機甲師団第四師団クレッセン
[解説]
自由都市同盟を護る主力艦隊である機甲師団の1つ。
その中でも機兵母艦とそれを防衛する陸上巡行艦、陸上駆逐艦を中心に構成されており、陸上戦艦は保有していないという割り切った編制になっていた。言わば空母打撃部隊的な師団であったのだ。しかしながらこの師団は、魔王級魔獣バフォメットの第二次侵攻に際し、アンドレイ・スプーン准将の軽率な指揮により、第三師団フラタニル、第五師団タイタニア、第六師団ミシディアンと共に壊滅の憂き目に遭う。
更に旗艦である大型機兵母艦を撃破され、司令官である提督も戦死。残存兵力は第三師団フラタニルの指揮権を掌握したモーゼス・ディラック准将(当時)の指揮下に入り、その後撤退する。
その中でも機兵母艦とそれを防衛する陸上巡行艦、陸上駆逐艦を中心に構成されており、陸上戦艦は保有していないという割り切った編制になっていた。言わば空母打撃部隊的な師団であったのだ。しかしながらこの師団は、魔王級魔獣バフォメットの第二次侵攻に際し、アンドレイ・スプーン准将の軽率な指揮により、第三師団フラタニル、第五師団タイタニア、第六師団ミシディアンと共に壊滅の憂き目に遭う。
更に旗艦である大型機兵母艦を撃破され、司令官である提督も戦死。残存兵力は第三師団フラタニルの指揮権を掌握したモーゼス・ディラック准将(当時)の指揮下に入り、その後撤退する。
バフォメット事変の際の司令官は、故ブライアン・ホールディン大将。
以下が、第四師団クレッセンの編制である。
- 大型機兵母艦×1(旗艦):機兵51機搭載
- 正規機兵母艦×2:1隻あたり機兵42機搭載
- 軽機兵母艦×2:1隻あたり機兵30機搭載
- 軽陸上巡航艦×10:1隻あたり機兵3機搭載
- 強襲揚陸艦×3:1隻あたり機兵26機搭載
- 陸上駆逐艦×30:1隻あたり機兵0~2機搭載。
- 陸上輸送艦×5:1隻あたり運用機兵2機搭載(貨物として予備機を1隻あたり20機積載)
- 大型機動揚陸艇×2:1隻あたり機兵15機搭載
- 小型機動揚陸艇×10(陸上輸送艦にマウント):1隻あたり機兵3機搭載
- 総運用機装兵数:403機
この師団は、比較的他の師団に比して重機兵の割合が少ない。それでも3割弱は重機兵が含まれてはいるが、本来この師団の戦術は機動戦である。ちなみにこの編成表には従機は含まれていない。いちおうは作業用として、少数の従機は各艦に搭載されてはいる。
なおこの師団は通常、交易都市エル・ファミル方面に派遣されている。バフォメット事変の際には呼び戻され、第二次バフォメット襲撃戦にて第三師団フラタニル、第五師団タイタニア、第六師団ミシディアンと共に、多数の魔獣により壊滅する。