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ブルース・バナー

名前:Bruce Banner
デビュー:『インクレディブル・ハルク』(2008年)

概要

7つの博士号を持つ天才生物学者。

カルバー大学*で当時の恋人ベティ・ロスとともに行った放射線実験の被験者となり、ガンマ線を浴びて心拍数が1分間に200回を超えると緑色の大男(ハルク)へと変身してしまう体質となった。ハルクは、暴れている様子を見かけた学生が「廃船」と称したことから名付けられた。

変身をコントロールできない危険性から各地で潜伏生活を送っている。『アベンジャーズ』では、ナターシャ・ロマノフブラック・ウィドウ)にスカウトされ、悩みながらもS.H.E.I.L.D.*に協力してテッセラクトを捜索しつつ、アベンジャーズの一員として活躍する。ナターシャとはロマンスの展開もあった。

ブルース・バナー博士は、トニー・スタークとは科学者同士通じることがあり、トニーの失態の一つであるウルトロンの開発にも関与している。ピーター・パーカースパイダーマン)が通うミッドタウン科学技術高校*の理科室には彼の写真が飾られている。

ハルクの粗暴な人格では、サカール*グランドマスターの下でバトルロイヤルのチャンピオンとして君臨し、2年間の生活の中で知能が向上し自我が芽生えており、ブルースの人格とは嫌い合っている。かつてアベンジャーズとして共に戦ったソー・オーディンソンのことは忘れていたが、なんだかんだ友達になる。

アベンジャーズ エンドゲーム』では、ブルースの人格を保ったままハルクの姿と融合するスマート・ハルクになることに成功した。

エピソード

インクレディブル・ハルク

ガンマ線照射実験の失敗で心拍数200を超えると緑色の怪物に変身する身体になってしまったブルース・バナー博士。彼は協力者である恋人ベティ・ロス博士から離れ、逃亡先のブラジル*で5ヶ月ほど生活していた。ブルースは武術家に感情のコントロールを教わったり、ネットで出会ったミスター・ブルーのアドバイスをもとに身体を元に戻す研究を続けていた。ある日、勤務先の工場で生産している炭酸飲料ピンゴ・ドーセ*にブルースの血液が混入してしまい、アメリカ合衆国*の消費者が飲んでしまう。

ベティの父サディアス・ロス将軍はその報告からブルースがブラジルにいることを突き止め、エミル・ブロンスキーら精鋭部隊を送り込む。追っ手に気付いたブルースは工場へと逃げ込み、そこで心拍数増加により緑色の怪物に変身する。元の姿に戻ったブルースはヒッチハイクしてメキシコ*チアパス*を経由し、アメリカへと戻る。

ブルースはカルバー大学*の近くのピザ・ダイナーの店主スタンリーから、ベティが精神科医レナード・サムソンと交際していることを知る。スタンリーの計らいでブルースとベティは再会を果たす。ブルースはベティが保管していた研究データを受け取り、彼女に協力を仰ぐ。

翌日、ロス将軍に肉体強化の血清を投与されたブロンスキーがブルースの捕獲に訪れた。興奮状態となったブルースはベティの目の前で怪物化し、ロス将軍率いる部隊を制圧する。ロス将軍がガンシップからブルースを攻撃するが、ブルースは身を挺して近くにいたベティを守る。ブルースの変身した怪物はニュースでも報道され、ハルクと名付けられた。

逃亡生活を始めたブルースとベティは、ミスター・ブルーことサミュエル・スターンズ博士と接触し、解毒実験の末、元の姿に戻ることに成功した。しかし、程なくして待ち伏せしていたブロンスキーに捕獲されてしまう。しばらくすると、街中で新たな怪物アボミネーションが暴れ始める。ブルースは自分が代わりに戦うことを決意し、ロス将軍も承諾する。ブルースはハルクに変身し、アボミネーションと対決。怒りに身を任せてアボミネーションを殺そうとするが、ベティの声が通じて彼を生け捕りにする。

