三つの匣の外側に プレイログ:B卓 鳴の試練

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事前交流会:ソル・シエール組
事前交流会:メタ・ファルス組
導入~Lv1開始 金の試練 Lv1終了~Lv2開始 鳴の試練 Lv2終了 ボス戦~ゲーム終了 エンディング
前半
後半
個別・全体ED
火の試練 命の試練
土の試練 時の試練



文字色説明

GM GM発言・描写など 雑談など
PL/PC レドル: PC発言・PL発言・雑談など
リッカ: PC発言・PL発言・雑談など




  session: DS-B-4 2023/04/09


BGM: Sim Broadway
  from シムシティ3000(EA/Maxis, 1999)
  Composed by Jerry Martin



中は暗くて大きな部屋だ。階段状に並ぶたくさんの座席……
目が慣れてくると、ここが劇場やコンサートホールの類の施設であることが分かる。

舞台にも客席にも照明は灯っていない。光っているのは足元の客席誘導灯だけだ。
詳しい様子は暗くてよく分からない。


ヤグシャ:「……暗いわね。まずは明るくしたいところだけど」
リッカ:「火は……ちょっと危ないから、やっぱり照明を探すところから始めましょうか」
レドル:「こういう場所は照明があるはずだが……」 と天井に顔を向けます
設備はあるけど点灯はしていません
ヤグシャ:「この足元の明かりだけじゃ……あっ、もしかしたらそういうことかもしれない」

ヤグシャ:緑魔法:鳴で誘導灯を明るくします なお今回は無詠唱です
範囲の4倍以上の拡大が必要 8倍拡大で全体を明るくできます
ヤグシャ:8倍で
MP35消費 【詩魔法】ファンブルチェック
ヤグシャ:4+3D 詩魔法 → 4+8[6,1,1] → 12
ヤグシャ MP:90 → 55
誘導灯がまばゆく輝き始めた!
> これ詠唱なしでも見ただけで何やったか分かるのか?とは一瞬思った
> ほんとになにもなければ分からんかもしれない
レドル:「うおっ、まぶしっ」 ちょうど慣れてきた頃合いに輝き始めたのでちょっとびっくり
ヤグシャ:「なるほど、こういう効果か。“波”を操るって」
リッカ:「波動の増幅かぁ、便利だなぁ~」
レドル:ヤグシャの説明を聞いて 「波を操る、か。そういや光も波の一つだったな。結構影響するものありそうだ」
ヤグシャ:「なんで木の上が波なのかはよく分からないけど……『エコー』ってことかしらね」



ヤグシャ:「まあそれはともかくとして。……立派な劇場ねえ」
リッカ:「ほんと……こんな大きな劇場は入ったことないなぁ」 と、座席や天井を見渡します
天井の照明は相変わらず灯っていませんね 客席の後ろのほうにカメラが設置されています
レドル:「インフェリアーレ……メタ・ファルスの首都にはこのくらいのホールはあったと思う。
  一度だけしか行ったことないから記憶が曖昧だけどな」
リッカ:「へ~すごいなぁ」
ヤグシャ:「やっぱりメタ・ファルスはこういうところは揃ってるわねえ。さすがというか」
> どっから調べてみますかね
> とりあえず客席の真ん中かなぁ



ヤグシャ:「さて、まずはいろいろ調べてみましょ」 まずは客席を見てみます
後方のカメラ以外には特に何も見当たりません きれいに掃除されています

カメラには「この場面を再現して撮影せよ」とのメモが貼られている。
メモリーには1枚だけ画像が残されている。舞台の様子を写したものだ。



右がカメラに映っていたもの 左が現状

> 出たわね再現シリーズ

ヤグシャ:「……だってさ」 情報を共有
レドル:「状況は全然違うけど、目指すところは火の試練と似たようなことか」 情報を聞いて頷く
リッカ:「再現するのに使える箱がないか、ステージの方もみてみよう」
ヤグシャ:「そうね。まずは探してみないと」
> これが撮影されているものなら、空間の時を戻して……とか考えたけど流石に範囲が足りないか
> まあ実際それだと無理ではある()

ヤグシャ:舞台のほうに移動します
レドル:「舞台に上がる機会があるなんて考えたこともなかったな」 ヤグシャに続きます





緞帳は上がっている。舞台の広さから見るに、コンサートではなく演劇の舞台のようだ。
舞台上には特に何も出ていない。ただし、床面中央に鳴の試練のマークが曰くありげに描かれている。

両袖奥に楽屋への通路があるが、通れなくなっている。下手側の搬入口も同様だ。
下手側の袖と隣接する倉庫には大道具や小道具がいくつか置かれていて、<工具箱>もある。
音響室は上手側、調光室は下手側に配置されている。こちらは中に入れるようだ。
舞台機構操作盤も下手側にあるが、「危険! 無用に触らないこと」との張り紙がなされている。
(操作盤を使う場合は要:[機械操作])

なお青と緑の箱は倉庫で見つかりました

> 残念、誰も機械操作持っていません

ヤグシャ:「……おっかしいなあ。赤い箱がない」
レドル:「箱の数すら合わないのか。どうしたもんかな……」
リッカ:「他の部屋にあるかもしれないし、音響室と調光質も確認してみない?」 近くにある調光室からみてみます
ヤグシャ:「それもそうね」 一緒に行きます
レドル:「じゃぁ、オレは音響室を見てこよう」



調光室には調光卓が設置されている。簡単な操作説明を書いた紙がついているようだ。
正面の窓から、舞台の中ほどより右側を見下ろせるようになっている。
音響室にも同様に音響卓がある。こちらは見える部分が左右逆だ。

そして赤い箱はありません

リッカ:「やっぱり箱はないか……」 操作説明の紙を読みます
【知識】どうぞ ファンブルチェック
リッカ:2+2D 知識 → 2+8[3,5] → 10
説明の紙にはそこまで細かくは書いていません が
とりあえず実際にフェーダーを動かしてみれば、それがどの照明に対応しているのか分かるだろうことが分かりました

