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ドンキーコング64

登録日:2012/09/12 Wed 22:12:34
更新日:2026/06/30 Tue 00:12:23
所要時間:約 7 分で読めます






\オッケェイ!!/



『ドンキーコング64』とは、1999年12月10日に任天堂から発売されたNINTENDO64用ソフトである。
開発はレア社
タイトル通りドンキーコングシリーズに連なる作品のひとつである。

Wii Uのバーチャルコンソールでも配信されていた。
Nintendo Switch Onlineでは長らく追加されなかったが、2026年6月4日から配信決定。
往年のファンはもちろん、その知名度からSwitchハードでの復刻配信が待たれているソフトのひとつであったため喜びの声があがった。
ノーティおとしも巻き戻し機能で楽勝……なわけない。もちろん実機よりはだいぶ楽になるが、巻き戻しまくってなお鬼畜ゲーである。




◆概要

ドンキーコングシリーズ初となる3Dアクションゲーム。
起動にはかのメモリー拡張パックが必要で、今作と同梱で発売された。

2Dシリーズとは打って変わってアクション重視ではなく、前年に発売された『バンジョーとカズーイの大冒険』のような謎解きパズル・ミニゲームや収集要素が多いのが特徴。
黎明期の3Dゲームとあって処理の重い場面では極端にFPSが低下したり、そもそも操作性にもクセがあるなど欠点もあるが、それ以上に「バリエーションに富むステージ」「探索の楽しさ」といった3Dゲームならではの醍醐味、
何よりそれらと掛け合わさる個性豊かなコング達のアクション体験という骨太な魅力はしっかりデザインされている。

ただしレア社製ゲームの例に漏れず、難易度は全体的に高い。場合によってはトラウマになる程に。
難無くクリアするRTA走者は超人であって、一般人と比べてはならない。
そして汚い。あと時々不気味。
いわゆる時オカムジュラマリオ64と並んで『64のゲーム=トラウマ/怖い』のイメージを植え付けた罪深いゲームの一つでもある。

同時期にアニメ版の放送もしていたため、アニメ版の設定・要素が一部盛り込まれているのも特徴。

さらにOPムービーではシリーズ初の本格3Dということで気合いを入れたか、かの『モンキーラップ』をコングファミリーがアクション豊かに演じている。
非常に印象に残りやすいオープニングであり、「本作をプレイしたことはないがこのムービー(の存在)は知っている」というユーザーも多いであろう64ドンキーの象徴。
後年の3Dアニメ映画でもこのラップのフレーズが使われている。
該当箇所は言うまでも無い。耳を澄ましてみよう。


◆ストーリー

ドンキーコングの宿敵キングクルールが、自身の所有する移動島に巨大破壊兵器「ブラストマティック砲」を開発。ドンキー達が住むDKアイランドを破壊しようとする。
しかし、移動島とDKアイランドが接触した影響で、兵器は故障してしまう。
まさかの事態と主力兵器の脆さに途方に暮れるクルールだったが、部下の一人が思い付いた「修理までの時間稼ぎ」としてドンキーの仲間たちを拐い、ゴールデンバナナを盗んで隠す作戦を実行。
ドンキーは頼れるコングクルーを救い、クルールの野望を阻止することが出来るのだろうか。


◆登場人物


◆コングクルー

今作は個性豊かな5匹のコングを交代させつつ冒険する。
最初はドンキーのみ使用可能で、他のクルーは救出することで解禁されていく。
各コングは武器と楽器、および固有のスペシャルアクションを持ち、獲得できるゴールデンバナナはコングごとに決まっている。
実のところ基本性能は誤差レベルなので、探索するだけなら好みで選んで良い。キャラに抱くイメージと実際の性能が全く噛み合っていないため読まなくても攻略できるけど詳しくは個別の性能を参照すると良い。
端的に述べるなら、移動速度および武器を除いた攻撃力はどのクルーも同じである*1
微妙な差が活きる場面もあるため、ステージやエリア毎に遊びやすいコングを模索するのも、本作の楽しみ方の一つ。

  • ジャンプ
Aボタンで通常ジャンプ、Z+Aで縦移動に特化したバックフリップ、3Dスティック+Z+Aで横移動に特化したロングジャンプ。
横移動に関してはロングジャンプよりも、下記のランニングアタック+ジャンプキャンセル+ジャンプ攻撃の方が優秀。

  • 攻撃
リーチや範囲、持続、隙で差別化がなされている。
Bボタンで3段の通常攻撃、ジャンプ中にBでジャンプ攻撃、3Dスティック+Bでランニングアタック。
ジャンプ攻撃は滞空や旋回にも使え、この部分でも性能差がある。
ランニングアタックは性質上当てやすく、しかも大抵の雑魚をワンパンできる主力技。加えてジャンプキャンセルが可能で、これで飛距離や高度を稼げるというレア社お馴染みの仕様つき。

  • ダッシュアタック
ドンキーとタイニーのみ可能な基本アクション。
3Dスティック+Z+Bで繰り出す。僅かにでも慣性が乗っていれば良いので、実質立ち状態でも発動可能。
こちらもジャンプでキャンセル可能。
ランニングアタックの威力はそのままに、リーチを強化した非常に強力なアクション。しなも隙が少なく連射性も良い。
ドンキーは一瞬加速するため移動面で優れ、
タイニーは旋回性能とより高い連射性から攻撃面で優れる。

