三つの匣の外側に プレイログ:B卓 時の試練

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事前交流会:ソル・シエール組
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導入~Lv1開始 金の試練 Lv1終了~Lv2開始 鳴の試練 Lv2終了 ボス戦~ゲーム終了 エンディング
前半
後半
個別・全体ED
火の試練 命の試練
土の試練 時の試練



文字色説明

GM GM発言・描写など 雑談など
PL/PC レドル: PC発言・PL発言・雑談など
リッカ: PC発言・PL発言・雑談など




  session: DS-B-8 2023/05/07


BGM: 我が工房へようこそ
  from 神採りアルケミーマイスター(エウクレイア(エウシュリー), 2011)
  Composed by クワイア



扉をくぐると真っ先に、お菓子が焼けるおいしそうな香り……が度を越したものを感じる。
ついでにやや焦げ臭い。

室内に長く伸びるベルトコンベア、それを取り巻く様々な機械。自動化された工場のようだ。
作っているものはなんだろうか? 先を追ってみるものの、出てくるのは見るも無残に焦げた何かだ。
材料や匂いからすると菓子の一種だとは思われるが、機械がうまく働いていなさそうだ。

ラインの先は検品と箱詰め行程の部屋に続いているのが見える。
ただし、そちらに出入りするためのドアは施錠されている。
そのドアの上に砂時計を模したマークがあり、横の赤いディスプレイに今日の生産目標と実績が表示されている。
当然ながら、この有様では実績は0のまま動いていない。



> こんなのがラインから出てきてる


ヤグシャ:「匂いがきっついわねえ……」
リッカ:「焦げちゃってる……?」
レドル:「みたいだな。どこか故障してるのか?」
ヤグシャ:「……ということは、それを直すのが試練なのかな」
レドル:「まぁ最終的に直すとはいかなくても、一時的に数を揃えられればって感じになるのか?
  1回作れればって感じではないだろうし」
リッカ:「一時的に魔法でラインを操作するって感じかな? 確かにそれでもよさそう」

リッカ:(焦げちゃうってことはやっぱりオーブンがおかしいのかな?)オーブンの方を見に行きます

・焼成行程
長いオーブンの中をゆっくりと動きながら焼き上げる工程だ。
焦げてしまうのは、焼き時間が長すぎるのか、もしくは温度が高すぎるのだろう。

ただ、現状ではここに流れてくるものは形が崩れてしまっているので、
まずはそちらをどうにかしない限りは、こちらの調整をしても意味がなさそうだ。

レドル:ではこちらは成型工程の部分を調べてみましょう

・成型工程
プレスして形を整える工程だ。近くに<小麦粉>が置かれ、打ち粉として投入されている。
しかし、どう見てもプレスのタイミングが同期していない。
まんじゅうが流れてくる周期よりもプレスの周期のほうが長くなってしまっている。
結果として、まんじゅうが型からはみ出たままプレスされ、よくわからない形になってしまっているようだ。

近くのパネルには「必ず停止してから開けること」と小さく注意書きされている。

レドル:プレス機をよく見ながら 「んー? なんかタイミングずれてね?」 と周期の違いを把握します
ヤグシャ:「このお菓子?みたいなやつ、なんか見覚えがあるなあ」 オーブンののぞき窓から中を見ている
> もしや:オボンヌ
> ということでした
> はいw
> オボンヌ?って思ったらやっぱりそうだった
> オボンヌってどの塔でも有名?
> オボンヌは第一塔だけかなあ ただどこいっても似たようなのがあるので
> オボン夕、オボン又とかあるねぇ
> へぇ~なるほど
> 第二塔でもオボンヌ買えたかもしれない ゲーム中では
> 確かに買えたはず。わりかし終盤で
> スピカが持ち込んでるんだっけなぁ
リッカ:「あ、これオボンヌだ!」 プレスのタイミングがあっているものを見つけて
レドル:「ん? オボンタじゃないのか? 似たような別物か?」 若干こんがらがる
リッカ:「え? これはオボンヌだよ? 絶対そうだよ~」
ヤグシャ:「……」 二人の言い合いを聞いて
  「とりあえず、最後までちゃんと完成されてみれば分かるんじゃない?」
レドル:「たしかにそれはそうだが……」

レドル:「とりあえず形が崩れてるのはここが原因ぽいな。
  オーブンも調整が必要だろうけど、一旦一つずつ解決してみるか?」
リッカ:「そうだね、まずは形からどうにかしようか」

レドル:では緑魔法・時でプレス機の周期を調節してみましょう。周期を短くするからちょっと加速かな?
機械は無彩色なので対象外ですね
> はい
> あ~~~そういうことか
> 饅頭は無彩色ですか?
> それは有彩色としていいです
> 聞いておいてなんだけど、饅頭ひとつずつ操作するの効率悪すぎる
> それな
> ベルトコンベアは無彩色なのかな?
> ですね
> まあとりあえず パネル開けてみるといいですよ
レドル:「一旦ラインを止めて色々見てからまた動かした方がいいかもしれないな」 というわけで始動/停止ボタンのところへ
  「……で、いいよな?」 一応念のため確認
ヤグシャ:「問題ないでしょ」
リッカ:「大丈夫だよ」
レドル:ではボタンぽちっと
ラインが止まりました

レドル:「んじゃ、とりあえず成型してるところから見てみるか。なんか開けられるみたいだしな」
  プレス機のところに戻って注意書きを確認しつつ、機械を開けてみましょう
リッカ:一緒にみてみます



パネルを開けると、動力が緑色のベルトで伝達されている場所があるのが分かる。
このベルトが少し緩んでいる。劣化して伸びてしまったのだろう。

> 魔法をかけるのは対象が見えていることが前提だから開けっぱなしで動かさないといけないかぁ
> ですね 動いている状態で掛けなきゃならない場合の話だけど
> 劣化する前の段階まで時で戻せば、しばらく効果が持続しそう
> そっちの方が現実的か
> 開けたまま動かそうとしたらどうなるんだろうと思ったり
> 別にどうこうはしないですね 普通に動きます
> 動いてる所に巻き込まれないようにという注意書きなので
> 動いているところに近づくのは危険っていうのは工場とかだとだいたいそう
> もっと危険な場所だとフェイルセーフが仕掛けられたりしてるけど ここは特にない
> ポンコツしたら癒しでどうにかできないレベルで事故りそう
> ポンコツするという言い方が面白いw

