サム・ウェストロード - 聖華世界 @ wiki

サム・ウェストロード

［解説］

元ギルガメア王国の兵士。
チキンと蔑まれた「臆病者のサム」。
ポコにワンダー・ドギーを託した人物。

父親捜しの旅に出たばかりのポコにとっての初めての知り合い。
ポコと出会ったときのサムの年齢は２３歳（聖華暦833年当時）。
ブルー・チキンと言う名の最低機兵に乗って運び屋をやっていた。

サムは旅の初心者だったポコを見かねて色々とお節介を焼いていた。
当初はポコにウザがられていたが、一緒にトラブルに巻き込まれたり、行動を共にしているうちに仲良くなった。
「旅に慣れるまでは一緒にいてやる」とこれまた余計なお世話な宣言により、サムはポコと行動を共にするようになった。
（街から街へと荷物運びをして転々と移動するサムと行動を共にするのはポコにとってもメリットがあった）

二人は四ヵ月近く行動を共にし、まるで兄弟とも相棒とも呼べるような信頼関係を築いて行った。
しかし、二人は最後に訪れた辺境都市ニズルで予期せぬ事態に巻き込まれる事となる…。

搭乗機

最低機兵 ブルー・チキン

人となり

明るく、飄々とした性格で困っている人を見ると放っておけない性分。
何かとポコを気遣っていたり、見守っていたりと仲間思いな人物。

誰かを護れる人間になりたくて１５歳の時にギルガメア王立軍に志願した。
その後、三年間の従軍経験を経て一人前の兵士へと成長したが、魔獣討伐作戦に参加した際に部隊が壊滅的な損害を受けて、パニックを起こして敵前逃亡をしてしまった。
結果的に部隊は全滅したが、生き残ったのはサム一人だった為、『奇跡の生還者』として迎えられる。
しかし、仲間を見捨てた罪悪感に耐えられなかったサムは敵前逃亡したことを軍に自白した。
その後、軍法会議に掛けられたサムは軍を追放処分される事となった。
この事はギルガメア王国中でニュースとして発表されサムは「臆病者」のレッテルを貼られて蔑まれた。

ギルガメア王国内で居場所が無くなったサムは自由都市同盟に移り住み。
自分と共に軍からお払い箱となったブルー・チキンを愛機として運び屋事業を始めた。

［テーマ］