【ニャース】

ニャース とは、ポケットモンスターシリーズのキャラクター。

プロフィール

ニャース

他言語

Meowth (英語)

全国図鑑

0052

分類

ばけねこポケモン

高さ

0.4m

重さ

4.2kg

声優

ロケット団のニャース:犬山イヌコ(旧名:犬山犬子)
テツヤのニャース:高戸靖広

初登場

【ポケットモンスター 赤・緑】

前のポケモン

【ダグトリオ】

次のポケモン

【ペルシアン】

【ネコ】の姿をした【ポケモン】。丸くて光るものが好きで集めずにはいられない習性を持つ。
【ペルシアン】に進化する。

能力値

ステータス

タイプ

ノーマル

タマゴ

りくじょう

とくせい

ものひろい
テクニシャン

隠れ特性

きんちょうかん

HP

40

とくこう

40

こうげき

45

とくぼう

40

ぼうぎょ

35

すばやさ

90

別のすがた

リージョンフォーム

アローラのすがた

高さ

0.4m

重さ

4.2kg

タイプ

あく

タマゴ

りくじょう

とくせい

ものひろい
テクニシャン

隠れ特性

びびり

HP

40

とくこう

50

こうげき

35

とくぼう

40

ぼうぎょ

35

すばやさ

90

アローラ地方に生息する紫色の配色の姿。
アローラ王政時代に献上品として持ち込まれ、贅沢な王宮暮らしによりずる賢い性格になってしまった。

ガラルのすがた

高さ

0.4m

重さ

7.5kg

タイプ

はがね

タマゴ

りくじょう

とくせい

ものひろい
かたいツメ

隠れ特性

きんちょうかん

HP

50

とくこう

40

こうげき

65

とくぼう

40

ぼうぎょ

55

すばやさ

40

ガラル地方に生息する灰色で毛むくじゃらの姿。小判も黒色に変色している。
海洋民族と暮らす内に鍛えられ、身体が黒鉄のような変化した。
進化先が【ニャイキング】に変更されている。

キョダイマックス

キョダイマックスのすがた

高さ

33m~

重さ

???.?kg

キョダイマックスわざ

キョダイコバン

額の大判に謎の模様が浮かび上がる。
ゲーム作品でもこの姿では犬山イヌコのボイスが使用される。

ロケット団のニャース

アニメなどに登場する喋るニャース。ただ喋れるだけでなく2足歩行も得意。ただそちらに経験値を使いすぎたため技は「みだれひっかき」しか使えない。

作品別

ポケットモンスターシリーズ本編

【ポケットモンスター 赤・緑】・青

『緑』と『青』で5番道路・6番道路・7番道路・8番道路に野生で出現。
進化系のペルシアン共々、レベルアップで「ネコにこばん」を覚える唯一のポケモンとなっている。

「ネコにこばん」は第一世代では数えるほどしかないおこづかい稼ぎの手段の一つであり、戦えるトレーナーがいなくなった時でもこのわざを使う・使われれば少額ではあるが稼ぐ事が出来る。
そのためニャースが野生で出て来ない『赤』だと、おこづかいを使い果たし、戦えるトレーナーも全て倒し、売る物すら無くなってしまうとサファリゾーン・ヤマブキシティ(警備員に自動販売機で買った飲み物を渡す必要がある)に入れなくなり、先に進めず詰む可能性がある。
(「ネコにこばん」は「わざマシン16」でも習得可能だが、これが落ちているのは12番道路で「なみのり」を使わなければ取りに行けない場所にある。よって詰みを回避する方法としては使えない。)
最も、このような状況は狙わない限りまず起こり得ないので、普通に遊んでいるなら気にしなくて良い。

【ポケットモンスター ピカチュウ】

本作のTVCMが【ロケット団】のニャースの愚痴(特徴を喋る物)となっている。野生では出現しない。
アニメと同じく、ロケットだんいん(【ムサシ】【コジロウ】)の手持ちの1匹となっている。……のだが、特に喋らない。
本作においては仕様上モンスターボールに入っているからと思われる。

『赤・緑・青』には無かった詰み回避のイベントがサファリゾーン受付に設定されたため、「ネコにこばん」無しでも詰まなくなっている…と見せかけてヤマブキシティの警備員に対する回避イベントが存在しないため結局詰んでしまう。

【ポケットモンスター 金・銀】

『銀』限定で5番道路・6番道路・7番道路・8番道路・38番道路・39番道路に出現。

【ポケットモンスター クリスタルバージョン】

5番道路・6番道路・7番道路・8番道路・11番道路・38番道路・39番道路に出現。出る時間帯が夜限定になった。

【ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン】

リメイク前と違って両バージョンで野生で出現。
本作は「バトルサーチャー」を使えば屋外のトレーナーと何度でも再戦できるので「ネコにこばん」を通してお金を稼ぐ必要は無い。