リッカ:「緑のベルト……これなら魔法が使えるかも?」
レドル:「そうだな。ただ劣化してるだけだったら、劣化する前の状態に戻せばいいだけだが……まぁものは試しか」

レドル:(とりあえずは劣化前の状態をイメージしつつ……って感じかな)
  緑魔法・時でベルトを劣化前の状態に戻してみます
【詩魔法】累計達成値18でどうぞ
レドル:2D 詩魔法 → 9[5,4] → 9
レドル MP:50 → 45
ちょっとだけ戻った感じですね

レドル:「もう少しか。やっぱり簡単にはいかないな」
レドル:2D 詩魔法 → 6[2,4] → 6
レドル MP:45 → 40
表面が綺麗になってきました 緩み具合はもう一声
> やはり初期値だと回数が必要だなぁ
> ですねえ
> 累計達成値方式は失敗はしないけどリソースを食う判定
> 要するに下振れし続けるとやべーやつ

レドル:「肝心なところが戻ってないな。もう一声ってところか」
レドル:2D 詩魔法 → 8[5,3] → 8
レドル MP:40 → 35
ベルトに張りが出てきました よさそうです

レドル:「こんなもんか。これで周期は元通りになるかな?」
ヤグシャ:「見ててなかなか面白いわね。逆再生みたい」
レドル:「実際逆再生そのものなんだろう。不思議なもんだ」
リッカ:「ちょっと失敗してもやり直せるの、いいなぁ」
> 果たして時を戻したところで因果が変わることはあるのだろうか
> さあ?

リッカ:「ベルトが元に戻ったことだし、機械動かしてみる?」
レドル:「そうだな。それで形が整ってるものが次はオーブンでどうなるかを見ないと」
  というわけで機械を閉じてから再び始動/停止ボタンをぽちっと
動き出しました

レドル:「さて、どうなるかな?」
リッカ:(オボンヌになるかな)

動作の周期は正常になったが、タイミングはまだずれているようだ。
規則正しく同じように変な形が作られている。

ヤグシャ:「うーん、なんか惜しい」
リッカ:「周期はあったみたいだけど……惜しい……」
レドル:「んー、ずれてるまま周期を戻したからか? 手動で調節できるものならいいんだが」
  そう言って機械のパネルを確認します。調節できるような部分はあるのだろうか
見当たらないですね

ヤグシャ:「手動で調節するなら、再起動のタイミングで勝負するか、
  もしくはそれこそベルトを手で押さえて微調整するとか……」
リッカ:「それか、もう一回機械止めて、プレス機見てみる?」
レドル:「再起動のタイミング勝負はなかなか骨が折れそうだな。ベルトを押さえるのがいいのか?」
> 工具箱に作業用手袋みたいなものはあるのかな(怪我防止的な)
> choice[ある, ない] → ない
> 残念
ヤグシャ:「できればそれは最後の手段にしたいところね。さっきの魔法でなんとかできたりしない?」
> ベルトに一瞬時の魔法かける?
> つまりそういう感じ
レドル:「それでやってみるか」

・[緑魔法:時]でタイミングをずらす
 通常通りMPを消費し、【詩魔法】のダイス部の数だけダイスを振り、出目を記録して数列を作る
 この数列に 偶数→奇数→奇数 の配列が現れたところで成功となる 出ていなければまた振って数列を伸ばす

ヤグシャ:「ただ、微調整って逆に難しいのよね。イメージがつきづらいってのもあるし。
  だからちょっと協力するわ」
レドル:「わかった」

> そういえば機械閉めたまんまじゃん()
> まあ開けたってことでいいです()

レドル:2D 詩魔法(ダイス部分)1回目 → 9[6,3] → 9
レドル MP:35 → 30
ヤグシャ:[緑魔法:虚]でレドルの[緑魔法:時]の効力を抑えます
【詩魔法】難易度9に成功すれば、数列を作るダイスを1回当たり2個増やせます
ヤグシャ:4+3D 詩魔法 → 4+5[1,3,1] → 9
ヤグシャ MP:90 → 85
成功 レドルさん追加で2Dどうぞ
レドル:2D 1回目虚による調整分 → 8[4,4] → 8
ここまで6-3-4-4
調整が行き過ぎて逆方向に狂ってますね

レドル:「うおっ……これじゃだめだな」
ヤグシャ:「焦らずもう1回やってみましょ」
レドル:「おーけーおーけー」
リッカ:「がんばれー」

レドル:2D 詩魔法(ダイス部分)2回目 → 5[1,4] → 5
ヤグシャ:宣言省略 さっきと同じ
ヤグシャ:4+3D 詩魔法 → 4+6[1,4,1] → 10
レドル:2D 2回目 虚による調整分 → 7[4,3] → 7
レドル MP:30 → 25
ヤグシャ MP:85 → 80
6-3-4-4-1-4-4-3
かなり惜しいけど微妙にずれています 尻尾のないオボン○

レドル:「これはなかなか大変だな……1人でやってたら挫けそうだ」
ヤグシャ:「もう一度やってだめだったら最後の手段でもいいかもしれない」
レドル:「だな。手伝ってもらってるのに悪いが」

レドル:2D 詩魔法(ダイス部分)3回目 → 11[5,6] → 11
ヤグシャ:成功はしてるけど宣言上はいちおう振っとく
ヤグシャ:4+3D 詩魔法 → 4+11[1,5,5] → 15
レドル:2D 3回目 虚による調整分 → 8[4,4] → 8
レドル MP:25 → 20
ヤグシャ MP:80 → 75
6-3-4-4-1-4-[4-3-5]-6-4-4
うまくいきました これはオボン……
(ヌとタを両方見たことがある人ならヌであると判断できる)



> オボンヌしか知らないと思う
> タしか知らないと思うなぁ
> しかし謎の4率になったな
> まさかの半分が4という

レドル:「よし、今度こそ上手くいったな。助かった」
ヤグシャ:「できたならよかった」
リッカ:(どれどれ?) コンベアを見ます
  「あ、オボンヌみたいになってる! すごい~」
ヤグシャ:「オボン……ヌ……なのかな」
レドル:(やっぱりオボンタのような……まぁいいか)




  session: DS-B-9 2023/05/20



ヤグシャ:「さて、形はよくなったからいいとして……結局焦げてるわね」
リッカ:「そうだね、次はオーブンの方も見てみようか」
レドル:「そうだな」 プレス機を閉めてオーブンの方へ

