キャラクター紹介 敵サイド
死霊騎士
元々は霊騎士と呼ばれ、霊騎士団という組織に属していた者であるが、ある作戦中に総隊長とわずか数名の部下を除く、30人ほどの騎士が不審な行動をとり、ロストしたという。それは、魔界に住む悪魔たちがあるヴィダールの気運を利用し、それに自身らの邪気も混ぜ合わせ騎士たちを洗脳し、自身らの配下にしたからである。そうすることで、騎士たちの持つ魂食獣の制御、指揮能力も丸ごと獲得したのであった。
総隊長・ヴァストロー
霊騎士の中でも最強クラスの元人間。もともと霊界はヴィダールのソラ・ヴィシャナティクスが新たに作った世界ではあったが、悠久の時を経て独自の世界に変質化していた。亡き者の魂は本来、ここに運ばれ長い時をかけて消滅するのだが、時に消えず残ることもある。霊騎士たちはそんな存在の中でも、生前は悪事を犯した者で構成されているという話もある。そのため、多大な功績をあげた者には再び現世で活動するための肉体を与えられるという。
ヴァストローはあるつてでハーネイトの話を聞き、部下を全員見つけ助けてくれた彼に報いるため後に仲間になる。
仮面の騎士
第一部の序盤で退治する、仮面をつけた少女騎士のことを指す。実は霊騎士であり、下部組織に属し活動している。上部組織に当たる霊騎士団の主力が行方不明になったため、捜索に駆り出されていた。
魔界人
1000年以上も前にヴィダール神の影響で荒廃した別世界の1つ。そこに異界転移で流れ着いた人たちと、もともとそこにいた魔生物とのハイブリッド
他の世界に侵略を仕掛けているが、すべては資源を奪い取り故郷を少しでも豊かにしようとしている。しかし、この世界にも血徒の脅威は広がっていた。霊的干渉力の高い魔族に感染した血徒は、これを利用し直接感染できない霊命体を操ろうとしている。
血徒(ブラディエイター) 究極兵器の解放を目論む、血を支配する微生界人にして病を起こす幽霊
神造兵器第2世代である微生界人、その中でも血を操ったり血により広がったり、出血などを引き起こす存在が中心となって反乱を起こそうとしている組織のこと。元々は永遠の命を求め研究する集団であったといわれる。
その中でも初期メンバーことウイルス性出血熱症状を引き起こすウイルス系微生界人が、血徒17衆と呼ばれている。これらは全員初期に作られた龍因子を宿す霊的生命体でもある。しかしエヴィラとスフティス以外の17衆は全員何者かに操られているようである。
また、ウイルスやリケッチャなどはほかの微生界人と比べると他生物なしに増殖がまずできないため、それすらも必要なくなる力を求め、ある事件が起きるまでは仲良く研究していたという。
彼らのメンバーのほとんどが、その力を得るために悪事に加担しているという。ある神造兵器の解放ができれば、無限の力を得て自分らをもてあそび改造する女神ソラと事情を知らずに数を増やす人間ら生命体の抹殺をもくろんでいる。のだが、ごく少数今のリーダーの危険性を見抜き、反逆行為を行うものがいるとか。全員がほぼ黒に近いワイン色の衣装を身に纏っているが、その下の服装は個人で異なる。
Vという存在が今の血徒を操り、ウイルス界以外の微生界人も侵略しながら取り込んでいる。そのため微生界人の中には血徒を恨む者も一定数存在する。
吸血鬼に似て、それにあらず。それが最大の特徴。日を浴びても耐性がかなりありそれどころか、霊量子エネルギーを直接利用した、あるいは纏った攻撃以外はすべて無効、吸収、分解する恐るべき強敵。
彼らの目的は、自身を生み出した造物神ことヴィダールのソラ・ヴィシャナティクスへの報復
ブラディエイトは血徒に感染し、操られている血鬼人などを指す。感染者は主に血屍人、血鬼人、血徒の3種。
血屍人は適合率が著しく低く、彷徨えるゾンビである。親である血徒に操られ無差別に近くにある物を襲う
血鬼人はある程度適合し、肉体に変異現象が起きている血屍人。戦闘力が高く強敵。また複数の血屍人が融合した融合血鬼こと融合体の存在も確認されている。
血徒に完全に乗っ取られ、肉人形として操られている人も少なくないという。これを依代体といい、長時間活動ができないウイルス系の微生界人は特にこの方法で動いている。