  • スペシャルアタック
バナナフェアリーの女王から教えて貰える共通アクション。
衝撃波による範囲攻撃であり、使用の度にクリスタルココナッツを一個消費する。
Bボタンを長押しするとコング達にオレンジ色のエネルギーがほとばしり、ボタンを離した瞬間に攻撃判定が発生。つまり絵的には予備動作に見えても、実際は攻撃を開始している。
また、エフェクトに反して上下方向にも判定があるため、異なる段差にいる敵を倒す手段にもなる。
カスプラットを含め多くの雑魚を瞬殺できるが、紫色のクラップトラップにだけは通用しない。
溜めている間は移動速度が激減する性質があり、逆手に取れば細い通路で役立つ。
ちなみに、DKと書かれた土のパネルからレインボーコインを掘り起せる。

  • コングスラム
クランキーから教わる共通アクション。
一回購入すれば全クルーに配布される。
空中でZボタンを押すとヒップドロップを繰り出し、攻撃したりスイッチ等を押したり、一部の箱を壊したり出来る。
ゲームが進むとスーパーコングスラム、ウルトラコングスラムと段階的に変化していく。
だが、この変化で得られる恩恵は押せるスイッチが増える一点のみであり、攻撃手段としては前後の隙が肥大化するだけの地雷強化である。しかも強化は必須かつ戻せない。
一応、着地後の隙を通常攻撃、通常攻撃の隙をジャンプでキャンセルすればある程度カバー可能。

  • 武器(ウェポン)
Z+C左で取り出し、Bボタンで弾薬を消費して飛び道具を放つ。一人称視点時は照準が出現する。
どの武器も4連射可能で、コングによって威力に差がある。
冒険を進めていけばホーミング弾やズーム機能が付く。
……のだが実はこのズーム機能がなかなかの厄介者。入手が最終盤なのが幸い。

  • 楽器
Z+C上で発動。
強力な音波で周囲に大ダメージを与える。
それぞれの楽器に対応したパッドの上で演奏すれば様々なことが起きる。
最強の攻撃手段である分、使用可能回数が少ない。
また、過剰火力であることが多く、テンポも悪い。
補充したい時はキャンディーの店に行くか、ステージに配置されているヘッドフォンに触れればいい。

  • スペシャルアクション
コング毎に習得できるアクション。
1.常時発動可(ドンキーのみ場所指定アリ)
2.専用のコングパッドの上で使うモノ
3.専用のコングバレルに入るモノ
……の三種類が存在する。

DK ドンキーコング

我らがリーダーの二代目ドンキーコング。
一人称は「ぼく」。穏やかな口調で喋る心優しき力持ち、というアニメ版に準じた性格となっている。
他のゲームでは総じてパワータイプな彼だが、今作ではチャンキーとの差別化を図るためか引き締まった体をしており、下記の性能からむしろクルー最高の機動力がウリ。
クランキーから貰うクスリには移動や攻撃に使えるものが無く、画的にも地味なものばかり。そのかわり基本アクションのランニングアタックとダッシュアタックが攻撃としても移動技としても超強力。
ランニングアタックは第二のロングジャンプとしても役立ち、場所によってはタイニーを超えるパフォーマンスを発揮するし、ある事をすれば空を飛べる
ダッシュアタックは直接攻撃としては最強クラス。しかも走る以上の速度を出す本作唯一の手段*2であるため、平地の移動にかけてドンキーの右に出る者はいない。
また、彼とチャンキーは上位コングスラムの隙が少ない。
弱点は被弾時のノックバックが大きく、バトルアリーナには不向きな点。ランニングアタックでカスプラットを転ばせられないが、こちらはダッシュアタックで補える。

武器:ココナッツ・キャノン
楽器:ボンゴ・ブラスター

バレルブラスト(コングパッド)
上空高くに飛ばされ、バズーカバレルコースにチャレンジできる。
ステージごとに必ず一枚配置されており、ゴール先にはバナナやミニゲームの他、新しい道を開くための仕掛けも存在する。
ここはミスしても元の位置に戻るだけでペナルティは無い。

ストロングDK(コングバレル)
体が光に包まれ無敵状態となる。
ただしマリオのスターやバンカズのワンダーウィングと違い、触れた敵を倒せるわけではない。
ボタン配置の都合で武器は使えないが、その他のアクションは通常通りできる。

ゴリラハンド
特定のレバーを引っ張ることで仕掛けを作動できる。
ただし、レバーがある場所のみ使用可能と活躍の範囲が狭いため、かなり地味な印象を受ける。
よく「薬を使わないとレバーを引っ張れないのか」と突っ込まれる

アニマルフレンドのランビサイ)に変身可能。
そしてドンキーには超有名な裏技がある。

DD ディディーコング

おなじみドンキーの相棒であるチンパンジー。
今回はヤンチャで、少し調子に乗りやすいのが玉に瑕。
こいつが捕えられている檻を見て「ちょっとがんばればくぐれるだろ」と思ったプレイヤーは多いと思われる。
ジャンプが使いやすく、更にバックフリップは一番高く跳べる上に、踏み付ければクリッターぐらいなら一撃で倒せる。また、ディディーのみジャンプして着地する寸前にタイミングよくAボタンを押すとハイジャンプが可能。
攻撃面も優秀。通常攻撃やジャンプ攻撃は範囲とリーチに優れ、ランニングアタックは発生や持続が良い。
また、意外にもピーナッツポップガンの威力はココナッツキャノンと同じ。これらの性能からドンキーやチャンキーよりも戦闘が得意でバトルアリーナでも使いやすい。
総じて狭い足場や段差が多い場所に向く。タイニーの方が特化しているが、探索しつつ敵を蹴散らすプレイングがしたいならディディーが適任。
性能面で欠点らしい欠点はない。無理矢理挙げるならバックフリップというアクション自体の重要度が低く、性能差が活きる場面も用意されていないこと。