オーブンの操作パネルを調べてみると、温度調整が動かなくなっているようだ。
焼き時間については現状は16分となっているが、こちらはコントロールできるようだ。
ただし、どのくらいにセットすればいいのかはよく分からない。

レドル:「んー……温度調節がうまくできてない感じか。
  高すぎるってことなら、低くすればいいんだろうが」 うんうん唸る
ヤグシャ:「……下がらないわね、温度。壊れてるのかしら」
> 時の魔法で加速させれば確認に必要な時間は短縮されるけど、ぶっちゃけPL視点だと時間かかってもあんま影響ないやつ
> w
> 一分ずつ短くするとかいうだるい方法
> 実際だるいのでそこを別の方法でなんとか賢くできないか
> ここは虚の出番か?
> 実際これ、温度を下げる方式だと、1個作るのに16分魔法を維持しなきゃならないんですよね
> さすがにそれは難しい
> やはり恒久的に直す方法かぁ
> ってことでなんとか時間調整を決める方法を考えてほしいって感じ
レドル:「どうにかして出力を抑えられればいいんだけどな……」
ヤグシャ:「そうはいっても、一時的に温度を下げるだけじゃうまくいかない可能性もありそう」
  生産目標が併記されているカウンターのほうを見つつ
リッカ:「焼き時間を短くすれば、焦げてるのはよくなりそうだし、魔法を使うにしても短時間で済みそうじゃない?」
レドル:「与える熱量を時間だけで調節するってことか。温度のほうが変えられないならそれしかなさそうだな」
ヤグシャ:「問題は、じゃあどのくらいの時間にセットするかってことだけど」

> 何分くらいなら魔法って維持できるんだろう(2分っていけます?)
> 具体的に決めてはないんですが(内容と出目にもよるし) 2分くらいならたぶん大丈夫
> レーン2本あるし、どっちかのレーンにレドル君が魔法かけっぱなしにして2条件同時に試せないかなと思っていた
> 実質2分と4分の条件が試せる
> レーンそのものは無彩色だったはず?
> オボンヌは有彩色って言ってた!
> 2条件同時に試すにしても どの魔法で何を試すのかってところですね
> 焦げて出てきたものに対して調節かける感じかな?
> とりあえず魔法使わないで5分とかにして様子見たいかも……
> もちろんそれでもいいですよー

リッカ:「待ち時間長くなるとめんどくさいし……、とりあえず5分くらいで一回やってみない?」
レドル:「それもそうだな。考えてる間に流せるもの流しておいたほうがよさそう」
ヤグシャ:「いいんじゃない?」
リッカ:5分にセットします



――5分後――
まったく焼けていません 表面が熱くなっただけという感じです



リッカ:「だめか~生焼けだぁ~」
レドル:「さすがにそう甘くはないか」 しゅん
ヤグシャ:「うーん」

> ちなみに 焼き時間のセットは1分単位じゃなくて秒単位でコントロールできるやつなので
> で、いちおうこれ時の試練なので時魔法1回で解く方法がある
> え~~なんだろう
> ちなみに 同じ方法で時じゃなくて火でもできる
> というかさ、機械止めて、どこらへんでピッタリ焼けてるか見れない?
> 覗き窓はところどころにありますよ ピッタリがあるとは保証しないけど
> 焦げて出てきた状態のものの経年状態を巻き戻しとかですかね?
> 巻き戻すまではあってる そこからどうするか
> 巻き戻した後って時間経過でまた元に戻るって認識で合ってますか?
> 戻りませんね 例えば、オーブンから出てきた焦げたやつを巻き戻して焼く前の状態にしたとして
> それが再びオーブンに入らない限りはそのまま生です
> ふーむ……
> これ精度どれくらい必要なんだろう~
> そこは秘密ですが多少の幅はちゃんとつけています
> 焦げ切ったものを、ピッタリ焼けた時点に戻すって結構難しそう……
> まあそうですね ピッタリ焼けた時点に戻すってのは、どこまで戻すのかを事前に決めておくことが難しいのでなかなか
> 逆に言えば、分かりやすいポイントまで戻すなら難しくない

> 一旦時間戻して、覗き窓から様子を見てみるのが良さそう?
> まあいったん様子を見るのもあり ぴったりじゃなくても大体のポイントはつかめるかもしれない
> さっき言った時(火でも同じだけど)の解法 見つかれば実にレドルさん向きの方法なんですけどねー
> 出てきてすぐのやつを巻き戻すとして、何分巻き戻しをかけた時点で完成するか?
> その「何分」をどうやって求めるか……
> 3倍速で巻き戻すって指定して、みんなで時間数えながら見守るみたいなのイメージしてた
> なるほど
> 考え方としてはほぼ正解なんですが 残念ながら3倍速になる保証がないんです
> 一定速で戻せるけどそれが3倍速になってくれるとは限らない
> 今日は頭がポンコツらしい(何も思いつかなかった顔)
> 焦げたオボンヌを、まず熱を持っていた時点まで戻せば、全部オーブンから出てきた直後の状態に戻せる
> 次に、そのオボンヌを一律同じ時間で巻き戻して、全部丁度よく焼けたオボンヌにする
> オーブンから出てきた直後の状態については、実際にオーブンから出てきた直後のやつを使うことにしてもいいです
> そうすれば時魔法1回節約できる
> オボンヌに命を付与して、オボンヌ自身に聞いてみる〈ヤケクソ〉
> オボン○「熱い!!!!!!!」
> w

> 時の緑魔法による巻き戻しの速度の調節は虚でできたりするのだろうか
> ゆっくり戻すことができるようにはしていいです
> 一回焼き時間増やしておきません? 今、たぶん中途半端に焼けたオボンヌの数減っていってる気がするので……
> とにもかくにも焦げた状態のものが出てこないと何も進まないのでそうしますかね
> 生焼けオボンヌ量産状態で止めとくのどうなんだろうと
> まあ時を戻すにしてもまずは焼きすぎたオボンヌが必要……

