205 : 名無しかわいいよ名無し 2008/02/25(月) 23:03:12 ID:TXAswwu20
カラオケ
萌香「無重力のサテライトに 浮かんでる感覚 So sweet 憂鬱な心も消えるの♪」
令裡「綺麗すぎた薔薇にこそ 棘の痛みがある~♪
強くなって今より♪ 守るべき誓いは 心が知ってるはず~♪」
ディーヴァ「海を渡る風は今日も 迷わずに明日に向かうのに 心はどうして 動き出せない~♪」
美夕「夜は不思議 現実をかくして 現夢を見せる♪」
夕維「月に招かれ 闇がひろがる~♪」
ヒロ「…どうしてみんなドリンク頼まないんだろ?」
月音「…考えないほうがいい」
231 : 名無しかわいいよ名無し 2008/02/26(火) 22:23:15 ID:AUqYfe8f0
折角だから書いていくか
若ウォルとロリカードの雪かき
「結構つもったなあ。」
「2月の末になるが、まあ、こんなもんだろう。
降り始めは綺麗だとは思えるが、積もると何とやっかいな事か…。」
ヘルシング邸の前で雪かきをしている少年と幼女。
スコップを動かしながら会話をしつつ、ちょっとした労働を
楽しんでいた。
「雨と違って流れる水じゃないからまだ吸血鬼にとっちゃマシなんじゃねえ?」
「雪解け水は流れるから嫌う奴もいるんだよ。この季節、冬篭りする奴
もいるんだ。」
「雪が路面で凍ったら人間にとっても厄介だしなあ。」
そんな事を話し合いながらも雪かきはあらかた片付き、一息つく二人。
「さて、家に戻ろうぜ、アーカード。・・・っておい、何やってんだ?」
「何って、雪球を作っているのだ。」
「へっ、雪合戦か?いいぜ?こんな時にしか出来ない遊びだ。」
「いや、こんな時にしか出来ない戦闘訓練をしようかと思ってな。」
アーカードは、雪をこれでもかと固めてガチガチの硬い雪球を作っている。
次から次へと、ちょうど百個も凄いスピードで。
「戦闘訓練? おいおい、そんな雪球をどうすんだよ。
・・・オイ、嫌な予感してきたぞ。」
ギュオン!!! と音をたてて衝撃波を伴ないながら
雪球がウォルターに向かって飛んできた。ウォルターは間一髪でそれを避ける。
「あ、あ、あぶねえだろーがよお!!」
「おお、避けたな。流石だ。」
「何考えてやがんだ!アホ吸血鬼!」
「戦闘訓練だよ。言っただろう?あと99個。避けてみろ。行くぞー♪」
「行くぞーっておい!」
ギュオン!! ギュオン!!
「うおおお!危ねえ!!速え!!」
「これが終わったら暖かいココアが待っている!避けろよー。ははははは。」
猛烈な音が轟く雪合戦はあっという間に終わったが
終わった後にウォルターは嫌な汗をびっしょりかいていたという。
261 : 名無しかわいいよ名無し 2008/02/27(水) 22:37:39 ID:zJtE1TpO0
アルク「ZZZ…」
セラス「…寝てるときは大人しいんデスけどね」
アルク「ムニャムニャ…エヘヘ~」
セラス「服がしわになるから、とりあえずパジャマに着替えさせて…」ゴソゴソ
秋葉 「セ……ラス先生」
セラス「!…ち、違」
アルク「んん…、セラスもっと優しく…ムニャムニャ(コンクリは痛いってコンクリは)」
秋葉 「…」
セラス「いやあああああああああああ~~ッ!そんな明日お肉になる豚さん
を見るような目で見ないでええええ~~~~ッッ!!」
263 : 名無しかわいいよ名無し 2008/02/27(水) 23:53:25 ID:MCLI7kDK0
「く、このDIOが」
小さな机を彼、DIOと黒髪の少女、金髪の少女、デブ。奇妙な面々が囲んでいた
状況は最悪、圧倒的であるはずの自分が手も足もでず。
手元に残された点棒は僅か3200点、彼にとって悪夢とも言える状況であった
張り巡らせた策の何もかもが裏目に出るのは何かの魔法か?
