使用可能な魔術(ルーンワース1)
ルーンワース1での使用可能な魔術(呪文)は神界魔術である八聖宮魔術とラース・フェムルの2系統、全16種類。
ゲーム内では波動魔術・捜神魔術の使い手が登場するが、あくまでもフレーバー止まり。
今作で主人公の使用可能な魔術には下記の共通の仕様がある。
・ゲーム開始当初はMAGIC(MP)こそあれど魔術は使用できない
・最初に訪れた教会でラース・フェムル(主人公の属性が風なので固定)に入信することで魔術が使用可能になる
・使用可能といっても各呪文に関しては「ナイヤルの石板」を消費して習得する必要がある
・神界魔術は神の信仰により力を借り受ける仕組みであるため、神への信仰がおろそかになると呪文が使用不能になる
・具体的にはワールド移動を繰り返して時間が長期間経過する間に教会で祈りを捧げないでいると「破門」される
・破門されても教会で悔い改めて祈りを捧げれば呪文の使用が再び可能になる
・呪文を使用するにはメニュー画面から「魔術」を選択して、唱えたい呪文を決定する
・このシリーズの特徴として、各呪文に設定された詠唱文言を全て唱え終わらないと呪文の効力は発動しない
・呪文の詠唱が開始された瞬間から操作キャラ(主人公)は棒立ちとなり詠唱内容が吹き出しで表示されていく
・この間は完全に無防備となる(攻撃を受けてもLIFEが残っている限りは詠唱の中断はされない)
・呪文詠唱中に攻撃を受けてLIFEが減少し「瀕死」状態になると詠唱は中断され主人公は倒れる
・呪文ごとに設定された詠唱文言を全て唱え終わった瞬間に魔術の効果が発動する
・呪文により詠唱文の長さは異なるので、安全な場所で詠唱したり敵からなるべく距離をとって詠唱をするのが望ましい
・各呪文には消費MPが設定されており、発動後にそのぶんだけMPを失う。MPは教会でのみ回復できる
・使用MPが不足している場合は呪文選択の時点で「MAGICが足りません」と表示され詠唱することができない
・その場から動く、剣を振るなどの行動で呪文詠唱を途中でキャンセルすることが可能
八聖宮魔術(聖名呪文) | |||||
魔術名 | ルーン | 説明 |
詠唱真言
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消費MP | 効果 |
アウントゥム | 新生 | 我、大いなる光の下へ | サー・サーレブ・アウントゥム | 25 | 迷宮脱出 |
セペスマイダ | 賢者 | 我、あまねく光と音の奔流に | ヤーク・セペスマイダ | 7 | 周辺探知 |
チェンバス | 妊婦 | 天空の乙女、いま舞い降りる | ナン・チェンバス | 6 | 状態回復 |
カンカール | 理性 | 汝、魂にひそむ獣を目覚めさせよ | ル・カンカール | 5 | 恐慌付与 |
ペトゥムヌゥ | 不死 | 我、神々の肉体を掌中に | ハーサ・マローン・ラサ・テイル・ペトゥムヌゥ | 15 | ダメージ半減 |
カルハニムス | 盗人 | 神秘なる鍵、いま開かん | ノ・カルハニムス | 7 | 魔術鍵解錠 |
レンテポナン | 治癒 | 天地の気、我が下に | ワ・レンテポナン | 可変 | 体力回復 |
イェンダリュ | 感情 | 我、神々の気を掌中に | セ・イエンダリュ | 5 | 次撃4倍化 |
教会の導士が使用する、より深いレンテポナン(LIFEだけでなくMAGICも状態異常も回復させて全快になる)の真言は「天の七宮を司るレンテポナン、処女神レンテポナンよ…。その清らかなる力に依りて、この者を苦しみ、痛みから救い給え。ラー・ラー・スクラフ・デオニツ・ヘリス・レンテポナン……」
ラース・フェムル(象徴呪文) | |||||
魔術名 | ルーン | 説明 |
詠唱真言
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消費MP | 効果 |
フェ・リクシュ | 分裂・生命 | 汝、自らの心に溺れよ | エト・フェムル | 3 | 足止め |
フェ・サーパシノ | 力・魔術 | 我、大いなる渦のさなかに | デル・ガッツ・フェムル | 7 | 全敵排除 |
フェ・ニルエン | 変化・美 | 我、天蓋の光を意のままに | アマナク・レスコ・フェムル | 3 | 昼夜逆転 |
フェ・ネセノフ | 狂戦士・実態 | 我、神々とともにあらん | レニアト・ネモス・ダカン・フェムル | 10 | 一定時間無敵 |
フェ・ペクトム | 分裂・霊体 | 我、懐かしき街々の灯に | ホイッツ・ラーン・ラーン・ミル・フェムル | 30 | 街間移動 |
フェ・ラエノート | 分裂・無秩序 | 我が魂、大地をさまよわん | デルク・マス・ザブル・フェムル | 10 | ランダムワープ |
フェ・ダルセン | 力・清浄 | 汝、清らかなる風に身を任せよ | メル・フェムル | 2 | 敵吹飛ばし |
フェ・ザバロス | 獣・幻影 | 薄暗き魂よ、無限の闇に帰るべし | ダッキシュ・エルス・マーム・ホン・フェムル | 12 | 敵発生抑止 |
ラース・フェムリューの祈りは、「ワイット・フェムリュー・ラダ・カン・ゾーマ・フェムリュー・オード・ナカ・カン・フェムリュー」と唱えることによって行われる。
フェ・ネセノフのルーンは「実体」の可能性もあるが作品内では「実態」表記であり、他にも「実態」という語句が頻出しているのでそのまま記載している。