リャグーシカ・オルドル




リャグーシカ・オルドル
族長機として長年使い込まれ、関節部などの摩耗から行動不能状態になった後、大切に安置されていたのだが、聖華暦835年代に集落を訪れたルント・デルフィン、アサギリ・ラクト・ファミリア両名により修復、改修が施され息を吹き返すことになる。
その後は再び族長機として使用されていたが、聖華暦837年、当時の族長であったオントワーン・ミューラ・ファミリアが、高齢により操手を引退すると養子として引き取られていたクロヴィス・ミューラ・ファミリアに継承されることになる。
本機には本来固有の名前は付いておらず、単にリャグーシカ、あるいは族長機と呼ばれていたが、クロヴィスに継承されてからは、彼の趣味でリャグーシカ・オルドルと呼ばれるようになった。
オルドルとは、騎士団を意味する言葉だがそのまま「リャグーシカ騎士団」を意味するのではなく「この機体で騎士団を作るんだ」というクロヴィス少年の夢を込めた名前である。



- 武装-
魔力を流してから射ることで、矢が刺さった後で遅延して伝わった魔力を流し込まれた魔石が炸裂するというもので、魔導式の矢榴弾のようなもの。
有効に使用するためには魔力の伝達にかかる時間を把握していることが必須である為、扱いが難しいが、うまく使えば魔獣や機兵の内部で直接魔法を発動させられる為非常に強力。
聖剣ジュワユーズ
ミューラファミリアを発つ際に贈られた剣。
実際には聖剣ではなく、上質な水属性のミスライト鋼から作られた魔剣である。
ジュワユーズの名前は寝物語の冒険譚に登場する聖剣ジュワユーズからクロヴィスが勝手に名付けた。
ミューラファミリアを発つ際に贈られた剣。
実際には聖剣ではなく、上質な水属性のミスライト鋼から作られた魔剣である。
ジュワユーズの名前は寝物語の冒険譚に登場する聖剣ジュワユーズからクロヴィスが勝手に名付けた。
ただし、この剣自体は魔剣として間違いなく業物であり、丁寧な加工が施され見た目にも上質なものだと分かるため、誤解を招くことも多く、度々この剣のせいでトラブルに発展する。
この剣を作る際の端材から作られたクロヴィス個人用の同様の剣が存在する。