装甲兵員輸送車(APC)『八三〇式』
[解説]
自由都市同盟は都市同盟軍研究所(開発局)にて開発され、同盟各地の軍で使用されている蒸気車両。聖華暦797年ロールアウトの先代車種、『七九七式』に代わる最新車種である。とりあえず安価に、とりあえず大量に歩兵を戦場で運搬するために作られた装甲兵員輸送車(APC)である。壱号車両のロールアウトは聖華暦830年1月。故に『八三〇式』と名付けられた。本来は『八二九式』になる予定であったが、年末年始のあまりの忙しさに実機完成が聖華暦830年1月4日の仕事始めにずれ込んだという事実により、このネーミングとなる。
基本、一応旧式従機の固定兵装に多い40mm魔導砲にはなんとか耐えられる程度の装甲を持ち、一個小隊27名を詰め込んで戦場を駆けるだけの代物。攻撃面では、銃眼からの歩兵用魔導砲に頼っており、固有の火力は持たない。同盟軍で採用している制式モデルの他、アルカディア帝国とカーライル王朝・聖王国に販売している輸出用モデルがある。無論のこと制式モデルの方が高性能だが、若干値段が高い。
基本、一応旧式従機の固定兵装に多い40mm魔導砲にはなんとか耐えられる程度の装甲を持ち、一個小隊27名を詰め込んで戦場を駆けるだけの代物。攻撃面では、銃眼からの歩兵用魔導砲に頼っており、固有の火力は持たない。同盟軍で採用している制式モデルの他、アルカディア帝国とカーライル王朝・聖王国に販売している輸出用モデルがある。無論のこと制式モデルの方が高性能だが、若干値段が高い。