CPFを研究開発し、運用に成功した後ハーネイトは、念願だった魔法の複数同時発動に関しても速やかに研究を進めた。
その成果は、1つのCDDに6発のCPFを装填し、順次発動、あるいは同時発動を可能にした。霊量機関の影響で初期型は3発までしか装填できないが、のちに機関の改良により、1ターンで最大6発のCPFを放つことができるようになった。
今まで魔法使いは、1回の発動ごとに魔法を詠唱しており、隙も膨大であった。これに関しては魔法歴史書全録のP.120以降に記載されているが魔法使いたちは、度重なる侵略者などに対し魔法を使う中で使い魔に搭乗したり、3人で1組になって魔法を放ち役割分担をするなどして創意工夫してきた。
だがこの機械で魔法と放つという魔法の歴史上前代未聞な事態だけでなく、同時発動を可能にした彼の技術は紛れもなく天才である。
CPF・BMT(クォルツ・パラノーマルフェノメノン:バーストモードトレイン)
順番に装填したCPFを放つモード。消費が激しいが、実は装填の順番などで消費CPに違いが出てくるという副作用を持っている。
CPF・FBM(クォルツ・パラノーマルフェノメノン:フルバースト)
最大6発の魔法を同時に放つ、いわば魔法爆撃に等しいモード。消費が凄まじいが、それ以上のリターンをもたらす
CPF・AS(クォルツ・パラノーマルフェノメノン:アヴァンセソルセルリード)
別項目で紹介する、装填した魔法が融合する謎の現象。元の魔法の効果の影響を受けるものと、全く変質化するものがある。