レドル:こちらも箱がないことを少々声を張って伝えつつ、音響卓の説明を読んでみます
同じく【知識】ファンブルチェックどうぞ
レドル:5+3D 知識 → 5+12[4,3,5] → 17
成功 ミックスは分からんということが分かりました
レドル:「……いやこれ専門職じゃないと分かんねーだろ……」 お手上げだというように
> んじゃまあいったん集合しましょうか
> ですね
> はーい



ヤグシャ:舞台に戻ってきました
ヤグシャ:「……結局、箱はどこにもなかったか」
レドル:「そうだな……同じ形の、色だけ違うものとなるとなぁ」
> 物の魔法で箱だけなら作れそう? 色つけるのは難しいのかな
> 物というか土か
> 物は誰も持ってないのである
> 色まで含めて作れますね 持ってさえいれば……
> 土だと工夫がいる
> 土は「隆起」なので、隆起した結果として箱になるようにすれば箱型は作れる あとは色をどうにかする

ヤグシャ:「ところで、二人は、見知らぬ機械を渡されて『これ操作して』って言われたとき、
  わくわくするタイプ? それとも尻込みするタイプ?」
リッカ:「私はわくわくしちゃうな~、何か作れたら面白そうだし」
レドル:「いや……昔、機械じゃねえけど物を変に触って壊したことがあってな……
  こっぴどく怒られてからというもの、知らねえ物を触るのはどうしても抵抗がある。
  それ以降は、大抵は調べたり分かるやつに聞いてから触るようにしてるんだ」
> 設定を生やした顔
> w
> 現状はどうだかさておき、リムにいた頃は何でも貴重だったからさ……(などと
> そもそも知らん物を触らないってならこのゲームは不向きじゃないの?とか思ったりしたけど
  そこは興味が勝ったということで()
ヤグシャ:「そっかー…… それじゃ」 リッカのほうを向いて笑顔で
  「調光卓の操作はお願いね? あの写真っぽい光の感じをどうにか出してほしいな?」
リッカ:「壊れるものじゃなさそうだし、色々触ってるうちにどうにかなるでしょ、きっと」
> 重機とか舞台装置とか、大掛かりなものだったら流石にひるむかと思ったけど、光なら気軽に触れるはず~

リッカ:フェーダーとかを適当にいじり始めます
いろいろ動かしているうちにだんだん分かってくるでしょう
レドル:(すげー……)と思いながらリッカが色々いじってるのを見てます
地明かりとローワーホリゾンタルとサスペンションの3つを調整すればいけそうな感じがしてきますね
リッカ:「なんか、ちょっと分かってきた気がする?!」

> 箱と照明のどっちからとっかかります?
> 箱どうにかしたいなぁ
> 照明の方はリッカさんがなんとかしてくれそう(他力本願寺)
> 実際のところ、箱そのものはなくても、箱のように写っていれば良いのでは……と思うものの、
  じゃぁそれどうするのって言うとまだ案がないという……ぐぬぬ
> まあそうっすね >写っていれば
> 一時的であってもうまいことごまかす方法はないか
> 光の波長かと思ったけど、対象どこだ……?
> 目の付け所はいいっすね
> 緑が赤の補色?なの頑張れば何かに使える? とか?
> (今頭の中に一瞬ハーモニウスの歌詞浮かんでこれはやめようと思った)
> 血w

ヤグシャ:「あとは、箱か…… 箱自体はたぶん作れるわよね。やり方もいくつかありそうだし。
  問題は、赤い色をどうするか……」
ちなみにペンキのようなものはありません 赤い板とかもありません



> ちょっと相談なんですけど
> あの“白い箱は血で赤くできる”案は、基本的にプレイヤーが騒いでるだけで、
  キャラに言わせるというか提案させる気はなかったんですが……(無駄にキャラのサイコパス度が上がるだけだし……)
  ふと、ここで「延命剤よりマシ(痛くないでしょ)」的な発言がでたら、RTの種族の話とかインストールポイントとかの
  話をするきっかけになるんじゃ?と思ったんですけど、こんな流れにしちゃったらやばいですか?
> ヤグシャに色々聞いてみたいこともあるし、そういう話ができるなら、
  あえてこの物騒な案を口に出すメリットもあるかな?と……
> 大丈夫ですよー
> おぉ~ちょっと心の準備をしておきますw
> たぶんこの話題になるとレドルさんが会話になかなか入れない状況になりそう
> あまり気にしなくて良いかな。RPの材料にもなるし、
  気になることは地雷を踏み抜きさえしなければどんどん発していけの精神ですね(それを私ができているかはさておき)