レドル:「一旦元に戻そうか。生焼けの状態からは多分何もできないだろうからな」 焼き時間を16分に戻します
ヤグシャ:「待っている間になにか考えておきたいところね」
レドル:「ちょうどよく焼けた状態になる時間が欲しいとなると、出てきたものの経過を戻しながら確認するとかか?」
ヤグシャ:「それはちょっと思った」
リッカ:「でも、何分もどしたらいいのか上手くわかるかなぁ」
ヤグシャ:「結局そこよね。うーん」
レドル:「焼けている様子はところどころで見れるんじゃないか?」
  覗き窓がどのあたりについているのか確認してみますか
1/4ごとについていますね なので16分なら4分・8分・12分になる
ただしオーブンの中はちょっと暗いのでちゃんと見るには取り出したほうがいいかもしれない
> ちなみに覗き窓は開閉できる

レドル:「……暗くてよく見えないか……」 再びしゅん……
ヤグシャ:「取り出すならこれがあるけど」 テーブルに載っている長いトングみたいな道具を指す
  「今思ったけど、使えそうな材料をもう一度洗い直したほうがいいかも?」
リッカ:「確かに……ちょっと探してみようか」

リッカ:テーブルの上にあるのってトング以外にあります?
テーブルの上にはトングの他はラインの最初に投入するあんこがあるだけです
他の場所も探してみますか?
リッカ:探してみます
棚に製品写真があります 正しい焼き加減はこれで分かる
あとこれで製品がオボンヌだろうということも分かります

レドル:「オレもちょっと探してみよう」
レドルさんは壁を広く見回してみましたが 特にこれと言ったものは見当たりませんね
例のカウンターの他は時計があるだけです

リッカ:「見てみて~オボンヌの写真あったよ~。しかもほら、ここ、オボンヌだって」 本を持ってきます
レドル:「んー、こっちは特に収穫なしだな。時計があるにはあるが」
ヤグシャ:「……んー……こっちのほうにもあったオボンゆうもだいたい同じ形だった気がするんだけど」

> 時計って結構高い位置にありますか? 手を伸ばしてとれるか
> 取れるかどうかという意味なら取れる 適当なものを踏み台にして
> 時計の上にオボンヌ置いて、同時に時間戻せばいいかなと
> なるほど ただごめん、これ無彩色ですね
> 小麦粉振ってもダメ?
> 小麦粉白いし……
> w
> オボンヌ有彩色だったから……
> あっちは生地にもうちょっと何か入ってると思ってw
> まあ、ただ 時計を出したってのはヒントで 要は時間を測るんですね
> 心の中でカウントしてもいいんだけど 時計あったほうが分かりやすいかなと
> 色のついたもので包んで、その空間自体の時間いじれないですか?
> ちょっとごめんなさいって感じかな……
> ダメかぁ
> 空間自体いじれるってことは事実上なんにでも効いちゃうので 時でそれやるとちょっときつい
> たーしかに
> むぅ……



そうこうしているうちに16分経過しました やはり焦げています



リッカ:「オボンヌできてきたみたい。一回のぞき窓からみてみない?」
ヤグシャ:「それもそうね」
レドル:「とりあえず後ろの方から見てみるか」 トングのようなもので後ろの覗き窓からオボンヌを取ってみます
12分の時点では焼けてきてはいますが、微妙に焼きが足りていません



レドル:「……これは……どうなんだ?」 リッカが持ってきた写真と見比べつつ
ヤグシャ:「全体の3/4だから12分、で」 写真と見比べて 「まだ足りてない感じ?」
レドル:「とりあえずは12分以上、かつ16分未満ってとこか。もう少し絞りたいな」
リッカ:「そうだな~もうちょっとかな~」

> 出入り口にある四角い枠ってビニールテープだったりします? 時計の針に張り付ける
> ビニールテープ……ですね
> まあいっか できるとします
> お~できるのか
> まあここまで来れば他の方法でもいろいろできるようになってるのでOKとしてもいいかなと
> レドルくんのRPにあうって方法が気になってはいるので、時計の針にテープはもう少し待ちます
> 絵面やばいなぁって(自分の方法の)
> まあそれは別に気にしなくてもいいですよw
> 気になってはいるけれど全く見当ついてないからなぁ
> 最終的に計算に持ち込むってのがキモなだけなので
> あ~そういうこと
> 現在のオーブンが何度かって分かってるんでしたっけ。調整ができなくなってるだけでどこかに表示があったりはする?
> あるけどそこは関係ないですね
> はい
> オーブンから出たものを6分前の状態に戻して再度覗き窓からオーブンに入れるとか
> 実際それがだいたい2番めの解法
> 要は、覗き窓が1/4ごとについているってことは、二分探索ならぬ四分探索ができるってことなので
> タイマー1回ごといろいろやるよりははるかに効率的
> あ~
> たとえば、オーブンの設定時間を4分にしていま拾った12分焼きのやつを最初から投入すれば
> 13分・14分・15分の状態が見られることになる
> あ、そっちでもいいのか。普通に戻してって考えてしまった

レドル:「間の14分でどうなるかを見てみたい。
  出てきたものが16分後だから、6分戻して後ろの覗き窓から入れ直してみるか?」
ヤグシャ:「悪くはないと思うけど。ぴったり6分戻す自信はある?」
レドル:「う……それは難しいかもな」
ヤグシャ:「私でもちょっと自信はないわね……」
レドル:「んー……今取ってきたのが12分焼いたもので、16分だと長すぎるってわけだから、
  その間の時間さえ見れればいいんだがな」
リッカ:「12分焼いたオボンヌに、あとちょっと加熱できればいいんだよね~」
レドル:「そうそう」
リッカ:「オーブンの時間を4分に設定して、窓から取り出せば13分、14分、15分焼いたものになるんじゃない?」
ヤグシャ:「……そういうことになるわね?」
レドル:「んじゃ、とりあえず今の状態から12分焼いたものを何個か取っておかないといけないな?」
リッカ:「確かに」
ヤグシャ:「そのくらいなら任せといて。時間調整はそっちに頼んだ」
レドル:「おーけー」

ヤグシャ:生地かあんこが入っていた箱を2つ取ってきて、12分焼きのやつを何個か取って乗せ、もう片方で蓋をします
  「調整お願い」 すぐにオーブンの入口に移動
レドル:「了解。それじゃ、変更するぞ」 制御パネル?かなんかを操作して焼き時間を4分に変更します
ヤグシャ:流れているオボンヌ?をトングで蹴散らして、空いたスペースに素早く置いていきます
  (あ、トレイが微妙に溶けちゃったような……まあいいか)
> w
> トレイごと入れた?
> 温度が高い状態のままトレイの中に入れたからじゃないかな
> ですね

