎放射が引火、体内で大爆発を起こして倒される。
……というプロットだった模様。
16:30~ で、「双頭怪獣W」って何だったの?
余談だが、『GAMERA-Rebirth-』のラスボスであるエスギャオスとの戦いで、
ガラシャープ戦のプロットを想起させるような場面がある。


MUGENにおけるガラシャープ

カーベィ氏による、ふうりん氏提供のスプライトを用いて作られたキャラが公開中。
技は1991年発売のレーザーディスク『ガメラ永久保存化計画』の映像特典や開示されている設定を参考にしており、
噛み付きや尻尾攻撃に加えて毒ガスやミサイルで戦う。
超必殺技はいずれも1ゲージ消費で、「必殺毒ガス」「電撃」「ドリルアタック」の3つ。
AIもデフォルトで搭載されている。

出場大会

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最終更新:2025年10月04日 23:27