武器:ピーナッツ・ポップガン
楽器:エレキ・ショッカー

スプリングテール(コングパッド)
尻尾をバネのように使うことでバックフリップよりも高くジャンプする。

バレルジェット(コングバレル)
バレルジェットを背負い空中を飛び回る。
装備中にBで武器使用。Zでホバリング。
スティックを後方に倒せば、前進と同じ要領で後退もできる。
挙動が独特なので慣れが必要。この技でリングをくぐり続けるミニゲームは、ホバリングや後退を使いこなせないとトラウマ級に難しい……かも。

ディディータックル
勢いを付けて頭から突っ込む体当たり。メインの用途は壁のスイッチを押すこと。
一応攻撃にも使えるが、無駄の多いお遊び技。
実は溜めている間も攻撃判定があるため、向かってくる敵を返り討ちに出来る。逆に、突進の終わりになると攻撃判定はあるがダメージは0という罠がある。

LK ランキーコング

今作初登場のキャラクターで、コングクルーでは珍しいオランウータン。
ひょうきんな性格で、こてこての関西弁と伸び縮みする長い手が特徴。瞬時に逆立ちしたり、演奏が難しいトロンボーンを難なく吹いたりとコングクルー随一のテクニシャン。実は本気を出しておらず、ラスボス戦では今までの倍以上に腕を伸ばす。
攻撃面ではドンキーやチャンキーを差し置いて最強と言って良い。通常攻撃がリーチも範囲も優れていて優秀。ランニングアタックは見た目より判定が小さく、良くも悪くも普通の攻撃。ジャンプ攻撃は攻撃としては最弱クラスであるものの、空中制御としては優秀。
弱点としてはジャンプ周りがネックで、探索には向いていない。バックフリップの隙が大きく、武器の威力も最弱だが多用するアクションでもないので問題なし。
総じてステージ攻略よりバトルアリーナ向き。

後年、Wiiで発売されたドンキーコングのレースゲーム『ドンキーコング たるジェットレース』で8年ぶりに登場した。

武器:グレープ・シューター
楽器:トロンボーン・クラッシュ

ランキーバルーン(コングパッド)
腹がふくらんで、風船のように宙に浮く。
バレルジェット並に挙動が独特であるため、やはり操作に慣れが必要。

ハンドウォーク
逆立ち歩き。普通では滑って登れない上り坂もなんのその。
デモムービーでは垂直な壁をも縦横無尽に駆け巡る。
たが共通エリアには、ハンドウォークじゃないと登れない坂はまるで用意されておらず、スピードアップ等の付加価値も無いためかなり地味。

ハンドスプリント(コングバレル)
ハンドウォークをしながら高速移動。
そんなアホな!と思えるが、走る際には手を使うランキーだから出来るワザ。
通常では制限時間に間に合わない仕掛けがあればこれの出番。やけに取得が遅め。

アニマルフレンドのエンガード(カジキ)に変身可。

TN タイニーコング

今作初登場のツインテールが特徴の紅一点。かなりちんまいが、れっきとしたメスのゴリラ。「ワニのケツを蹴り飛ばす練習でもしようかしら」と言い放つオテンバな性格。
くるくるパラシュートを用いた探索能力はピカイチ*3。バックフリップも縦横どちらにも良く動き使いやすい。下記の欠点もダッシュアタックやスペシャルアタックでフォロー可能。
あらゆる攻撃の判定が小さく、ランキーと並んで武器も最弱なため、可能なら敵は無視した方が良い。
また、くるくるパラシュートがぶっ刺さる場面というのは実際のところ極僅か。

後年、ランキーと同じく『ドンキーコング たるジェットレース』で再登場したが、その際は本作から大きく成長した(としか思えない)ティーンエイジャー風のキュートな容姿となっており、ファンを驚かせた*4
さらにその容姿が人気を博したか、本作64勢の中で唯一『スーパーマリオスタジアム ファミリーベースボール』でドンキーコングシリーズ外にも登場するという快挙を成した。

武器:フェザー・ボウガン
楽器:サックス・ハリケーン

タイニーワープ(コングパッド)
対となるもう一方のパッドにワープする。

ミクロコング(コングバレル)
体がぐっと縮み、小さな穴に入り込めたり、スコークスに運んでもらえる。
一方で攻撃力はそのままなのでアントマンよろしく、小さいままクレムリンをぶっ飛ばせる。
オレンジの爆破判定も小さくなってしまうがそこは愛嬌。直接当てればいいし。
性質上、タイニーは他のクルーより冒険できるエリアがかなり多め。

くるくるパラシュート
髪の毛をプロペラみたいに回して、ジャンプの滞空時間を大幅に伸ばせる。
明らかに普通のジャンプでは届かない場所への移動に欠かせない。と言っても、そういう場所はタイニー専用エリアで、共通エリアでは割と持て余す。
高所から使用すれば、ダメージを受けずに着地できる。


CK チャンキーコング

こちらも今作初登場の、最後のクルー。
ドンキーをも凌ぐ2000パウンドもの体格を誇り、言葉の合間に「ウッホ」とはさむのが口癖。その性格は気弱で臆病。タッグバレルで選ぼうとすると慌てだし、挙句に隣のタイニーを勧め別のコングを選ぶとホッとしている。タイニー…
言動が子供っぽいので、意外とクルーの中では最年少なのかもしれない。ちなみにスペシャルアタックはゲップである。きったねえな。
クルー随一の怪力により、重たいものを持ち上げられる。
実は直接攻撃の威力は他のクルーと同等。なんならリーチや範囲で負けているため弱い。パイナップル・ランチャーだけは最高の威力だが、カスプラットにしか意味がない。また、身体がデカいために被弾しやすい。
一方で通常ジャンプが最も高く全体的に優秀でありながら背も高いため、本来バックフリップで登るような段差を通常ジャンプで越えられる。ジャンプ攻撃による空中制御も優秀であり、その他アクションも軽快という実に使いやすいキャラクター。バックフリップだけは性能に難があるものの、クリスタルどうくつのカスプラットに向かうときぐらいしか使わないので問題なし。
つまり基礎スペックは「戦闘面が弱く、移動面は優秀」というイメージと真逆の性能をしている。

