ラシック・フォン・シュヴァーケリン
[解説]
両親を流行り病で亡くし、15歳(705年)と言う若さで家督を継いでいる。
若くして伯爵位という権力を持ってしまった事でラシックは暴走を始める。
自由都市同盟で出土したという古代都市の残骸の所有権を買い取り、同盟の技師たちに魔導工学の代替品を作らせ復元を推進した。
その一方で、自身は帝国内で巨大ドック艦の建造を始める。
ラシックは膨大な財力を費やし、自身の目的を果たす為の「舞台」を作り上げて行った。
若くして伯爵位という権力を持ってしまった事でラシックは暴走を始める。
自由都市同盟で出土したという古代都市の残骸の所有権を買い取り、同盟の技師たちに魔導工学の代替品を作らせ復元を推進した。
その一方で、自身は帝国内で巨大ドック艦の建造を始める。
ラシックは膨大な財力を費やし、自身の目的を果たす為の「舞台」を作り上げて行った。
聖華暦710年、計画の始動から実に5年の歳月が流れていた。
同盟内で進めていた旧人類の機動要塞の復元は遂に成り。聖華史上初となる移動都市艦ステラが完成した。
そしてラシックが自ら設計した工業ドック艦シリウスもまた竣工し、その護衛艦となるアルマゲスト級戦艦3隻を加え、ここにラシックの私兵となるシリウス船団が結成された。
同盟内で進めていた旧人類の機動要塞の復元は遂に成り。聖華史上初となる移動都市艦ステラが完成した。
そしてラシックが自ら設計した工業ドック艦シリウスもまた竣工し、その護衛艦となるアルマゲスト級戦艦3隻を加え、ここにラシックの私兵となるシリウス船団が結成された。
シリウス船団が結成されるとラシックは領民に向けて演説をした。
自身の目的が帝国からの独立であること、何者にも縛られない自由なる思想を持ち、その上で失われた叡智の探求を目的とする近代国家を立ち上あげる、と。
自身の目的が帝国からの独立であること、何者にも縛られない自由なる思想を持ち、その上で失われた叡智の探求を目的とする近代国家を立ち上あげる、と。
そのカリスマ的演説に惹かれた領民たちはこぞって移動都市艦ステラへと移住した。
勿論、領民に対して都市艦のキャパは限られているので、移住者は厳正な試験と面接をパスした者のみが選ばれた。
こうしてラシックは帝国を捨て、シリウス船団という独自勢力を持って三大国という枠組みから外れた独立勢力となる。
勿論、領民に対して都市艦のキャパは限られているので、移住者は厳正な試験と面接をパスした者のみが選ばれた。
こうしてラシックは帝国を捨て、シリウス船団という独自勢力を持って三大国という枠組みから外れた独立勢力となる。
人となり
ラシック自身は優秀な技師であり、考古学者であり、類い稀な操縦センスを持った操手であった。
まさに天才と呼べるほどの多くの才能を授かった人間であり、そのカリスマ性は荒唐無稽な計画すらも実現させうると錯覚させるほどである。
まさに天才と呼べるほどの多くの才能を授かった人間であり、そのカリスマ性は荒唐無稽な計画すらも実現させうると錯覚させるほどである。
ラシックは才能のある人間、すなわち「天才」が世界を引っ張っていくべきだと考えており、己と同格と認めたものとしか親しくする事はない。
フェミニストであり、基本的に異性に対しては紳士的だが、前述したとおり無能と判断した女性に対しては傲岸な態度を取る。
彼が率いるシリウス船団および、その私兵集団であるフォーマルハウトはラシックのお眼鏡に叶った人材のみが集まるエリート集団と言える。
また、非常にプライドが高く、自身を利用する人間には死を持って報いる。
フェミニストであり、基本的に異性に対しては紳士的だが、前述したとおり無能と判断した女性に対しては傲岸な態度を取る。
彼が率いるシリウス船団および、その私兵集団であるフォーマルハウトはラシックのお眼鏡に叶った人材のみが集まるエリート集団と言える。
また、非常にプライドが高く、自身を利用する人間には死を持って報いる。
帝国を離脱しているが、出入り禁止にされてないのを良い事に帝国領土を闊歩したり、聖王国に船団ごと乗りこんだりと古代技術があるところなら周りの迷惑など考えず勝手気ままに行動する。
その有様から付いたあだ名が「独立放蕩貴族」である。
その有様から付いたあだ名が「独立放蕩貴族」である。
余談だが、ラシックが古代技術に執着する理由は幼少期に読んだ禁書に載っていた宇宙に憧れているからである。
彼の最終目的は再びスペースシャトルを作りあげ、人類を星の海という新たなステージに導く事であった。
彼の最終目的は再びスペースシャトルを作りあげ、人類を星の海という新たなステージに導く事であった。