「ダブルタイガーきょうだい けんざん!!
ガオーーーー!」
テクノスジャパンのアクションゲーム『
くにおくん』シリーズの登場人物。初出は『熱血格闘伝説』。
虎のマスクにレスラー風の恰好が特徴的だが、登場作品によって衣装はコロコロ変わる。
トップ画像で右側で目立っているのは弟のとらじであり、奥でこちらを睨みつけている青髪の方がとらいちである。
*1兄より目立つ弟など存在しねぇ!!
モデルは二代目
タイガーマスクで知られる三沢光晴氏。
格闘団体・牙虎会(サーベルタイガー)に所属しており、『熱血格闘伝説』では全国の高校生に
格闘大会の招待状を送り付けた。
くにおや
りきにも同じ手紙が届いており、彼らも大会の出場を決意する…というのが同作のプロローグとなっている
(主人公はプレイヤーが作ったキャラクター。パートナーにくにおを選ぶと真エンディングが見られる)。
何故ごうだ、ごだい、冷峰四天王等のくにおと同等の実力者には招待状が届けられなかったのか(某クローンゲームでは補完されてるけど)
『熱血格闘伝説』では弟のとらじと共に
最終ボスを務めている他、
対戦格闘ゲームにおいては最古の、明確な隠しコマンドで使用できるボスキャラクターでもある。
同作において通常キャラが
必殺技を3つまでしか持てない所をダブルタイガー兄弟は7つ所持している上に、
持続、
判定共に非常に優秀な
ダブルラリアット、高火力投げの
スクリューパイルドライバーを所持しており、
更に両者健在の時は回避が困難なコンビ必殺技を頻繁に使用してきたりと、圧倒的な性能を誇る。
『ダウンタウン熱血物語SP』では新たに追加されたマップである栄十リゾートで「タイガーホール」というトレーニングジムを開いており、
ジムで連続で勝ち抜く事で最後に挑戦する事ができる。
このジムは一種のやりこみ要素となっており、中盤以降の敵は
スーパーアーマー常備な上に一撃で即死圏内の攻撃を繰り出してきたりと、
生半可な準備ではまず歯が立たないような高難易度となっている。
また、とある人物との会話から冷峰学園卒業生である事を示唆する内容の話が語られる。
『ダウンタウン乱闘行進曲』及び『ダウンタウン乱闘行進曲マッハ』では、物語の黒幕によってその知名度を利用され学生襲撃事件の濡れ衣を着せられており、
真犯人を突き止める為に各スポーツ分野のレジェンド級の選手+αを集めた「じゃぱん選抜チーム」を率いて大会に参加している。
この作品では通常の虎マスクの他に、マスクを脱いだ素顔バージョンがエディット専用の
隠しキャラとして使用可能。
『くにおくんの時代劇だよ全員集合』では格闘伝説発売前だから当然登場していないが、
クローンゲーム『ダウンタウンスペシャルスペシャル くにおくんの時代劇だよ全員集合!』では「虎」繋がりからか、
とらぞうの部下「とらたろう」「とらじろう」として登場。
時代劇の世界観に合わせてかマスクは被っておらず、エンディングで見せていた素顔で登場している。
なお、
ダブルドラゴン兄弟とはネーミングが似通っているが、関連性は不明。
『くにおくん』シリーズの生みの親こと岸本良久氏は「ダブルドラゴンとダブルタイガーが戦ったらどっちが勝つの?」
という質問に対しては「ダブルドラゴンでしょうね!」と回答していた。
MUGENにおけるとらいち
アフロン氏が製作した『熱血物語SP風』のものが存在している。
MUGEN1.1専用。
原作と違い
打撃投げ、ダウン掴み投げ、
必殺投げ後の専用追撃等、
投げキャラに近い技構成になっている。
超必殺技はどちらも弟のとらじを呼び出すコンビ技であるが勿論原作と違い入力での失敗などは無い。
また、起き上がり時の
リバーサル専用技という珍しい必殺技を持っている。
AIは未搭載だが、ですからー氏による外部AIが公開中。
出場大会
*1
ちなみに『ダウンタウン熱血物語SP』でもダブルドラゴン兄弟の超必殺技「双龍転生」は
りゅういちが「蒼」、りゅうじが「紅」となっている。
『くにおくん』シリーズでは
兄=青色、
弟=赤色が基本なのだろうか。
最終更新:2023年08月17日 08:18