不遇技議論/第8世代/な~は行
ないしょばなし
- 特攻を1段階下げる。必中であり、まもる・みがわり状態の相手にも効果がある。
- わざマシンでほとんどのポケモンが習得可能。
- むしのていこう・バークアウトといった上位技があるものの、特攻を下げる技は珍しいのでなかよくするよりは実用性あり。
- ぼうおんで無効化できる。
- のどスプレーが発動できる。
旧作における
ボルトロスのようないたずらごころ持ちが使えば特殊版擬似つぶらな瞳になる。
まもる系が多いダブルトリプルでなら案外ネタでもないのかもしれない。
一応今作から新アイテムのどスプレーの発動対象技になったため、相手の特殊攻撃を無理やり耐え、上がった特攻で反撃開始…なんてことが出来るが。
SWSH単体で習得できるのはオーロンゲのみ。あとは過去作から連れてくる必要がある。
なかよくする
- 攻撃を1段階下げる。必中であり、まもる・みがわり状態の相手にも効果がある。
- これを覚えるポケモンの殆どはあまえるやくすぐる・ダブルで複数に当たるなきごえなどの上位技も習得できるため、この技にお呼びがかかることはまずない。
- ないしょばなしとは異なりぼうおんには無効化されない。
なきごえ
相手の攻撃を1段階下げる。習得者は多いのだが、シングルでは上位技が多いために採用されない。
ダブルバトルで使うにしてもターンを消費しない威嚇のほうがよく使われるのでこの技にお呼びがかかることは稀。
第8世代では一部の特性にいかくを無効化する効果が追加されたが、それでも採用余地は薄いか。
なおこの技も音技であるため、ないしょばなしと同様のどスプレーの発動にも使える。
ネコにこばん
小遣い稼ぎ技。今作では久々に技マシンとして復刻した。
例えばLv.100で使うと一回につき500円手に入る。
おまもりこばんを持たせた上でハッピータイムを発動するとネコにこばん分も4倍になる。
今作より
ニャースのキョダイマックス技であるキョダイコバンが登場。
この技もお金がもらえる技だが、Lv.100で使った時の合計金額は実に60000円。金策面でも不遇に。
ハッピータイムやおまもりこばんでまだ伸びるが、99999円で頭打ちである。
↑誤解されやすいけど別にネコにこばんを基にする必要は無い。同じ
ノーマル技のとっておきなら高火力で撃てる。
ねをはる
毎ターン回復できるが交代できなくなる。
弱点の多い草タイプにとって交換できなくなるのは致命的。
ただし例外的に
オーロットはゴーストタイプなので、いつでも交代できる。
草タイプ以外だと
デンジュモクと
テッカグヤが習得可能
耐久の高いテッカグヤなら……と思いきや、やどりぎのタネの存在や、飛行タイプと浮遊のポケモンが使うと地面技が当たるようになる仕様が足を引っ張り、採用されることがない。
ほえるやふきとばしも無効。積みバトンには使えるかもしれない。
旧世代では
ドーブルでの使用例が報告されていた。
余談だが、ねをはっていてもフリーフォールで連れ去られる。
ねんりき
エスパータイプの初歩技。サイケこうせんの劣化。
低ランク技にしては威力50と他属性よりはやや高い。
のみこむ
3個蓄えて使うと全回復できるが、今まで蓄えるで上がった防御・特防は元に戻る。
蓄えるを覚えていないと使えないし、これ覚える奴は自己再生やら覚えるのも多い。
全回復するにしても、
蓄える→蓄える→蓄える→飲み込む
眠る→睡眠→睡眠
で状態異常も回復できる眠るにターン数でも劣化、
回復するタイミングが違うけど能力アップ消してまで飲み込む使う理由はない。
あまのじゃくなら能力変化が逆になるので、
この技を使う直前にあまのじゃくをスキルスワップして防御・特防6段階上昇という荒業もあったが、
今作にはスキルスワップを覚える
パッチールが存在しないのだった。
はっぱカッター
シングルではリーフブレードのほぼ完全劣化。威力の期待値も、
タネばくだんやタネマシンガンのほうがずっと高いためまず使われない。
ダブルでは2体に当たるが威力不足。加えてくさ技の通りの悪さも作用して火力には期待できない。
