シーサーペント - 聖華世界 @ wiki

シーサーペント

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［解説］

ノルド王国近海に生息する巨大なウミヘビのような海洋魔獣。
大きさは5～15mほどで個体差が大きい。
大きい個体は大型魔獣に分類される。

60cmほどの大きさで生まれ、数ヵ月という短い期間を経て成体となる。
成体となった時の大きさは脱皮を行った回数に左右される。
通常、海蛇の仲間は卵を産む為に陸上へと上がるが、シーサーペントは卵胎生を持っており体内で卵を孵化させる。
その為、この生物は蛇の仲間でありながら、水中内でしか活動しない完全な海洋生活者である。

この魔獣は旧人類が作り上げた量産型の海洋生体兵器の末裔であり高い繁殖力を持つ。
他国の生体兵器を駆逐するように遺伝子操作が行われていた為、人間よりも魔獣に襲い掛かる事が多い。
とはいえ、人間に友好的という訳ではないので、危険な生物である事は他の魔獣と変わりない。
シーサーペントは複数の個体が集まり、集団で狩りをするため一匹でいる事は殆どない。
戦闘をする場合は水中型機兵を初めとしたしっかりした装備を準備してから挑むのが無難。

また、この魔獣の肉は大変美味であり、食用魔獣としてノルド王国ではよく食べられている。
ふっくらと柔らかいウナギの肉のような食感は甘ダレと相性がよく、蒲焼きにして食べるのが王道。