  session: DS-B-5 2023/04/15



> とりあえず、魔力消費しない規模で、氷の破片って作れますか?
> いいですよ

リッカ:(赤い色が出せればいいのか……)
  ふと何かを思いついた様子で、小さな氷の破片を作り右手でつまみます
ヤグシャ:「?」 様子を見てる
レドル:「ん? 何やってんだ?」 同じく様子見
リッカ:「ちょっとこれだと厳しいかな……」 と、自分の左手首と右手の氷を交互に見ています。
> そういえば箱の大きさってどのくらいとかって出てましたっけ?
> 箱の大きさは40~50cm立方だと思って
> ちょっと待って思ったより大きい
> まあ30cmくらいでもいいですw 細かく決めているわけでもないので
ヤグシャ:「厳しいって、なにが?」
リッカ:「いや、白いを箱を赤く染める方法ならさ、一応あるじゃない? あんまりやりたくはないけど。
  でもこの破片だとちゃんと切れない気がするんだよね……もっとちゃんと作れば……」
ヤグシャ:「ああ、そういうこと……」 理解した
レドル:「仮にうまく切れるものができたとして、何か切れるものなんかこのあたりにあったか?」
ヤグシャ:「血を使うのはやめといたほうがいいんじゃない?」
> レドルくん、リムにいた頃とか血を見る機会はあったんでしょうかね。I.P.D.暴走の遭遇でワンチャンあるくらいか?
> いやまぁ普通にやんちゃしてたなら擦り傷とか切り傷とかあってもおかしくはないが
> w
リッカ:「あの、ほんとにこれ最後の手段だから! 他の方法がどうしてもダメだったら、ね?」
レドル:「血を使うって……リッカ、お前そんなこと考えてたのかよ?」
> 癒しの力あるオーラを軽く出すのってできます?
> いいですよ ただそれを見て「癒しの力」と感じるかどうかはレドルさん次第ですが
リッカ:「あとさ、私今たぶん治癒の力もあるみたいなんだよね」
  先ほど生成した氷の破片はもう溶けていて、右手からさっきとは違った雰囲気の魔力を出しています
レドル:それを見ても困惑する様子は消えていないようで
  「それで治せる保証があったとしても、自分の血を軽々しく流そうと思うな。ゲームだからって軽く考えてないか?」
リッカ:「え……そんなに引かなくても良くない……?
  だいたい、このくらいの痛みなんて延命剤に比べたらだいぶマシでしょ」 小さめの声で続けます
> レドルさんは知ってる系かな >ダイキリティの痛み
> 学校とかで延命剤の存在自体は教えられてるだろうけど、痛みの方はたぶん知らないだろうなぁ
ヤグシャ:「延命剤、か。まあそりゃシエールでレーヴァテイルとなったらそうなるわよね……」
レドル:「……学校でもレーヴァテイルには延命剤が必要だってのは教えられてるけどよ……
  そんなに痛みがあるもんなのか?」 強く言い放ってしまったことにちょっと申し訳なさを覚えて声が小さくなっている
> βと第三世代の認識はない。メタ・ファルス民のほとんどはだいたいそうだろうけど
> でもクラスタニアRTが流入してきてると、その認識もちょっと古くなるかね
ヤグシャ:「相当の痛みらしいわね。刃物を突き立ててグリグリするくらいとか」
レドル:「は……?」 思いもよらない回答に呆然
リッカ:「そうだよ! 痛いよ!
  って、えっ? ……もしかしてヤグシャは第三世代じゃないの? 延命剤使ってないの?」
ヤグシャ:「あれ、言ってなかったっけ? 私はβ純血種だから」
> ※言ってません
> 言ってないね。ソル・クラスタからの参加であることと、レーヴァテイルであるってことくらい?
リッカ:「え~~いいなぁ。いいなぁ。私、β純血種の人に会うの初めてかもしれない……」
> かもしれないとかいうレベルじゃないレア度では? と思ったり
> そりゃそうw
> とはいえ惑星再生後は他の地域に移動してきたりはあるから会ったことがある人はあるとは思う
> そんでもって 認識してないだけで実際会ってるし(樒)
> 会ってた
> まぁ認識はまず無理だなぁ
> 歴史学そこそこ得意なはずのレドルくん、実はいうほど……?
> w
レドル:「えーっと……β純血種って何だ? 普通のレーヴァテイルとは違うのか?」
ヤグシャ:「普通というか……こっちではβが普通なんだけどね」 前置きして
  「第三世代のように人間として生まれるわけではないレーヴァテイルのこと」
レドル:「へぇ~……」
  (I.P.D.とかとも違うんだろうなぁ……) とか考えてる
> 普通じゃないレーヴァテイル = I.P.D. とかそういう認識ありそう(やっぱりこの認識も古そうとかはさておき)
> w
BGM: One o'clock midafternoon
  from シークレットゲーム -KILLER QUEEN- DEPTH EDITION(FLAT, 2009)
ヤグシャ:「で、β純血種の場合はダイキリティ……延命剤は必要ないってわけ。
  言い方が悪いのは申し訳ないけど、第三世代のほうが本来はイレギュラーな存在で、
  ある種の不具合があって、だから延命剤を必要とする。……と私は教わった」
レドル:(学校で教えられることが全てじゃないのは分かってたけど、ちょっと衝撃でかいな……)
リッカ:「イレギュラーって……むしろ、レーヴァテイルなのにインストールポイント出してる方が変じゃない?
  それとも第三塔ではみんなそうなの?」
ヤグシャ:「まあ、そこは否定できないわね。私もイレギュラーだということは。
  別に、“普通”の人は出してないわよ。インストールポイント」
レドル:「オレ、てっきり痣か何かだと思ってたな……レーヴァテイルにとっては特別なものなのか?」
> 見たことあるんだ??? ほほうほうほうほう
ヤグシャ:「第三世代にとっては延命剤を投与するための場所だけど。
  本来は、ここはレーヴァテイルに作られたI/Oポートなのよ。実際、ダイブの時にここを走査したりするし」
  自分の右腰のインストールポイントを押さえながら言う
> インストールポイントって延命剤以外に何に使うんだっけ? (忘れた)
> 無印だとグラスノ結晶のインストールとかで。他はどうだったかな
> あとはめったにないけどDセロファンの出し入れとか
> とりあえずよくあるのは延命剤とダイブでOK
レドル:「???」 後半に疑問符
ヤグシャ:「リッカも、ここに来る前、ダイブ屋で
  『パッドをインストールポイントに貼りつけてください』とか言われたんじゃないかしら?」
> パッドを貼りつけて云々は描写はしてないですね
> ダイブマシンに入る→必要なら服を脱ぐなりする→パッドを貼りつける→寝台に寝る→照明を消す という流れにしてる
リッカ:「特別な場所だから、普通は人に見せないものなんだよ。普通は」
ヤグシャ:「そういうことらしいわね。というか、たぶん私も昔はそう思っていたはず」
レドル:「はー、知らなかったことが次々と」 頭を抱えている

