狩装兵 ガウルグ・ウォルブ
［解説］
カナドの機兵鍛冶師ユージン・ラクト・ファミリアが製作した狩装兵。ユージンの手製の記憶媒体（科学製）が搭載されており、操手の戦闘データを記録する。これにより、機体の中にデータが蓄積され、戦闘において操縦の最適化と補助を行ってくれる。
同じ物を搭載した機体は他にもアヴァール・ロードラ、ガウウル・ザンバー、ビャーク・フレッシャなどが存在する。この記憶媒体はユージンが制作した、殆どの機体に搭載されており、ユージン製の機兵の特徴となっている。
同じ物を搭載した機体は他にもアヴァール・ロードラ、ガウウル・ザンバー、ビャーク・フレッシャなどが存在する。この記憶媒体はユージンが制作した、殆どの機体に搭載されており、ユージン製の機兵の特徴となっている。
人魔大戦中期に難民として南方へと逃れてきた、ユージンを始めとするラクト族。その受け入れをしてくれた聖王国に対する、お礼の品として作られた幾つかの狩装兵の１つがガウルグ・ウォルブである。この機体の装備は、狩装兵であるため、基本的に標準武装として二振りの大小の刀を持っている。ただしこの機体は聖王国の基準であれば軽機兵に分類される種類の物であり、それが故にこの大小二刀は通常サイズよりも小ぶりな物になっている。
この機兵は前述した通り、聖王国では軽機兵とされる分類の機体だ。そのため装甲は極めて薄く、狩装兵の標準どころか聖王国製の機兵一般から見ても弱い部類に入る防御力しか持ってはいない。しかし腕力や膂力に関しては下手な大型機など一蹴するだけの力を持っており、更に言うならば機動性では高機動機の名機たるビャーク・フレッシャをも凌駕する性能を見せる。流石に跳躍力に関してはそのビャーク・フレッシャに一歩譲るが、地面に於ける平面での機動性能については圧倒的であり、その動きはまさしく狼のごとし、である。この機体の戦いぶりもまた、狼の狩りの様であり、これから逃れられる敵はまず居ないであろう。
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