ツェアレーゲ - 聖華世界 @ wiki

ツェアレーゲ

[解説]

中位の土魔法で、土魔法で作った石や金属などの物体を分解する効果を持つ。

術者の力量によるが、攻撃魔法が相手ならば、並の術者でも土魔法ストーン・ブラストを打ち消すくらいは十分に出来る。
また、格上の術者や中〜上位魔法が相手でも関係なくこの魔法分は威力を減衰させる事が可能である。

戦場ではクレイウォールやアイアンピラーのように物理的な障壁となり得るものを消滅させることや、土魔法によって作られる城壁への足場や土魔法で修復された壁面を軟化、崩壊させるなど、戦略的な意味でも効果が高い。

ただし、土魔法で造られてすぐのものは内部の魔素が励起状態の為、介入しやすいが、時間の経っているものは物体内部の魔素が定着している為、崩壊させるのにとても時間がかかる。

物体内部の魔素を励起状態にする事が出来れば、崩壊させやすくはなるのだが。

この他に変わった使い方として、『土魔法を用いて剣の刃を作る』といった武器があったとして、この魔法を応用して、納刀時には魔法で作った刃部分を消しておく、物理的なビームサーベルのような使い方もある。

詠唱は「土塊の造形　偽りの形を成すものよ　塵へと還れ　ツェアレーゲ」