軽機兵アイリス=フラーゴ
[解説]
その機体コンセプトは機動力と防御力の両立である。
アイリス=フラーゴの素体には社内で『白骨(オス・アルバ)』と呼ばれていた試作型軽装兵の設計が流用され、全身の装甲は極限まで削られ、構造の維持に最低限必要なものだけが残された。
これにより機体の大幅な軽量化に成功し、平均的な軽機兵の重量を大きく下回っている。
アイリス=フラーゴの素体には社内で『白骨(オス・アルバ)』と呼ばれていた試作型軽装兵の設計が流用され、全身の装甲は極限まで削られ、構造の維持に最低限必要なものだけが残された。
これにより機体の大幅な軽量化に成功し、平均的な軽機兵の重量を大きく下回っている。
また背部と腰部にはそれぞれ2基、合計4基の噴射式推進装置が搭載されているが、これはかなり低出力の物であった。
しかしそれでも本機が高水準な機動力を誇る理由はこの軽量化にある。
しかしそれでも本機が高水準な機動力を誇る理由はこの軽量化にある。
上記の設計により機体コンセプトにある機動力はクリアされているが、反対に防御力は絶望的なまでに低くなっている。
そのため開発チームは過度な重量増加を抑えつつ的確に機体の防御力を向上させられるように緻密な計算を行った。
彼らの計算により導き出された最適な装甲の配置は、戦闘において重要な箇所を全てカバーしている。
さらに社外秘の特殊な製法により製造された装甲は申し分ない耐久力を発揮している。
そのため開発チームは過度な重量増加を抑えつつ的確に機体の防御力を向上させられるように緻密な計算を行った。
彼らの計算により導き出された最適な装甲の配置は、戦闘において重要な箇所を全てカバーしている。
さらに社外秘の特殊な製法により製造された装甲は申し分ない耐久力を発揮している。
極限の軽量化により生まれた重量の余裕は機体を飾り立てる余裕にも繋がっており、頭部や膝部、爪先などの各所に装飾が見られる。
中でも本機の特徴となっているのは噴射式推進装置から伸びる四本の帯で、戦闘中はまるで羽のように靡き、本機の特徴となっている。
中でも本機の特徴となっているのは噴射式推進装置から伸びる四本の帯で、戦闘中はまるで羽のように靡き、本機の特徴となっている。
アイリス=フラーゴは後に続くフラーゴ系列と呼ばれる機兵群の先駆けであり、アイリス社の看板機である。
武装
フラム・レイピア
開発チーム『インシグネ』が開発した近接戦用武器。
少ないパワーで効率的にダメージを与えられるようアイリス=フラーゴに合わせて設計されている。
少ないパワーで効率的にダメージを与えられるようアイリス=フラーゴに合わせて設計されている。
刀身の赤熱機構はレギオンの装備していたフラム・ラブリュスを参考にしているため使い捨ての武器となっているが、低コストで大量に製造することが可能となっている。
また熱量も若干抑えているため使用回数も増加している。
また熱量も若干抑えているため使用回数も増加している。
関連機体
第三次聖帝戦争
機体の完成はレギオンより若干遅く、開戦から半年が過ぎた聖華暦610年6月にロールアウトし、当機で構成された部隊が戦線に投入された。
聖帝戦争当時の総生産数は500機ほどと記録されている。
聖帝戦争当時の総生産数は500機ほどと記録されている。