Dウィルス
[解説]
機械兵士や鋼魔獣、(現在生き残って居れば)LEVなどの制御コンピューターに潜む人工知性体(AI)で、一部識者によっては魔獣扱いをされる事もある存在。実際には魔獣ではないため、一応正式には鋼魔獣に分類されているが、実体の無い電子知性体であるため厳密には鋼魔獣ですらない。
もともとはコンピューターウィルスの類であったのだが後の世に於いて、コンピューター内部に常駐してデータ処理などを行うDaemon(デーモン)というソフトウェア、および魔族は悪魔族のDemon(デーモン)と混同されてデーモンと呼ばれる様になった。だがそれを、魔族のデーモンと区別がつかなくなる事を危惧した識者たちが努力して違いを広めた事により、デーモンの頭文字である『D』を頭につけて『Dウィルス』と聖華暦830年現在では呼称されている。
識者は制御コンピュータ内のコンピューターウィルスそのものをDウィルスと呼ぶが、一般にはそれが取り憑いた機械自体をDウィルスと呼ぶ風潮がまかり通っている。一部ではDウィルスがかつてデーモンと呼ばれていた事から魔族中の悪魔族であるとの誤解もあるが、それを信じている者たちは基本、物知らずと馬鹿にされる事が多い。
Dウィルスに取り憑かれた機械は通常とは違う挙動を示す事が多い。鋼魔獣や機械兵士がノーマルの物とは別の高度な戦術を駆使して来る事もあり、通常の戦術が役に立たなくなることが多々あるのだ。更に場合によっては機体の安全係数を超えた限界以上のパワーを振り絞って攻撃してきたりもするので、非常に始末に悪い。
Dウィルスは基本的に、自身をソフトウェアとしてコピーできるため自己保身の欲求は薄く、敵対者を撃滅するためであれば自滅的行動も躊躇せずに行う。Dウィルスはコンピューターウィルスから発した存在であるため、完全な悪意の存在である。
もともとはコンピューターウィルスの類であったのだが後の世に於いて、コンピューター内部に常駐してデータ処理などを行うDaemon(デーモン)というソフトウェア、および魔族は悪魔族のDemon(デーモン)と混同されてデーモンと呼ばれる様になった。だがそれを、魔族のデーモンと区別がつかなくなる事を危惧した識者たちが努力して違いを広めた事により、デーモンの頭文字である『D』を頭につけて『Dウィルス』と聖華暦830年現在では呼称されている。
識者は制御コンピュータ内のコンピューターウィルスそのものをDウィルスと呼ぶが、一般にはそれが取り憑いた機械自体をDウィルスと呼ぶ風潮がまかり通っている。一部ではDウィルスがかつてデーモンと呼ばれていた事から魔族中の悪魔族であるとの誤解もあるが、それを信じている者たちは基本、物知らずと馬鹿にされる事が多い。
Dウィルスに取り憑かれた機械は通常とは違う挙動を示す事が多い。鋼魔獣や機械兵士がノーマルの物とは別の高度な戦術を駆使して来る事もあり、通常の戦術が役に立たなくなることが多々あるのだ。更に場合によっては機体の安全係数を超えた限界以上のパワーを振り絞って攻撃してきたりもするので、非常に始末に悪い。
Dウィルスは基本的に、自身をソフトウェアとしてコピーできるため自己保身の欲求は薄く、敵対者を撃滅するためであれば自滅的行動も躊躇せずに行う。Dウィルスはコンピューターウィルスから発した存在であるため、完全な悪意の存在である。