カントー地方では【ジグザグマ】を入手できないため、彼らの代わりの「ものひろい」要員として役立つ。
本作の「ものひろい」で拾ってくるものはレア度の低い木の実が多く、全体的なラインナップも『ルビー・サファイア』ほどぶっ飛んでいないが、
稀にホウエン地方でも珍しい木の実である「シーヤのみ」や「ベリブのみ」などを拾ってくる事もあるので、手持ちに空きがあれば是非とも入れておきたい。
ただ、能力の低さから戦力面としての活躍は厳しく、ペルシアンに進化させると特性が「じゅうなん」に変化してしまうので注意。
「ものひろい」要員を戦力としても扱いたい場合、ネットワークマシン完成後は【マッスグマ】に交代させよう。

【ポケットモンスター エメラルド】

バトルフロンティアのNPC(マリッペ)に【エネコ】と♂の個体を交換してもらえる。ニックネームは「チー」。

【ポケットモンスター ダイヤモンド・パール】/【ポケットモンスター プラチナ】

全国図鑑入手後、【ウラヤマ】?の自慢話を聞くと自慢の裏庭に出てくる場合がある。

【ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー】

『金・銀』と同じく、『ソウルシルバー』限定で5番道路・6番道路・7番道路・8番道路・38番道路・39番道路に出現。

【ポケットモンスター サン・ムーン】

アローラのすがたが登場。
【おかあさん】?がいつものニャースを連れており、序盤や殿堂入り後に何度か出番がある。

【ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ】?

『Let's Go! イーブイ』限定で、24番道路・25番道路に出現。
『ピカチュウ』同様、ロケット団が連れている。今作ではボールから出しているが、喋らない。

【ポケットモンスター ソード・シールド】

ガラルのすがた、キョダイマックスが登場。
キョダイマックスニャース専用のキョダイマックスわざ「キョダイコバン」は「ネコにこばん」よりも勝利後に手に入るお金の倍率が高く、
ワットを「ゴージャスボール」に換えてショップで売り飛ばすという転売金策を行わない場合は、この方法でおこづかいを稼ぐ手もある。

【ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール】

『ダイヤモンド・パール』と同じく、自慢の裏庭に登場。

【ポケットモンスター スカーレット・バイオレット】

西2番・西3番・東3番エリア・プルピケ山道に登場。南2番エリアにはテラスタイプがひこうの固定シンボルもいる。
テラレイドバトルでは★2に登場。
連続で出ていた新規リージョンフォームは今回出る事は無かった。

外伝

【ポケモンピンボール】

ボーナスステージに登場する。
公式サイトの一部の解説も担当している。

【ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊】

パートナー候補のポケモンとして登場。主人公にすることはできない。

【ポケとる】

いつものすがたはメイン37で登場。コインが配置されているのでコインを稼げる。
コインを稼ぐためにニャースステージを周回する、といったプレイスタイルが主流となり「ニャース銀行」とも呼ばれることも。
イベントのコインゲットステージにも登場。3コンボするとコインを出すオジャマを使うので、出来るだけコンボを成立させよう。

【Pokémon GO】

いつものすがたはサービス初期から実装されている。
アローラのすがたは2018/06/22、ガラルのすがたは2020/06/03に実装。
最初はどのすがたを捕まえても手に入るほしのすなは100だったが、2020/12/02のセレブリティシーズン開始時、いつものすがたは500、アローラのすがたは750のほしのすなが手に入るようになった。ニャースの小判のイメージからだろう。
2021/09/21のアップデート以降はシャドウニャース(いつものすがた)のほしのすなも500に増えた。

【はねろ!コイキング】

「おまもりこばん」を手に入れるといけすに現れるポケモン。スーパーリーグクリアで手に入るため、ゲームを進めれば必ず加入する。
スキルは「コインをくれる(小)」(回復時間:2時間30分)。
ポケドロップを投入するとコインが最大200%まで増える。必要数は★2(10%)で1個、★3(40%)で2個、★4(100%)で5個、★5(200%)で7個。
本作はコインゲーなので加入したら優先して強化していこう。

