ドラッフェン・ブルート
[解説]
聖王国赤龍騎士団に配備された魔導龍翼MK-Ⅱはこれまでの高高度跳躍の性能を劇的に向上させ、龍騎士達に文字通りの『翼』を与える代物だった。
しかし、その翼には使用回数に制限があり、内蔵するマナ・カートを使い切ってしまえばただのデッドウェイトとなってしまう。
しかし、その翼には使用回数に制限があり、内蔵するマナ・カートを使い切ってしまえばただのデッドウェイトとなってしまう。
戦場ではいちいち補給の為に後退するわけにもいかず、かと言って跳躍する機兵自身に予備のカートを持たせるのも重量増加による跳躍高度の低下を招くだけである。
ならばマナ・カート運搬に特化した機体があれば良い、そんな発想から開発が始まった。
赤龍騎士団では高高度跳躍を行う機兵が主力であり、それゆえにマナ・カート運搬用機体は戦闘力を求めずに運搬能力に特化する事が重要視された。
また魔導龍翼が高コストであったので、運搬機の調達コストをできる限り抑える為に従機として開発する事となった。
また魔導龍翼が高コストであったので、運搬機の調達コストをできる限り抑える為に従機として開発する事となった。
結果、ドラッフェン・ブルートは前述した通り運搬用従機であり、戦闘力など度外視されている。
その一方で最大18個のマナ・カートを持ち上げる膂力とフレーム剛性、フル積載状態で機兵に追従出来る機動力を持っている。
その一方で最大18個のマナ・カートを持ち上げる膂力とフレーム剛性、フル積載状態で機兵に追従出来る機動力を持っている。