暗転返し
暗転返し
HCが発動すると、画面が暗転し専用演出に入る。この暗転中はアシストも含め敵味方ともに操作ができない。
しかしながらこの暗転中にもコマンド入力は受け付けており、ここで完成したコマンドは暗転終了後に直ちに反映される。
ここで相手のHC発動の暗転中にこちらもHCのコマンドを入力し、相手の暗転終了後最速でHCを発動させることを、
暗転に暗転を返すことから、通称「暗転返し」と呼ばれている。
暗転中の攻防
相手からコンボを受けてない時に相手がHCを発動した場合、
- 相手の行動に対しての対応する時間が長く得られる
- 判断した結果が暗転後、最速で実行される
この2つがポイントとなる。
暗転中の攻防が発生するのが最も多い状況が、「必殺技がヒットしなかった際の硬直を直接HCで狙われる」状況。
例1)中距離でのスペンサーさんと真空波動拳
- ワイヤーグラップル空振り → 真空波動拳 → バイオニックランサー
スペンサー側のミスでワイヤーグラップルを外した場合、非常に隙が大きい。中距離でリュウ側はこの隙を狙うべく、真空波動拳を当てようとする状況。
バイオニックランサーは、コマンド成立から無敵時間が発生し暗転後も無敵は一定時間続く為、無敵時間で耐えられる距離であれば真空波動拳を突き破れる。
もちろん遠距離であった場合は、バイオニックランサーの無敵時間中にリュウに届かず真空波動拳を喰らうことになる。
暗転中にバイオニックランサーの「届く距離かどうかの判断」ができ、暗転終了と同時に「無敵時間を発生」させることができる。
例2)その後のスペンサーさんとイージスカウンター
- ワイヤーグラップル空振り → 真空波動拳 → バイオニックランサー → DHCイージスカウンター
先ほどの例1は近距離ではなく中距離での話の為、バイオニックランサーは即座にリュウに届かない。
この為、リュウ側はバイオニックランサーの暗転中にさらにコマンド入力し、DHCでタスクマスターの当て身HCを出すことが出来る。
実際、このように暗転返しでDHCを出すにはある程度の猶予が必要である為、バイオニックランサーを近距離で出されてた場合にはDHC成立自体が間に合わないこともある。(※バイオニックランサーの暗転前から入力することで近距離であってもリュウ側もディレイドは可能)
例3)その後のタスキーとカオティックフレイム
- ワイヤーグラップル空振り → 真空波動拳 → バイオニックランサー → DHCイージスカウンター → DHCカオティックフレイム
先ほどの例2ではリュウ側にDHCを行う猶予があった為、スペンサー側は当て身HCを喰らってしまった。
つまり、DHCイージスカウンター発動で暗転し、バイオニックランサーが当て身HCに接触するまでに猶予があれば、スペンサー側もDHCを行うことができる。
このような暗転返しの応酬は画面映えがするのだが、改めて文章にすると、
お互いに、ミスをしたんだか相手のミスを誘っているんだかよく分からないが、とりあえず相手のミスを狙うテクニックである。
暗転中の入力優先度
暗転中もコマンド入力は受け付けているのだが、この際のコマンドの認識はかなり特殊になっており、
- 間隔の長い入力も、間隔を無視して認識される。
- コマンドの途中で異なる入力が挟まっても認識される。
- レバー1方向1回のみの行動はコマンド認識されない。
├ 前進・後退 不可 (ダッシュ・バックステップは可)
└ しゃがみ・ノーマルジャンプ 不可 (スーパージャンプは可)
- 1ボタンとレバー1方向1回のみの行動はコマンド認識されない。
├ 特殊技 不可
└ ヴァリアブルカウンター 不可
├ 通常攻撃 不可
├ スペシャルアタック 可
├ ヴァリアブルアタック 可
└ 1ボタン長押しの特殊技 不可
特に上の2つの要素により、レバーとボタンの入力が大量にあった場合、かなりのコマンドが成立してしまうことがある。
その場合、各キャラ毎にコマンド成立の優先順位が決められており、入力からコマンド認識された中で、一番優先順位が高いコマンド行動が発生する。
優先順位はある程度似た順番になっていて、
必殺技よりHCの方が高かったり、
攻より
攻の方が高いことが多かったりするが、
攻攻と
攻攻などは、キャラによってかなり違う。
暗転入力での暴発
通称がアレなことで知られる、暗転入力で自分が出したかったのとは違う技が出てしまう暴発事故。
事故例とそれぞれの原因
■猶予があるはずのガード失敗
「こちらがフリーの状態で、相手がビームHCを撃ってきたので、ガードしようとしたらなぜか喰らった」
暗転終了から攻撃判定発生まで猶予があるにもかかわらず、ガードができないこのケース。
これは、
ガードが暗転中はコマンド認識されないのが原因。
ガードは暗転中には入力できず暗転終了後に入力しないといけないが、暗転中になにかのコマンドが認識された場合、
その行動の後にガードを入力していることになる。
暗転中から後ろ入れっぱなしでも、うっかりダッシュボタンに触れた瞬間、暗転後にダッシュ→ガードが確定する。
ちなみに実戦ではまず無いが、完全に暗転が始まってから
と入力してもバックステップが出る。
■違う技が出る
「暗転返しや最速ディレイドでHCを撃とうしたら違うHCが出た」
これは、
コマンド入力が重複し、優先度の高い技が成立してるのが原因。
暗転中の入力が、
__
攻であった場合でも、
「ルール1・間隔の長い入力も、間隔を無視して認識される」により、
攻として認識され、
「ルール2・コマンドの途中で異なる入力が挟まっても認識される。」により、
「×
攻」と「
×攻」の両方で認識される。
そして
×攻の方が成立優先度が高い場合、
はさっぱり出ない。
■正確にコマンド入力してるのに、違う技が出る
「トレモできちんと入力を確認しているのに、違う技にディレイドしたり、暗転返し失敗している」
これは、
暗転直後にレバー入力が入ってしまってるのが原因。
どんなに入力間隔が長くても、暗転中の入力ならば全て間隔無視なので、
入れっ放しのまま、暗転が始まると、そこからどんなに丁寧に入力しても、最初の入力は
になる。
系より
系の方が優先順位が高いことがほとんどなので、
前進してる時に相手に暗転されて、暗転に
入力が引っかかった場合、
系はほぼ出せない。
攻攻から
攻攻にディレイドする場合、
最初の
攻攻を入力してそのまま
を入れっ放しのまま暗転に入った場合、暗転中はどうやっても
攻攻は成立不可。
この場合は、暗転が終わってから入力すれば良いのだが、それだと間に合わないケースも多い。
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最終更新:2023年08月11日 01:43