「ザカライア・ジンデル」
[解説]
聖華世界の物語で、最も重要な舞台となる聖華暦800年代。この人物は、それより約500年も前の人物である。時は第二次聖帝戦争のほんのわずか前、聖華暦316年のゼスキア王国に、この人物は居た。
彼は流浪の傭兵騎士で、ここしばらくはゼスキア王国に腰を落ち着けている。彼は元は聖王国の、地位は低いが歴とした聖騎士であった。だが平民から身を立て、やっとの思いで聖騎士になったものの、彼は聖王国の「聖」とは程遠い裏側を色々と見てしまう。思いつめた彼は聖騎士資格を返上、放浪の旅に出た。
そして各地を巡り、各地で様々な面倒に巻き込まれ、人相が変わるほどの苦労をしてようやく、彼はゼスキアで落ち着いた。だが年表を見ればわかる事だが、彼は来年にゼスキアが滅びるなど、夢にも思っていない。実際に滅びたら、「俺は呪われてるんじゃ?」と思う事間違いなしだ。
彼は流浪の傭兵騎士で、ここしばらくはゼスキア王国に腰を落ち着けている。彼は元は聖王国の、地位は低いが歴とした聖騎士であった。だが平民から身を立て、やっとの思いで聖騎士になったものの、彼は聖王国の「聖」とは程遠い裏側を色々と見てしまう。思いつめた彼は聖騎士資格を返上、放浪の旅に出た。
そして各地を巡り、各地で様々な面倒に巻き込まれ、人相が変わるほどの苦労をしてようやく、彼はゼスキアで落ち着いた。だが年表を見ればわかる事だが、彼は来年にゼスキアが滅びるなど、夢にも思っていない。実際に滅びたら、「俺は呪われてるんじゃ?」と思う事間違いなしだ。
蓬髪を後ろでまとめただけの頭。疲労の色を浮かべ、凍り付いてしまった表情。それでも爛々と光る目。一見軽装だが、随所に金属板を縫いこんである衣類。細身だがよく見れば分かる、筋肉のしっかりと必要量だけ着いた体躯。いかにも不穏な雰囲気を身に纏わせた、今にも血の匂いが漂って来そうな姿。だが彼の心の奥底には、騎士の誓いが根幹として残っている。
胡散臭い傭兵騎士、ザカライア・ジンデル……。彼は、彼の正体は!!ただの苦労人だった。
ちなみに聖華暦316年、まだ27歳である。それなのに、既にこの顔なのだ。彼の苦労の程、わかっていただけるだろうか。
搭乗機:ベルグール・カラクル
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