【ポケットモンスター ダイヤモンド&パール(アニメ)】 > 053

ヒコザルの涙!

脚本 松井亜弥
絵コンテ 小山賢
演出
作画監督 広岡歳仁
初回放送 2007/11/08
オープニング Together
エンディング 君のそばで~ヒカリのテーマ~(Winter. Version)
前回 タッグバトル!ファイナル!!
次回 ナタネとサボネア!さよならは誰のため!

あらすじ

次のジムがあるトバリシティへ向かう旅の途中、いつものように、ポケモンたちと食事をとるサトシたち。しかし、新しく仲間に加わったヒコザルはシンジとの旅との雰囲気の違いに戸惑っていた。
そんなヒコザルにサトシはジム戦に向けたトレーニングに誘い、ヒカリ、ポッチャマを相手にバトルするのだが、ヒコザルは負けてしまう。
その時、シンジの厳しい視線を思い出し、怒られるのではないかと、脅えてしまうヒコザル。しかし、サトシたちがとった行動はまったく別のものだった!ヒコザルは、そんな、サトシたちに何を感じるのか?
さらに、突然ザングースの群れに襲われ、ヒコザル以外のポケモンたちがみんなピンチに!
果たしてザングースの群れを前にヒコザルはみんなを助け出すことができるのか?

キャラクター

声優

担当キャラ 名前
サトシ 松本梨香
ピカチュウ 大谷育江
タケシ うえだゆうじ
ヒカリ 豊口めぐみ
ムサシ 林原めぐみ
コジロウ 三木眞一郎
ニャース 犬山イヌコ
ナレーション 石塚運昇

内容

  • いつもの様にポケモン達と協力しながら食事をする【サトシ】達。その中サトシの新たな仲間の【ヒコザル】は元トレーナーの【シンジ】との旅の雰囲気を思い出していた。食事はそんなに楽しくもなかった。サトシに呼ばれて我に返るが一緒に楽しく食事をした。
  • その頃、【ロケット団】もポケモン達と一緒に食事していた。突然ムサシの【ハブネーク】の様子がおかしくなった。その理由は3体の【ザングース】が現れたのが原因。ハブネークとザングースは永遠の宿敵同士互いの存在を本能で察知して戦闘不能になるまで対決する。【ムサシ】は相手が3体では勝ち目ないとモンスターボールに戻すが、勝手に出てきて対決を続ける。本能に抗えず、ムサシは必死に止めようとするが対決を止められず、ザングースたちはハブネークをロケット団もろとも吹っ飛ばしてしまい、【ニャース】は別の場所に飛ばされてしまう。
  • ポケモン達のトレーニングのバトルをしているサトシ達。サトシの【ピカチュウ】【ヒカリ】【ブイゼル】とのバトルをしているところを見るヒコザル。バトルが終われば褒められ、互いを認め合う。褒められるその姿に驚くヒコザル。シンジにはトレーニングのバトルとき勝ち負け関係なく厳しい一言で怒られ期待に答えられない日々を思い出して複雑な気持ちになってしまう。
  • ヒコザルも成り行きでヒカリの【ポッチャマ】とバトルをしたが、タイプの相性の悪さで負けてしまう。シンジに手放されたあの日のことを思いだしてしまう。だがサトシ達は責めるどころか相性の悪い相手をもう一歩のところまで追い込んだことによく頑張ったと褒める。他のポケモン達も同様。ヒコザルは思わず大泣きしてしまう。サトシは突然泣き出したヒコザルに驚いたが優しく抱きしめる。以外な一面があったことに思うヒカリ。シンジと一緒の時は泣きたくてもずっとこらえていたため涙を溜めていたと考えるタケシ。まだ泣いているヒコザルにサトシは「泣きたかったら泣いていい」と励ます。
  • 就寝中の夜、ヒコザルは悪い夢にうなされていた。シンジの厳しい特訓していた、すごい特性「もうか」を引き出させるため、ひたすら攻撃を受け続けていた。さらにザングース達まで現れ、襲われそうになってしまうところで目が覚めてしまう。
  • 一方【ニャース】【ロケット団】とはぐれ、今もさまよっていたところ一人夜の散歩をしていたヒコザルと偶然会う。何度も自分を捕まえたためヒコザルは警戒する。ニャースは「美しい満月の晩に戦いは似合わない」と言う理由から戦う気はないとヒコザルの警戒を解いた。ニャースに誘われ一緒に満月を見るヒコザル。ニャースに先ほどの悪い夢にうなされたこと、自分の悩みを打ち明ける。話を聞いたニャースは「過去を捨てて今を、これからを生きていくのニャ」と励まし、「おミャーにはもう新しい仲間がいるんだからニャ」と立ち去る。
  • 翌日旅の準備をしている一同。サトシはヒコザルに水を取りに手伝いを頼み出払っている間に他のポケモン達がロケット団の特殊カプセルに捕まってしまう。ヒカリとタケシはポケモン達を助けようとするが、カプセルはモンスターボールに戻すことも技での破壊もできないため見るしかできなかった。ロケット団はこのまま気球で立ち去ろうとするが、またムサシのハブネークが勝手に出てきて、再び現れた3体のザングースと因縁の決闘を始めてしまう。ハブネークを止めるロケット団だがやはり言うことを聞かず、やむを得なく捕獲用カプセルに入ったポケモン達の中に隠れるが事態は悪化してザングースの突進によって崖に突き落とされそうになってしまう。
  • ちょうどサトシとヒコザルが戻って来た。サトシはポケモン達の窮地を知り、ヒコザルに行ってもらおうとする。しかしヒコザルは過去のトラウマでザングース達に怯える。そんなヒコザルにサトシは、「どんなに辛くて大変だったのかは分かる、でも今みんなを助けられるのはお前しかいないんだ」、「お前なら出来る」と激励した。 恐怖心で迷うヒコザルに崖に突き落とされそうになりそうなポケモン達は助けを求め、ヒカリ・タケシ、それ以外はサトシ同様激励した。
  • まだ迷うヒコザルは昨日のサトシ達、他のポケモン達のこと昨夜のニャースの励ましを思いだす。
  • ようやくヒコザルはサトシを信じて立ち向かうことを決意。サトシは「もうかにはこだわるな、タッグバトルの時はもうかなんか使わなくても勝てた」とヒコザルを信じました。いよいよザングースと戦うヒコザル。「かえんほうしゃ」と「あなをほる」のサトシの指示で見事ザングースを撃退。トラウマの一つを克服し、サトシから「お前なら出来るって言っただろ」と褒められ、最高に喜ぶヒコザル。ヒカリは「凄かった」・タケシは「よくがんばった」とヒコザルを褒める。
  • ついでにこっそり逃げるロケット団もヒコザルの「かえんほうしゃ」で追い払いました。
  • ヒコザルが改めてサトシの仲間として打ち解ける。

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最終更新:2025年04月11日 12:34