なぜ血徒が厄介か、それは感染力、展開力とその種族特性にある。一方で幻霊龍はステルス能力と起こす事件の性質の悪さで軍配が上がる。
親である血徒が、子に血を与えることで感染し仲間を増やすのは吸血鬼らしいが、問題は倒された感染者が新たな媒体となることである。肉体が崩壊し、血となり地を染め上げ、死の領域を生み出す。生半可な物理攻撃は逆に敵を手助けすることになる。
しかし彼らもヴィダールの手先なので、霊量子攻撃を直接受けると相互干渉作用のせいで崩壊していく。
永遠の命と他生物に依存せずに数を増やすことを目的に、数えきれないほどの事件の裏で暗躍し多くの命を奪ってきた。しかしこれは、ある意味神造兵器としてのプログラムに翻弄されているとも言える。微生界人も殺戮の中で、自分達が長く生き残り繁栄するための方法を模索している。
しかし、一番の問題はこの血徒も含め多くの微生界人が龍に憑りつかれ自分の力の制御が難しい状態になっている事と、本来の役目を果たしていないという事である。
龍は粉々になったカケラの再結集に人間などの良く増える生命体を利用しているが、より濃度を上げるためにカケラの粉を持たない生命体を抹殺すべく微生界人を利用している。一方でソラは、微生界人の運用について対龍兵器から対生物兵器にして生物の総数が増えにくい状態にすることで龍のカケラが大きくなるものがほとんどいない状態にして目覚めを遅らせる戦略を取っていた。
そのため不死性などの神霊としての力を奪われた微生界人は龍の因子を持ちながらも機能不全になっており、それを龍が利用し依代にし、それが憑りついた対象を生かさず殺さず依代として使いながらカケラ集めをしている。
第1級血徒は、ウイルス界人の中でも出血熱を引き起こす力を持つ血徒17衆。エヴィラもここに入る。
第2級血徒は、数が少ないが実力者、全員ウイルス界系。ルベオラ(麻疹)やヴァルチェラ(水疱瘡)などが該当する。出血能力はおまけというか、病気の形態の1つであり17衆より劣ると言われているが、実際は強キャラの多いクラス。因子を宿している者も多く、ことにルベオラは頭2つは抜けている。
第3級血徒は、主にウイルス界系以外で、感染すると出血したり血による感染などを得意とする細菌界人などを指す。この中にはレプトスピラ、炭疽、ペスト、バベシアなどたくさんの微生界人が属しているという。
一方のエヴィラは、離反した同胞と妹、エルスーダンを探すため旅をしていた中伯爵やハーネイトと出会う。そんな中、ハーネイトと体を重ねたことで究極の一(アルティメット・ワン)の力を手にし、一族の悲願を成就させる。これによりあらゆる微生界人の、他生物に有害な力を封じることが理論上可能となり、エヴィラと伯爵は彼を支えることになる。
血徒は独自に戦闘能力を高め、技術を運用している。微生界人は自身の眷属を利用した攻撃を主とし、戦闘微術を使うが、血徒はこれに血を混ぜて血闘術として技術を昇華させている。これを血闘術(けっとうじゅつ/ブラッドアーツ)と呼ぶ。
血棘針(けっきょくしん):血を固めて針として飛ばす
血爆剣(けつばくけん):当たると爆発する血の剣
血染沫(ちぞめぶき):血を撒き散らし散弾のようにぶっかける
血染糸:血で糸を作り、振り回しながら切り刻む
血魔弾:血を集めて液体弾を発射
血魔斬:血の真空斬撃
血染風(けっせんふう):汚染された赤い風を吹かせる。
血華火:血を爆発させる
血閃:霊閃に血を混ぜ一斉放射
↳・破解塵
・惨腐醸
・滅流禍
血禍呪:血の呪縛で敵を拘束、徐々に溶かしていく
血爆剣(けつばくけん):当たると爆発する血の剣
血染沫(ちぞめぶき):血を撒き散らし散弾のようにぶっかける
血染糸:血で糸を作り、振り回しながら切り刻む
血魔弾:血を集めて液体弾を発射
血魔斬:血の真空斬撃
血染風(けっせんふう):汚染された赤い風を吹かせる。
血華火:血を爆発させる
血閃:霊閃に血を混ぜ一斉放射
↳・破解塵
・惨腐醸
・滅流禍
血禍呪:血の呪縛で敵を拘束、徐々に溶かしていく
血衣魔装(ブルームシュティール)は自身の形態を変化させる血闘術に当たる。これは自身の真の力を隠しながら戦闘力を補うためのものでもあり、制御装置の副産物ともいえる。