そして彼も『ドンキーコング たるジェットレース』で再登場……かと思いきや、なんとチャンキーだけは本人が登場せず武器のパイナップル・ランチャーだけ登場という憂き目に遭っている。
その後は長らく音沙汰が無く、64以降もコングと名の付くキャラが増えていったこともあり「このままDKシリーズの歴史に埋もれてしまうのか」とファンからは危惧されていたが、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』にて装いも新たにおよそ23年半ぶりに復活を果たした。

武器:パイナップル・ランチャー
楽器:トライアングル・ウェーブ

ゴリラゴーン(コングパッド)
体を透明化させ、敵や罠の目を掻い潜れる。
また、見えなかったものが見れるようになる。
ただし帽子と上着はそのまんま。

グレートチャンキー(コングバレル)
巨大化する。
その増大した腕力と体重は謎解きに役立つ。
クリッターやクラップトラップを触れただけで倒せる他、オレンジの判定も大幅に広がる。
実はジンガー等の空中にいる敵には無力。
巨大な敵と対峙する場合もあり、怪獣映画さながらのバトルが繰り広げられる。

パンチパンチ
メガトンパンチをくり出す。
これでしか破壊出来ないオブジェクトがあったり、クランクという名前の通常攻撃が通用しない敵を倒せたりする。
隙は大きいものの、その火力はオレンジを上回り、最強クラスの雑魚であるカスプラットをたったの3発で倒す。そう書くと強そうなのだが……
とはいえ、あるシチュエーションではこの技が輝く。

◆その他のコングファミリー


クランキーコング

初代ドンキーコングにして、現ドンキーの祖父。
各ステージに「クランキー・ラボ」を構え、薬でスペシャルアクション等を習得させてくれる。
孫であるドンキーに対してだけは辛辣。とはいえ他のコングに対しても大概口が悪い。
ある意味、ラスボス前の最後の門番でもある。詳しくは後述。

ファンキーコング

サーフィン大好きな陽気なコング。
いつもは飛行機乗りだが今回は武器商人。
各ステージに「ファンキーのおみせ」を構え、装弾数のアップや弾薬補給をしてくれる。
ひそかにオレンジの装弾数や補充もやってくれる。
ちなみに、本作だけ他のシリーズと口調が全然違う。

キャンディーコング

ドンキーのガールフレンド。
前々作前作と出番がなかったが、久々の再登場。
各ステージに「キャンディー・ミュージック」を構え、楽器の販売やライフであるスイカの増加を行う。

リンクリーコング

クランキーの奥さん。前作の登場を最後になぜか死んでしまった。ふつうに考えれば老衰だろうか。
幽霊になってしまったものの、魂は元気なままのようだ。
ステージ入口で各コング達のアドバイザーとして登場。

スコークス

シリーズ皆勤賞のオウム。
アドバイスをくれる他、バナナやミクロタイニーを運んでくれる。
意外と口調が荒い。ガァーッ!

バナナフェアリーの女王

通常のフェアリーたちに比べてかなりの巨体を誇る女王様。
クレムリン軍団襲来の際に驚いて散り散りに逃げてしまった仲間たちを助けてほしいと頼み、バナナカメラと衝撃波の技を託す。
衝撃波はクリスタルココナッツ消費なので、終盤までコングバレルを扱えないランキーもこれでクリスタルココナッツを拾えるようになる。


◆クレムリン軍団など


キングクルール

お馴染みドンキーたちの宿敵である、クレムリン軍団のボスワニ。今作ではコング達の数倍もの巨体。
兵器「ブラストマティック」で島ごとコング達を破壊しつくさんと企てる。
恐怖政治でクレムリン軍団をまとめ上げる独裁者だが、バカばっかりな部下たちに頭を悩ませる苦労人な一面も。

スナイド

元クレムリン軍団だが「信用できない」という理由でクビにされた為、復讐を決意したイタチ。
各ステージに「スナイドHQ」を構え、ブラストマティック砲の設計図と引き替えにゴールデンバナナをくれる。
設計図自体も重要アイテムなので、彼のゴールデンバナナは優先して狙うべき。

クランジー

キングクルールの弟。クルールよりも大柄だが争いを好まない温厚な性格で、兄のDKアイランド破壊計画に反対したため牢に閉じ込められている。
各ステージのボスキーを入手して牢のカギを開けると思いっきりはしゃぎまくる影響で次のステージの扉が開く。どういうことだよ

トローフ&スコーフ

豚&カバのコンビ。トローフが豚でスコーフがカバ。
ステージ内で集めたバナナをスコーフに食べさせて、トローフの足場を上げとボス部屋への鍵が開かれる。もちろん、後半のステージほど要求されるバナナの総数が多い。
ボス戦勝利後はコイツ等の部屋に通じるドアが消滅する。
ちなみにスコーフは一切のセリフを喋らない。
アニマルフレンドともクレムリン軍団とも言いがたく、どういう存在なのかは不明。

ブロッカー

各ステージのエントランスでステージ入口であるDKドアの前に立っている門番。
かなり長い間立たされっぱなしだったみたいで、相当イライラしている。一応キングクルールの手下らしいが、言動的にかなり怪しく、指定された数のゴールデンバナナを持っていけばすんなりとどいてくれる。
実はステージごとに特定のコングで隠しコマンドを入力することで必要ゴールデンバナナをまけて貰える。
この時に「キングクルールをやっちまえ!」と言い放つのでやっぱり忠誠心はなさそうである。