ポケモンマスターズ EX

【ケイ/ユイ】?用のタマゴポケモンとして登場。いつものすがた、アローラのすがた、ガラルのすがたの全てを入手できる。それぞれ進化可能。

【Pokémon UNITE】

アローラのすがたがジーヴルシティに野生ポケモンとして登場。スコアは2。残り時間が少なくなるとペルシアンに進化する。

【Pokémon Sleep】

睡眠 タイプ メインスキル 得意
すやすや ノーマル ゆめのかけらゲットS スキル
きのみ 食材 お手伝い時間 所持数
キーのみ モーモーミルク(確定)
マメミート
01:13:20 9個
進化条件一覧
【ペルシアン】:レベル21/ニャースのアメ40
生息場所 実装
ワカクサ本島
ラピスラズリ湖畔
2023/07/20

サービス初期から実装されているポケモン。
ニャースらしく、「ゆめのかけらゲットS」で本作のゲーム内リソースである「ゆめのかけら」を集める能力に長けている。
同能力持ちの中では、ペルシアンは【ルカリオ】よりお手伝い時間が長いが、進化のアメが40で済む、ウノハナ雪原で好物の「キーのみ」を持ってくると言った点により、「ゆめのかけらゲットS」使いの中では基本性能で長けている。
ただし、レベル30でレア食材の追加がない、すやすやタイプなのでアメを狙って集めにくい等の欠点もある。
そもそもの話として「ゆめのかけら」が有り余るのでサービス開始時点ではスキルの評価が低く、残念なポケモンとして見られることが多い。

メディアミックス

【ポケットモンスター(アニメ)】

レギュラーのものはロケット団のポケモンとして登場。ムサシ、コジロウと共に旅をするラブリーチャーミーな敵役の1人。性別は♂であり、1人称は初期では「オレ」だったが徐々に「オイラ」、「ニャー」へと変わる。
【サトシ】【ピカチュウ】とは追いつ追われつの関係であるため犬猿の仲…であるはずなのだが、両者が孤立すると度々二人組になってしまうことも多い。

とある理由から二足歩行で歩き人間の言葉が喋れてポケモンの通訳ができる。反面、それを覚えるために経験値をほぼ使ってしまったせいか伸びしろはなくなり、技はみだれひっかきしか使えない。
当然進化することもできないため、【サカキ】の膝の上で撫でられるペルシアンにかなり嫉妬しており、成果を掴みニャースとしてサカキの元に置かれることを望んでいる。
彼が喋れるようになった経緯は第72話「ニャースのあいうえお」?を参照。要約すると♀のニャースに恋をして、好かれるために努力をした結果である。恋多き男だが、その数だけフラれているちょっと可愛そうなキャラでもある。
言葉を喋ることができるため、他のポケモンが思っていることが分かったり、ニャースを介し通訳する役として使われるケースもある。

ロケット団のものとは違うニャースも登場するが、それらは皆4足歩行である。
原作のニャースは『赤・緑』の公式イラストの時点で(短足ではあるものの)二本の足で直立しており、「野生のニャースは基本的に四足歩行」というのは一種の独自設定である。

【ポケットモンスター アドバンスジェネレーション】

本作でもハードでスイートな悪役として登場。
すてみタックルをムサシに指示されることもあるが、みだれひっかきしか覚えていないため当然そんな技は使えない。

また、ロケット団のニャースとは別に、長靴を履いたニャースが登場。そちらは【テツヤ】?の手持ちである。
元々は群れにいたが、ペルシアンとの戦いに敗れ傷だらけのところをテツヤに保護される。長靴を履いている理由も傷だらけの足のサポーター代わりというものである。

【ポケットモンスター ダイヤモンド&パール(アニメ)】

あいも変わらずロケット団の3人で登場。
喋れるニャースが珍しいということでポケモンハンターの【J】?に捕らえられることもある。 今更狙うやつがいたのか。
178話「さよならロケット団!ニャースの恋!?」ではマミィ【ニャルマー】に恋して一時的に物凄く強くなったが、ニャルマーが【ブニャット】に進化して恋心が一気に冷めると共に元に戻ってしまう。

【ポケットモンスター ベストウイッシュ】?

前作でギンガ団を討ち取った功績(ほぼ捏造)を買われ、ムサシ、コジロウ同様にエリート扱いされたためキャラクターが大幅に変わった。

また、一時的にサトシ達の旅の仲間にいたこともあった。

【ポケットモンスター XY(アニメ)】?

やはりいつものロケット団として登場。
先述のとおり、かつて自身が全く同じ経験をしたからか、【バケッチャ】王子がムサシのバケッチャに恋したものの、直後【パンプジン】に進化して恋心が冷めてしまった際には共感していた。

【ポケットモンスター サン&ムーン(アニメ)】?