結果として、焼き時間の追加3分のものがほぼぴったりに見えます

レドル:「あとはそれぞれの覗き窓から回収して、と……」 回収したものを並べてみて、写真と比べてみます
  「見た感じ最後に取ったやつが一番それっぽいな」
ヤグシャ:「一度外に出してちょっと温度が下がった分だけは考慮しないといけないかもしれない。
  だから15分よりは微妙に短くした方がいいかもしれないけど……そこは任せた」
> 20秒くらいかな~どうかな~
> つまり14分40秒?
> いいと思いまーす
レドル:「それもそうか。となると……」 焼き時間を14分40秒にセットします
ヤグシャ:「あとは、待っている間に残りもやっちゃわない?」
リッカ:「残りって、目のこと……?」
レドル:「今出してきたやつで試してみるか?」
ヤグシャ:「それもいいけど。なんか、いつの間にか機械が止まってるのよ」
  最後の焦げ目をつける工程のところの機械を指して
  「ラインを一度止めたからかしらね? よく分からないけど」
リッカ:「え、どういうこと?」 機械をのぞきこみます
レドル:「んんー?」 同じように機械を覗き込みます



最後にあるのは目の部分の焦げ目をつける工程だ。
なお、この次には足を付けるオプション工程もあるようだが、
幸いなことに足の在庫が切れているので見なかったことにしてもよさそうだ。
ただし、そのせいで機械が自動停止してそのままになっているようだ。

ヤグシャ:「……」 こちらももう一度よく見て 「なんか、モード選択のボタンがあるわね」
>オボンヌ >オボンタ >オボンス >オボン又 >オボン夕

> ……足?
> オボンヌに足あったっけ?
> ないですね なのでリッカさんもレドルさんもそういう反応になると思う
> オボン又設定か
> になってたってことだけど どっちにしろいまの型は又じゃないっすね
> 製品写真にあったのはオボンヌだけですか?
> ここにあったのはヌだけですね

リッカ:「え、足ついてるオボンヌとかあるの……?」
レドル:「いやさすがにこれは……ないだろ? と、とりあえず、今の完成品はオボンヌってことだから、
  それを設定してやれば動きそうじゃね?」 なんか変なものを見てしまったなぁ……という表情で
ヤグシャ:「それがあるから困るのよね、オボンヌという名前じゃないけど」
リッカ:「え、……なにそれ?」
レドル:「え……」 流石に困惑している
ヤグシャ:「自分もおみやげで見たことがあるだけだから名前は覚えていないんだけど。その形が……なんていうか……
  ……スネ毛の生えた足がなんでお菓子に必要なの?って」
レドル:「……」 呆然
リッカ:「……」 もはや何も言えない
ヤグシャ:「この選択肢から言うと間違いなくオボン又ってやつね。
  だからもしどこかでこの名前を見かけたら全力で避けたほうがいい」
レドル:「あ、ああ」 衝撃が抜け切ってない模様

リッカ:「と、とりあえずこっちオボンヌにセットしちゃうね!」 オボンヌモードを選択します
機械が再び動き出しました 無事に目が付きました



リッカ:「うまくいったみたいね」
レドル:「あとは焼き上がったのが流れてきて問題なければ万事解決か?」
ヤグシャ:「うまくいけばいいけど」

少し待って、オーブンをセットし直してからのものが出てきました
焼き加減は問題なさそうです





ヤグシャ:「あとはこれが進んでいくのを待てば……ちょっとじれったいわね」
レドル:「レールは加速できないからな」
リッカ:「これって何個つくればいいんだっけ?」
ヤグシャ:「生産目標はあそこに書いてある通りなんだけど」 カウンターを指して
  「計算してみたんだけど、これ、実際にこの数に達するには数時間必要になるのよね。
  だから、そこまで待つわけじゃない……と信じたい」
レドル:「継続して完成品ができればいいものだと思ってるけど……
  まさかそんなゲームで数時間も待たせるなんてことはしないだろ」
ヤグシャ:「そうじゃなかったらひんしゅくを買うのは間違いないわね」

> とまあ、実際にはもうクリアではあるんだけど 待ち時間が発生している感じ
> なのでもしよかったらRPタイム入ってもいいかなと
> RPタイムでやろうとしてたことが結構多いので、どうしようかなと思ってる
> 最初の方に出てきたオボンヌに対して命付与なら、すぐできる……
> ちなみにここを出た後はRPする時間はあるんです?
> あります 本編中で最も長い、そして実質的には最後のRPタイムが来る
> あるのかぁ(命の試練で獲得した苗木成長とかさせてみたいなぁと思ってた)
> 苗木は時の試練の部屋出てからでいいので今はパスで
> それじゃクリア優先にします?
> いや、オボンヌで遊びます
> 了解w
> 怒られそうw
> 怒られる前に独断決行するまで?

リッカ:「ねぇねぇ、待ち時間暇だし、ちょっとやってみたいことがあるんだよね」
ヤグシャ:「?」
レドル:「ん? 何をだ?」
リッカ:「ちょっとこのオボンヌ借りるね」 といってテーブルの上に持っていきます
レドル:「?」 何をするのか分からないまま様子を見ている

> 確認もなくやったらやったで怒られると思うなぁw
> 怒られる想定ならもう少しセリフ練りたい
> ええw
> いや別にレドルくんはどちらかというとびっくりするだけで怒りはしないと思う
> ヤグシャがどう出るかは展開次第だけど 怒る可能性は当然ある
> ぶっちゃけオボンヌから名前聞く必要がなくなったので、ちょっと動いてくれるだけでいい

リッカ:「なんかさ、オボンヌ動いてるところ見てみたくない?
  せっかく、こう愛嬌あるキャラだし、ちょっと魔法で……命を吹き込んでみようかなって……」
ヤグシャ:「え……」
レドル:「ん?」 何を言ってんだこいつみたいな顔している
リッカ:「たぶん、喋ったり知能持ったりはしないはずだからさ。ちょっと、こう、いろんな表情とか見たくない?」