リッカ:「一体何があってそう(インストールポイント出す)なったの? 昔は違かったんだ……」
ヤグシャ:「……」 しばらく間があって
  「大けがをして、腕や足を切断する結果になる人って、たまにいるわよね。
  じゃあ、精神的に大けがをした人が、同じように精神の一部を切断することになったとしたら?」
> インストールポイントを隠そうとするのは「ある種の本能」だと公式で説明されている
> これちゃんと進めるべき? 悪いこと聞いちゃったかなみたいに終わらせようかな?
> どちらでも対応できるので大丈夫
> 反応思いつかないでいる
> ダイブとかしてたら精神崩壊?についてなんか聞くなり知ってるなりしてそうではあるけど……
> 何も言えなさそうだなぁ
レドル:「……精神の切断なんて、そんなことできんのか? ……いや、この疑問は無意味か。何でもない」
  理解しようとして、うまく呑み込めていない様子
  (今日会ったばかりなのに、あまり踏み込むべきことじゃないよな……)
ヤグシャ:「できるかどうかじゃなく、やるしかないときもあるのよ」
リッカ:「……」
  (こんなこと聞いちゃって悪かったかなぁ)といった様子で、視線を一瞬外します
ヤグシャ:リッカの様子を見て 「まあ、気にしないで。これは、他の誰でもなく、私が私であることの証」
> 樒が同じようなことを言っていたのを思い出すかもしれない
> > 樒:「あっちって、ほとんど同じ顔の人がいっぱいいるんですよ。だから自己主張のためにこういうので区別するんです」
> まあこっちの真相はまた一つ闇が深いんですが……
> 一つで済むんですかね……
リッカ:「そっか、そうだよね。でも、ずっと気になってたから、ここで聞けて良かったよ」
レドル:「やっぱりヤグシャってすげぇなぁ……」 金の試練の時に色々教えてもらった時のことを思い出しつつ
ヤグシャ:「おだててもなにも出ないわよ?」
レドル:「そんなんじゃねーよ。ほら、こう……自分に自信持って生きてる人間なんてそんないないからさ。
  オレもまだ学生の身だし」



リッカ:「ね、そういえばさ、β純血種ってすごく長生きなんでしょ?
  私ヤグシャは同じくらいの年だと思ってたんだけどさ、もしかしてすごく年上だったり……する?」
レドル:「そういえば見た目ではあまり変わらなさそうだよな」
ヤグシャ:「んー……」 いったん二人の顔をよく眺めてから
  「そこまでじゃないけど、たぶん上でしょうね。私は56歳だから」
レドル:「父親より上……?」 ひいふうみいと数えて
  「いやでも、こう達観してるところとか、金の試練の時の話とか考えると、納得も納得か……」
リッカ:「確かに……言われてみればすごく大人っぽかった気がする……!」
ヤグシャ:「βは150年生きるから、逆にβばっかりの中で暮らしてると、そうは思わないかもね」
レドル:「150年!? ってことは、何事もなければヤグシャはあと90年も???」 え~~~~!?って顔
ヤグシャ:「何よその顔」
> こっち(第三世代)は寿命40年くらい?だったと思うんだよなぁ どうしよっかなぁ
> ですねえ
> 人間でもだいたい4~50年とかでしたっけ。ポチョマー先生は長生き(80超えとか?)だけども
> 普通の人間と同じくらいなら、まぁ普通の反応でよさそうだなぁ
> 小さい子どものうちに死ぬ人が多いと平均寿命と実際に今生きている人の年齢(や平均余命)には差が出てくるけど
> そういうふうだと、たとえば第三世代じゃない人が15歳まで生きたら60くらいまでは安泰とかあるかもしれない
レドル:「人間で数えたら3~4世代分くらいまるっと入るなんて言われたらそりゃ驚くだろ……」
ヤグシャ:「逆に、私たちにはそういう感覚がないかもね。
  基本的には人間と結婚して子どもを作るとかはありえないし。……最近は違うのかもしれないけど」
リッカ:「150年とまではいかなくても、100年くらい生きられたらいっぱい遊べそうだな~」
> ???「ニンゲンと結婚ですって~~~???」
> リッカに関しては、自分の趣味の創作とか完全に遊んでる感覚だと思うんだよね(と謎の追加)

ヤグシャ:「……」 どうしようかなとちょっと迷って
  「リッカはさっきβ純血種のことを『いいなあ』って言ってたけど。
  確かに延命剤は必要ないかもしれない。でも、βにも……作られた生命にも、それなりの悩みはあるのよ」
レドル:「作られた生命か……そんなものがあるなんて考えてもみなかったな。
  ロボットとか、そういうのとも全然違うわけだし」
> もの、という発言をしているけど、特に意味を含ませて言っているわけではない、という釈明

ヤグシャ:「……まあ、でも、悩みの原因はそれに似たところね。
  例えば…… リッカやレドルは、好きなものはなに?」
リッカ:「好きなものっていったら……やっぱり何かを作ることかな。
  草木や鳥、風みたいな自然を感じられるものを自分の手で形にするのが好きなんだ~」
レドル:「好きなものか? オレは列車が好きだな。学校の行事で何度か乗ったことがあるんだが、
  そこから見れる景色っていつも見てるものとは違うものがあるからワクワクするんだよな」
> 謳う丘EOLIAの歌詞の後半に出てくる要素が並んでるという
> 設定を生やした顔
> こうして鉄オタが誕生した
> どうなんですかね。そんなにアウトドアになるような人間じゃないと思いますけど。たまに乗るから良い
ヤグシャ:「何かを作るのが好き。列車が好き。いいわね」 いったん言葉を切って
  「さっきも言ったけど、β純血種は作られた生命。その際には、さまざまな初期設定ができる。この身体も、精神も。
  クラスタニアでは全てのβは使命を持って培養されるからなおさらね。
  で、精神も設定できるとなったと聞いたとき……
  その、例えば『何かを作るのが好き』というのは自分の意思なのかしらね? それともただの初期設定?
  究極的には、私には自由意思はあるの?とつい考えてしまう」
> というわけで ロボット発言を受けて
> 当たらずとも遠からずだったと
リッカ:「……たとえ生まれる前から決まっていたことだとしても、
  自分で考えて作りあげる人生は自分だけのものだと思うし、
  時代や周りの環境から少しずつ影響をうけて、精神とか好きなものも自分のものになっていくんじゃないかなぁ」
> いいっすね
> 「何かを作るのが好き」って要素を自分自身とかぶせてたせいでやたら刺さる展開になっているw
レドル:「たしかに、そこまで作ることができるということを知っているのなら、
  そういう思考が生まれるのも仕方ないよな。今その話を聞いて、オレもそう思ったしよ。
  でも、作られてから今に至るまでの変化には、作ったものの意思が介在する余地はないんじゃないか?」
ヤグシャ:「そうであるといいわね。そうであることを信じたい。
  これが自分の意思だと信じたいがゆえに、運命に逆らいたいがゆえに、私は愚行を犯す。
  リッカもときどき思ったりしない? 『たまにはめちゃくちゃなものを作ってやろう』とか」
リッカ:「そうだなぁ……めちゃくちゃなものを作ることはあっても、
  いつもと違うアイデアを見つけるとか、そういう意味でやることが多いというか、
  自分がもともと作ろうとしてるものを捻じ曲げようみたいなことはあんまりしないかもなぁ」
ヤグシャ:「そうでしょうね。創作ではしばしばそういうことが起きる。見たままに描くだけが絵画じゃないように」
リッカ:「創作以外だったら、めちゃくちゃな行動に出たくなるのはあるかもしれない」
ヤグシャ:「例えば箱を血で染めるとか、ね」 やや意地悪く
リッカ:「あ……それは……」 髪の毛を触りながら答えます