クラッシャ

アニメ版にも登場した、クレムリン軍団の一員であるムキムキなワニ。
本編での出番は無いのだが、条件を満たすと対戦モード「コングバトル」のプレイヤーキャラとしてクレムリン軍団ながら使用可能になる。アニメ登場キャラということでのファンサービスか。
直接攻撃はリーチが異常に短く使い物にならない。ドンキーやタイニーのようにダッシュアタックを持つが、こちらも性能控えめ。
一方で武器は無茶苦茶強い。弾薬はオレンジ爆弾で、唯一のスイカ1.5個分ダメージかつ爆風が発生するという壊れ仕様である。しかも爆風には自爆判定が無い。

◆アイテム


  • ゴールデンバナナ
\ドン♪ ドン♪ ドンキーコング♪/

光り輝く巨大なバナナ。
バンカズでいうジグソー、マリオ64でいうパワースターに該当するコレクトアイテムで、ステージ入口の門番に指定個数を見せないとステージに入れない。
1ステージに各コング5本ずつの計200本(+1)が存在する。
獲得条件が複雑かつ厳しいものが多く、さらにその数の多さから完全コンプリートは非常に難しい。
ゴールデンバナナバレルのミニゲーム『ノーティおとし!』は有名だろう。

一方で本編ストーリーを一通りなぞる上での必須個数自体は緩く、全体の半分となる『100本』を集めればラストステージの「ハイドアウト」に突入できるようになっている。

条件を満たして獲得可能になった際の……

Oh...Banana...!

……という天の声が耳に残りやすい。

  • バナナ
こちらは何の変哲もない普通のバナナ。
1本だけのもの、5本分のバナナバンチ、ウェポンで割ると10本分もらえるバナナバルーンが存在する。
シリーズ恒例ながら、本作での役割は従来とは一線を画す。
1ステージに各コング100本ずつ存在し、ボスフロアを開ける為にはそのステージのバナナが指定数必要になる。
一番条件が厳しい「ゾゾゾ~キャッスル」で400本必要(つまり各自平均80本拾う)。
75本集めるとバナナメダルが得られる。クランキー・ラボのミニゲームプレイの為にこれが15枚必要。
ちなみに勘違いされがちだが、バナナ自体は別に100本集めずともコンプリートには関係ない。専用のジングルが流れる程度。

  • 設計図
強敵カスプラットが所持している「ブラストマティック砲」の設計図。
各コング1ステージに対応した1枚が存在、計40枚存在する。
全く未入手でも理論上クリア自体は可能だが、スナイドに設計図を渡した数だけハイドアウトの制限時間が増えるという設定であり、未入手だと突入して10分以内にブラストマティックを停止しないといけないため難易度が上がる。

  • クラウン
金色の王冠。
各ステージに1つ*5ずつ設置されている『バトルアリーナパッド』からチャレンジできるバトルアリーナをクリアすると獲得。
1つでも持っていればコングバトルのモードを選択できる他、ストーリー上において特別な役割を果たすため最低4つは必要。

  • バナナコイン
アクションやアイテムを購入する為に使う硬貨。
五色あり、獲得と消費もコング毎。
五色に輝く『レインボーコイン』というものも存在し、これを取得すると全コングのコイン数がそれぞれ5枚ずつ増える。

  • バナナフェアリー
妖精。全部で20匹おり、バナナカメラ(Z+C下)で撮影することで捕獲できる。
ちょうど真ん中にくるように構えてシャッターを押せば捕獲成功、消費アイテムのほとんどが全回復する。
さらに一部アイテムは上限数も増え、捕獲した数により特典が解放される。
全てを捕まえるとレア社のロゴ入りゴールデンバナナがもらえ、さらに全ての消費アイテムが無限に使用できる「チート」モードが解放される。

取るとコング達の体力が回復する。
基本的に敵を倒すと手に入る他、4つ入りの箱が置いてあることもある。

  • 弾薬
ウェポンの弾丸が5発分入っている箱。
弾はコングごとに違うが、数は共有している。
ホーミング弾の弾薬箱は赤く、弾丸の絵が描いてある。通常弾とは別個に所持可能で、最大数も通常弾と同じ。

  • ヘッドフォン
青いヘッドフォン。
触れると楽器の使用回数を最大値まで回復する。入手ではなく固定配置なので、何回使っても無くなることはない。
便利なアイテムだが、いかんせん配置数が少ない。
また、楽器の使用回数はコングごとに共有していない。

  • オレンジ
Z+C右で使用。
見た目は果実のオレンジだが、実は爆弾
投げてしばらく弾んだ後に爆発する。意味はないが、水中ではゆっくり沈んでいくレア社こだわりの仕様。
クランプやクラップトラップ(紫)は撃破時にこれを落とす。
威力は高く、普通の攻撃では倒せない敵にも効くが、爆風を受けると自分もダメージを受けてしまうので注意。
敵側も緑色のオレンジを使用する。ちなみにクランプはたまにこのオレンジを食べているのだが、胃の中で爆発してもゲップするくらいで大した影響は見られない。どんだけ頑丈なのだろうか……
ある程度は敵を狙って投げるため、照準と組み合わせれば高い命中率が見込める。また、床や壁から跳ね返る時にも軌道修正してくれる。

  • クリスタルココナッツ
クリスタル状のココナッツ。アニメ版でも同名のアイテムが登場するが、こちらは角ばっている。
コングバレルを利用したアクションや、スペシャルアタックで消費される。