近接:背中に2つの腕がある、いくつもの剣を装着した姿
強襲:BDVという突撃加速破壊兵装と、大槍を装着
遠距離狙撃:砲身が伸縮する箱型のスライドバスターと盾
殲滅:重武装の砲撃型。幾つもの大砲や誘導砲をもつ
妨害:血風噴霧装置と銃剣による妨害汚染モード
制圧:衛星砲と自立兵器による空間制圧型。
強襲:BDVという突撃加速破壊兵装と、大槍を装着
遠距離狙撃:砲身が伸縮する箱型のスライドバスターと盾
殲滅:重武装の砲撃型。幾つもの大砲や誘導砲をもつ
妨害:血風噴霧装置と銃剣による妨害汚染モード
制圧:衛星砲と自立兵器による空間制圧型。
但し、これは基本的な装備形態であり、各自アレンジを施しているという話もある。変身の型が決まっている分、変身の速さや能力などは均一化されている半面、強敵相手だとこの力は力負けしかねないという欠点もある。
さらに、血衣解放という奥の手がある。自身の眷属と、大量の血液を用いた具現霊のようなものであり、押さえつけていた自身の力を開放し形にするものである。ただし維持するのにかなりのエネルギーが必要。形態自体は各員固有のもので、凶悪な戦闘力を誇る。これを鎧として纏うと鎧装血衣・紅魔式になる。こうなると霊量子を操るもの以外ではどうやっても倒せない状態になる。
通称「紅魔血衣(ブルートロート・シールツェン)」と呼ばれ、実質戦形変化の1種となる。ここまでできるのが龍因子持ちに限られるからともいえるが。
また、U=ONE化しても生物に取り付き活動、増殖できないという縛りが無くなる以外は戦闘力は変化なし、どころか強大になる。病原性自体は失われ度、各個の能力は自在に制御できる。血徒としての能力も使用できるが、感染と病原力はなくなる。これは龍因子の力の制御率が向上し、不完全な霊的生物から進化するためとも言われている。それにより、今まで微生物本来の他の宿主の体を利用し増やす必要はなくなり病気も発生しなくなる。宿主を殺すほどの力を持つ微生物の霊でも何も起こさなくなるほどに能力が向上するそれは、龍を倒すための存在、龍葬者としての力にもなる。
殆どの血徒が、ある究極兵器の解放にばかり固執し、ハーネイトの能力を知らないものが多い。さながら洗脳、狂気に満ちた集団と化している。
またPや龍の力の名残というべきか血海はPの浸蝕及び書き換えと関係がある。また依代体を霊形戦機化することもできるのもPの力。
- が頭にあるのが血徒十七衆に属するものである。全員がウイルス界人であり、凶悪な能力を持っている。
- エヴィラ・ブラッドフォルナ(エボラ出血熱・レストン&ザイール 元血徒でUONE)
- [[エヴィラ・エルスーダン・フォリア(エボラ出血熱・スーダン型) NO.1
エヴィラの妹で、今の計画を進めた張本人、なのだが実体は龍に操られ続けている。フォルナの方は因子を3つ以上持っており龍の力を受けにくくなっていた。ハーネイトの初恋の人を殺し、その肉体を乗っ取っている。再葬されたが仲間に救助され、長らくある計画のために行動している。
- マールヴェルグ(マールブルグ病)NO.2
血徒17衆のNO.2であり、最強クラスの力を持つ。青と赤の因子持ち。しかし龍に心を支配されている。生み出した親が自分たちを失敗作だとして封印し、不安定な生活を送る羽目になったことを恨んでいる。
- クリミリアス(クリミア・コンゴ出血熱)NO.3
女性で知的、狂気な目を見せるエヴィラ姉と元々義兄弟の仲。言動もかなりおっかなく、危険な存在
- ラッサム(ラッサ熱)NO.4
卑屈で狡猾なマッドサイエンティスト風の見た目。よく5位以下の血徒に命令を出している。また血雨兵器を作った本人。計画を邪魔したハーネイトたちを目の敵にしている。
- ハンターン(ハンタウイルス・腎臓型)NO.5
前線において一番偉い血徒。これより下位は龍気の影響をあまり受けてはいないらしいが時間の問題。Pの解放を目指し画策している。仲間であり兄弟の4人を使い暗躍している。見た目は青水髪でパーマがかかった、ロングコートと刀を持った存在。妹のハーシプスを溺愛しているが、ハーネイトのことについて知る中で、彼に妹を嫁がせてみようと考えるようにもなる。途中でU=ONEの力をハーネイトから獲得し、情報を提供する?
