池田邦吉(いけだ くによし、1947年- )は、東京都出身の建築家(一級建築士)。
東京工業大学工学部建築学科卒業。三輪正弘環境造形研究所、三浦西野建築設計事務所、西部不動産株式会社等に勤務し、社団法人日本ツーバイフォー建築協会研修部長を務めた。
1987年に一級建築士事務所・株式会社アーキコスモを設立し、同じ年には建築家として『図解ツーバイフォー建築の実務』(オーム社、1987年)を出版している。
1996年にアーキコスモを解散、「
ノストラダムス研究所」という団体を設立し、その所長としてノストラダムス解釈に専念するようになる。
ほか、ニューサイエンスやスピリチュアル方面の著書として、『あしたの世界』(4巻まで)(明窓出版、2004年-2006年。1、2巻は船井幸雄と共著)、『光のシャワー ヒーリングの扉を開く―バーバラ・アン・ブレナン博士に出会って』(明窓出版、2008年)、『神さまがいるぞ!』(明窓出版、
2012年)などを出版している。
【画像】『光のシャワー』
【画像】『神さまがいるぞ!』
ノストラダムス関連
さらに、ショマラ文庫の目録には池田の著書2冊、手書きの予言詩の翻訳原稿(13葉)1点の計3点が挙げられているが、そこにも特段評価するような注記はないし、1996年以降のショマラの論文で池田への言及は確認できない。
池田が主たる底本にしているのは、1557年11月3日版の予言集である。
池田はショマラの来日時にこの復刻版をプレゼントされ、以降最も信頼できる原典として使うようになっている。のみならず、自身の解読をノストラダムスの霊が支えてくれていると主張する池田は、この「原典」も、ノストラダムスの霊が池田の手許に届くように仕向けてくれたと主張している。
1557年11月3日版は確かに池田がプレゼントされた頃(1995年11月)には本物と見なされていたが、その1年ほど後に
1557年9月6日版が発見され、
11月3日版はそれよりも遥かに質の劣る版であることが明らかになった(海賊版とも言われている)。
ショマラ自身、1997年1月の
リヨン市広報でこの新発見の9月6日版について報じており、来日時期が1年ほどずれていたら、全く違った事態になっていただろうと考えられる。
この事実は、ノストラダムスの霊が池田の解釈を全面的に支援してくれているとする本人の主張に強い疑義を抱かせるものである。
なお、1999年頃には「TVタックル」ほかテレビ番組にも複数出演したが、
山本弘からはテレビでの扱いは研究者というよりもコメディアンだったと評されている。
2000年以降も、何度となく期日を変更しつつ、自身の解釈の中心であるベスビオ山噴火を主張し続けたが、2014年にはもう噴火は起こらないことになったとして、ノストラダムスの予言の意義は失われたと主張した。
(くわしくは
『21ノストラダムス』シリーズを参照のこと)
2017年に日刊ゲンダイの取材を受けた際にも、ノストラダムスの研究は終えた、と明言していた。
書誌
- 『ヨーロッパ大崩壊』(ういずゆう、1995年)
- 『ノストラダムスの預言書 未来からの警告』(成星出版、1995年)
- 『ノストラダムスの預言書解読』シリーズ
- 『ノストラダムスの預言書解読I 宇宙からの警告篇』(成星出版、1996年)
- 『ノストラダムスの預言書解読II ノアの方舟篇』(成星出版、1997年)
- 『ノストラダムスの預言書解読III セザールへの手紙篇』(成星出版、1998年)
- 『ノストラダムスの預言書解読IV 1999年前篇』(成星出版、1998年)
- 『ノストラダムスの預言書解読V 1999年七の月篇』(成星出版、1998年)
- 『ノストラダムスの預言書解読VI 1999年後篇』(成星出版、1999年)
- 『ノストラダムスの預言書解読VII アンゴルモアの大王篇』(成星出版、1999年)
- 『ノストラダムス研究』(成星出版、2000年)
- 『21ノストラダムス』シリーズ
- 『21ノストラダムス NO1』(明窓出版、2003年)
- 『21ノストラダムス NO2』(明窓出版、2003年)
- 『21ノストラダムス NO3』(明窓出版、2003年)
- 『21ノストラダムス NO4』(明窓出版、2006年)
- 『21ノストラダムス NO5』(明窓出版、2007年)
ほかに『予言・予知・占いファイル』に寄稿した文章などがある。
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最終更新:2018年05月14日 21:02