  • フィルム
バナナカメラのフィルム。
カメラの使用回数を回復する。

  • レアコイン & N64コイン
レア社とニンテンドー64のロゴが入ったコイン。
それぞれ、特定のミニゲームをクリアすると入手が可能。詳細は後述。


◆ステージ


0.DKアイランド

エントランスステージ。ゲーム開始時にはここからスタートされる。
ドンキーの顔型の島を中心に、クルールの移動島をはじめとするいくつかの島が浮かぶ。


1.ジャングルガーデン

広大な森。最初のジャングルということで、BGMはお馴染みのあの曲。
別のエリアに繋がっている洞窟が数多く存在し、最初のステージの割に結構広大。
ディディーが監禁されている。

ボスはアーミィの親玉であるアーミィ・ジロー
鎧と二丁砲台で武装されており、丸まっている間はいかなる攻撃も受けない。
ただし、顔を出している時にTNTを当てるとダメージを与えられる。
特筆するほどの強さはないものの、この時のこちらの体力はまだ4つしかないため油断は禁物。
敵が発射してくる火炎弾は、TNTバレルを盾にすれば半数ほど防ぐことができる。


2.アステカンウインド

時折砂嵐が吹き荒れ、巨大な遺跡が並ぶ砂漠地帯。
このステージの流砂地帯は入るとダメージを受ける上に動きが鈍るため注意。
ここから謎解きやアトラクションが本格化し始め、本作の真髄が見えてくる。
ランキーとタイニーが別々に監禁されている。

ボスは巨大飛行生物『ドガドン』
ドラゴントンボを組み合わせたかのような怪物。
ディディーがドガドンの子供を踏みつぶしてしまい、怒り狂って襲いかかる。
空を飛びながら火の玉を吐いてくるが、暫くすると地面に降り立つのでその隙にTNTを投げればいい。


3.マッドファクトリー

大規模な機械がずらりと並ぶ、寂れた玩具工場。
入ってすぐの所にキングクルールが描かれた絨毯があるがキングクルールが経営しているのかは不明。
とある部屋で経営状況を見ることができるが、その収支曲線は先行きに不安しか感じさせない。
中心部の機械は完全に稼働停止してしまっているので、再度電源を入れる必要がある。
BGMやボス戦、そして後述のDKアーケードなどのトラウマが立ちはだかる。ここから一気に難易度が向上するので気を引き締めたい。
チャンキーが監禁されている。

ボスは巨大ビックリ箱の『マッド・ジャック』
狭い青と白の足場群の上での戦いとなっており、自らの巨体で押しつぶそうとしてくるため逃げ回らなければならない。
しばらくすると今度は火の玉で攻撃してくるのだが、この時マッド・ジャックのいる柱の色と同じ色の柱にあるスイッチを押すことでダメージを与えられる。
ただし、焦って違う色のスイッチを押すとこちらがダメージを受けてしまうという鬼畜仕様。
後半戦になると、柱全体を攻撃するレーザーを射出したり、姿を消してくるなどバリエーションが増えてくる。
C↓で視点を広角にするだけでも、かなり難易度が低下する珍しい相手。


4.ガリオンとうだい

灯台が立つエリアと沈没船が沈むエリアが洞窟によって隔てられている入り江。
ステージ全体の水位を操作するスイッチが各所に存在する。
水中操作に慣れていないと厳しいので要練習。説明書に書かれている「眩暈がするほどの深さ」が決して誇張ではない水深がある。
水中は迷いやすいので、まずは水上に出てから探索し、垂直に潜るようにすると位置関係を把握しやすい。
海賊船にはキャプテン・クルールの肖像画が存在する。

ボスはパフタップの親玉である『パフトス』
今までのボスたちと違い、ボートに乗りながらの戦いとなる。
周りに設置されたDKマークを時間内に5回くぐることでダメージを与えられる。
一見すれば簡単そうだが、ボートの独特な挙動、回数を重ねるたびに短縮される制限時間、火の玉や大波といったパフトスの猛攻の三重苦で結構苦戦する。
マークの位置は固定だが「くぐる度に1つ出現する(=場所を選べるわけでは無い)」という仕様な上にくぐってから次のマーク出現までにはラグがあるほか、前のマークと同じ場所に再出現する事もある為、場所を理解しないと無駄に探し回る羽目になる。


5.ひるよるウッド

中央広場の巨大な時計台がシンボルマークの森。
ジャンボマッシュルームを筆頭に大自然を感じる一方で小屋や井戸が随所に見られ、どこか生活感が漂う。
時計台のスイッチを押すことで昼と夜を切り替えることができ、行ける場所やイベントが変わる。
実はレア社の過去作であるバンジョー&カズーイの没ステージを再利用している。

ボスは再び『ドガドン』
マグマから這い上がってきたその姿にビビったチャンキーは即土下座を決め込むのだが、もちろん受け入れてもらえる筈もなく…。
基本的にはアステカ戦と同じだが、火の玉に爆風が付く・衝撃波を発生させる・迫りくる炎の壁など攻撃方法が増えた。
さらに後半戦ではステージごとチャンキーをマグマに沈めようとしてくる。
TNTをぶつけた後にコングバレルが出現するので、大きくなってタコ殴りにし、ステージがマグマに沈む前にぶちのめすという流れ。
100秒の時間内に倒せなければマグマに飲みこまれて強制的にミスとなる。
実は特定の動作をすると即座に決着ムービーを呼び出して瞬殺出来るというバグがある。その為ガチ勢(及びその動画)からは最も可哀想なボスと語られることが多い


6.クリスタルどうくつ

その名の通り、クリスタルに覆われた寒冷な洞窟。
至る所にログハウスやイグルーが立ち並ぶ他、氷の城なんかもある。
幻想的だが入ったばかりのころは頻繁に落石が起こるため、原因を排除するまで思う通りに探索できない。
また、かなり複雑に入り組んだ構造のため、迷いやすい。
各アトラクションの難度も非常に高いため、終盤らしく一筋縄ではいかない。

