ザノバ砦

ウェーデル山脈の大いなる峰々が神々しい朝焼けに染まる。 朱光の毛織りは瞬く間に山腹を駆けおり、大地にみずみずしい生命の息吹をもたらしてゆく。 広大な針葉樹の森は、朱から深い緑へと色彩りを変え、その偉容を表し始める。 ここは、神聖サイア王国とウェイデニッツ公国の国境近くの森林地帯。 山脈越えの旅人が、その疲れた体と心をいやす静かな山辺の土地である。 新緑に萌える大地を縫うようにして、《アウントゥムの回廊》と呼ばれる街道が走っている。 南メルサード大陸の国々を、歌詠みや行商隊が巡り流れる陸の大河……。 その街道から10ザートほど離れた山間にも、柔らかな朝の光がようやく差し込み始めていた。 降り注ぐ光によって白い朝もやは霧散し、そこだけ削り取ったような黄土色の窪地がぽっかりと口を開けている。 40ルート四方の狭い窪地には、雨風の浸食によって作られた石柱がいくつも立ち並び、朝日を受けて長い影を延ばしていた。 しかし、斜面にうがたれたいくつかの石窟をよく見ると、木製の扉や窓枠がしつらえてあり、あきらかに人の手が加えられていることがわかる。 上部の石窟に登るための階段や、クォン(馬)の為の小屋さえあるようだ。 その階段の途中で一人の少年が陽光を浴びてたたずんでいた。
ザノバ砦外観

全マップ ※850ピクセル幅なのでタブレットの人はもっと拡大できるよ!

ゲームスタート直後の開始地点がここ、ザノバ砦である。

<都市内施設リスト>
このゲームでは建物の扉全ての中に入れるというわけではない。
むしろ見た目だけのフレーバーな扉のほうが多い。
最初のマップであるここからそれを学べる。残りの扉はゲーム終盤でも最後まで決して入れない。
そのため、初めて訪れるマップでは入れるかどうかを文字通り「体当たりで」確認していくことになる
むしろ見た目だけのフレーバーな扉のほうが多い。
最初のマップであるここからそれを学べる。残りの扉はゲーム終盤でも最後まで決して入れない。
そのため、初めて訪れるマップでは入れるかどうかを文字通り「体当たりで」確認していくことになる
- 頭領ガランの部屋
主人公の17歳の誕生日を祝って宴会をしている。
- コリノ老の部屋
初めて砦の外に旅立つ主人公に最低限の装備を授けてくれる
また、ゲームが進行すると「鑑定」施設として利用できるようになる、
また、ゲームが進行すると「鑑定」施設として利用できるようになる、
<このエリアからの移動可能先>
南東:「セルトレ」へ
仕様解説:NPCとの会話について
このゲームはスピーディーな進行をウリにしており、街中などを歩いているNPCキャラには初回時は接触するだけで会話でき、以降はNPCに接触して決定ボタンを押すことで任意で会話できる仕様となっている。
また濃厚な世界観を背景に敷いてその世界でのロールプレイを楽しめるように配慮されており、パッケージ付属の資料集や初めて訪れた都市の情景説明、および住民の会話からでも世界の息吹を感じられるようになっている。
とくにスタート地点のこのマップでは、物語と冒険を楽しむための情報ばかりが会話に登場し、盗賊団メンバーのそれぞれの性格が自然にうかがいしれるリッチな構成となっている。
また濃厚な世界観を背景に敷いてその世界でのロールプレイを楽しめるように配慮されており、パッケージ付属の資料集や初めて訪れた都市の情景説明、および住民の会話からでも世界の息吹を感じられるようになっている。
とくにスタート地点のこのマップでは、物語と冒険を楽しむための情報ばかりが会話に登場し、盗賊団メンバーのそれぞれの性格が自然にうかがいしれるリッチな構成となっている。
<主な住人・登場人物>
ガラン:主人公の父親であり義賊団「ディトゥールの牙」の頭領
コリノ老:昔は大盗賊団を率いていた。経験豊富でアイテムの鑑定をしてくれる
ペルレス:波動魔術の使い手。故国サリス出身。妻がとある街に暮らしている
スレイル:サイア王立学問院で神書官を務めていた
アンクロード:酒飲みで泣き上戸
ケイズニク:元盗賊。
ダガム:貴族用乗馬であるナ・クォンを主人公に融通する約束をしている
タレニオン:主人公の弟分
エバク:クォンの世話係
シクルト:褐色の大男。ガランをそばで護衛しているので砦内をうろついてはいない
マナイラ:砦の門番をしている
コリノ老:昔は大盗賊団を率いていた。経験豊富でアイテムの鑑定をしてくれる
ペルレス:波動魔術の使い手。故国サリス出身。妻がとある街に暮らしている
スレイル:サイア王立学問院で神書官を務めていた
アンクロード:酒飲みで泣き上戸
ケイズニク:元盗賊。
ダガム:貴族用乗馬であるナ・クォンを主人公に融通する約束をしている
タレニオン:主人公の弟分
エバク:クォンの世話係
シクルト:褐色の大男。ガランをそばで護衛しているので砦内をうろついてはいない
マナイラ:砦の門番をしている