> ヤグシャはここまで聞いたら止めに入ると思う なので実際にやるならこのままやっちゃって

リッカ:テーブルに置いたオボンヌに手をかざします

リッカ:「Foul lornya faura... / 甘くて不思議な小鳥たち
  Fou paks ra ene fwal fwal en hynne. / どんな風に飛ぶのかな どんな声で鳴くのかな
  Wee paks ra yatse manaf obonnu. Nyanear-pon!」  / オボンヌに命を宿します
> PLの想音は完全にkiとかiですが……
> 草
> めけめけぽんで物体できるなら、にゃにゃーぽんで生命付与できそう!と勝手に単語作った
> w
> なるほどねw
リッカ:「ふぅっ」
【詩魔法】ファンブルチェックだけどうぞ MP消費は省略しますので 成功したら結果描写はお任せします
リッカ:2+3D 詩魔法 → 2+8[6,1,1] → 10

> どうなるか分からないところに魔法かけるワクワク感が一番で……自分で表現するとなると難しいやつだ……
> これって相談しながら考えるのできます?
> いいですよ
> 可能性としてあり得るもの
  ・飛ぶ(テーブルの上をくるくる回るとか) ・鳴く(ピピピとか)
  ・羽が動くか ・瞬きするとか、くちばしがパクパクするとか
> 何したら面白いんだろう……
> ヤグシャが怒るポイントは「意思を持っているかどうか」になるので
> ただ動くだけならギリ大丈夫 表情を変えるとなると厳しくなってくる
> 表情変えるのやめよう 平和なシーンでとどめておきたい……
> 怒らせたいわけじゃなかったのかw 了解
> w
> 結果的に怒るようなことになりそう、というのが自分の推測だったw
> 自分としては、ただ転がってるだけでも十分面白いと思うけど
> なんか、今まで積み重ねてきたRP無下にする感じして、あんま怒らせるような内容にはしたくなかった

> ヒュムノス語がアルファ律(エオリア属)じゃなかったらモロバレなんだよなぁ……などと
> そっか、ヤグシャはあそこで分かるのか
> いちおう今のところはその前に普通に言った台詞があるので、そこがばれてたとしても大丈夫
> 一応飛んでは欲しかったり
> 純粋に跳ねたり左右に動いたりするだけなら問題なさそう
> 飛ぶこともまあいいですよ(ゲームに直接関係ないところは甘めにとる)
> 「こっちおいで~」とかいってもこっち来ないみたいにすればいっか
> まあそれなら「意思持ってないな」と判断するかもしれない
> ヤグシャとしてはなかなか反応に困るところではあるけどまあ

オボンヌはカタカタと揺れ始め、 やがてそのまま浮かび始める。
最初は右に左に不規則に動いていたものが、だんだんと安定して飛ぶようになり、テーブルの上でくるくると回っている。

レドル:「!???」
ヤグシャ:「!?」 やや眉間に皺が寄るが、まだ何も言わず様子を見ている
リッカ:「動いた動いた。お~~~い」

呼びかけには応じず、そのままオボンヌは回り続けています
試しに指でつついてみると、「ぴっ」という小さな声がして少し軌道がそれるものの、
再び円を描くようにして飛び続けます

リッカ:「かわいい~」
ヤグシャ:「かわいいというか……」 困惑している
レドル:(……実は感性が全然普通の人と違う感じだったりするのか……?)
> 育ちの良い人がいたなら食べ物で遊ぶんじゃないって言いそう()
> 1個だけだから~~~
> はいはいw

ときおりオボンヌをつつきながらしばらく見ていると、
オボンヌの軌道がたまにガクッと下がるようになってきます

リッカ:「あっ」 オボンヌが変な挙動を見せるたびに、あ~~みたいな顔でみてる

オボンヌは机に落ちてきて動かなくなります つつくと瞬きだけはしている様子

ヤグシャ:「……」 どう反応しようか迷っている
レドル:「……」 ぽかーんとしている
リッカ:「あれ? ……オボンヌかわいくなかった? え、感動とか……あんまり……なかった?」
レドル:「いや、むしろ驚きとかそっちの方が大きかったな」 色んな意味で、というのは伏せつつ
リッカ:「……ね、びっくりするよね!」
  (なんか、オボンヌじゃなくて……違うことに驚いてる気がする……)
BGM: Bright red rain
  from シークレットゲーム -KILLER QUEEN- DEPTH EDITION(FLAT, 2009)
ヤグシャ:「……さっき私が『意思や感情を持つものを作るというなら~』って言ったのを
  いったいどう聞いていたのかって思ったんだけど。
  確認するけど、そういうふうに作ったわけじゃないのよね?」
> 流れ変わった
> あ~~
> ただの確認作業なので大丈夫
> 傍観の図
> もうちょっと慎重に進めておくべきだったか……
> いや ほんとにただの確認作業なので
> 「意思や感情を持つように作ってはいない」って答えれば大丈夫
> ここで、前の試練でのRPに思い当たった感じだそうかなぁ
> どっちにしてもいいですよ
> いずれにせよ、「意思や感情を持つように作ってはいない」と表明しないと怒られる
> 一歩間違えればクリティカである(混ぜるな危険)
> いろんな表情とか言っちゃったばかりに言い訳しづらいやつ
> ただそれはそれで、呼びかけに答えないところは見てるので
> なんで呼びかけたって話にはなるんだよなぁ

リッカ:「え?」 ヤグシャの方を振り向きます
  そして、命の試練でのやり取りを思い出し、はっと息を呑む
  「……ち、違うよ! そんなつもりじゃないよ! 意思や感情まで持たせるつもりなんて全然なかったんだよ……」
ヤグシャ:「本当に?」
リッカ:「ごめん。本当に迂闊だったと思う。
  ただ、ちょっと動いたら面白いかなと思って…… 本当にそんなつもりなくて……」
ヤグシャ:「……」 やや悲しい表情になって
  「……まあ、実際にもそうなっていなかっただろうというのは見てて分かったからいいんだけど」
BGM: 我が工房へようこそ
ヤグシャ:「リッカがそういうふうに思い至った理由は理解はできる。『鳥』って何回か言っていたし、
  それを『自分の手で形にする』わけだから、この際動く物を作ってみたい、
  そうしたらきっとかわいいんじゃないか、って思ったのよね?」
リッカ:「うん……」 少ししゅんとしながら
ヤグシャ:「そう。ならそれでいい、分かったから」
> もう早く焼きあがってくれオボンヌ
> w
ヤグシャ:「……ただ、かわいいかというとちょっと疑問だったかもしれない。
  なんていうか、本当の鳥が飛ぶのを見て美しいと思うような要因がここにはなかったんだろうと思う」
リッカ:「オボンヌにはオボンヌのかわいさが……って思ってたけど、確かに本当の鳥……とは言えなかったなぁ」
ヤグシャ:「それに……物には物ならではのかわいくするやり方がある。リッカもきっとそれを知っているはず。
  たとえば……ほら」
レドルさんは【感知】or【調査】どうぞ 難易度不明
レドル:4+2D 調査 → 4+12[6,6] → 16
> は?
> クリティカルじゃん
> 何も全く試練と関係ないところで出さんでも~~~
> もうねw
> 乱数調整入ってしまった