戦いの後ハルクは姿を消し、ブルースはカナダ*ブリティッシュコロンビア州*でひとり暮らしていた。

アベンジャーズ

2012年、ひっそりと暮らしていたブルースはナターシャ・ロマノフからアベンジャーズへの加入を勧誘される。テッセラクト(スペース・ストーン)がアスガルド*からやってきたロキ・ラウフェイソンに奪われ、テッセラクトの発するガンマ線を追跡して在り処を突き止めてほしいという依頼だった。トニー・スタークとともに研究を進めていたブルースだが、ロキはブルースの中のハルクを目覚めさせようと企んでいた。

S.H.E.I.L.D.*の空母に合流したアベンジャーズのメンバー(トニー、スティーブ、ナターシャ、ブルース)とソー・オーディンソンは、S.H.E.I.L.D.がアベンジャーズを組織した理由について疑念を持つ。議論は白熱し仲間割れが始まると、ロキに洗脳されたクリント・バートンが空母への攻撃を開始。ブルースも興奮してハルク化してしまい、ソーと戦いを始める。戦闘の最中、ハルクは墜落する。

スターク・タワー*の頂上ではロキに洗脳されたエリック・セルヴィグ博士が装置の準備をした。セルヴィグの装置が作動すると、ニューヨーク*上空にポータルが開き、ロキと手を組んだチタウリ*の軍団が地球*へと攻め込んでくる。ニューヨークはアベンジャーズ対ロキ&チタウリ連合軍の戦場となる。ハルクもニューヨークに合流し戦闘に参加した。

アベンジャーズを信じるS.H.E.I.L.D.長官ニック・フューリーの反対をよそに、S.H.E.I.L.D.を指揮する世界安全保障委員会*の決定により核ミサイルがニューヨークに撃ち込まれる。トニーは命懸けでミサイルをポータル外のチタウリ基地へと誘導し、ポータルが閉まるギリギリでニューヨークへと帰還する。気を失ったトニーはハルクに吠えられて意識を取り戻す。

ニューヨークの決戦が終わり、アベンジャーズはそれぞれの場所へと帰っていった。

アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン

ロキ・ラウフェイソンの杖セプターS.H.E.I.L.D.*内に潜んでいたヒドラ*のスパイ、バロン・ストラッカーに持ち出され、ソコヴィア*での人体実験に悪用されていた。アベンジャーズはセプター奪還のためにソコヴィアへ向かうが、人体実験で超能力を得た双子ワンダ・マキシモフピエトロ・マキシモフによって妨害される。アベンジャーズはセプターを取り返すが、トニーはワンダの能力によって幻覚を見せられてしまう。ブルースはナターシャ・ロマノフのフォローを受けながらもハルクの力を駆使してアベンジャーズとして活動を続けていた。

トニー・スタークとブルースの研究の末、セプターのマインド・ストーンを用いて人工知能ウルトロンを作って平和を守ろうと提案。直前に不穏な幻覚を見せられていたトニーはウルトロン計画を独断で進める。そんなことを知らないメンバーがアベンジャーズ・タワー*で祝賀会を開いていると、ウルトロンが自我を持ってJ.A.R.V.I.S.を攻撃。セプターを持ってインターネットを通じて逃走したため、トニーの研究は非難を受ける。

アベンジャーズは、人工知能のウルトロンが最強の金属ヴィブラニウム*を手に入れようとしていることを推測し、産出国のワカンダ*へと向かう。アベンジャーズは武器商人ユリシーズ・クロウの船内で双子と対決するが、ワンダに幻覚を見せられたスティーブ・ロジャースソー・オーディンソン、ナターシャが苦戦。混乱して暴れ出したハルクをトニーが止めるも、アベンジャーズによるヨハネスブルグ*の被害は大きく、非難の的になる。