ボスは再び『アーミィ・ジロー』
今回はクリッター達から改造を施され、新たにジェットパックと超巨大大砲で武装。
前半はジャングル戦と同じだが、後半は上記の装備を使い、衝撃波や巨大火炎弾、追尾ミサイルで攻撃してくる。
かなりの猛攻を仕掛けてくるが、実は肝心の後半形態はTNTバレルを一回当てただけで終わってしまう。
ぶっちゃけ前半はジャングル戦に毛が生えた程度、後半も見た目ほどの火力は無く、対してこちらは体力が12に増えているため、ドガドンと比べて強化幅が悲しいことになっており、ここまで来たプレイヤーなら楽勝。


7.ゾゾゾ~キャッスル

夜の闇に包まれた嵐の古城。「ゾゾゾ〜」という名前の通り、何かと不気味な描写の多い本作の中でも特に不気味なステージ。
かなりの高所に位置するステージのため、外周部で足を踏み外して場外に転落しようものなら即死である。
城内はすっかり荒れ果てている他、地下には埋葬所まで存在し、ステージ通して骸骨や幽霊といったオバケが多数登場する。
一方で、一つ前のクリスタルどうくつに比べるとステージ構造もアトラクションも幾分素直(例外あり)。
クルールとの関係は不明だが、キングクルールの描かれたタスペトリーやキャプテンクルールの肖像画が飾られている事からキングクルールの居城だと思われる。

ボスはクルールのハリボテである『キング・カットアウト』。一応クリッター達が運んでいるらしい。
ハリボテの癖に一瞬で違う場所に移動するなどかなり素早い。あと笑い声が妙に鬱陶しい。
このボスはコングクルー全員で挑戦する特別仕様。
4か所に設置されたタル大砲に入り、カットアウトに体当たりすればダメージを与えられるが、外してしまうとそのコングはその場でリタイア。次のコングに強制交代させられる。
交代しても通常と違って体力は回復しないし、全部のコングがリタイアしてしまうと強制的にこちらの負けとなってしまう。
三回体当たりする度にどんどん壊れていき、その都度偽物が現れたり、一瞬しか姿を現さなかったりと動きのバリエーションが変化。
特に最後の高速移動は慣れるまでタイミングが掴みづらく、かなりの初見殺し。
反面、攻撃自体はそれほど激しくもない上、時折湧くクリーパを倒す度にスイカを落とすため、体力の不安はあまりない。


8.ハイドアウト

いよいよ来たクレムリン軍団の本拠地。要塞飛行船の2ステージに別れている。

要塞

移動島の上部にある要塞。
コング達の侵入により「ブラストマティック砲」が起動されたため、時間制限があり、その間にクリア出来ないとゲームオーバー
後述の設計図をスナイドに渡せば設計図1枚につき制限時間が1分延長される(最小10分~最長50分)。
「ブラストマティック砲」停止後は、ボスのキングクルールはここから逃亡してしまうが、その後の飛行船ステージにて最終決戦を行なう。

飛行船

キングクルールが飛行船で逃亡中自由の身になったクランジーによって(意図せず)撃墜され、墜落。
ボスはクレムリン軍団大将キング・ク・ルールで、リングネームは『キング"クラッシャー"クルール』。
墜落した飛行船に入るとそこはボクシングのリングになっており、ここで3分12ラウンド、コングクルーvsキングクルールの最終決戦の火蓋が切られる。

ドンキーから始まり、ラウンド内にクルールからダウンを取れば次のコングにバトンタッチ。最後のチャンキーでダウンを取れば勝利となる。
司会は「ズルはしない」と公言しているが、クルールがダウン時に勝手にラウンドを終わらせたり、12ラウンド以内に倒さないと判定によって強制敗北にされるなど、ある意味当然っちゃ当然だがクルールをめちゃくちゃ贔屓してくる。
一方、コング側もレフェリーがいないのでなんでもアリ。タル大砲で突撃、バレルジェットで照明落とし、トロンボーンでバナナの皮に誘導、ミクロコングで靴の中から指を狙撃、グレートチャンキーでガチンコの殴り合い…と、各々のアクションを活かしたバリエーション豊かなファイトが繰り広げられる。
実はちゃんとボクシングしているのはチャンキーだけだったりする。


◆その他モード


  • コングバトル
パーティー用モードで、ストーリーでクラウンを1個でも獲得すると解禁。
画面を分割してコング同士が広いマップ上でバトルロワイアルする「モンキースマッシュ」と、1画面上の小さいフィールドで戦い合う「バトルアリーナ」の2種類。
モンキースマッシュはぶっちゃけると簡易的なTPSであり、バトルアリーナはメインゲームでもお馴染み。意外と燃える。

  • ランビ・アリーナ
1人用スコアアタックモードで、バナナフェアリー6匹捕獲かつランビ変身達成で解放。
制限時間60秒間で、ランビを操作して無限湧きするノーティを倒しまくり、スコアを稼いでいく。
通常ノーティが2点、金ノーティが10点。連続で倒すとコンボが繋がり、その間に稼いだスコアが2倍になる。
普通にやるだけでもなかなかに爽快だが、高スコア獲得には金ノーティをコンボに組み込む事が必須。

  • エンガード・アリーナ
1人用スコアアタックモードで、バナナフェアリー6匹捕獲かつエンガード変身達成で解放。
制限時間60秒間で、エンガードを操作して設置されているスターを潜りまくり、スコアを稼いでいく。
水中のスターが5点、空中のスターが20点。同じスターを延々と潜り続けてもOK。
ジャンプを上手く制御できるか否かで大きく変わる。パターン化できればランビを遥かに上回るスコアも。