ソウルズ
ドブラバ
タイラン
プーマ
ドブラバ
タイラン
プーマ
- ハーシプス(HCPS・ハンタウイルス肺型)NO.6 ハンターンの親戚であり実力の高い女性型アバターで自身を表現している元気なタイプ。桃色髪でロングヘアーが目立つギャルっぽく無邪気な感じ。しかしかなり残酷で苦しい拷問を相手に施すのが好き。またハーネイトを見て滅茶苦茶に愛したいと歪んだ愛を見せる。一応義理堅い性格ではあり、龍をなぜ利用していたのか話すことになる。
フーニン(アルゼンチン出血熱)NO.7 おとなしい中年男性。ひげが凄い。相手の皮膚を破壊し血を流させる術にたける
サヴィアス(ブラジル出血熱)NO.8 クールで残酷な青年の見た目をしている。ドライだがU=ONEのことになると冷静さを失う
ガナリトス(ベネズエラ出血熱)NO.9 女性型でワイルドなガンマンの姿をしている。知らぬ間に龍に洗脳されている
マチュポード(ボリビア出血熱)NO.10 男性型のアバター。髪型が変わっている男性で陽気な性格。
チャパレーナ(チャパレ出血熱)NO.11
女性型の概念霊体アバター。三つ編みを幾つも下げている。5兄妹の中で末っ子だが手加減しない容赦ない性格。
- デングート(デング熱)NO.12
鼻が少し長い、金髪で髪裾が広がっているチャラい感じのお兄さんな見た目をしている。ストルレイン開発に携わっており、Pを解放し取り込めば敵はないと妄信している。しかし時折聞こえる声に抗えないことに恐怖を抱いている。
- イエロスタ(黄熱)NO.13
以前ハーネイトたちと交戦したことのある血徒。珍しく黄色を主体としたフリルのスカートなどを身に着けているお嬢様系の見た目をしている。しかし残酷極まりない性格を隠している。ハーネイトのことは最初嫌っていたが、彼がU=ONE化のカギを握っていることを知り迫ろうとする。?ツインテールが目立つ。
- キャルサヌール(キャサヌル森林病)NO.14
ぼさぼさの黒髪ロング天然パーマと体に合わない黒いコートを羽織っているような見た目。龍宝玉を集めるために動き回っている。
- オムスクルード(オムスク出血熱)NO.15
物静かな銀髪のガンナー。次第に計画に関して疑いを持つ。また、裏切者を追う中で自分たちも、龍という存在を利用しているがされているのではないかと思う。
- リフタヴァレナ(リフトバレー出血熱)NO.16
金髪の優しいお姉さん的な雰囲気のアバター、もとい依代。どうもアメリカ人の女性を依代にしているようである。実はスフティスを監視している。その中で彼が自分たちの真のルーツを知る機会を得て、それが理由で元々は自分たちも、あのハーネイトという存在と同じ役割を持つ存在だと自覚し離反しようとするが他の血徒に襲われ死にかける。
- スフティス(重症熱性血小板減少症候群)NO.17
重症血小板減少症の原因ウイルスだが、彼本人は人に感染するのはあまり好きではないらしく、U=ONEの存在を信じ独自に活動している。ルべオラと交流しているが、よく振り回される。
実はエヴィラ嬢とかなり前にあっており、独自にU=ONEになる方法を聞いている。このため今の計画は破棄した方がいいと考えるようになった。
その裏でハーネイトを利用し鍵を開け、Pを解放することで取り込もうとするが……。
銀髪のロン毛で紅いラインがいくつも入った黒赤色のコートを着た見た目をしている。またサングラスもつけているようで見た目はかなりクールでおしゃれ。自分たちがどうやって生まれたのかについて資料を集め、その中で神造兵器こと対龍兵器のことを知る。貴族院の持つ情報をひそかに回収しておりそれで知ったと言う。
エヴィラと出会い、彼女こそ自分たちが追い求めていたU=ONEであると確信し、その方法を聞き出そうとする。またルベオラやヴァルチェラなどと関わりがあり命令に抗えない一面も持っている。
第2級血徒
麻疹ウイルスの微生界人。ロリおじゃ系のような感じで、赤頭巾を被ったアバターかつ少女の姿をしている。これでもかなりの戦闘力を持つが、それは彼女が貴族院の1家の現当主であるから。血徒に研究支援をしていたが、ハーネイトとエヴィラの話を聞き、U=ONEは別になる方法があることを知り、血徒が自分をだましたことに激高し、ハーネイトに近づきU=ONEになることができた。それからはハーネイトを息子のように見ながら陰ながら支援をする。
いつしかハーネイトの直属の部下となり世界龍の活動を抑えるために奔走するリーダーになる?
