ユストゥス・ゲルステンビュッテル
[解説]
カーライル王朝・聖王国より自由都市同盟への亡命者にして元聖騎士。兄夫婦が権力者に無実の罪を着せられて殺された事と、聖王国の司直が事実を知りながら権門に阿り見逃した事で、聖王国を見限り同盟へと亡命した。
その際に兄夫婦の忘れ形見である少女シュテファーニエ・ゲルステンビュッテルを連れてきており、彼女を立派に育て上げるのが彼の人生の目的である。
その際に兄夫婦の忘れ形見である少女シュテファーニエ・ゲルステンビュッテルを連れてきており、彼女を立派に育て上げるのが彼の人生の目的である。
彼が亡命時に同盟に持ち込んだ純魔法行使型の魔装兵『ブラウェ・ローゼ』は、兄と彼の御家に伝わる特別な機体である。特殊なエーテル出力増幅機構を持つ他、兄と彼の家系の人間でなければ動かす事ができない特殊なプロテクトが掛かっている。兄が殺された今、この魔装兵を動かす事ができるのは彼だけなのだ。
しかしながら、彼は魔法の行使に大きな問題を抱えている。彼は魔法を自分の体外に『飛ばす』事ができないのだ。おそらくは精神的な問題であろうとは思われるのだが、彼はどうしても魔法を自分の『外』に対して投射するイメージが持てないのである。ちなみに自分の身体に掛ける類の魔法であれば、問題無く行使できるのだが……。
このため、魔装兵『ブラウェ・ローゼ』はこの時代に於いて有数の実力を持つ魔装兵であるはずなのだが、使い手の魔法能力がぽんこつであるがため、その真価を発揮する事は無いのである。
(参照:Darius Report)
このため、魔装兵『ブラウェ・ローゼ』はこの時代に於いて有数の実力を持つ魔装兵であるはずなのだが、使い手の魔法能力がぽんこつであるがため、その真価を発揮する事は無いのである。
(参照:Darius Report)