  • ボスバトル
バナナフェアリー10匹捕獲で解放。
ストーリーで倒した事があるボスを自由に選んでバトル出来る。
スイカの数はボスのステージ毎に準拠。

  • DKアーケード
マッドファクトリーに設置された、アーケード版ドンキーコング。かの有名なマリオ初登場の作品。
いきなり残機0のオワタ式から始まるなど難易度がとんでもなく高いため投げ出しがち。なのだが……

初回クリア時にはゴールデンバナナ、二回目クリア時にはN64コインが手に入る。
実はストーリーモードをクリアするにはこのN64コインが必須なため、この高難度ゲームを最低でも2回はクリアしなければならない。しかも2回目は難易度上昇。*6
クリアを目指す全プレイヤーの壁として立ちはだかり、今もなおトラウマの人も多いとか。

  • JETPAC
開発担当のレア社の過去作品。
バナナメダルを15枚集めてクランキーラボに行けばプレイ可能。
宇宙飛行士を操作して、ビームでエイリアンを倒しながらロケットのパーツを集める。
5000点以上獲得でレアコインが出現し、触れることで入手する。
N64コイン同様クリアに必要なコインなのだが、DKアーケードに比べれば難易度は比較的マシな部類に入るので慣れれば取りやすい。
ステージを進む必要はないことに気がつけばコインは目の前。


◆余談

  • その後の展開
本作の発売から数年後、『スーパードンキーコング』シリーズからアクションゲームを作り続けたレア社が任天堂からマイクロソフトに売却された為か、ドンキーコングのアクションゲームは11年後の『ドンキーコングリターンズ』まで途絶えてしまう事になり、本作はレア社が手掛けた最後のドンキーコングシリーズとなった。
箱庭アクションとしての復活は25年後の『ドンキーコング バナンザ』を待つ事となる。

  • 血の繋がり
海外版の設定ではタイニーはディクシーの妹、チャンキーはディンキーの兄とのこと。尚、クランジーはクルールの手下という設定になっている。

  • スマブラなど
スマブラにディディーが参戦した際は「ピーナッツポップガン」や「バレルジェット」など、本作が初出の技が多く実装された。
後のドンキーコングシリーズにも受け継がれている。
また、スマブラSPに参戦したキングクルールの最後の切りふだは「ブラストマティック」となっており、その内容は強力なエネルギー砲でファイターをドンキーコングアイランドごと吹っ飛ばすという演出。仕様上DKアイランドが何回も吹っ飛ばされる。

  • バナナのあれこれ
ドンキーとチャンキー以外が入手できる赤、青、紫のカラフルなバナナ。食欲を失わせる色をしたなんとも非現実的なバナナ……と思われがちだが、実はこのような色をしたバナナ、なんと実在する。
赤や紫は「モラードバナナ」というフィリピン原産のバナナで、「モラード」とはスペイン語で「紫」の意。その名の通り未熟な状態では紫色をしているが、熟すとだんだん赤くなってくる。濃厚でねっとりとした味が特徴だとか。
青いバナナは「ブルージャバ」というもので、これは遺伝子組み換えによって生み出された品種。若い頃はその名の通り青色をしているが、熟すと通常の黄色になっていき、その味わいから「アイスクリームバナナ」とも通称されているそうな。

  • Jetpacについて
本作のミニゲームとしても収録されているレア社の過去作のゲームタイトル「Jetpac」だが、元々レア社の前身となる「ultimate play the game」ことultimate社によって1983年にコンピューターゲームとしてリリースされ、大ヒットを記録した作品となっている。しかし、1980年代の後半でultimateの社名は売却されてしまい、その灰の中から誕生したのがレア社となっている。

レア社がMicrosoftの傘下に入った後の2007年には『JET PAC REFUELLED』というリメイク版がXBOX LIVE ARCADE向けに配信されており、新たに制作されたリメイク版に加えて本作でも遊べるオリジナル版も収録されておりマルチプレイモードによる多人数プレイも可能となっている。

  • 処理落ち
タイトル画面のデモムービーでは各コングごとのプレイ映像が流される。ドンキーの場合はコンゴジャングル序盤の池の向こうのツタを登り、ツタのロープを移動してその先の大砲に入るまで。
この時WiiU版は処理落ちがないせいで行動が本来のものと同期せず、ツタロープに乗れずに落下してしまう
他にも「いやいや・コング!」は処理落ち込みの難易度調整が施されていたため画面の遷移が冗談を疑うほど速く、タイム連打なしの攻略が最早無理ゲーと化している。
しかしSwitch版では本編の処理落ちはWiiU版同様軽減されているにも関わらず、なんとタイトルデモといやいやコングのみ、64版の処理落ちまで再現していた。ノーティおとしやひるよるウッドのウサギレースは特に調整されていないので巻き戻し機能を使って頑張ろう

  • ネタバレ


追記・修正はゴールデンバナナ201本集められた方にお願いします。


この項目が面白かったなら……\オッケェイ!!/

最終更新:2026年06月30日 00:12

*1 ディディーのバックフリップだけはパンチパンチと同等の飛び抜けた火力。とはいえカスプラットと遊ぶ時ぐらいにしか活かす機会がない

*2 ハンドスプリントなど、コングバレルを使った技は除く

*3 逆にこの技なしだとジャンプ周りの性能はワーストクラス。壊滅的ではないし、すぐ克服できるので欠点にはなりにくい

*4 正確には海外でのみ発売された『ディディーコングレーシングDS』が初出

*5 DKアイランドは2つ

*6 一応難所であるステージ3に入る前に1UPできるため、一概に難易度が上がったとも言い切れないのだが、そもそもこれを2回クリアしないといけない時点で厳しいプレイヤーも多い