元々貴族院は、血徒という組織を監視、調査していたのだがルベオラはU=ONEの研究が気になり独自に許可を取り血徒に潜入し捜査していた。ハーネイトと出会い、彼こそがカギを握ると確信してからは彼の支援に回る。生きるためとはいえ多くの命を奪ってきた彼女は、命を奪わずとも生きていけるようになるU=ONEに異常なまで執着していた。友であるヴァルチェラは、彼女の本当の性格を知っており内心、彼女が力を手に入れた時は祝っていた。
水疱瘡の微生界人。ヘルペルス一族の分家で貴族院に属する。ルベオラが独自に動いていることを知り調査する。彼女とは家が違うが個人的に親交があり、自分たちに何も告げず血徒に入ったことに憤るも、ある究極兵器についての情報を受け取り自分たちも動くべきだと行動を開始する。灰色の軍服を貴族院に属する者は着用しており、彼女も基本それを纏っている。
ハーネイトについては、すぐに龍因子を利用した兵器であることを見抜いている。これは彼女が今まで集めたVに関する情報などを管理する一族の出であるから。
コルチラドス
コロラドダニ熱をおこすコルチウイルスの微生界人
コロラドダニ熱をおこすコルチウイルスの微生界人
ジステンパー
ジステンパー病の微生界人。人間への感染、病原力はない。他の家畜、ペット伝染病を引き起こす微生界人共々、U=ONEの力を狙いにやって来たという。神殺しよりは自身の意地に趣を置く
ジステンパー病の微生界人。人間への感染、病原力はない。他の家畜、ペット伝染病を引き起こす微生界人共々、U=ONEの力を狙いにやって来たという。神殺しよりは自身の意地に趣を置く
クシフル(CSF・豚熱)
人に感染し勢力を拡大できるようにとPの力と龍の力を狙おうとしている家畜伝染病の微生界人。
第3級血徒
アナプラズマ一族(リケッチア系微生界人)
血徒17衆に取り込み魔薬をばらまき、血海を広げる実働部隊の1つ。本来彼らの中で人間に感染できるのはほとんどいない。そもそも家畜伝染病などの病気の悪霊である。
だが人間にも取り付けるようになっているようで、これには血徒17衆より与えられた(正確にはコズモズが与えたPのカケラによるものであり、このカケラはオリジナルのPではない)力によるものであり、表面上は忠誠を誓っているがオリジナルのPを手に入れた時は反逆しようと考えている。
だが人間にも取り付けるようになっているようで、これには血徒17衆より与えられた(正確にはコズモズが与えたPのカケラによるものであり、このカケラはオリジナルのPではない)力によるものであり、表面上は忠誠を誓っているがオリジナルのPを手に入れた時は反逆しようと考えている。
春花で事件を起こしていた主犯格。
血徒:アナプラズマ・マウジナウレア 敵の体力を削ぎ落すリケッチア系微生界人、アナプラズマ一族のリーダー格
血徒:アナプラズマ・メアセアエタラム 攻撃、回避低下のデバフを主に妨害してくるアナプラズマ一族のメンバー
血徒:アナプラズマ・カウダトム 弱体化を軸に妨害してくるアナプラズマ一族のメンバー
血徒:アナプラズマ・オビス 囮になって妨害するアナプラズマ一族のメンバー
血徒:アナプラズマ・セントラウレア 攻撃力は弱いが地味に嫌がらせをしてくる。
血徒:アナプラズマ・メアセアエタラム 攻撃、回避低下のデバフを主に妨害してくるアナプラズマ一族のメンバー
血徒:アナプラズマ・カウダトム 弱体化を軸に妨害してくるアナプラズマ一族のメンバー
血徒:アナプラズマ・オビス 囮になって妨害するアナプラズマ一族のメンバー
血徒:アナプラズマ・セントラウレア 攻撃力は弱いが地味に嫌がらせをしてくる。
ピロプラズマ一族(プロトゾアン;原虫系微生界人)