それよりも、くさ技のより通るほうのポケモンを選んで高威力の技を選んだ方が得策である。
ハードプラント
草版の破壊光線。半減が多い草破壊光線系とか隙が大きすぎる。
しかも撃ち逃げできる上に威力が20しか変わらないリフストを考えると…。
この技を使った直後にだっしゅつボタンを発動させると、動けないターンをなかったことに出来る。
ただしリーフストームの方もだっしゅつパックで似た動きが味方抜きで行えるようになってしまった。
なお、タイプ違いのはかいこうせんは
近い威力の技が習得者の限られたばくおんぱしかないために、
消極的ながらも
ニンフィアなどに使われているという理由で不遇入りは免れている。
はきだす
3個蓄えて使うと高威力だが今までたくわえるで上がった防御・特防は元に戻る。
性能は1個蓄えるごとに威力100増加。ノーマル特殊とやや珍しい。
けど弱点がつけないうえに他の溜め技と違ってパワフルハーブ不可じゃ流石に使わないだろうな…。
特殊水なら一応広く等倍が取れる。
↑たしか耐久
トリトドンに入れてる動画があったな
流石に威力300は馬鹿にできないから最後っぺでぶっぱしたら即死してた。
↑親戚の飲み込むよりはずっと使いやすそうだな
蓄える3回+吐き出し1回に対し、相手が威力100を連打してくるとする。
食らうのは先攻なら66+50+40+100、後攻なら100+66+50+40で
どちらにしても威力256相当、こちらが与えるのは当然威力300相当。
つまり与えるほうがでかい。もしこれが両者殴り合いなら、ともに威力400相当。
おまけに吐き出すは乱数補正を受けないので若干得。
こう書くと、耐久型に使わせるなら案外強そうに?
挑発食らう?技スペース圧迫?そんなことしたら相手は積んでくる?……まあね。
飲み込むにも同じ事言えるが、あらかじめ蓄えるバトンで受け取っておいて消耗した時の最終手段で吐き出すってのはどうか。
吐き出す単品だけ仕込めばいいんで技スペースの問題は解消できる、吐き出す単品抱える事のリスクはそれ以上に大きいと思うが。
↑試してみたが技が出なかった、どうやら「蓄えた回数」はバトンできないっぽい。
↑バトンできたら、幾分か使い勝手も上がるだろうに
それでもバトン前提になる分、技が腐るデメリットもあるし……バランス云々じゃなくシステムの問題か?
↑
ダストダスや
ベトベトンが蓄えた謎の物体が、バトンで体内に転移されてくるとか嫌過ぎるからだろ
はさむ
初歩的な技。
といっても前作で強化されたたいあたりよりも威力が高い。
はたく
同じく初歩的な技。
ハッピータイム
戦闘後の入手資金が倍になる技。配布されたポケモンの一部が覚えている。
当然ながら対戦では意味なし。
はねる
対戦では効果なし。第7世代ではノーマルZとの併用で攻撃力3段階アップが可能のため不遇脱却されていたが、
第8世代でZ技そのものが廃止されてしまい使い道が無くなった。
バブルこうせん
相手の素早さを下げることがある。ただし1割なのでオマケ程度。
これを覚えるポケモンは全員なみのり覚える。
素早さ低下が目的であってもこごえるかぜでいい。
はめつのねがい
特に仕様変更はなし。みらいよちと同じ発動条件で、威力140。
今作から同威力のてっていこうせんが実装されたが、
あちらはHPを半分削るデメリットを内包する。
ひっかく
ノーマル初歩技。
ひのこ
炎タイプの初歩技。
ふみつけ
ちいさくなるを使った相手に倍の威力で撃てるというが、状況が限定的すぎる。そもそもが小さくならなくても近い威力出せるダイマックス技がある。
のしかかりでもちいさくなるの対策にはなるので影が薄い。
なおノーマルタイプの技であるため
フワライドや
シャンデラには無効。
フラワーガード
味方のくさタイプの防御を1段階上げる。習得者は
チェリムのみ。
リフレクターの方が汎用性が高いが、チェリムはリフレクターを覚えない。
加えてこちらは交代しない限り永続。フラワーギフトの補完としてなら考えられなくもないか。
晴れパならくさタイプが並ぶことも少なくないが、晴れに限らず天候にはターン制限がある。
