クロヴィス・ミューラ・ファミリア
[解説]
聖華暦841年時点で、クルセイダー第七師団 カシードラル・ホロウ傘下の騎士団、緋鴎騎士団に籍を置く序列20位の上位クルセイダーで、真・聖剣ヴェリテ・ジュワユーズのこの時代における担い手である。
また、のちに聖王国を救った救国の英雄たち、『十二使徒』の一人として数えられることになる。
また、のちに聖王国を救った救国の英雄たち、『十二使徒』の一人として数えられることになる。
聖痕の位置は右手の甲で、盾をかたどった様な形をしている。
性格は正義感が強いが向こう見ずで、後先を考えない。
弱きを守り強きを挫く、寝物語で語られる様な「正義の騎士」を何よりカッコイイものだと思っており、自身もそうあろうと努力を重ねている。
弱きを守り強きを挫く、寝物語で語られる様な「正義の騎士」を何よりカッコイイものだと思っており、自身もそうあろうと努力を重ねている。
[生い立ち]
カナド領、アルカディア帝国にほど近い場所に、テリトリーを構える小さな部族ミューラ族の一員だが、クロヴィス本人はカナドの生まれではない。
彼はアルカディア帝国の法衣貴族、ヴェルヌーヴ家の次男として産まれたのだが、生まれつき聖痕を宿していたことで、帝国では生きづらいことを心配した両親により、カナド人の使用人、ドローテ・ミューラ・ファミリアを通じてミューラ族に預けられることになったのだ。
彼はアルカディア帝国の法衣貴族、ヴェルヌーヴ家の次男として産まれたのだが、生まれつき聖痕を宿していたことで、帝国では生きづらいことを心配した両親により、カナド人の使用人、ドローテ・ミューラ・ファミリアを通じてミューラ族に預けられることになったのだ。
こうして、聖華暦836年、クロヴィスが7歳の時にカナド行きの商人のキャラバンに相乗りする形で幼いクロヴィスを連れて帝国を出国したドローテだったが、道中で盗賊の出撃を受けキャラバンは壊滅。
ドローテは必死にクロヴィスを守り、亡くなってしまう。
ドローテは必死にクロヴィスを守り、亡くなってしまう。
その後、キャラバンで唯一、生き残っていたクロヴィスは偶然通りかかった旅の一団に救助され、ドローテの遺品と共にミューラ族に届けられることになった。
こうして彼は以降部族の一員として育てられることになったのだ。
こうして彼は以降部族の一員として育てられることになったのだ。
[入団の経緯とそれから]
聖華暦839年初頭、10歳になったクロヴィスは狩りの途中で魔獣ヴァージャ・テイルの群れと一人戦っていたカナド人の少女、ダーリア・リュトフ・ファミリアに遭遇する。
多勢に無勢の不利は承知で助けに入るも、窮地に陥っていたところを聖剣探索の旅の途中でミューラ族を訪れようとしていたアウトクルセイダー、アヴェルラ・アルベルティーニに助けられる。
多勢に無勢の不利は承知で助けに入るも、窮地に陥っていたところを聖剣探索の旅の途中でミューラ族を訪れようとしていたアウトクルセイダー、アヴェルラ・アルベルティーニに助けられる。
この無謀にも1人で魔獣の群れに立ち向かった「向こう見ずな正義感」をアヴェルラに気に入られ、ダーリアと共にクルセイダーへの道を勧められる。
この時から、彼の「正義の騎士」になりたいという朧げな夢は、クルセイダーを目指すという形を持ち始めることになる。
この時から、彼の「正義の騎士」になりたいという朧げな夢は、クルセイダーを目指すという形を持ち始めることになる。
この発見の際、クロヴィスは聖剣ヴェリテ・ジュワユーズの新たな担い手として選ばれており、この功績に加え、まるまる2年間にわたってアウトクルセイダー直々の指導を受けていたことを加味されて、聖華暦841年クロヴィスは12歳の若さで序列20位の上位クルセイダーとして任命を受けることとなった。
以降は正式にアヴェルラ直属の騎士団、緋鴎騎士団の団員として配属されることになる。
以降は正式にアヴェルラ直属の騎士団、緋鴎騎士団の団員として配属されることになる。
[所持している武装]
聖剣ジュワユーズ
アヴェルラの内弟子として共にミューラ族を発つ際に贈られた剣。
実際には聖剣ではなく、上質な水属性のミスライト鋼から作られた魔剣である。
ジュワユーズの名前はミューラ族に伝わる寝物語の冒険譚に登場する聖剣ヴェリテ・ジュワユーズからクロヴィスが勝手に名付けたものである。
アヴェルラの内弟子として共にミューラ族を発つ際に贈られた剣。
実際には聖剣ではなく、上質な水属性のミスライト鋼から作られた魔剣である。
ジュワユーズの名前はミューラ族に伝わる寝物語の冒険譚に登場する聖剣ヴェリテ・ジュワユーズからクロヴィスが勝手に名付けたものである。
ただし、この剣自体は魔剣として間違いなく業物であり、丁寧な加工が施され見た目にも上質なものだと分かるため、誤解を招くことも多く、アヴェルラとの聖剣捜索の旅の中で、度々この剣のせいでトラブルに発展することになる。
なお機兵用に作られた同様の剣が存在する。
聖剣ヴェリテ・ジュワユーズ
人魔大戦のころに活躍していたアウトクルセイダー、アルトゥール・ローレントを初代担い手としていた真・聖剣。
人魔大戦後、行方不明になっていたが聖剣捜索の末にクロヴィスらによって発見され、クロヴィスを2代目の担い手に選んだ。
人魔大戦のころに活躍していたアウトクルセイダー、アルトゥール・ローレントを初代担い手としていた真・聖剣。
人魔大戦後、行方不明になっていたが聖剣捜索の末にクロヴィスらによって発見され、クロヴィスを2代目の担い手に選んだ。