血徒17衆に取り込み魔薬の製造補助や材料調達、販売などを行っている一族。アナプラズマ一族とは喧嘩している。
彼らも本来人に取り付けない者ばかりであるが17衆より力をもらっているためその真の力を求め活動に参加している。といっても実は強制連行された身でもあるので内心17衆を恨んでいる。またハーネイトについた方が17衆を倒せると思い悩む者もいる。
メニンギティディス(髄膜炎菌性髄膜炎)
血徒の参謀の一人。といっても実は苦労人で王族の軍師としても働いていたのだが捕まってしまいこき使われている。自分の凶悪な能力にやはり自己嫌悪しており、もっと感染しても何も起こさず安定して暮らせるようになりたいと思っていたところ血徒ヴァリオーラの伝説を知り、U=ONEに迫ろうとする。
血海を使い取り込んだ建物などを融合させ、巨大な塔を作ろうと提案したものの1人である。
ぼさっとした赤髪パーマの男。ワイルドな見た目をしている。最初加担していたのだが、ある研究を目撃し命からがら離脱する。第3級血徒としては最強だが、当の本人は人に利用されているのがむかつくのと、ずっと寝ていたいという面倒くさがり屋な一面がある。
伯爵のことを恨んでいるが、彼が直接家と関係ないと分かると改めて、彼の部下になろうと離反する。
またPのカケラを手にしていたコズモズと血徒17衆の1人のやり取りを見てしまったのが追われている理由。元々は第3級血徒どころか17衆とも渡り合えるが自分はもう炭疽菌としての概念など捨て去りたいと言っている。またハーネイトの自由な社風に惹かれており血徒のブラック企業的なやり方は嫌だという。
ルベオラに助けられ、彼女の指示で各地で捕まった人たちを助けていた。
両目を隠す髪型と藤色の髪色、軍服をやや気崩した少し小心者の男。アントラックスと同じく血徒にスカウトされ、U=ONEについての話を聞き一度は入るものの、ある会談の場を見られ追われることに。
かつて起こした大流行による自身の罪を償いたいこと、世界龍のカケラを相手にして自身もあれを倒したいという想いが彼を動かす。自分たちの活動により他生物が龍を感知できない状態であったことが分かりある意味納得するも、それが機能していない現状を嘆きつつも黒幕であるコズモズや龍たちを止めるため奮起して活動する。
見た目は紫髪の少女、僕っ子で元気のいい細菌系の微生界人。不死身になりたくて血徒の計画に参加する。長年の抗生物質などとの戦いで疲弊している。歴戦の戦士であり、実力は上のほう。血衣解放は菌魔人で、ツヴェル・ディーサイドクロスペインが切り札。気持ちを素直にぶつけられないタイプで、実はハーネイトのことを気にしている。一方で国を見捨てた伯爵には憎悪している。
実は龍に襲われ血徒に捕まっていた。そのため龍を利用して取り込んでいる血徒17衆を恐れている。だがU=ONEにしてくれたハーネイトのお陰で勇気が出てきて、響輝たちを助けることも。同じ旧支配者に翻弄された者同士、これからは共に戦いたいと、今まで多くの命を奪ってきた償いは戦うことでしか償えないと思っている。
元々伯爵の義父の部下。毒を巧みに操り撃滅するが、実は強化改造というか実験の被害者。褐色肌でワイルドな雰囲気、アマゾネスみたいな勇猛果敢さを持つが、使えるべきものと認めた相手には忠誠を尽くす。他にも実験改造されたO計画の兄弟がいる。
かつて細菌界の王の側近として活躍していた、中年風の男性の見た目をした細菌系微生界人。能力を買われ侵攻後好待遇で迎え入れられたが、実はこれでも血徒の目論見を潰そうと秘かに暗躍している孤高の戦士。実際は仲間を人質に取られ、仕方なく計画に参加しているが龍の監視がついている。
サルモネラ家については、限定解除と言うか切り札であるPを解放しなかった件についてかなり不満と恨みを持っており、Pの運用ができる鍵を握っている伯爵を探している。
