フロスト・ドラゴン
[解説]
三国の国境を含む広い範囲で生息する地竜の一種。
体長8m前後、頭部に大きな角、鮮やかな水色の表皮を持つ、その姿は太古の草食恐竜ブラキケラプトスに酷似しておる。
体長8m前後、頭部に大きな角、鮮やかな水色の表皮を持つ、その姿は太古の草食恐竜ブラキケラプトスに酷似しておる。
この地竜も草食で大人しく、その行動は非常にゆったりとしている。
数匹の家族単位で行動し、餌場の草原で草を食みながらゆっくりと移動する。
数匹の家族単位で行動し、餌場の草原で草を食みながらゆっくりと移動する。
ただし、この地竜は恐竜と異なる能力備えている。
それは空気中の窒素を体内で高圧液化して蓄えるボンベのような器官である。
この器官には約60ℓもの液体窒素を蓄えており、外敵に襲われた時に相手に吹きかける事で外敵を凍らせる。
それは空気中の窒素を体内で高圧液化して蓄えるボンベのような器官である。
この器官には約60ℓもの液体窒素を蓄えており、外敵に襲われた時に相手に吹きかける事で外敵を凍らせる。
熱に強い魔獣は比較的多いが、ー100℃近い冷気には耐性が無いものが多いので、自衛手段としてはかなり有効である。
表皮は鮮やかな色合いで革製品の材料として人気がある。
肉は比較的硬めではあるが、十分に食用に適している。
窒素を蓄える器官は低温と高圧に耐えれる希少な素材である為、高値で取引される。
肉は比較的硬めではあるが、十分に食用に適している。
窒素を蓄える器官は低温と高圧に耐えれる希少な素材である為、高値で取引される。