続役。ミミッキュの中身を覗いては昇天しかけるなど、危なっかしい面も見られている。

それとは別にアローラのニャースが【マトリ】の手持ちポケモンになる。
サトシのピカチュウと互角に戦える賢さの持ち主ではあるが、ずる賢いのは元と一緒でニャースの貯金を使ってロケット団の本部に移動し、マトリの元に就いた。
後に「監視します!ロケット団アローラのすがた!!」でマトリとともに再登場。流石にキテルグマには敵わなかった。

【ポケットモンスター(2019)】

106話ではラジオ番組を制作しラジオネームは「小判オデコノスケ」

最終回でも変わらずにサトシのピカチュウを狙い続けていた。

【ポケットモンスター めざせポケモンマスター】

いつも通りにピカチュウを狙う。
145話で仲違いして一旦解散するものの、146話では3人揃って本部へ。147話ではピカチュウを狙おうとしたムサシやコジロウと再び出会い、結局再結成。そしていつも通りぶっ飛ばされる。
旅に出るサトシとピカチュウをその後も懲りずに追いかけ続け、話は幕を下ろすのであった。

【劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲】?

ロケット団のニャースをコピーしたコピーニャース・ニャースツーが登場する。しかし、本来のニャースが取得した二足歩行や人語を喋ることはできず、あくまで遺伝情報だけから再現されたただのニャースとしての登場である。
他のポケモンとは異なり好戦的ではなく、一緒に月を見て話していた。

ポケットモンスターシリーズ以外

【ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ】

モンスターボールから登場。「ネコにこばん」を使用し、周囲に小判を回転させて攻撃する。

【大乱闘スマッシュブラザーズDX】

フィギュアとして登場。ギターを持っており、説明文もアニメ版のED「ニャースのパーティ」を意識したものとなっている。

【大乱闘スマッシュブラザーズX】

モンスターボールから登場。「ネコにこばん」を使用し、前方に小判を投げまくる。今回はニャース自身には当たり判定が無くなっている。
何故か鳴き声を一切出さずに無言で投げ続ける。シュール。

【大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U】

モンスターボールから登場。

【大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL】

モンスターボールから登場する。
スピリッツとしても登場。アニメの功績のおかげか他の無進化ポケモンよりもランクが高い。
説明では真っ向勝負と書かれているが、実際はゴールドしずえが登場したり、ニャース固定のモンスターボールを所持しているなど、どう考えても真っ向ではない内容になっている。

主なわざ

  • ネコにこばん
    小判を投げつけて攻撃するわざ。経験値が入る戦闘の場合、戦闘後にレベルと使用回数に応じたお金を拾うことができる。
    わざマシンやタマゴわざを使わずに覚えられるのはニャースとその進化系のみ。一時期レベルアップで覚えられるのがニャースのみだったことがあった。
    第二世代までは敵が使ったものでもお金が手に入るが、第三世代以降は自分が使った場合のみに仕様変更されている。
    後述の「キョダイコバン」はこのわざのパワーアップ版のような扱いである。
    『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』でもこのわざを使用する。
  • みだれひっかき
    アニメのニャースの唯一のわざ。恋心に突き動かされた際はかなりの威力を発揮する。
  • キョダイコバン
    専用のキョダイマックスわざ。ノーマルタイプの攻撃わざが変化する。
    凄まじく大きい小判で相手を押し潰し、ダメージを与えてこんらんさせる。
    「ネコにこばん」同様に経験値が入る戦闘であれば、戦闘後にレベルと使用回数に応じてお金が手に入る。
    「おまもりこばん」か「こううんおこう」の効果があれば、レベル84以上で3回使う事で99999円となり一回の戦闘で拾えるお金の上限まで拾える。

  • ニャースのうた
    97年放送開始のアニメ「ポケットモンスター」のエンディングに使われた曲。比較的アップテンポの曲が多いロケット団の曲の中では珍しく、夜の草むらにてアコースティックギターで奏でるバラード。
  • ニャースのパーティ
    こちらも97年開始の「ポケットモンスター」のエンディングテーマに使われたもの。大乱闘スマッシュブラザーズDXではこれをモチーフにしたフィギュアが登場している。
  • ポルカ・オ・ドルカ
    「アドバンスジェネレーション」にて使われたエンディングテーマ。最初の部分にはニャースのうたの逆再生が使われている。
  • ニャースのバラード
    「XY&Z」にて使われたテーマ。久々のバラードである。

関連ポケモン

関連キャラクター

余談

  • アニメではピカチュウと対になることが多いが、ゲーム内でも何かと対の存在であり、全国図鑑の番号はピカチュウが25なのに対しニャースの番号は52である。また、ピカチュウはネズミなのに対しニャースはネコである。

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最終更新:2024年08月07日 16:12