ヤグシャ:「まあ、ともかく、そうやってもがきながら『本当の自分』を探しているのよ。
  β純血種の場合、そういう思考に陥ってしまった時に深刻化する可能性が高いというだけで。
  で、そうした愚行の結果取り返しのつかないことになってしまった時……その悩みは一生のものになる」
リッカ:「なるほどなぁ」
レドル:「……」 かける言葉を見失っているようだ
> さすがに「取り返しのつかないことってあったの?」とは聞いてこないかw
> さすがに聞けないです!
> PL視点では聞きたいんですけど、PCとしてはもう深く踏み込まないことにしたので
> えーw
リッカ:「β純血種にも色々大変なことはあるのね……」
ヤグシャ:「150年。長いわよ?」 笑顔で




  session: DS-B-6 2023/04/30



ヤグシャ:「さて。だいぶ話が脱線したわね」
レドル:「あー……結局足りない箱をどう用意するかってとこだったよな?」 再確認
ヤグシャ:「それそれ」
リッカ:「そうそう、赤い箱がないってところから始まったんだったよね」
ヤグシャ:「ひとまず適当に箱を作って、それを赤くするって感じになると思うけど」
レドル:「赤くするっていうのがなぁ……あのカメラから撮影した時に赤く見えればいいんだろうけど」
ヤグシャ:「とは思うけどね」

> 箱状の何かを作るのは土でやるとして、赤くするのをどうするかかな?
> 鳴(波長?)の試練だから、箱の像つくる方向なのかと思ってた
> でも実体あったほうが魔法かけやすそう
> まあそうですね 像を作るとして、それを写真の通りの位置にピンポイントでやるのはなかなか難しい
> それなら何か仮目標を作って、それで先に位置を調整してしまうのがいい
> そういえば、前回手に入れた工具箱って中身見ましたっけ?
> 見てないですが、工具箱に入ってそうなものはひととおりあっていいですよ
> ペンチドライバーの類からドリルのこぎりまで 要は大道具の工作に使えそうなやつ一式
> 鳴とか虚の魔法って、赤い波長だけ増幅or赤い波長残して他消すとかってできるんですか?
> できますね 指定が多くなるぶん若干難易度上がるけどまあ大丈夫でしょう
> ふむ……工具使って一旦箱作って……っていうか作るための板はあるんでしたっけ。赤い板はないとかあった気がするけど
> 赤くない板はまあ……使ってなさそうな大道具をばらせばいくらでも
> そしたら、とりあえず大道具から箱だけ作るか
> ですねぇ

レドル:「何はともあれ、まずは箱を作っちまうか」
ヤグシャ:「どうやって作る?」
リッカ:「そうだね、まず箱の材料になりそうなものを探してみようか?」 」
レドル:「倉庫に大道具とかあるだったよな。そこから拝借するか?」
ヤグシャ:「見てみましょ」

というわけで倉庫をもう一度見てみました 奥のほうに長いこと使われてなさそうな埃をかぶった書き割りの家があります
裏面は塗装されてないのでうまくやれば使えるかもしれない

・大道具をばらして箱を作る
【技巧】難易度10/[クラフト]適用可

ヤグシャ:「これなんかいいんじゃない?」
リッカ:「どれどれ?」 のぞきこみます
  「工作なら得意だよ! ちょっとやってみるね!」
ヤグシャ:「これと同じ大きさで作ってくれれば。お願いね」 同じ倉庫にあった青と緑の箱を指して

リッカ:7+3D 技巧+4 → 7+9[5,3,1] → 16
ばっちりですね 合わせ目もぴったり綺麗に処理された箱ができあがります

ヤグシャ:「……得意って言うだけあるわ。こんなきれいに作れるとは」
レドル:「すげー器用だな」
リッカ:「でしょ?」 ちょっと得意げな顔をしています

レドル:「よーし、それじゃ一旦舞台に運ぶか。位置の調整は写真見ながらじゃないとできないけどさ」
ヤグシャ:「そうね。誰かがカメラを見ながら調整したほうがいいかもしれない」 といったん返事して
  「さっきも『何か作るのは好き』って言ってたわよね。実はこういうのの本職だったりするの?」
リッカ:「う~ん、本職ってほどじゃないけど、アクセサリーとか小物とか作って売ったりしてるよ~」
ヤグシャ:「そりゃ器用なわけだわ。売れる物を作るとかって」
> レドルさんは学生であることは前回も言ってたな
> うむ。何度か言ってるかも



リッカ:「そういえばさ、みんなは第二段階の試練に入るときに、どんな魔法使えるようになったの?」
ヤグシャ:「えーと……」 何かを確認するような素振りをしつつ
  「前からあった、物を膨らませたりする力とは別に、
  下の階層にあったひととおりのことはできるようになったみたい。火とか水とか。
  あとはさっきも使った、波動を操る力」
> レドルくんのは説明するより実演した方が早そうなそうでもないような……どうしようかな
> 実演でちょっと使って見せるだけならMP消費なしでいいですよ
> ふむふむ。何かものを転がして、そこに魔法かける形を実演する感じに
> 台車でいいです?
> いいんじゃないかな
レドル:「んーそうだな……」 転がりそうなものを探してます
ボールのようなものはありませんが、物を運ぶための台車がありますね

