「狩装兵 タルナード」


正面

背面
[解説]
聖華暦600年代に自由都市同盟の主力として運用されていた機装兵リャグーシカI型をアサギリ・ラクト・ファミリアの主導で全面改修もとい再設計した機体。
本機は万人が扱い易い機体を目指して設計されており、学のない人間でも直感的に操縦できる機材配置がなされている。
武装はバトルブレードとリャグーシカから引き継いだ頭部の魔導砲である。
リャグーシカは830年に運用されている機兵と比較すると出力不足の問題がネックとなり、アサギリは以前に設計した狩装兵ハーゲンティで得られたデータをふんだんに使って本機を完成させた。
大きな改修点は三つある。
一つ目は全身の駆動系に魔導駆動システムと油圧駆動システムを採用した事である。
それにより完全魔導駆動の機体と比較して出力が向上している。
二つ目は動力に魔導炉とディーゼルエンジンを併用している事である。
これによって戦闘中のマナ切れや、何らかの理由で簡易術式の破損により魔力の供給が絶たれた際であっても行動が可能である。
しかし上記の改修によって機体の重量は増加した。フレームの代わりに、外板に加工を施して強度剛性を持たせるモノコック構造を採用していたリャグーシカの装甲は限界を迎えた。
そしてそれを踏まえた三つ目の改修は装甲の一新である。
装甲の基本的な形状はそのままに装甲材質をより強度のある物へ変更、厚さをさらに分厚くした。
それにより内装の重量問題は解決され、以上の改修の恩恵として本機は重機兵クラスの規格外の荷重に対する耐性を得た。
設計者によると大型魔獣の突進や遺跡の瓦礫に押し潰されても潰されないとしている。
また瓦礫に至っては自力で脱出が可能とすらしている。
本機は完全新規の機体と言っても差し支えなくなっており、ロココ設計所の協力の下、ラクト族で小規模な生産ラインが用意されている。
完成した機体は冒険者や傭兵へと販売され、5年の間にそれなりの数が普及した。
本機は万人が扱い易い機体を目指して設計されており、学のない人間でも直感的に操縦できる機材配置がなされている。
武装はバトルブレードとリャグーシカから引き継いだ頭部の魔導砲である。
リャグーシカは830年に運用されている機兵と比較すると出力不足の問題がネックとなり、アサギリは以前に設計した狩装兵ハーゲンティで得られたデータをふんだんに使って本機を完成させた。
大きな改修点は三つある。
一つ目は全身の駆動系に魔導駆動システムと油圧駆動システムを採用した事である。
それにより完全魔導駆動の機体と比較して出力が向上している。
二つ目は動力に魔導炉とディーゼルエンジンを併用している事である。
これによって戦闘中のマナ切れや、何らかの理由で簡易術式の破損により魔力の供給が絶たれた際であっても行動が可能である。
しかし上記の改修によって機体の重量は増加した。フレームの代わりに、外板に加工を施して強度剛性を持たせるモノコック構造を採用していたリャグーシカの装甲は限界を迎えた。
そしてそれを踏まえた三つ目の改修は装甲の一新である。
装甲の基本的な形状はそのままに装甲材質をより強度のある物へ変更、厚さをさらに分厚くした。
それにより内装の重量問題は解決され、以上の改修の恩恵として本機は重機兵クラスの規格外の荷重に対する耐性を得た。
設計者によると大型魔獣の突進や遺跡の瓦礫に押し潰されても潰されないとしている。
また瓦礫に至っては自力で脱出が可能とすらしている。
本機は完全新規の機体と言っても差し支えなくなっており、ロココ設計所の協力の下、ラクト族で小規模な生産ラインが用意されている。
完成した機体は冒険者や傭兵へと販売され、5年の間にそれなりの数が普及した。

[アサギリ・ラクト・ファミリア機]
タルナードの設計者であるアサギリの機体は通常の機体と異なる多くの改良が施されている。これは一般のタルナードを強化するための技術試験機体であることを意味する。
聖華暦835年時点ではガスタービンエンジンの試験を行っている。
主な武装は彼女の好む戦闘スタイルに合わせてトップヘビー型の大剣と大型シールドである。
なお、本機は機装兵リャグーシカから改修されたタルナード1番機である。
聖華暦835年時点ではガスタービンエンジンの試験を行っている。
主な武装は彼女の好む戦闘スタイルに合わせてトップヘビー型の大剣と大型シールドである。
なお、本機は機装兵リャグーシカから改修されたタルナード1番機である。