クリント・バートンの家に避難したアベンジャーズは、そこでニック・フューリーと出会う。「ウルトロンが核ミサイルのコードを狙っているが誰かが妨害している」という情報をもらったトニーはオスロ*に飛び、密かに生き延びていたJ.A.R.V.I.S.がコードを守っていたことを知る。ウルトロンはヘレン・チョ博士を操りヴィブラニウムを用いたクレイドル(身体)を完成させるが、彼の目的が人類滅亡だと知ったピエトロとワンダが反旗を翻した。トニーはブルースの協力でクレイドルにJ.A.R.V.I.S.を送り込み、ヴィジョンを完成させる。ウルトロンの経験からヴィジョンを疑うアベンジャーズだったが、ソーのムジョルニア*を軽々と持ち上げたことから信頼を得る。一方、ナターシャは人質としてソコヴィアの基地に幽閉されてしまうが、ブルースによって救出される。

ウルトロンはソコヴィアの街を持ち上げて隕石として叩きつけようとする。アベンジャーズは街を降ろすことが出来ないため、ウルトロン軍団と戦いながら浮遊したソコヴィアから市民を脱出させ、ソコヴィア自体を破壊することにする。作戦は大方成功しウルトロンを全滅させるが、ソコヴィアの街は跡形もなく破壊され、双子のピエトロは市民を守るために犠牲となる。

戦闘後、ハルクはクインジェット*に乗ったまま姿を消し、カスピ海*でその信号は消えた。

シビル・ウォー キャプテン・アメリカ

サディアス・ロス国務長官がアベンジャーズにソコヴィア協定への同意を求める場面で、ニューヨーク*の戦いの映像にハルクの姿が映っている。

マイティ・ソー バトルロイヤル

ハルクを乗せたクインジェット*は惑星サカール*に落ち、ハルクはグランドマスターの運営するバトルロイヤルの無敵のチャンピオンとして人気を集めていた。新たな挑戦者と現れたソー・オーディンソンは2年ぶりに会ったハルクに声を掛けるが、ハルクは容赦なく襲いかかる。ハルクはソーの惑星脱出に協力する。

クインジェットに辿り着いたソーはナターシャ・ロマノフのメッセージ映像を再生し、冷静になったハルクは本来の姿ブルース・バナー博士に戻る。脱出のためにはクインジェットは当てにならなかった。ソーがハルクを逃がしたことに気付いたグランドマスターロキ・ラウフェイソンとスクラッパー142(ブリュンヒルデ)に彼らの捕獲を命じた。

サカールからの脱出方法を探すソーとブルースはスクラッパーと再会。スクラッパーはヘラへの復讐心からソーに協力を申し出、ロキを引き渡す。スクラッパーはソーの指示でコーグら奴隷たちを解放し、反乱が幕を開ける。宇宙船を入手したソー、ブルース、スクラッパーはグランドマスターの追っ手を振り切り、サカールを脱出してアスガルド*に到着する。

虹の橋ビフレスト*で追い詰められたヘイムダルと民たちのもとにソー、スクラッパー、ブルースが到着。ソーはヘラに戦いを挑み、スクラッパー、ヘイムダルは古代の戦士に挑む。ブルースはハルクに変身し、フェンリス*を仲間から遠ざける。

ヘラに追い詰められたソーはオーディンの幻から「アスガルドは場所では無い。人だ。」と告げられ、民を守るために雷の力を覚醒させる。ソーは民がいる限りアスガルドは不滅であると考え、ヘラのパワーの源であるアスガルドを消滅させることを決意する。ロキがラグナロクを引き起こし、復活したスルトによってヘラはアスガルドごと滅亡した。

ソーはロキに感謝を述べ、巨大な宇宙船に乗り込んだ民たちとともに地球を目指すのだった。しかし、ソーとロキの目の前に現れたのは不穏な宇宙船サンクチュアリII*の姿だった。

アベンジャーズ インフィニティ・ウォー

宇宙最強の敵サノスは6つのインフィニティ・ストーンを集めることで、全宇宙の人口の半減を企んでいた。アスガルド船団の前に現れたサノスの船団は、ソーの持つテッセラクト(スペース・ストーン)を狙っていた。ヘイムダルロキ・ラウフェイソンはサノスに殺害され、ブルース・バナーハルク)とソーは船外へと投げ出される。地球に墜落したブルースはドクター・ストレンジウォンにサノスの脅威を知らせた。程なくして、ストレンジの持つインフィニティ・ストーンの一つ、タイム・ストーンを狙ってサノスの部下ブラック・オーダーエボニー・マウカル・オブシディアンニューヨーク*を襲撃する。ストレンジ、ウォン、トニー・スターク、ブルース、ピーター・パーカースパイダーマン)は応戦するが、タイム・ストーンごとストレンジが拉致されてしまう。

