ディミニッシュ
[解説]
フィジカルブーストの要領で『自分自身』に対して能力低下の術式を組み立てた上で、対象に向けて放つことで効力を発揮する。
その効果の性質上、対象についての細かな情報(種族、性別、体格、魔力反応など)があるほど強い効果を発揮するため、基本的には事前調査や走査魔法を併用する必要がある。
だが高度な術式や詠唱が伴えば省略することも可能であり、上位の魔法ともなれば不特定多数に対して無差別に効果を発揮することができる。
その効果の性質上、対象についての細かな情報(種族、性別、体格、魔力反応など)があるほど強い効果を発揮するため、基本的には事前調査や走査魔法を併用する必要がある。
だが高度な術式や詠唱が伴えば省略することも可能であり、上位の魔法ともなれば不特定多数に対して無差別に効果を発揮することができる。
ディミニッシュの付与は、対象に直接触れてエーテルを流し込む直接発動か、指向性を持たせたエーテルを放つ遠隔発動がある。
遠隔発動はエーテルに指向性を持たせる分、魔力消費が大きく、直接発動は魔法の発動分のみで済むが、接触する必要がある。
相手に付与したエーテルを消費して効果を発揮する特性上、付与したエーテル量は実質、ディミニッシュの効果時間となる。
並の魔法であれば約5分ほどだが、効果が大きいものほど消費されるエーテル量も多くなるため、ディミニッシュの効力と効果時間は反比例の関係に当たると思っていい。
遠隔発動はエーテルに指向性を持たせる分、魔力消費が大きく、直接発動は魔法の発動分のみで済むが、接触する必要がある。
相手に付与したエーテルを消費して効果を発揮する特性上、付与したエーテル量は実質、ディミニッシュの効果時間となる。
並の魔法であれば約5分ほどだが、効果が大きいものほど消費されるエーテル量も多くなるため、ディミニッシュの効力と効果時間は反比例の関係に当たると思っていい。
ディミニッシュの効果は大きく分けて「即効型」と「遅効型」に分類されている。
即効型は付与した瞬間に最大限の効果が発揮される反面、術式が煩雑になりやすく、戦闘と併用することは難しい。
実戦で活用する場合は、主に専属の魔術師(所謂デバッファー)が担当し、仲間からの援護を受けながらディミニッシュの発動に専念することになる。
実戦で活用する場合は、主に専属の魔術師(所謂デバッファー)が担当し、仲間からの援護を受けながらディミニッシュの発動に専念することになる。
遅効型は徐々に効果が適応されていくため、最初の内は相手にも気づかない程度の微量な影響しかないが、即効型ほど複雑な術式になり難く戦闘と併用しやすい。
そのためこちらは白兵戦の合間に使う戦闘補助魔法の一種として活用されることが多い。
そのためこちらは白兵戦の合間に使う戦闘補助魔法の一種として活用されることが多い。
ディミニッシュの解除方法は、効果時間を過ぎる他にも、術者本人が呪文を止めるか、解呪の魔法を受ける必要がある。
自身が解呪の魔法が使えるのであれば自力での解除も可能だが、弱った状態でそれを実践できるかは本人の力量によるところが大きい。
自身が解呪の魔法が使えるのであれば自力での解除も可能だが、弱った状態でそれを実践できるかは本人の力量によるところが大きい。