魔装兵『ブラウェ・ローゼ』
[解説]
自由都市同盟への亡命者ユストゥス・ゲルステンビュッテルが、カーライル王朝・聖王国より同盟へと持ち込んだ、ゲルステンビュッテル家に伝わる純魔法行使型高位魔装兵。似た名前の従機が存在するらしいが、完全に偶然である。
この機体は特殊なエーテル出力増幅機構を持つ。これを解析した同盟冒険者組合の機兵技師は、それの簡易型を開発。同盟の新型魔装兵『マガ・ウルグス』や、その他の機体に搭載した。
この機体は特殊なエーテル出力増幅機構を持つ。これを解析した同盟冒険者組合の機兵技師は、それの簡易型を開発。同盟の新型魔装兵『マガ・ウルグス』や、その他の機体に搭載した。
これだけであれば、とても素晴らしい魔装兵であるのだが……。この機体には、操手を選別する特殊なプロテクト機構が搭載されている。この機体は、ユストゥス・ゲルステンビュッテルの様な『ゲルステンビュッテル家の血筋の者』でない限りは起動する事ができないのだ。
技師の予想では、幻装兵か1.5世代機兵と呼ばれる初期の精霊機に搭載されていた物のコピーかもしくはシステムを丸ごと移植された物ではないか、と思われるらしい。この機構のため今現在この機体は、ユストゥス・ゲルステンビュッテル以外には起動できない。あげくにユストゥス・ゲルステンビュッテルは魔法が上手く使えないと言う障害を抱えているため、この機体そのものは研究材料以外には何の役にも立たないのだ。
技師の予想では、幻装兵か1.5世代機兵と呼ばれる初期の精霊機に搭載されていた物のコピーかもしくはシステムを丸ごと移植された物ではないか、と思われるらしい。この機構のため今現在この機体は、ユストゥス・ゲルステンビュッテル以外には起動できない。あげくにユストゥス・ゲルステンビュッテルは魔法が上手く使えないと言う障害を抱えているため、この機体そのものは研究材料以外には何の役にも立たないのだ。