黒髪の少女にいたっては奇跡としか言いようがない運で回避しているように見えた
「女子供にここまで追い詰められようとはな、、、しかし!」
躊躇いが敗北に繋がることを彼は熟知していた
超越者である彼が、わずかな躊躇いによるミスで人間如きに敗北を。それも二度。
故に躊躇いはなかった。見ているものは何が起こるのかすら判らないはず
<スタンド>そう呼ばれる存在が動きを起こそうとした瞬間
人のものではない手が手首を掴み、そして握りつぶした
「勝負、特に賭け事はフェアに行うべきですわね」
つとめて穏やかな声で少女は語りかけた
汗が噴出す。いや、噴出す気がしてDIOは考えた
「小娘!?何をしたのかがわかるのか?」
そう思った瞬間
「ええ」
応えるかのように娘は微笑み
「ふん」
少女の向かいに座るデブが不機嫌そうな顔をした
282 : 名無しかわいいよ名無し 2008/02/28(木) 23:35:23 ID:oSznbxBw0
心愛「お姉ちゃん!高貴さは?信念は?理性は?それら一式一体どこに置いてきたの!!」
萌香「こ、高貴とかいきなりそんな事言われても…信念は月音の血飲み過ぎないことかな?
…きょ、今日はおやつの分我慢できたし」
心愛「朝あれだけガブガブ飲めば充分よ!部活動もしないで部室でおやつ食べて日なが一日ゴロゴロダレまくり
血の美味しい人にカプチューしてはデレちゃって 揚句あんなゆとりにドツかれてポコポコ子供のケンカ!
お姉ちゃんそれでも吸血鬼(ノスフェラトゥ)のつもりなの恥を知りなさい!!」
萌香「…こ、これでも我慢してるんだよ、ホントはもっと飲みたいんだから」
心愛「私が言いたいのはそういう事じゃないの!もっと吸血鬼らしく凛々しくしてって事!!
っていうより途中から聞いていなかったわね、お姉ちゃん!!」
萌香「き、聞いてたよ……えっと何だっけ」
心愛「お、お姉ちゃんの…お姉ちゃんのトンマーーーーーー!」
萌香「こ、心愛~~~~!?」
心愛「やっぱり私一人じゃお姉ちゃんを更生させるのは無理だわ…誰か吸血鬼の手本のようなヒトがいれば」
アーカード「こうしてポルポトは多くの同胞を血の海に沈めたのだ…くくくく、股ぐらがいきり立つと思わないかね?」
志貴(一学期では剣闘士ごっこ、夏休み前は十字軍VSイスラム…もう嫌だ勘弁してくれ)
太臓(魔女狩りの拷問実体験もう一度やんねーかな…)
心愛「!!」
283 : 名無しかわいいよ名無し 2008/02/28(木) 23:44:31 ID:/9L25wKG0
「ただの風邪ですな」
白い医者は患者に触れず、見もせずに断言した
普通なら医者に罵声を浴びせることも許される場面だが
この医者にそんなことを言える人物はいない
「そうか」
「そうです」
冷たくも美しい声で告げた。いつもならこれで終わりである。
凡百な薬剤師でも調合できる薬で治る病に、この美しい医者が興味を持つはずがない
それは神が定めた摂理とも言うべき必然であった
なぜ、椅子を立ち背を向けた男へ声をかけたのか?
「悠久の時を生き、そしてこれからも生き続けるダン・マルソーともあろう人が、なぜこのような町に?」
「君がそれを言うかね?」
「知るべきことがありまして」
「私もだ」
背を向けたまま患者、ダン・マルソーは語った
「吸血鬼というカタチを何も知らなかったと気づいた
これほどまでに多種多様にあると。同じ吸血鬼と呼ばれる間柄でありながら親近感を感じることが無く」
「それでいて敵ですらない、ですかな?」
それは全町民が感じていながら誰も口にしない秘め事だったのではないか?
