鯱(しゃち)
[解説]
フェルティリジーロ、及びその周辺地域に古くから根を下ろす大規模物流組織『商會』で当代(聖華暦830年代)の三番手「大番頭」に就く青年。
パッと見では20代後半に見えるが実際の年齢や本名、『商會』加入以前の経歴、その一切が不明。
常に仕立ての良いスーツに身を包んでおり、カナドから仕入れたお気に入りの煙管を咥えた姿が特徴的。
190センチを優に越す長身と、コーンロウの髪型のせいで異常なまでの威圧感を放つ外見だが、組織の三番手らしく教養深く常に冷静。
一方で、外様でありながら『商會』のシノギに首を突っ込もうとする龍虎会を激しく敵対視しており、自身が常連として足繁く通う『赤い羊亭』に於いても根無草のチンピラ達から龍虎会構成員の目撃情報を買う等する程度には憎んでいるらしい。
パッと見では20代後半に見えるが実際の年齢や本名、『商會』加入以前の経歴、その一切が不明。
常に仕立ての良いスーツに身を包んでおり、カナドから仕入れたお気に入りの煙管を咥えた姿が特徴的。
190センチを優に越す長身と、コーンロウの髪型のせいで異常なまでの威圧感を放つ外見だが、組織の三番手らしく教養深く常に冷静。
一方で、外様でありながら『商會』のシノギに首を突っ込もうとする龍虎会を激しく敵対視しており、自身が常連として足繁く通う『赤い羊亭』に於いても根無草のチンピラ達から龍虎会構成員の目撃情報を買う等する程度には憎んでいるらしい。
本人曰く「荒事は苦手」とのことだが、これはあくまでも「暴力の加減ができない」という意味合いであり、決して荒事が不得手だということではないのだが、額面通りに受け取り彼を襲撃する龍虎会を襤褸切れのように叩きのめす姿が度々目撃されているらしい。
セリフサンプル
「ええ、そうです、お前達。どんな情報でもいいんですよ。あの忌々しい蛇猫共(鯱は龍虎会をこう呼ぶ)の目撃情報なら、何でもいいから寄越せと言っているんですよ」
「席を立ちなさい蛇猫野郎。貴様のような蛆虫が店にいては報さんの料理がマズくなる」
「何をどう勘違いしたのかは知りませんが……私は自分を弱者と定義づけたことはただの一度もありませんよ。ああ、申し訳ない。こうも肉片のようになってしまってはもう聞こえてなどいないでしょうね」