異界空間内における血徒の拠点を幾つも潰し、戦力を削った中新たな異変が地球を襲う。それは紅き流星、エンドゥスから舞い降りた使者とその配下、神器。放浪しながら独自に世界龍に対抗できる力を身に着けていたヴィダールの神柱が、ハーネイトに反応し襲い掛かる。
だがその時、長年探していた伝説の存在、龍皇・ドラギスが介入する。初代世界龍封印機関の長、龍葬長である彼は、ハーネイトたちに対し試練こそが鍛錬だと説き、Vの一族と戦う中で霊量感覚を研ぎ澄ますように指示を出した。
一方で、もう1人の龍葬皇・ハルザークはある目的のために紅き流星に侵入しようとしていた。全ての戦いと世界を終わりにするために。
紅き流星の異変
塔に刺さりし流星
流星より舞い降りし徒
龍を封印する一族・Vの離反者
初代龍葬皇・ドラギスの介入
ハーネイトを女神ソラの使いとみなし排除しようとした他のヴィダールは襲い掛かる。だがその時、彼らの間に一閃が走る。そう、かつて世界龍の封印に携わったヴィダールの生き残りこと、龍葬皇(ドラグスレイヤード)であるドラギスが割って入った。ずっと探していた存在に出会えたハーネイトは事情を話すとドラギスは、ヴィダールに対し神霊機についての欠陥と血徒についての欠陥は共通した物であり、龍を倒すには因子の力を使った戦闘術しかないと言い互いに龍を封印し続ける1族としての力をつけるための修業を彼主催で行う羽目になったのであった。
星霊の試練Ⅰ
血徒の真の狙い
血徒17柱、スフティスはオベリスを解読する中で12の神形、つまり巨大霊形戦機を破壊しその中にあるエネルギーコアを集めることで安全にPを解放できると考え策を張り巡らしていた。
しかし多くの魔人たちはそれに気づかず利用され、つぶし合いをしていた。スフティスがなぜそういう手段に走ったのか、それはハーネイトに対するあこがれと先代である自分たちの不甲斐なさ、責任をとるためであり彼がU=ONEの行使者であることは理解し、自分もそれを受け生転生化したがそれがあればPを運用できると踏んだうえでの策略。
だがPを管理できるのは伯爵だけでありスフティスは禁断の扉を開けることになる。
VSハルザーク
一方でハルザークは、ソラの思想にある程度共感し永遠に続く旧支配者との戦いを終わらせるには今在る世界ごと世界龍を葬るしかないという。だがそれをすれば今ある新世界は消滅することになる。龍の夢を龍の存在ごと壊すということになるためハーネイトはそうはさせないとハルザークと戦う。