この町において医者であり観察者であるメフィスト以外誰も口にしてこなかった言葉ではないか?
ダン・マルソーは無言で頷き「独り言だ」と呟いて
「この町にとって人こそが異種、妖物なのではないか
吸血鬼が人としての営みを続けられる唯一の場所なのではないかと」
「・・・」
振り向き、何も言わぬメフィストを見て
「これは驕り、か?ふふ、私にはわからないよ」
苦笑を浮かべた吸血鬼は
「誰にもわかりますまい。貴方にも、そして今の私にも」
苦笑を浮かべたままの患者、それを見上げるのは美しい医者
その空気を壊すインターフォンの音が響いた
「先生!ヤンさんとルークさんが!」
「燃やされたかね?食われたかね?」
「美しく切られました、郊外で」
「わかった、運びたまえ」
白いケープを巻いて席を立つ医者に患者は
「見つかりそうかね?」
その問いには応えず。今は患者の下へ向かった
299 : 名無しかわいいよ名無し 2008/02/29(金) 23:10:58 ID:NTZUhV360
おそらくはそれなりに値が張るだろう、がっしりとしたウッドチェアに座り
窓の外をさらさらと落ちる雨を見ながら
「お腹すいたなー」
ぼんやりと呟いた少女に背中から声がかけられた
「何をしている、婦警」
いつからそこにいたのか?真紅のコートを纏った長身の男がそこにいた
少女は驚くことなく「こんなのはいつものことだ」という様に自然と応える
「あ、マスター。あの、雨って嫌だなって
雨が無ければお日様がキラキラーってなるんだろうなって」
男は心の底から呆れた表情をつくる。絶句ともいえた
当然だ、この少女はなにをいっているのか?
吸血鬼の身で、夜を歩く者の身で
自らが望んで置いた自身を未だに持って理解していないのか?
だが、それも無理はないこと
この町は不思議だ、異様と言ってもいい
日の光はなにもかもを、ここにいる全てのものを受け入れた
それは一切拒絶することは無く、むしろ優しさすら感じるほど
「チッ」
歯噛みするように少女に背を向け
「忘れるなよ婦警。夜を歩くと決めた者に日の光は振り向きはしない
今がどうだろうと、例えどこだろうと、いつかはそうなる。いや、そうならねばいけないのだ」
「は、はい」
思わぬ怒気に緊張したのか、少女は立ち上がり男の背中へ応える
この感覚は気のせいか?
いつものように強く、圧倒的な力を備え、全てが恐れる背中に
ほんの少しだけ悔しさが
そして刹那の悲しみが見えたような気がした時
「婦警」
「ひゃ、ひゃい」
男は振り向き、奇妙なポーズをとったままの少女に用件を伝える
「客だ。くくっ、インテグラやウォルターとは大分合わないと見える。早く行ってやれ」
「はぁ」
「どうした?」
「うー、なんというか、飼うつもりの無い猫にペット禁止のマンションに居座られたというか」
「ははは、言うようになったな。行ってやれ、無碍にする好意でもあるまい」
「はぁ、気が進まないなぁ」
とてとて、と重い足取りで廊下へ消える少女を見送り
「騒がしくなるな」
と呟きながら長身の男は外壁へ沈み
外に出た時、その姿は小さな少女だった
「今日はなにをしよう?
おおそうだった、ストラウスが上手いラーメンがあると言っていたな」
外見相応の笑みを浮かべ少女は歩き出す
ふと「ぎにゃー」というかなんとも形容しがたい叫び声が屋敷から聞こえた
少し振り返り、また歩き出す
「塩か、とんこつか。お堅いあやつが薦めるのなら無難に醤油か?」
口元に浮かぶ笑みはそれ以外も望んでいるのだろう
最終更新:2008年05月07日 22:29