ブルースはスティーブ・ロジャースキャプテン・アメリカ)、ナターシャ・ロマノフサム・ウィルソンジェームズ・ローズ(ローディ)、ワンダ・マキシモフヴィジョンと合流。サノス襲来に備えてヴィジョンの額からマインド・ストーンを取り出し破壊するため、高度な科学技術を持つワカンダ*へと向かう一行。シュリがヴィジョンのストーンを摘出する間、時間を稼ごうとするアベンジャーズとワカンダの兵士たち。ソー・オーディンソンロケットグルートも到着し、戦況は有利に思えたが、遂にサノスが到着してしまう。結局、サノスが到着してしまいヴィジョンはストーンを抉り出されて絶命する。

アベンジャーズの抵抗虚しく、全てのストーンを集めたサノスのデシメーションによって地球の人類の半分が塵へと消えていく。

アベンジャーズ エンドゲーム

2023年、人間とハルクのバランスが取れた姿となったブルース・バナーは、スティーブ・ロジャースナターシャ・ロマノフスコット・ラングの訪問を受ける。スコットらは量子の世界を利用してタイムトラベルすればサノスのデシメーションで消滅した人々を救えるのではないかと協力を依頼される。バナーとロケットブリュンヒルデと再会し、ニュー・アスガルド*ソー・オーディンソンを連れ戻そうとするが、ソーは酒浸りになりみっともない身体となっていた。

2023年、アベンジャーズ本部にスコット・ラングアントマン)が現れる。デシメーションが起こった瞬間、スコットは量子の世界にいて、わずかな時間で元の世界へ戻ってきたところ5年が経過していたのだという。バナーは早速本部へ向かいテストを開始する。

アベンジャーズにはトニー・スタークアイアンマン)スティーブ、ハルク、ソー、ナターシャ、クリント、ジェームズ・ローズ(ローディ)、ネビュラロケット、スコットが集合した。彼らはサノスよりも先に6個のインフィニティ・ストーンを揃える作戦を立てる。それぞれが一往復分のピム粒子*を手にタイムトラベルし、それぞれの時代と場所からストーンを回収する必要がある。

トニー、スティーブ、ハルク、スコットは3つのストーンが同時に存在していた2012年のニューヨーク*へ飛ぶ。ハルクはドクター・ストレンジと出会う前のエンシェント・ワンに会い、元の時間の元の場所にストーンを戻すという約束でタイム・ストーンを一時的に譲り受ける。

無事6個のストーンを入手したアベンジャーズは2023年に帰還したが、ナターシャのみが犠牲となってしまった。 ハルクによって、サノスのデシメーションで消された人々が復活を果たした直後、2014年のサノスが襲撃してくる。実は帰還したメンバーのうち、ネビュラは2014年の邪悪な頃のネビュラがなりすましているヴィランだった。トニー、スティーブ、ソーはサノスと戦うが、サノスは大軍勢を投入する。

ピンチを迎えたアベンジャーズの背後から、デシメーションから復活したヒーローと大量の仲間たちがポータルを通って加勢に現れる。スティーブの「アベンジャーズ、アッセンブル!」の掛け声とともに最終決戦が始まった。6個のストーンを奪取したトニーは自らの命を犠牲にしてインフィニティ・ストーンの力を発動し、サノスと軍勢を消滅させる。トニーは仲間たちに見守られながら息を引き取る。

トニーの葬儀の後、エンシェント・ワンとの約束を守るため、サム・ウィルソンファルコン)、バッキー・バーンズとともにインフィニティ・ストーンを元の時代と場所に戻すべくスティーブを過去へ送り込んだ。しかしスティーブは任務を終えた後独断で本来の人生を生きることを選び、老人となってハルクたちと再会した。

登場作品



実写キャスト



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MCUキャラ
最終更新:2026年06月15日 00:05