ヤグシャ:「こんなふうにしたりとか」
  件のオボンヌを拾って両手で包んで一瞬隠して、出てきた時にはオボンヌが花冠のミニチュアを被っています



レドルさんはヤグシャのこの一連の動作の中で、ヤグシャが0.2秒ほど不自然に固まったように見えました
> いや0.2秒w
リッカ:「あっ、いいかも……」 顔をあげます
レドル:(……あれ? 見間違いか……?)
リッカ:「これ、ヤグシャが作ったの?」
ヤグシャ:「さあね」 流す
  「私、怒ると怖いとはよく言われるのよね。こっちもちょっと脅かし過ぎたかもしれない。悪かったわ」
  リッカに右手を差し伸べます
リッカ:「私の方こそ、もう少し慎重に魔法を使うべきだったと思う。ごめんね」 といって手を差し出します
ヤグシャ:リッカの右手をぐっと引っぱり、身体を引き寄せて、そのまま軽くハグします
  「気づいてくれたならいいわよ。こっちこそごめんね」 囁くように
リッカ:「えっ、えっ」 とても驚いている
ヤグシャ:すぐ離します
> PLもびっくり(ヤグシャに)
ヤグシャ:「……」 少し間があって
  「よく考えたら、例のオボン又の存在のほうがよっぽどこのお菓子を侮辱しているかもしれないわね?」
レドル:「一体どこの誰がOKを出したんだろうな……」 しれっと混ざってくる
リッカ:「そ……そうかもしれないね」
ヤグシャ:「さあね……少なくともクラスタニアにはなかったから。人間の考えることはときどきよく分からないわ」
レドル:(レーヴァテイル同士は分かるのか……?) 口には出さないでおく
> 分からんっすね 口に出して突っ込んでくれれば実際そう言った
レドル:「まぁ、他人の考えることなんて基本的には分からないことだらけだからな」
リッカ:「人間って……ちょっとひとくくりにしすぎな気が……」
ヤグシャ:「まあそりゃそうね。さすがに言い方が違った」
リッカ:「さすがにそんな変なもの作るの、人間の中でもだいぶぶっ飛んでる人だと思うよ??」
ヤグシャ:「そうであることを願いたいわね。……でなかったら大変なことになってそうだし」
> 自分に跳ね返ってきそう
> www
リッカ:「うん、うん、そうだよ~」
ヤグシャ:(リッカがもし味音痴ならぬかわいさ音痴だったらきっと作るんだろうなあ……とか裏では思ってなくもない)



> とりあえず途中で言ってた時(or火)での解法とやらが気になる
> 確かに
> 基本的には、焦げたオボンヌを巻き戻してちょうどよく焼けたタイミングを見極める戦略です
> 巻き戻しは速度が3倍速になるかどうかはともかく一定のスピードで戻っていくので
> これの見極めはなかなか大変そうだなぁと思ったなど
> で、どこまで巻き戻すかがポイント
> まぁ写真があるからそれは問題ないのかもしれないけど、どのくらいの時間巻き戻したのかというのはこれだけだと難しい?
> それだけだと何分なのかは結局分からないんですよね
> で、アイディアとしては
> 巻き戻し始めてから、ちょうどいい焼き加減になるまでの時間をx、焼く前の状態になるまでの時間をyとすると
> x : y = 16-(求めたい時間) : 16 になるはず
> 例えばちょうどいい焼き加減になるまで30秒、焼く前の状態になるまで2分とするなら、求める焼き時間は12分になる
> なるほど、そこで時計か
> ただ、これだとまだうまくいかない というのは「焼く前の状態になった瞬間」をはっきり指定するのは難しい
> なので、もっとはっきり分かるタイミングまで戻します
> 成型のタイミングか?
> その通り
> はーーー
> 具体的な数字を出していくと
> プレスされたまんじゅうがオーブンに入っていくまで30秒
> 最初の設定の焼き時間が16分=960秒
> 巻き戻したときの (ちょうどいい焼き時間になるまでの時間):(成型工程でプレスされたところまで戻るまでの時間)は1:10
> これで計算すると (30+960)*9/10 - 30 = 861 で14分21秒
> 範囲としては14'05~14'45でOKとしてます
> 意外と危なかった
> 14分でも15分でもダメなラインにはなってたのか
> です
> 成型工程終わったやつを持ってきて、火魔法で焼きながら時間を測ってもいい これが火を使うバージョン

> オボンヌに命を吹き込むところ
> 実際、怒らせるつもりでくるのかなあと途中まで思ってたんだけど 実際にはそうじゃなさそうだったので
> いちおうヤグシャが懸念を表明するところだけにしておこうと思ったのが今回
> だけどけっこう脅かしちゃいましたね そこはすみませんハイ
> 大丈夫です~ あれはあれで面白かった
> 今回の件でレドルくんはもう(これ絶対怒らせたらまずいやつだ……)ってなってる
> w
> そのあとハグしたのは脅かしたぶんのフォローということで あれはヤグシャとしてだけでなくGMとしての思いでもある
> 自分のキャラのβ、怒らせると怖い人しかいない案件
> 樒さんも?
> 樒は感情薄いのでほとんど怒らないけど 逆にそれで実際に怒ったら落差は感じると思う
> 怒ると怖いタイプの典型なんだよなぁ 感情薄いっていうのはまぁあれとして
> こっちとしては、怒らせるようなRP自体は別に嫌でも何でもなくて
> むしろ切り込んでくれるならありがたいといつも思ってる
> (ただ生半可に切り込むとたいてい返り討ちに遭うけどね)
> 何かに対して怒る時、割と個性が出るのでキャラクターが引き立つというか、そんな印象がある(PC問わず)
> うん
> 悪意なく行動した結果誰かの地雷に触れるの、自分自身苦手なシチュなのか?と今ふと思ってる