条件を満たすと彼はさらに強くなり、細菌界の中でもかなりの戦闘力を誇るが本人曰く戦うのはだるいし、何もしたくないタイプだとか。そのためハーネイトとは割と馬が合うようである。
実は色々内部事情を知っており血徒が血海を使い流星に何かをしようとしていることを教える。また伯爵曰く戦闘微術の師範でもあるという。
発疹チフスの微生界人。ミロクに似て渋く厳格なおじいさんのアバター。実力は確かである。彼も血徒の侵攻を受け捕虜となり、脅されて仲間のために嫌々働いている。Pの鍵を持っているとされるある人物を追っているが、あわよくば自分の手にしたいとか
魔薬を広め、感染者を増やすための舞台のメンバー。ブラッドホワイトデー事件にも関与している。このレプトスピラ症を引き起こす微生界人群はほぼ全員がこの拡大作戦に参加している。
後半のボスともいえる存在であり、血徒17衆からは血閣塔に上るための守りとして捨て駒扱いされる。
イクテロへモウス
カルニコーラ
アウストラレス
オウタムナリエス
カルニコーラ
アウストラレス
オウタムナリエス
タイフォイド
腸チフスの微生界人
黄色ブドウ球菌の微生界人。勇気に取り付いていたが剥がされ、U=ONE処置を受けハーネイトの仲間になる?
血徒も微生界人も、まるであの龍に歯が立たず、なのにそれを取り込み利用している17衆は本当に恐ろしい相手だと伝える。彼のお陰で、血徒ヴァリオーラの話の1部とちとと自分たちが同じような作られ方というか龍力の運用をしていることに気付く。
また、より多く勢力を広げるためにいくつかの部門が存在する。それぞれ研究内容、方針が異なっておりそれは昔からの流れを受け継いでいるものが多い。各部門の計画を阻止しなければ、未来はない。
血学兵器 血雨散布装置ストルレインをはじめとした機械や化学などを組み合わせた汚染拡大方法を研究する部門。
生物兵器 感染し変異した生物及び融合変異体などを使用し汚染を拡大させる部門
浸蝕兵器 非生物に取り付き、自在に操る特殊な技術を追求する部門。機械や兵器などに取り付き操作できる。この部門が龍の研究もしている
物理兵器 血鬼人を指揮し数で圧倒し汚染を拡大する物量作戦を主とした汚染部隊。
血装兵器 菌界人特有の能力を伸ばし、応用し強大な戦闘力を持つ血衣魔装などの研究を行う部門。血戦機という龍の力を応用し巨大機械兵器を操る研究はここが担当。
星霊神(ゾディアーク・ヴィダール)
ソラの脅威から辛うじて逃げ延びたヴィダールは、コズミズドまで移動していた。しかし長い旅の中で徐々に力を消耗していった彼らは、星の力を取り込むことで星霊の力をまとい、ソラへの復讐を誓うため行動を開始したのであった。ソラの神気を持つ者を感知した彼らは、計画成就のために乗り物である赤き災星・エンドゥスを地球に向け移動させるのであった。
一方で血徒の狙い、それはこのヴィダール神を呼び、彼らの権能を回収し究極兵器のカギをこじ開けようとするためであった。ハーネイトが霊宝玉を所持したため強大な霊量子反応にヴィダールが気付き、巨大な星を母艦に地球に迫ってくる。
星が次々と観測されなくなったのはこれらの仕業であり、赤き災星として地球に牙を向く。
ポラリス・アルトリティクス 最強のヴィダールの神柱。光を自在に操る。
ドゥーヴェ・アーマティクス 防御において右に出るものなし。氷を操る
メラグ・ヴェルティアクス 炎を操る
フェグラルス・オルガティクス 風
アリオトラス・ザルマティクス 地
ミザールクス・ペルムティクス 雷
ヴェネトナージュ・ルクスティクス 闇
ドゥーヴェ・アーマティクス 防御において右に出るものなし。氷を操る
メラグ・ヴェルティアクス 炎を操る