レドル:「それじゃ、ちょっとこいつをだな……」
  十分なスペースがある場所に台車を持って行って、押し出します
  台車に向かって緑魔法・時で動くスピードを少し遅くしましょう
【詩魔法】難易度5でどうぞ
レドル:2D 詩魔法 → 6[1,5] → 6
手を離れて進んでいた台車が不自然な急減速を見せますね
レドル:急減速する台車を見て 「よし、うまくいった……とまぁ、こんな感じで加速や減速ってのを操作できる感じだな。
  あとはヤグシャと同じように火や水だったりを使えるようになってる」
ヤグシャ:「へー……というか急にそういう動きを見せられるとちょっとびっくりするわね」
リッカ:「波動の力に速度の操作……すごいなぁ、色んなことができそう……!」
ヤグシャ:「減速か……ふーん」
レドル:「波動を操るか……さっき光量の増幅ができたってことは、光の波長に関しても操作できるってことでいいのか?」
ヤグシャ:「うーん……できそうな気もするけど、やってみないと分からないわね」
レドル:「まぁそりゃそうか。オレも今実際使ってみるまで本当にできるのか半信半疑だったところもあるしな」



レドル:というわけで舞台に箱を運びますかね?
リッカ:そしたら、私カメラの方行こうと思います
青・緑と木の色の箱が舞台に運ばれて置かれます
ヤグシャ:「リッカ、この箱はこの場所で合ってるー?」 呼びかける
リッカ:「OK、いい感じ!」 ステージの方に戻ってきます
ということでひとまず場所は正確に置けました



レドル:「そんじゃ、あとはこいつをどうやって赤く見せるかだが……」
ヤグシャ:「光の波長がどうこうでやってみる?」
レドル:「まずはそれからだと思う。もしかしたら単独じゃなくて、色々合わせ技が必要かもしれないけどな」
ヤグシャ:「……そうかもね。それなら、
  先に照明の調整をしちゃった方がいいかもしれない。魔法は基本的には時間が経つと切れちゃうから」
リッカ:「そうだね、先に調光卓の方をどうにかした方がよさそう」
レドル:「んじゃ、オレはカメラのところについてるか」 照明の操作は任せたとばかりに
ヤグシャ:「それじゃ、リッカが操作して、レドルは照明の状態を確認してちょうだい。
  どういうふうに調整してほしいかを言ってくれれば私がリッカに伝える」
レドル:「りょーかい」
リッカ:「はいは~い」

というわけで配置につきました

+ 秘話:レドル
調整点は
 ・まず客席まで含めた全体を暗くする
 ・舞台全体を青くする(地明かり)
 ・奥の幕の下側を緑にする(ローワーホリゾンタル)
 ・スポットライトを当てる(吊りサス)


レドル:「えーっと……まずは全体の照明を落として、舞台中央にスポットライトが当たるようにしてくれ。
  大体3つの箱が収まるくらいだが、あー……スポットライトの具体的な広さは
  ヤグシャが直接伝えてもらってもいいか?」
ヤグシャ:「了解」 内容をリッカに中継 (以下中継はやってるってことで省略)
> 手始めにいじれそうなボタンとかあります?(描写が難しい)
> フェーダーが並んでるとかですか?
> ですね フェーダーが並んでる
> 客席の照明については説明書ですぐ分かると思う
> スポットライトとか幕のやつとかはアルファベットで省略されてるからぱっと見はわからないけど
> 適当にいじればどれがどれだかすぐ分かる



リッカ:「えっと、まずは客席からかな?」 全体の照明を操作します
できました 暗くなります



リッカ:「どう? できた?」
ヤグシャ:「大丈夫」
リッカ:「は~い、じゃ次進めるよ~」 舞台中央のライトを点けます
いくつかいじってたらそれっぽいものを見つけました 範囲などはそのままでよさそうです



レドル:「で、次は舞台全体を青くして、奥の幕の下側を緑色にする感じだな」
リッカ:舞台の色を青色に調整したいです
これも問題なくできました 青くなります



ヤグシャ:「だんだん近づいてきた。いい感じ」
リッカ:(ここまでは順調ね……)

リッカ:幕の下を緑に照らしたいです
幕の下部を照らすのはLHというのがそれっぽいですね 光の三原色に対応するLHR,LHG,LHBの3つのフェーダーがあります
……LHGを最大にしてもちょっと光が弱いですね?



リッカ:「あれ? これ以上明るくならない?」
ヤグシャ:「あーそういうことね。待ってて」

ヤグシャ:緑魔法:鳴で光を増幅します
【詩魔法】難易度12/効果時間延長のため素のMP消費量2倍/[波動科学]適用可
ヤグシャ:4+3D 詩魔法 → 4+8[3,3,2] → 12
ヤグシャ MP:55 → 45
期待通りの光量になりました



> ヤグシャのMP負担大丈夫かなぁ 最初にこの部屋入ったときにも結構消費してた気が……
> とはいえまだ素の人間程度にはあるから余裕
> 終わるまでには持つんじゃないかなぁ。メインだし消費量が多いのはしゃーなしなところある

ヤグシャ:「OK。リッカ、ありがとう。戻ってきても大丈夫」 レドルにも戻ってこいと呼びかけます
レドル:呼びかけに応じて戻ってきます
リッカ:こちらも戻ってきます
レドル:「なんか一気にそれっぽくなってきたな」 舞台の様子を見つつ
ヤグシャ:「それじゃ、急いでこれを赤くしないといけない。で、レドルにも協力してもらいたい。
  だから、写真を撮るほうはリッカに頼みたいかな」
レドル:「おーけーおーけー」 何を使うかはさておき呼吸は整えておきましょう
リッカ:「写真ね、いいわよ」
ヤグシャ:「私で赤を増幅する。レドルは青と緑を抑制してほしい。たぶんできるはず」
レドル:「わかった」
ヤグシャ:「それじゃ、リッカ、あとはお願いね」
リッカ:「分かった、任せて!」 と言ってカメラの方に向かいます

リッカ:「準備できたら教えてね~こっちは大丈夫だよ~」 と声をかけます
レドル:「こっちも大丈夫だ。イメージはできてる」
ヤグシャ:「あとは、うまくいくことを祈って……」