> リッカさん何に怒るんだろうなぁ
> なんかこれ考えてるだけだし、他PC巻き込むからあれなんだけど、
  もしも鳴の試練のRP回にターフェさんいたとして、どんな立ち回りしてきたらリッカきれるかなぁーって想像してた()
> レドルくんは怒る場所は一つははっきりしたのでなぁ(鳴の試練)
> 自分で作ったものを雑に扱われるとか?(転売とか)
> 転売されたら確かにキレそう
> 鳴の試練のRP終わってからなんですよねー、ターフェさんがRTのフリするRPしてるってちゃんと把握したの
> 実際、いまのところ完璧にふりをしてますね
> でも、今回のRPでも、鳴の試練のときも思ったんだけど、
> 誰かの言ったキーワードとか、一つの思い違いから、一気に場の雰囲気変わるRPって、
  めちゃくちゃ憧れてたから、自分で立ち会えると感動する……
> ほんとわかる
> なかなか狙って作れるシチュエーションじゃないんですけどね(GMとしても「誘いは掛けたけど外れた」ってのは日常茶飯事)
> だからこそ余計にうまくいくとやったぜって思う
> シリアス度がドンドン上がってく感じが好きでー
> H波削れるのでほどほどにしないと引き摺りかねないのがちょっと怖いところ
> あと、それまで全員横並びだったRPが、それぞれの立場を意識したRPになるときもおぉーってなる
> ほうほう
> リッカさん、単に自分が作ったもの雑に扱われただけじゃ怒らないかもなぁと思ったり
> リッカに何か言いたいことあるとか、よく思ってない人が、
  本人に直接ぶつける代わりに、作品を傷つけるとか変な噂を立てようとする、みたいな状況が一番キレると思う
> 転売するにしても、転売側にメリットあってやってるなーってときは傍観で、
  こいつ転売しても何もメリットないくせに私が自分のもの売れなくなった状況見たくてやってるだろってなったらヤバそう
> 逆に、例えばアイラさんの破壊活動で自分が作ったものが犠牲になったとしても、
  わざとじゃないし、ちゃんと謝ってるし、しょうがないよ~ってなるかなと

> ところでこれは全く根拠もない推測でもなんでもないものなんですが
> オボン花生成のところでヤグシャさんが一瞬止まったところ、システムに干渉してたとかそういうのだったりします?
> まあだいたいそうだと思っていいです(クリティカル出してるし)
> この卓はそうでもないけど 他の卓は基本ヤグシャは無詠唱無動作で魔法使っているので
> なにやったのか区別つきづらいのがポイントだったりする
> ヤグシャさんなら無詠唱でFLIPやっても驚かないなぁ
> まあ外じゃ当然無理だけどね
> いずれにせよ今回はバイナリ野なので 仮に変身するにしてもやろうと思えばそこまで難しくないはず
> (というかアバター作れるならその時点で可能なはず)
> なるほどね?
> できるってことを知っているか、あるいは近いことをやったことがあったりとかじゃないと、
  そもそもやろうとする発想に至らないものでありまして(例外はあるかもしれないけど)
> 天覇の関係者説を考えたけど流石にそれは強引がすぎるなと




  session: DS-B-10 2023/05/21



さらにしばらくして、ちゃんと完成したオボンヌがようやくこの部屋のラインの最後に到達した。

製品が隣の部屋に入っていってしばらくして、ついにカウンターが動き出した。
同時に、どこかで機械音に紛れて別の物音がした。

試練完了のボタンは見たところ周囲には現れていない。
カウンターが生産目標に達するには数時間かかりそうだが……


ヤグシャ:「数字が増えてきた。ようやくね」
リッカ:「数字は増えてきたけど、まだ終わりじゃないの……?」
レドル:「……出てこないな?」
ヤグシャ:「待たせられるシステムになっているとは思えないから、どこかに出てるような気もしなくもないけど……」
レドル:「どこか変わってないか見て回ってみるか」 ぐるーっとぐるーっと
リッカ:「……さっき、何か音がしてた気がするけど……何かないかな」 音の出どころを探します
【感知】or【調査】難易度9/【調査】の場合は[感覚]適用可 でどうぞ
リッカ:3+3D 感知 → 3+6[3,2,1] → 9
さっきの音は位置的に冷却台のほうから聞こえてきたと確信します



> あっぶない
> 成功すれば問題なし()
リッカ:「こっちから聞こえてきたはず……」 冷却台に向かいます
ヤグシャ:「なにかあった?」 リッカについていく
レドル:狭くなりそうなので後ろから見守ってる

レドルさん以外は【調査】どうぞ 最大値の人対象
ヤグシャ:4+2D 調査 → 4+9[6,3] → 13
リッカ:4+2D 調査 → 4+8[2,6] → 12
冷却台の下のほうで、オボンヌに交ざってボタンがコンベアの上を流れています
> クイズ番組の早押しボタンのおもちゃみたいなやつが流れてる
> ピンポーン

ヤグシャ:「……あっ、あったわ」
リッカ:「え、こんなところに?」 ボタンを追いかけます
動きは遅いので手を伸ばせば普通に取れるでしょう
リッカ:「取れた取れた。はい」 と、ボタンをレドルに渡します
レドル:「一緒に流れてきたのか。他の試練みたいにどこかが開くのかと思ってたな」
ヤグシャ:「見逃して隣の部屋に流れていってたらそれこそ大事だったわ。よかった」
レドル:「サンキュー。それじゃ、押すぜ?」 確認取らずにぽちっとな

いつもどおり、レドルのチョーカーの宝石がちょっとだけ光ってすぐ元に戻ります
レドルさんは時を自在に操る力を得た感覚は――特にありませんでした

レドル:「これで最後か。戻ったら何が起こるのやら、だな」
リッカ:「ね、最後だし何か仕掛けとか用意してあるかも」
ヤグシャ:「どうかな……まあ、出てみればわかるでしょ」
レドル:「そうだな」 というわけで試練場を出ていきましょう
ヤグシャ:「まだなにかあるのか、それともこれで終わりなのか……」
  完成品オボンヌを1個取って食べながら出入口を出ます

> 試練の中で生命作っちゃうと、その部屋から出られない運命の何かか発生してたってことを忘れてたなあ





事前交流会:ソル・シエール組
事前交流会:メタ・ファルス組
導入~Lv1開始 金の試練 Lv1終了~Lv2開始 鳴の試練 Lv2終了 ボス戦~ゲーム終了 エンディング
前半
後半
個別・全体ED
火の試練 命の試練
土の試練 時の試練
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