シュテファーニエ・ゲルステンビュッテル
[解説]
カーライル王朝・聖王国より自由都市同盟への亡命者。父母が濡れ衣を着せられて殺されたため、叔父であるユストゥス・ゲルステンビュッテルに連れられて同盟へと逃げ出した。
彼女は非常に優秀な魔導士であり、強力というよりも強烈なまでの魔法の能力を持っている。またそこそこ優秀なレベルの操手でもあり、もし魔装兵に乗せたなら一騎当千に近い働きをする事は間違いが無い。
彼女は非常に優秀な魔導士であり、強力というよりも強烈なまでの魔法の能力を持っている。またそこそこ優秀なレベルの操手でもあり、もし魔装兵に乗せたなら一騎当千に近い働きをする事は間違いが無い。
しかしながら彼女の血筋には秘密があり、彼女は家伝の強力な魔装兵『ブラウェ・ローゼ』を動かす事が叶わない。『ブラウェ・ローゼ』には操手を選別する特殊なプロテクトが掛けられており、父や叔父の様な『ゲルステンビュッテル家の血筋の者』でない限りは起動する事ができないのだ。
そう、彼女は父親の実子では無いのだ。かつて母親が権門の当主にもてあそばれ、その後その部下であった父親に押し付けられた。そしてその時には母親のお腹には、彼女が宿っていたと言う仕儀である。ちなみに父親は、当然ながらその事を知っていたのだがそれでも母親を優しく迎え入れ、彼女自身の事も実子として愛してくれたのだった。
そう、彼女は父親の実子では無いのだ。かつて母親が権門の当主にもてあそばれ、その後その部下であった父親に押し付けられた。そしてその時には母親のお腹には、彼女が宿っていたと言う仕儀である。ちなみに父親は、当然ながらその事を知っていたのだがそれでも母親を優しく迎え入れ、彼女自身の事も実子として愛してくれたのだった。
そして彼女には、ひとつの野望がある。いつか聖王国へと帰還し、実の父に認知を迫るのだ。ただその動機は、財産狙いとかでは無い。叔父であるユストゥス・ゲルステンビュッテルとの間に血縁が無い事を証明し、ユストゥスと結婚するのが彼女の目的なのだ。
薄幸の少女、シュテファーニエ。その正体は、ただのオジコンであった。
(参照:Darius Report)
薄幸の少女、シュテファーニエ。その正体は、ただのオジコンであった。
(参照:Darius Report)