ヤグシャ:箱に反射する光の赤色を増幅します レドルには青と緑を抑制してもらいます
[緑魔法:虚][緑魔法:鳴]/同時効果 【詩魔法】合計難易度16

ヤグシャ:「Was ki wa ansyarn shen... inhexan burle an grrena... craules rudje lusye iem!」
  いつになく真剣に魔法を行使してます ちょっと詩魔法らしい節回しが出てきてる
レドル:(だいたいこんな感じで……)とイメージを膨らませつつ魔法に集中してます
レドル:2D 詩魔法 → 10[4,6] → 10
ヤグシャ:4+3D 詩魔法 → 4+9[1,6,2] → 13
レドル MP:50 → 45
ヤグシャ MP:45 → 40
箱が赤くなりました



ヤグシャ:「できた! それじゃ私たちは隠れないと」 袖に引っ込みます
レドル:同じく袖に引っ込みます
リッカ:(よし、今のうちに……) シャッターを切ります
撮影できました
> こういうふうに 別の場所から協力してなにかやってるシーンすき



カメラのシャッターを押して撮影すると、案の定、舞台上の試練のマークのところが開いた。

ヤグシャ:「これで、あそこからボタンが出てくる流れよね」
レドル:「たぶん、な」
リッカ:「どう? うまくいった?」 ステージの方に戻ってきます

中からせり上がってきたのは試練完了のボタン――ではない。スタンドマイクだ。




ヤグシャ:「ええ……もう嫌な予感しかしないんだけど」
レドル:「解決するものは一つだけとは限らないってか」
> スタンドマイク? 歌うのか???
> 音響卓があったわけだし、音に関する何かがあってもおかしくはなかったけれど
> レーヴァテイルなのに歌うの嫌がってるじゃんと思ったけどヤグシャ無詠唱しがちだったなぁと
> いやほら音痴で練習してるレーヴァテイルがいたりするし
> まあ謳うと歌うは違うし、人前で歌うのもまた違うので……
ヤグシャ:「頼むから、面倒なことになってないよね……?」 カメラを確認します

いま撮影した写真を確認してみると、マイクとその前に立っているヤグシャの姿がなぜか写っている。
やはりこれを再現しろということなのだろう。

ヤグシャ:「……はいはいはいはい」 すっごい嫌そうに

ヤグシャ:「――ということらしい」 いちおう情報共有はする
レドル:「いつの間にこんな写真できてるんだ……?」 他のところに疑問を投げる。もちろん答があるわけもないが
リッカ:「まだ歌わなきゃいけないって決まったわけじゃないよ! 歌ってるふりとかじゃ……ダメなのかな?」
ヤグシャ:「その可能性があったか」 気を持ち直す
> ダメだろうなぁと思いながら言ってる

ヤグシャ:「それじゃ、試してもらっていい?」 マイクの前に立つよ
レドル:また袖に引っ込みます
リッカ:「いいよ~」 またカメラの方に行きます
ヤグシャ:「それじゃ、いつでもどうぞ」
リッカ:「は~い」 撮影します
撮れました ポーズまで含めてそのままなんですが舞台に変化は現れません

リッカ:「撮れたよ~」 と、呼びかけます
ヤグシャ:「何の変化もないわね。あと、気づいたんだけど、このマイク入ってない」
レドル:「音響卓で操作しないとだめか。スイッチ入れて音量調整するくらいならできるか?」 と音響室の方へ行きます
音響卓をチェックしてみても、OFFになってたりミュートになってたりボリュームが最小になってたりはしませんね
電源は入ってます

リッカ:(どうしたんだろうと思ってステージ前あたりまで来ます)
レドル:「んー? スイッチは問題ないし、特に音消の状態とかってわけでもなさそうだな」
ヤグシャ:「だとすると、スピーカーの問題?」 チェックしに行く
マイクを近づけてもハウリングしませんね
ヤグシャ:「えーと、こっちも電源は入ってる。ボリューム調整はあっちだろうし……」
レドル:「一体どういうことなんだ……?」
ヤグシャ:「……もしかして、これも『鳴の試練』か。きっとどこかで信号が伝わらなくなってるはず」

ヤグシャ:音響室に行って緑魔法:鳴で信号増幅を試みる
【詩魔法】難易度5/時間延長のため素のMP消費量2倍/[波動科学]適用可
ヤグシャ:4+3D 詩魔法 → 4+11[3,5,3] → 15
ヤグシャ MP:40 → 30
成功 音が出るようになりました

ヤグシャ:「これでよし、と。それじゃ、またお願いね」
リッカ:「うん、とりあえず撮ってみるね」
ヤグシャ:「それじゃ、マイクを戻して、と」

BGM: トラワレビト -instrumental-
  from シークレットゲーム -KILLER QUEEN- DEPTH EDITION(FLAT, 2009)
  Composed by なるちょ
ヤグシャがマイクの位置を調整しようとすると、まだ何もしていないのに突然曲が流れ出す。

ヤグシャ:「あーもう、歌えばいいんでしょ! 歌えば!」

ヤグシャ
  wee au wa polona wadelatiss enw onvit li tim oca hagol
  wee jyel ra harne ciellenne osa heia zash oz cupla na ftt

  nnakouegan vonn illa, rre colgen issmi oca re florr tou shere
  lautyca ther werllra, nnazatt vaffa dimouo

  fou zweie ra at fane yorr neia sphilar da oca degle
  fou touwaka ra zi firle yos warma ween mahin mea

  aiph zatt zen li wenzen oz mea aumb equidi tes yor
  fou yea ra acra zatt cenjue li bara folten mea


歌の途中でどこからかベルの音が聞こえてきた。
それを合図にマイクが引っ込み、今度こそ試練完了のボタンが現れた。



ヤグシャ:「……あのね」 脱力
> 鐘の音で草。のど自慢かな?


