機械兵士

[解説]
聖華暦の時代よりも遥か昔、まだ西暦と呼ばれていた時代に旧人類が開発した自立型戦闘兵器。
正式名称は Automatic Machinery Genocide unit。
AMGE(アンジェ)という開発コードで造られた。
全長は約2m。
正式名称は Automatic Machinery Genocide unit。
AMGE(アンジェ)という開発コードで造られた。
全長は約2m。
激化する第三次世界大戦に投入するべく、東側と西側の勢力でほぼ同時期に開発が始まったといわれている。
同じ開発コードが使われている理由は、開発を主導していた西側勢力の一部の研究員達が東側に亡命したからである。
同じ開発コードが使われている理由は、開発を主導していた西側勢力の一部の研究員達が東側に亡命したからである。
各勢力は生体兵器(魔獣の始祖)の戦線投入を急ぐ一方で、完全AI制御の機械兵器による戦況打開を模索していた。
大型の機械兵器(鋼魔獣の始祖)と同時に開発が進められていた人型サイズの汎用性に優れた拠点制圧兵器として開発されたのがAMGEである。
大型の機械兵器(鋼魔獣の始祖)と同時に開発が進められていた人型サイズの汎用性に優れた拠点制圧兵器として開発されたのがAMGEである。
銃弾を弾き返す堅牢な装甲に耐圧扉をこじ開ける高い出力、そして各種兵装の切り替えにより幅広い戦場に対応できる汎用性の高さ。
AMGEは人間の兵士を遥かに上回る戦果を叩きだし、両勢力はこれらの自動量産拠点を各戦線に建造し、自立兵器同士で戦わさせるようになっていった。
AMGEは人間の兵士を遥かに上回る戦果を叩きだし、両勢力はこれらの自動量産拠点を各戦線に建造し、自立兵器同士で戦わさせるようになっていった。
AMGEはブレイズと呼ばれる蛍光色の液体燃料を動力としており、この燃料を作るためのブレイズ・リアクターという装置を背中に背負っている。
リアクターがあれば水から燃料を精製する事が可能となる為、拠点に戻らずとも川や湖などで補給を行うことができる。
このブレイズと呼ばれる燃料は熱に反応して爆発するという危険な液体であり、キャニスターが狙撃されれば大爆発を起こす。
その為、AMGEと戦闘する際は背中を狙うのが通例である。
なお予備動力として自家発電機能が搭載されている為、ブレイズが切れても、ある程度の時間は行動する事ができる。
リアクターがあれば水から燃料を精製する事が可能となる為、拠点に戻らずとも川や湖などで補給を行うことができる。
このブレイズと呼ばれる燃料は熱に反応して爆発するという危険な液体であり、キャニスターが狙撃されれば大爆発を起こす。
その為、AMGEと戦闘する際は背中を狙うのが通例である。
なお予備動力として自家発電機能が搭載されている為、ブレイズが切れても、ある程度の時間は行動する事ができる。
その後、生体兵器群の暴走が原因で人類は戦争継続が困難となり、AMGEの自動生産拠点は放棄される事となった。
アラスカなどに存在する生産拠点は今現在でも稼動しつづけておりAMGEの量産を続けている。
(しかし、部品不足の為か、現在生産されている物は武装の一部が欠損しており、性能が低下している。)
アラスカなどに存在する生産拠点は今現在でも稼動しつづけておりAMGEの量産を続けている。
(しかし、部品不足の為か、現在生産されている物は武装の一部が欠損しており、性能が低下している。)
WARES時代
新世暦の時代においては、人類統制機関WARESにて、このAMGEの製造は続けられた。
ヒューマンリソースが不足しており、なおかつ魔獣という脅威が存在する世界において、AMGEは人類を護る盾として重宝された。
ヒューマンリソースが不足しており、なおかつ魔獣という脅威が存在する世界において、AMGEは人類を護る盾として重宝された。
しかし、この時代になるとLEVを始めとした人型機動兵器が主力となっており、かつてのように大量生産はされなかったようだ。
(※資源が限られている為、より戦闘力の高いLEVに物資を優先していた)
その為、AMGEは戦闘力以外の分野での性能向上が望まれるようになり、より幅広い分野で人類のサポート機械となるよう開発方針が変更された。
(※資源が限られている為、より戦闘力の高いLEVに物資を優先していた)
その為、AMGEは戦闘力以外の分野での性能向上が望まれるようになり、より幅広い分野で人類のサポート機械となるよう開発方針が変更された。
AMGEには試験的に感情プログラムを導入したコミュニケーションモデルなど、AI開発の分野での様々な試作品が導入されるようになり、この研究によって後にアンドロイドという発展モデルが開発された。
余談だが、この時代になるとAMGEという開発コードでは呼ばれなくなり、何時からか機械兵士と呼ばれるようになっていた。
おそらく前線で戦う兵士によって付けられたあだ名がそのまま浸透したと思われる。
おそらく前線で戦う兵士によって付けられたあだ名がそのまま浸透したと思われる。
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