そのためくさタイプならばようりょくそによる高速殲滅が求められるものだが、そこで防御が上がるというのも微妙。
当然特殊技であるねっぷうには無力である。
ふるいたてる
攻撃と特攻を1段階ずつ上げるが、中途半端感が否めない。
この技しか積み技を持たないポケモンもいる。
攻撃と特攻片方しか使わない場合は、下位技という評価になってしまう。
かといって攻撃と特攻の両方を一段階ずつ上げたいという局面はそう無い。
ちなみにせいちょう使いである
イルミーゼは本作にはいないため劣化にはならない。
技マシンが序盤に手に入ることが多く、ストーリー攻略用として見るべき技かもしれない。
プレゼント
運任せなため使いにくい。
相手のHP回復が無かったとしても最大威力120なのが痛い。
威力は120(10%)・80(30%)・40(40%)、残り20%が最大HPの1/4回復。
ぶんまわす
サン・ムーンより登場のあくタイプの物理技。技マシンがあり習得可能なポケモン多め。
周りのポケモン全員巻き込むのが特徴だが、威力が60と低く火力としての採用はちょっと躊躇われる。
ちなみにテクニシャン持ちでは
カポエラーと
オトスパスのみが持つ。
オトスパスが他に覚える悪技はしっぺがえしとふいうちのみ。
味方を巻き込むので、正義の心やびびり、
ゴースト、
エスパー相方の弱点保険を起動するのには向いているか。
多段ヒットで一気に積める袋叩きがライバル。
袋叩きにない利点としてはこのゆびとまれで妨害されないこと、相手を攻撃できることでタスキや
化けの皮を潰すことができるというのがある。
また弱点保険発動なら多段攻撃でないことは気にならない。
イメージ的に覚えてくれそうな
レジギガスは覚えられない。
この2体が使えば、相手を攻撃しつつ味方の
デスカーンを巻き込んでデメリット特性を消す戦術が可能。
将来的に覚えられるようになれば、不遇技ではなくなるか。
なおそのレジギガスは
マタドガスと組むことで技に頼らずに欠点解消した。
ヘドロこうげき
- 毒タイプの中級技。ヘドロ爆弾の下位互換。
- 習得者全員がヘドロばくだん・ヘドロウェーブのいずれかを覚える。
- 威力は下位ではあるがPPが多い。ヘドロ爆弾は10、こっちは20。
ベノムトラップ
- 「どく」「もうどく」状態のポケモンの攻撃と特攻と素早さを一段階下げる。相手全体に当たる。
- 今作で技レコードになっているため、ドラピオンやハリーセンなどが新たに習得している。
- 使う為には下準備をしておく必要がある。毒菱を蒔いておくのも良いかもしれない。
- 毒タイプや鋼タイプの2タイプにも、ふしょくなどで毒にさえしてしまえば有効。
ポイズンテール
どくづきの下位技。例のごとくPPは多い。
ヌメルゴンの唯一の毒物理技だが、そこまでして毒技が使いたければ特殊にした方がいいか。
ボーンラッシュ
威力25で2~5回攻撃のじめんタイプ連続技。使えるのは
ルカリオ、
バルジーナのみ。
ルカリオには元々じしんがあるので、期待値68のこの採用はほとんど見られない。
一応、みがわりやばけのかわを剥がした上でダメージを与えられるのは利点か。
なおバルジーナはアタッカー気質のポケモンではないものの、
呼ぶ岩や電気へメタ戦術として提案されている。
ダイアースとして使うと連続攻撃ではなくなる代わりに、威力130で特防上昇効果のある技に変化。
現状、バルジーナの特防を上昇させる技はこれしかない。
ほしがる
- これの追加効果を活かすには持ち物を持たないか、持ち物を使わなければならない。
- 相手のアイテムをなくすだけならトリックやはたき落とすのでもいい。
- 今作ではおんがえしが廃止されているので、テクニシャン原種ペルシアンの物理最大火力だが、すぐ下に3割麻痺ののしかかりがある。
泥棒もそうだが、習得レベルが非常に高かったり、思い出し技だったり、遺伝技だったりすることが多い。
シナリオでは効果が優秀だからだろうか。ポケモンを捕まえずにアイテムゲットできるわけだし。
余談だが野生ポケに欲しがる使われても持ち物は奪われない仕様になっている。
最終更新:2025年06月27日 23:39