ヴァレンタイン・ヴァーノン
解説
アルカディア帝国の暗黒騎士。年齢は26歳(聖華暦835年)。黒竜の世代の末席。V・VもしくはV2と呼ばれる事が多かった。後に、派手な活躍は無いものの常勝無敗だった事から、更に『ヴィクトリー』のVを重ねて『V3』の異名で呼ばれる様になる。一人称は『自分』。
細身の長身でなんとなく影が薄い、威圧感の無い男性。一見して迫力が無いので、一時期の弟子時代には暗黒騎士への昇格リストのラストに回されており、本当に暗黒騎士になれるか危惧されていた。
しかしながら皇帝ジークハルト・フォン・ユーゼス・アルカディア(鮮血帝)に見いだされ、その鶴の一声で正規の暗黒騎士に就任。そして命じられた任務は確実に過不足なく遂行し、その実力を示した。
しかしながら皇帝ジークハルト・フォン・ユーゼス・アルカディア(鮮血帝)に見いだされ、その鶴の一声で正規の暗黒騎士に就任。そして命じられた任務は確実に過不足なく遂行し、その実力を示した。
ただし活躍ぶりも他と比較するとちょっと地味であり、他の暗黒騎士が120%の成果を出すところ、彼はきっちり100%の結果を出して任務を終える。『暗黒騎士の中では』目立たない存在であった。
だが彼がもっとも活躍したのは、暗黒騎士たちの間の調整役としてである。アクが強く個人主義的で集団行動に向かない黒竜の世代暗黒騎士たちを上手くまとめ上げ、しかして自身はリーダーとしてではなく常に参謀的立場に居り、目立たなく地味に重要な立ち位置を崩さなかった。
だが彼がもっとも活躍したのは、暗黒騎士たちの間の調整役としてである。アクが強く個人主義的で集団行動に向かない黒竜の世代暗黒騎士たちを上手くまとめ上げ、しかして自身はリーダーとしてではなく常に参謀的立場に居り、目立たなく地味に重要な立ち位置を崩さなかった。
彼に華々しい活躍が無い事で、彼を侮る者も居なくはなかった。しかしながら黒竜の世代の誰もが、彼には一目置いている模様。誰もが口を揃えて、『奴にはたぶん勝てない。おそらくは負けもしないが』と語る。
保有する魔眼は『見敵の魔眼』。『基本は』、視界内に存在する敵意を視る事ができる魔眼であり、たとえば森に伏兵が隠れている場合などもこの魔眼の持ち主が一瞥するだけで、敵意の存在を看破してしまうためあっさりとバレる事になる。
しかしてこの魔眼の本質は、それを鍛え上げたときに発揮される。その本質は、視界内に存在する敵意そのものをある程度操作、制御する事が可能である点だ。たとえば敵軍の敵意を抑制する事で戦意をくじいたり、逆に敵意を限界まで上げることで暴発を誘ったりもできる。
また味方に同じように使って、戦いに逸る気持ちを抑制させて落ち着かせたり、あるいは低い戦意を高めたりも可能。
しかしてこの魔眼の本質は、それを鍛え上げたときに発揮される。その本質は、視界内に存在する敵意そのものをある程度操作、制御する事が可能である点だ。たとえば敵軍の敵意を抑制する事で戦意をくじいたり、逆に敵意を限界まで上げることで暴発を誘ったりもできる。
また味方に同じように使って、戦いに逸る気持ちを抑制させて落ち着かせたり、あるいは低い戦意を高めたりも可能。
師匠は老暗黒騎士サイラス・アシュバートン。
性格
苦労人。以上。
戦闘スタイル
変幻自在。あるときは両手剣、あるときは片手半剣、あるときは長剣と小剣の二刀流、あるときは大メイスに大盾、またあるときは……。と言った具合に、あらゆる武具、あらゆる防具を使いこなす。
また戦術面でも変幻自在であり、相手からするとやり辛い事この上ない。ある時は大威力で速戦即決の戦法を取るかと思えば、あるときは地道にじわじわと敵を削り取る。あるときは単騎駆けしたかと思えば、あるときは集団を指揮して緻密な戦術を駆使する。
また戦術面でも変幻自在であり、相手からするとやり辛い事この上ない。ある時は大威力で速戦即決の戦法を取るかと思えば、あるときは地道にじわじわと敵を削り取る。あるときは単騎駆けしたかと思えば、あるときは集団を指揮して緻密な戦術を駆使する。
ただしどう戦おうが、なんか地味な印象は受ける。他の暗黒騎士が120%の戦いぶりを見せるときでも、彼は100%しか出さない。しかし彼はどんな戦場、どんな状況でも100%を常に出し続ける事が可能。
試合などで他の暗黒騎士と戦う時などは、相手の弱点となる戦法を突き、自身の『幅広い手札』『たくさんある引き出し』という利点を活かして地味に地味に戦う。
試合などで他の暗黒騎士と戦う時などは、相手の弱点となる戦法を突き、自身の『幅広い手札』『たくさんある引き出し』という利点を活かして地味に地味に戦う。
搭乗機兵
暗黒騎士任命式典での三つの問いの答え
- 汝、何を護る
- 皇帝陛下、帝国の国体、そして帝国臣民を。
- 汝、何を討つ
- 帝国の安念を侵さんものを。
- 汝、何を誓約する
- 味方に和を、敵に滅びを。
セリフサンプル
「前の戦いの戦闘報告書、上がったかい? …………。手伝うから、すぐ提出してくれ。もう今日が期日なんだ。わかってるだろ?」
「さあ、仕事だ」
「ふむ、敵の動きは……。ここは無理をしてでも、敵陣を食い破った方がいいかな」
「自分が敵をひきつけているから、大尉は隊を率いて敵陣後方に回り込んでくれ」
「……許せないな。陛下の臣民を……。しかるべき報いをくれてやろうか」
「さあ、仕事だ」
「ふむ、敵の動きは……。ここは無理をしてでも、敵陣を食い破った方がいいかな」
「自分が敵をひきつけているから、大尉は隊を率いて敵陣後方に回り込んでくれ」
「……許せないな。陛下の臣民を……。しかるべき報いをくれてやろうか」