フェグラルス・オルガティクス 風
アリオトラス・ザルマティクス 地
ミザールクス・ペルムティクス 雷
ヴェネトナージュ・ルクスティクス 闇
悪の花園(ヴィランテュラス)
重魔法犯罪者として、終身刑とも呼べる魔獄牢に収監されていた魔法使いらが、DG戦争の混乱でそこから抜け出し、あるDG幹部に拾われひそかに暗躍している。その集団の名前である。ただ、全員が最強クラスの血徒に感染している。
プリアボルス・ヘルヴェンド・アズガイン 敵同士を同士討ちさせる魔法のプロ
プリズウェア・ミラルクシオン・ルクシア 鉄壁の絶望と称される、バリアの展開に長ける魔女
ルハート・エンジュアリス・ペレナロッタ 魔法で爆撃し、全てを滅するバーサーカー
ヴァジュナ・ヴァルファム・アーカナイン 陣を使い、命を奪い召喚獣を呼ぶ
バファム・ボルギウス・ドラガーン 地獄の炎を使い街を焼く放火魔
ジャバハーラ・ブライズ・ヴェミニオン 結界と龍の力を使う
ヴェンデッド・ギラルクス・オーメン 最強クラスのネクロマンサー
プリズウェア・ミラルクシオン・ルクシア 鉄壁の絶望と称される、バリアの展開に長ける魔女
ルハート・エンジュアリス・ペレナロッタ 魔法で爆撃し、全てを滅するバーサーカー
ヴァジュナ・ヴァルファム・アーカナイン 陣を使い、命を奪い召喚獣を呼ぶ
バファム・ボルギウス・ドラガーン 地獄の炎を使い街を焼く放火魔
ジャバハーラ・ブライズ・ヴェミニオン 結界と龍の力を使う
ヴェンデッド・ギラルクス・オーメン 最強クラスのネクロマンサー
「P(プロトリオン)」
感染性たんぱく質こと、プリオンの概念霊体。白いもちもちした巨人のような姿をしており、解放されれば自身を起点に広範囲をプリオンで汚染し死の領域に塗り替え続ける。
元々初代対龍兵器として、侵蝕兵器としてヴィダールの女神「ソラ・ヴィシャナティクス」が生み出したと言うが世界龍の手先と戦っているうちにバグってしまい、ただただ汚染をまき散らす存在となったので強引に封印していた。
このプロトリオン、実は6界の龍の力の半分近くが凝縮し1つの力となっている。龍たちがPを解放するのはこれを親に取り込ませれば旧世界の復活が早まるから。しかし力も方法もなく龍たちはコズモズ、血の魔人を主とした微生界人、霊形戦機の力を利用し封印を開けようと画策する。それがいくつもの怪事件と深くつながっていた。
しかし第二世代神造兵器こと微生界人の1部が封印を解放しようと模索する。それは力を取り込めばU=ONEになれるという話が広まったから。
だが特殊な力なしに制御することはできず、養分にされてしまう。来たるべき世界龍危機(ドラグロク)に備えソラは、Pを完全制御する方法を見つけある微生界人を生み出し、それを回収し運用する役目を与えた。それが伯爵である。
けれども伯爵は任務の途中で記憶喪失となり、プロトリオンの存在を忘れていた。だが現状制御できるのは伯爵など第4世代、つまり無限炉と龍因子を共鳴させた存在に限られる。
世界ごと食らいつくすこのPは、解放された場合侵食し全てを自身の肉体に置き換える力を持つ。プリオンの概念体とも言われるだけに、本来あるべき存在を自身に書き換える、つまり正常なたんぱく質を病気を起こすたんぱく質に変えてしまうような力を持っている。
世界龍(世界霊龍/霊龍の欠片)
超エネルギー生命体、ヴィダールやコズモズなどを生み出した旧世界の支配者にして観測することがまず無理な神霊龍。この力の因子があり、それを宿しているか、因子の欠片を宿している生命体は霊量子の力を感知し龍に対抗できる可能性があるとされている。
また、封印を解こうと今でも霊龍たちは自身の欠片こと、幻霊龍を使い世界柱の破壊を狙っている。実質色んな意味でラスボスではある。