BGM: Sim Broadway
リッカ:「良かったよ~♪」 戻ってきてパチパチ拍手します。
レドル:「すごかったな。実は歌手だったりとかするのか?」
ヤグシャ:「断じて違う」 きっぱり

ヤグシャ:「ただ……人前で歌わなきゃいけないのよね。そのうち」
レドル:「それは仕事で……ってことか?」
ヤグシャ:「そういうこと。それも、かなりの大勢の前でね」
リッカ:「へ~そうなんだ。でも、さっきの歌聞いてる限り、特に問題はなさそうだったよ。大丈夫だって!」
レドル:「素人視点からすればこんなに上手いのに勿体ないと思うけどなぁ」
ヤグシャ:「いや、音痴がどうとかそういう話じゃないんだけど。でも……えーと」 ちょっと間が空いて
  「かいつまんで言うと、あるイベントの主役として歌わなければならない。
  それでもって、その日が私の命日になるかもしれない……いや、こっちは別に関係ない話か」
レドル:「……なんか今トンデモ発言しなかったか? 幻聴か???」
リッカ:「命日? え? どういうこと?」
ヤグシャ:「結局のところ、私の仕事は『狙われること』なのよね。
  そのリスクがいちばん大きくなるのがそのイベントってこと」
> この目立つ格好してるのも実はそういうこと
> 警備とかないの? みたいな返答は考えてた
> 言われてもヤグシャは詳しく答えないけど もちろんガッチガチに警備しますよ
> でも攻めてくる相手が国家レベルだったとしたら?という話
> あー……
レドル:「いつ突然襲われるかも分からん状態だった地域にいるオレが言うのもアレだが……
  命を狙われることが仕事っていうのも大概な話だな」
> これはI.P.D.暴走のお話 >いつ突然襲われるかも分からん状態
ヤグシャ:「私は“囮”だからね。だから私を狙ってくれるならむしろ成功ではある」
> え、これってさすがにヤグシャ生まれてから囮として選ばれたよね?
> 前回さ、β純血種は目的をもって作られた生命みたいな話でたじゃん……
> いちおう回答としては、さすがに囮のために生まれたわけではないです
> 仮にそうだとしたらずいぶん長生きしちゃってるし
> よかった……のか?
> 最初から囮にするなら短命にする……のも鬼畜の所業か?
> じゃなくて おとりとして使うなら、いま目の前に囮を使う対象となる脅威があるわけですよね
> なので50年も経ってから使うとは考えにくい
> 前回の、1番長生きかもね~みたいな展開からのこれはびっくりなんだよ
レドル:「その“囮”って、造られた当初からそうだったのか?」
ヤグシャ:「そういうわけじゃない。私が作られた目的は全然別のことだった……らしい、から。
  あと、勘違いしないでほしいのは、私の今の状態は私が望んでやっていること」
> だから「こっちは別に関係ない話」
レドル:「そうか……」
  (でも、さすがに明日が命日になることまで望んでるわけじゃないよなぁ)などと考えている

ヤグシャ:「まあとにかく、そういう話ではなくて。
  ある人から聞いたんだけど。メタ・ファルスって、昔、
  私と同じように大勢の人前で謳った結果大変なことになった人がいるんでしょ?」
レドル:「そうだな」
ヤグシャ:「歌うこと自体は構わないんだけど。歌うことによって離反されてしまうのは私の望みではない」
レドル:「まぁ状況が状況だからな。希望だったものが裏切られれば、矛先がどこに向くかは知れてる」
> というわけでインフェルの話
> 別にインフェルじゃなくても魔大陸のほうも該当するか
> そっちをイメージしてたなー
> ちなみに この「ある人」って誰?って聞くとまたびっくりするかもしれない
> 聞くか~
リッカ:「そんな人がいたんだ……ところで、ある人って、誰から聞いたの?」
ヤグシャ:「……名前だけならまあいいか。空賊やってる、アルフマンって人」
レドル:「……は? え???」 聞いたことがある名前にびっくりしてる
リッカ:「アルフマン……名前は聞いたことある気がするんだけど……?」
ヤグシャ:「さすがに知ってるか。大鐘堂にいたのもそこまで前の話じゃないし」
レドル:「あ、や……総統の座からいなくなってるのも知ってるけど……空賊になってたのか」
ヤグシャ:「空賊の中でも有名どころらしいわね」
レドル:「……世の中、人がどんな転がり方するのかわかったもんじゃねぇな……」
リッカ:「よく分からないけど……すごい人と知り合いなんだね……」
ヤグシャ:「さあね」 半分ごまかしつつ
  「ある意味、私の今の立場は、メタ・ファルスでいう御子に近いのかもしれない」
レドル:(今の御子様は御子様でかなり大変そうだけどなぁ……)
> 空賊は空賊でも悪い(?)空賊じゃないんだっけな。むしろ人を襲ってる空賊に狙いを定めてとかなんとか。うろ覚えである
> うん
> で このシナリオで「空賊」のワードは最初に出てきてますよね
> たしかにダイブ屋の技師がぽろっと
> この時代だとゲーム本編の御子2人は20後半くらいか
  レーヴァテイルの寿命とか考えるとそろそろ交代の時期になるのかな。それともある程度年数決めてるのだろうか



ヤグシャ:「さて、試練は終わってるし、とりあえず出ちゃいましょ」 ボタンを押します
下の階層の時と同じように、チョーカーの宝石が短時間光るのが他の二人にも見えるでしょう
ヤグシャ:「これでOK。話なら真ん中の部屋でもできるし」 というわけで劇場を後にします



> とまあ 鳴の試練も(RP抜きでも)そこそこ長いやつでした
> 最後に歌う人は[緑魔法:鳴]所持者になる のでPCが選んでたらPCに適当に歌ってもらうことになる
> なるほどそういう
> そう、あの歌うところどうなるんだろうと思ってた
> 例えば「演歌を歌います」みたいにジャンル指定くらいになるかなー
> もちろんもっと歌いたい人は歌ってもいいけど(?)
> レドルくんうたはどうなんだろうな
> 歌いたくなるけど、ハードルたっかいやつだ……
> リッカはもしかしたら謳う丘エオリアいけるんじゃないかと思った(作中でキャラが歌ってるから曲として存在してそう)
> 対旋律とかコカリナの音色入れてアレンジした状態で謳って欲しい
> いいなー





事前交流会:ソル・シエール組
事前交流会:メタ・ファルス組
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